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2019.06.30

ターバンカレー 本店@金沢・香林坊 ~ Lセット・中

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 金沢カレーの有名店のうち「ゴーゴーカレー」と「カレーのチャンピオン」は試食済みなので、今回は「ターバンカレー」を試してみました。もっとも金沢カレーが本命ではなく、予定していた回転寿司がまさかの中休みで致し方なく転進した次第ですが(苦笑)。

 往訪したのは香林坊・石川四高記念文化交流館の向かいに建つ「ターバンカレー本店」。本店といってもカウンターが10席、2人卓が3つある程度のこじんまりした店で、家族で経営してるっぽい感じ。先客ゼロ、後客1。

 店内のメニューを見て、一番人気の「Lセット・中(880円)」を注文。「Lセット」とはハンバーグ・ウインナー・ロースカツの3点盛で、いかにも学生向きの一品です。この店はライスの量が小・中・大・特大の4段階あり、それにプレーンな「ターバンカレー」から順にトッピングを加えてナンボという形。「ココイチ」と比べるとやや安めでしょうか。

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 注文を受けてからロースカツを揚げていたので、出来上がりには時間がかかり、ターバンカレーを注文した後客に追いつかれてようやく登場。

・ルーは黒色濃厚でドロッとしている。
・ステンレスの皿に盛られている。
・付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。

といった辺りは、他の金沢カレーと全く同じ。

 「20種類以上のスパイスと地元の食材を積極的に地産地消し、毎日丁寧に仕込んだ旨味とコクを凝縮させた秘伝のこだわりカレー。黒色・濃厚・中辛で、こってりとしたコクのある金沢名物の味。」というのが店のウリ文句ですが、ルーは全然辛くないし、スパイシー感ももうひとつ。旨味で押すタイプで酸味もやや強めといったところでしょうか。ただ何かトッピングを付けないと物足りないのは明らか。

 またロースカツがあるにも関わらずフォークは付いて来ず、「先割れスプーン」で食べるというのは慣れないと結構違和感があります。ロースカツは薄いものの、それなりに柔らかくてカレーのトッピングとしてはこんなもんかといったところ。「中」だとご飯自体はさほど多くありませんが、ハンバーグ・ウインナー・ロースカツと油モノ3連続攻撃の威力は凄まじくて、終盤はスプーンが止まりがちに。

 そこで箸休めにキャベツが活躍。でもそのキャベツの量が多いわけではないせいか、卓上には別途福神漬も置いてありました。

 金沢カレーも一通り食べてそれなりに満足。どれを食べても可もなく不可もなしという印象ゆえ、もうわざわざ金沢に来てまで食べることはないだろうなぁ。「ゴーゴーカレー」なら川口でも食える時代ですし(笑)

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2019.06.29

珍達そば@秩父・御花畑

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 西武秩父駅の北隣、秩父鉄道御花畑駅と秩父市役所に挟まれたエリアに立地。先客1、後客7。

 券売機はなく、メニューを見て店お勧めの「珍達そば(700円)」を注文。他の客も全員これを注文していました。ランチサービスなし。

 メニューは他に「らーめん」「みそらーめん」など。

 店内はカウンター5席と4人卓×2、小上がりに4人卓×3。卓上にはホワイトペッパー、醤油、酢、豆板醤、ラー油。

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 スープが溢れんばかりになみなみと注がれた状態で登場。壁に貼られた雑誌の切り抜きによるとスープはカタクチイワシとゲンコツを炊いたものだそうですが、ごま油の香りと味わいが強烈すぎてバランスを著しく逸してるように感じました。当然ながらベースの出汁の味わいなんて皆目判らず。

 麺は極細麺ストレート。「大盛」を注文している方が何人もいたので量が少ないのかと思いきや特にそんな感じは受けず、むしろ多めなくらい。食べているうちに麺がどんどん柔らかくなってゆきます。

