有彩@西川口 ~ 醤油らぁめん
西川口駅西口を出て北側にある「西川口一番街」内。かつては風俗店が密集していた一帯にあって、この店が入っているビルも昔はそうだったんじゃないかなぁという気配が濃厚(苦笑) 1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客ゾロゾロ。退店時には店内待ち客数名。
店内の券売機ボタン先頭の「醤油らぁめん(700円)」を注文。前回往訪時より50円値上がりしていましたが、依然として安めの価格設定。また並盛(150g)、中盛(200g)同値段なので中盛にしてもらいました。他に「塩らぁめん」「豚骨鶏魚介醤油らぁめん」「豚骨鶏魚介つけめん」とメニューに変化は見られず。
店内のレイアウトが非常に珍妙で手前ほぼ半分がぽっかりと空いており、店奥に縦長カウンター4席+2席、4人掛けテーブル1卓。もともと飲食店向けの造りじゃないんでしょうなぁ、多分。卓上には黒胡椒、七味、サバ酢。店主とオバチャンだけで切り盛りしているので、混雑時はちょっと待たされそう。
店内は相変わらず飾り気もなくて素寒貧としていますが、出て来たラーメンは文句なし。スープは雑味がないあっさり味。かえしも控えめにしてじっくりと鶏出汁のまろやかな旨みを味わえるよう工夫されています。以前はアクセントとしてほんのわずかに揚げネギが入っていたはずですが、それは止めちゃったのかな?。
麺は自家製の細めストレート。若干柔らかめの仕上がりでつるつる&しなやかな啜り心地が楽しめ、スープとの相性、絡み具合も言うことなし。券売機には「あっさりには並盛りがお勧め」との貼り紙がありましたが、中盛でもスープとのバランスが崩れたような感じは特にしませんでした。ただ中盛だとさすがに途中で飽きが来るので、貼り紙のお勧めに従って黒胡椒を少量投入すると刺激が加わって最後まで楽しめました。
脂っ気少な目のチャーシューは柔らかい仕上がりなのにこれまた噛み応えがあり、かつ肉の味わいもしっかり残っていてまずまず。他に白髪ネギ、青菜、メンマ、海苔。
今時のラーメンとしては安い上に、突き抜けて美味い。さすが西川口の至宝、珠玉の一杯。相変わらず恐れ入りました。
| 固定リンク