大宮担々麺@日高屋
日高屋が今年4月1日から期間限定で発売中の「大宮担々麺(640円)」を試食。辛さのレベルを聞かれたのが意外でしたが、メニューには確かに辛さを調整できる旨が書かれていました。なんでわざわざブランド力がないどころか、「オレンジ色の冴えない奴ら」が対句となって出てきそうな「大宮」を冠しているのか全く判らず。
スープが真っ赤&にらやたまねぎをたっぷりの卵で閉じてある辺り、日高屋の冬の定番「チゲ味噌ラーメン」と非常によく似た感じの一杯。ただ似ているとはいえキムチは見当たらず(その代わりにザーサイ)、おまけに味噌の味わいを後退させたせいか、コクや旨味が「チゲ味噌」から大幅に後退しているように感じました。
「ポークとチキンのWスープに昆布をベースとした塩味のスープを合わせた」ものだそうですが、出汁の旨味が唐辛子やにんにくにかき消されてしまったのでしょう。また担々麺といっても「ゴマダレ」や花椒など各種スパイスの要素が一切ありません。
日高屋の麺類に共通する麺の不味さにはいまさらとやかく言いませんが、「チゲ味噌」を辛うじてJ1で通用する一杯として成り立たせていた大黒柱をぶっこ抜かれて、そのままJ2暮らしを余儀なくされている「大宮」らしい一杯でした。
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