 埼玉県北部で生産された「土男ネギ」を使用したとのネギがやたらたっぷりと添えられていますが、ぶっとい白ネギはあんまり好きじゃないんだなぁ(だったらこんなもん頼むなよ!というご批判は甘んじて受けます)。他に細切りの豚肉が少々。

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2019.06.28

NOODLE VOICE@池袋 ~ 中華そば

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 池袋駅に隣接するメトロポリタンプラザ南向かいにあるファミマの斜向かい。近隣に「舎鈴」あり。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭は「濃厚ホタテそば」でしたが、900円と高いので「中華そば(780円)」を注文。ランチサービスなし。他に濃厚ホタテつけそば、中華つけそばなど。

 店内はL字型カウンター9席と4人卓×3。椅子がクッションもなにもないただの板っちゅーのはちょっと辛い。卓上調味料はブラックペッパーとピンクロックソルト。

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 スープは鶏ベースのようですが、なぜか脂の層が分厚くて唇がベタベタするレベル。しかも醤油ダレも強めで最初はちょっと味が濃すぎかな?と思ったのですが、しょっぱいと感じる一歩手前のところ、出汁の旨味を阻害しない範囲でまとめており、悪くはありません。

 麺は並太ストレートで、黒い粒々が確認出来る全粒粉混じりのもの。自家製麺かな? どういうわけか硬めの仕上がりで食べ初めは少々ざらざわ、ゴワゴワした食感でしたが、すぐにスープに馴染んでいきました。

 小さいチャーシューは切り置きで、予めバーナーで炙っていました。メンマは大ぶりかつちょっと筋っぽい感じでイマイチ。他に海苔、柚子皮、笹切り青ネギ。

 ハズレではありませんが、リピートしたくなるほどの惹きもなし。「濃厚ホタテそば」を食べないとこの店の真価は判らないのかもしれませんが。

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2019.06.27

牛とろ玉うどん@丸亀製麺

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 丸亀製麺が6月4日から期間限定で発売中の「牛とろ玉うどん・大(790円)」を試食。温/冷を選べるので「冷」で。

「毎年ご好評をいただいている」との話ですが、丸亀製麺って「牛すき釜玉うどん」とか「肉うどん」とか「牛山盛りうどん」とか、うどんに牛肉を乗せたメニューを手を変え品を変え出してくる記憶があるものの、「牛とろ玉うどん」を食べた記憶はなし。

 なお玉ねぎありの「玉とろ」と玉ねぎなしの「牛とろ玉」を併売していてネーミングが紛らわしいせいか、店員から何度も玉ねぎの有無を確認されました。

 先に麺と温泉玉子だけもらい、会計を済ませている間にレジ前で焼いてもらった牛すきを後からうどんの上に乗せるというオペレーション。焼き上がりにちょっと時間がかかるので、混んでいる時は避けたほうが良さげ。

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 「牛とろ玉」は「牛肉を甘辛い割り下で味付けをし、コクのある温泉玉子とネバネバ食感のとろろを合わせました。」というのが丸亀製麺のウリ文句。確かに牛肉自体は柔らかく仕上がっていて悪くはないものの、かなり甘ったるくて濃い味付け。それゆえ温泉玉子やとろろを絡めて味わいをマイルドにしてナンボという感じ。

 以前食べた「牛すき釜玉うどん」より汁気が少ないせいか「麺と牛すきの一体感のなさ」という問題点は幾分解消された反面、せっかくの汁に割り下が混じることでやたら味が濃くなってしまって飲めないという問題ががが。この辺の微妙な調整はチェーン店では無理でしょうなぁ。

 期間限定とはいえ定例化しているくらいなのでそれなりに人気があるのでしょうけど、個人的にはちょっと微妙という評価です。やっぱり牛肉はご飯のほうが合うかと。

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【TV観戦記】ACL2019・ラウンド16第2戦:蔚山 0-3 浦和 ~ 完璧じゃないか、我が軍は。令和の虎退治!!

・第1戦のホームゲームを1-2と、1点差ながらアウェーゴールを2つも献上する形で敗れた浦和。ラウンド16勝ち抜けのためには第2戦敵地で2-0、あるいは3点以上取って勝たなければいけないという、不可能というほどではないがかなり難しいミッションをこなす必要に迫られました。

・しかし、敗れたとはいえ第1戦で大槻監督なりに「これは勝てる!!」という手応えを得たのでしょう。ACLでは珍しく、第1戦との間に全く試合がなくて空いた1週間をフル活用して蔚山を徹底的に分析し、その弱点の突き方=サイドからのクロス攻撃を仕込みに仕込んで堂々の逆転勝ち!! 

・しかも前半のうちに先制して相手をそのまま守りきるのか、一転して攻めに出るのか難しい心理状態に追い込み、蔚山が反撃に転じるには残り時間が少なくなったところで2点目を取ってトータルスコアで一気に逆転。さらにその残り少ない時間でダメを押して相手の息の根を止めるというこれ以上ない完璧な試合運び。いやはや、久しぶりに強い浦和を堪能させていただきました。

・AFC公式サイトによるとシュート数は16対4、うち枠内5対1と蔚山を圧倒。そして浦和が24本ものクロスを放り込んでいるのが目を惹きました。

・第1戦の非常にバランスの悪いスタメン構成&謎過ぎる選手交代を見て、「大槻監督はACLを選手の適性の見極めの場として割り切ったのかもしれません。」と記しましたが、第2戦の完勝を見るとその観測はあながち間違ってはいなかったけれども「ACLを捨てる」という意味での割り切りではなく、「180分で勝てばいいので、最初の90分は蔚山相手に通用する選手を見極めるために使う」という意味での割り切りだったと考えれば合点が行きます。宇賀神の右WB起用&杉本の途中投入が当たったのは、第1戦を受けての成果でしょう。

・また蔚山には公式ツアーだけで約700人、さらに個人手配で約300人、合計1000人もの赤者が駆け付けたんだとか。大雨に祟られたせいもあってか観客はわずか3000人ちょっとなので、ほぼ1/3が赤者。しかも平日に敢然と渡海する精鋭中の精鋭だらけ。従ってG+で見ている限りは赤者の声量が完全にスタジアムを支配し、客がいることに不慣れなせいか、集音マイクがしょっちゅう音割れするわ、ノイズ音を出すわというテイタラク。これまた浦和の完勝に一役買ったのでしょう。現地組の皆様、誠にお疲れさまでした!!

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・大槻監督は第1戦から杉本→ファブリシオ、森脇→宇賀神、鈴木→マウリシオとスタメンを3名入れ替え。長澤・橋岡がベンチ入りした一方、荻原・岩武・汰木・鈴木はベンチ外と、ベンチ入りメンバーまで含めて大槻監督らしくダイナミックに選手を入れ替えてきました。故障明けのファブリシオをいきなりスタメン起用したのは少々驚きで、しかもファブリシオの位置は1トップではなく左シャドー。

・蔚山はイ・グノがベンチ外だったり、キム・ボギョンがベンチスタートだったり、さらに最終ラインをなぜか2名も入れ替えるなど、こちらもスタメンを弄ってきましたが、試合の入り方はほぼ第1戦と同じ。基本4-1-4-1ながら、守備時は浦和WBと対峙したSHが最終ラインに吸収される格好で5-4-1っぽい守備ブロックを形成しての判りやすいカウンター狙い。しかもあまり前から追ってこないところまで第1戦の前半と同じでした。

・浦和は必然的にボールを持たされる展開となり、相手守備ブロックの前でボールをぐるぐる回す羽目になり、中央を固めている相手に縦パスがなかなか入れられないところまで第1戦と同じでしたが、ここで大槻監督が仕込んだ作戦はざっくり言えば2通り。一つ目が「ファブリシオ撃て撃て作戦」。

・マウリシオも含めて蔚山守備ブロックの前からミドルシュートを放つ場面が何度か見受けられました。ファブリシオはオリヴェイラ監督末期に無理やり出場させられた時期よりはコンディションは良さげに見えましたが、ボールを欲しがって下がってくる場面が目立ち、シュートレンジが広いとはいえそのシュートレンジで前を向く機会が少なく、「ファブリシオ撃て撃て作戦」はせいぜい相手を威嚇するだけであまり奏功したとはいえず。

・そこで大槻監督が軸に据えたのがサイドからのクロス攻撃。しかも「山中千本ノック攻撃」ではなく、大きくサイドチェンジしてからの右サイドからのクロス攻撃。8分右サイドからボックス内に侵入した武藤がクロス、9分宇賀神のクロスのこぼれ玉をなぜかクリアミスしてあわやオウンゴールという場面、17分槙野が武藤へ大きく展開→宇賀神クロスと意図は見て取れましたが、これもなかなか決定機には至らず。

・18分山中CK→槙野どフリーでヘッドの絶好機ではポストに嫌われ、逆に36分縦パスに反応して抜け出しかかった19番(パク・ヨンウ)へのマウリシオの対応が軽率で一気にボックス内に侵入される大ピンチがありましたが、相手がシュートを撃つのかパスを出すのか迷ったのが幸いして岩波が戻って来たので、シュートは力なく西川のもとへ。

・ここまでは「とにかく点を取られなければいい。あわよくばカウンターで追加点狙い」という蔚山の思惑通りの試合展開でしたが、41分ついに浦和の狙いが結実。岩波の縦パスを受けた宇賀神が対面の7番相手に縦に勝負を仕掛けてクロス→興梠がボックス内中央で上手くCBのマークを外してヘッド!! 右WBの宇賀神は左ほど攻撃に多くを期待できないと思っていただけに、ここで見せたクロス精度にはびっくり。

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・先制された蔚山はキム・ボギョンをFWに投入して4-4-2気味にフォーメーション変更。それ自体は第1戦の後半と同じですが、第1戦と違って依然として前から追って来ず、依然として守備的な構え。蔚山はアウェーゴール差でリードしているとはいえ1点取られると逆に窮地に追い込まれるという難しい立場。浦和はどっちみちもう1点必要で、蔚山に1点取られても大きなダメージにはならないというある意味気楽な立場ゆえ、60分あたりから大攻勢。

・60分には武藤→山中と大きく振って、山中のクロスに後方からなんと岩波が突っ込む良い形。64分には槙野の縦パスから武藤→興梠→武藤の決定機。この辺が勝負時と判断したのか大槻監督は65分にファブリシオに代えて杉本を投入し(ファブリシオが故障明けなので予定通りの交代かもしれませんが)、さらに75分には岩波に代えて長澤を投入して長澤トップ下の4-3-3、あるいは4-2-4にすら見える超前がかりの布陣に変更して大勝負に。

・この時間帯になると蔚山も汚いファウルを繰り出すわ、傷んだふりをして倒れる選手が続出するわと、なんとか試合をぐだぐだ模様にしようとすっかり鹿島ばりの劇団員に成り下がる始末。そしてなぜか無実の罪を帰せられてイエローをもらうマウリシオ。

・しかし、第1戦で蔚山相手にバリバリ通用することが証明済みの杉本投入の効果は絶大。79分マウリシオ→宇賀神クロス→杉本ヘッドで折り返し→興梠の決定機は枠を捉えられなかったが、80分右サイドに進出したマウリシオのクロス→ファーから侵入した興梠ヘッドでついに2点目をゲット!! ゴールを叩きこんだ興梠もさることながら、この2回の決定機で杉本がDFを2人も引き付けているのがでかい!! ついに浦和で居場所を見出した杉本。ありがとう!!

・合計スコアで逆転したところで大槻監督はすがさず宇賀神に代えて森脇を投入し、フォーメーションを3-4-2-1に復して逃げ切り体勢に。蔚山の後半の選手交代はどれもこれも不発で、おまけに猿芝居で時間を浪費したのが結果的に自分で自分の首を絞める格好に。そんな蔚山を尻目に87分浦和のカウンターが炸裂。山中クロス→ファーで杉本折り返し→武藤と一緒にボックス内に突入していたエヴェルトンが詰めてダメ押し。

・蔚山は昨年も水原相手に第1戦の優位を第2戦でひっくり返されたようですが、今回は日本のクラブ相手にホームで大差を付けられての大逆転負けと屈辱的な要素がてんこ盛り。キム・ドフン監督は前日の記者会見で「浦和レッズには警戒する選手がいない」みたいなことを言い放っていたようですが、この結果を受けてクビが飛ぶどころか日本海に身投げを求められるのではないかと(笑)

・そしてホーム側サイドスタンド上段に掲げられていたあの虎の置物は豪雨とこの結果を受けてどうなったのだろうか・・・

-----興梠-----
--ファブリシオ---武藤--
山中-エヴェル-青木-宇賀神
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
41分 興梠
80分 興梠
87分 エヴェルトン

(交代)
66分 ファブリシオ →杉本(杉本が1トップ、興梠がシャドーへ)
75分 岩波→長澤(長澤トップ下の4-3-3)
83分 宇賀神→森脇(3-4-2-1に戻って、長澤右WB、森脇右CB)

 

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2019.06.26

【TV短感】フランス女子W杯決勝T1回戦:日本 1-2 オランダ

・前半はオランダの厳しいプレッシング&球際の強さに圧倒されて日本はビルドアップもままならず、オランダは優勢な時間帯のうちにCKで先制。しかし、日本が数少ない決定機を活かして前半のうちに追いつけたのが大きく、オランダの運動量が落ちた終盤は日本が立て続けに決定機を掴み勝利目前と思われたが、AT突入直前に熊谷がエリア内ハンドでPKを取られて突き放され、そのまま試合終了。

・決めるべき時に決めないとこうなる、というサッカーにありがちな試合展開で、オランダに決定的に崩された場面は少なく、選手達は負けた気がしないかもしれませんが終わってみれば負けている。そんな試合でした。かつては劣勢の試合を凌ぎに凌ぎ、わずかなチャンスを活かして紙一重の差で勝つような試合展開で勝ち進んできた日本が、逆に紙一重の差で負けるようになったとも言え、そういう意味では日本の緩やかな衰退を象徴する試合だったのかもしれません。

・熊谷のハンドは新規則で言えば「手や腕を用いて意図的にボールに触れ」たわけではないけれども、「手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした。」に該当するのかな? まああれだけ腕を広げていれば取られても仕方がないハンドだと思います。ベテランCBにしてはいささか迂闊。PKもGK山下が先に動いてしまってどうにもならず。

・また先制点を取られた場面もいかにも迂闊。オランダCKで、高さに勝る相手のハイボールばかりを警戒していたためかもしれませんが、低いボールをどフリーのマルチンスにニアで合わされるってなんじゃそれ??

・ただ前述のように前半オランダは前から厳しくプレッシングをかけ、かつ球際で勝ちまくって日本のビルドアップを寸断しまくっていたのに、そこからの攻撃が非常に稚拙。立ち上がりに清水の裏を突く形で左サイドのクロスから2回決定機を作り、「こりゃいけるで!!」と手ごたえを掴んだのが却って仇となったか、先制後は清水の裏へやたら縦ポンを蹴るだけの単調な攻撃に堕してしまってポゼッション優位を全く活かせず。

・日本は前半ビルドアップにこそ苦しんだものの、前線にボールが繋がればオランダDF陣は日本の速いパス回しに付いて来れないことが徐々に明らかになり、20分長谷川→菅澤の決定機はポストに嫌われたものの、43分杉田→菅澤ポスト→岩渕スルーパス→長谷川で同点。

・オランダのしょぼい攻撃にも慣れ、かつオランダの運動量が落ちた終盤。高倉監督が珍しく効果的な選手交代(中島→椛木)を見せたことも相まって71分長谷川、76分岩渕、79分杉田、80分椛木と立て続けに決定機。ところがバーに嫌われ、オランダGKの好守もあって得点ならず。

・PKを取られた場面は、そもそもオランダが久しぶりに地上戦を仕掛け、鮫島が右WG21番のスピードにわずかに後れを取ったのが契機。日本も相手の出方の変化について来れなかったといっていいのかも。突き放されて残り5分になって、熊谷を前に上げてのパワープレー=なぜか日本のストロングポイントではないところで勝負をかけるとは(苦笑)。

・結局2位でグループステージを突破したものの、4試合やって1勝1分2敗。しかもその1勝(vsスコットランド)は清水のエリア内ハンドを主審が見逃す&VARもなぜか発動しないという幸運に恵まれたもの。強引に世代交代を進めている過程なので、今大会の結果にはそもそもたいして重きを置いていないのかもしれませんが、イングランド&オランダと欧州トップレベルに連敗した事実をJFAはどう捉えるのかな?

・オランダ戦に関して言えば敗因は決定力不足に尽きるのかもしれませんが、リーグ3年連続得点王の田中美南を選ばなかったツケがこんなところで噴出したとも言え、そもそも監督の選手選考に問題があるような気がしてなりません。


---岩渕--菅澤---
長谷川-------中島
---杉田--三浦---
鮫島-市瀬--熊谷-清水
-----山下-----

(得点)
17分 MARTENS
43分 長谷川
90分 MARTENS(PK)

(交代)
72分 中島→椛木
90+1分 岩渕→宝田

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2019.06.25

山笠ノ龍@浅草橋 ~ (博多風)味玉らーめん

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 総武線浅草橋駅東口を出て、通りを挟んで斜向かい辺り。すぐ近くに「松屋」があるなど、外食チェーン店だらけのところに立地。ほぼ3年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客4。

 屋号からある程度想像がつくように博多風豚骨らーめんが売り物の店。店内の券売機で「味玉らーめん(750円)」を注文。「らーめん」だと650円とかなり安めの価格設定で、さらにランチタイムはライス無料サービス付き。堅さの好みは聞かれませんでしたが、堅さのかたさの調整は出来る旨、券売機機に貼り紙があり、実際「硬め」を注文している後客がいました。

 メニューは他に「中華そば」「担々麺」「味噌らーめん」など。中華そばもバリエーション豊富ですが、「らーめん」とどう違うのか明示してないのは不親切極まりないような気がします。

 店内は縦長L字型カウンター10席強。水セルフ。卓上には紅生姜、辛子高菜、白ゴマ、生にんにく、酢、醤油、ラー油、胡椒、柚子胡椒、一味などやたら賑やか。

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 わずかにとろみがあるスープは豚骨臭皆無。それはともかく、豚骨出汁があまりにもマイルド過ぎて物足りません。前回往訪時は「思いの外豚骨出汁の旨味がしっかり出ていて悪くありません」という感想を抱いたのですが、現状ではとてもそんな評価は出来ません。致し方なく、早々と辛子高菜を投入。

 麺はカネジン食品の極細ストレート麺。デフォルトでもやや堅めで、個人的にはこれで十分。

 具はきくらげ、薄くて小さいばら肉チャーシュー、刻み青ネギが少々。味玉はあんまり工夫を凝らしているようには伺えず、ほぼ卵の味しかしないような・・・ これだとライスのおかずには力不足で、スープの力を借りる羽目に。

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2019.06.24

味幸@新宿御苑前 ~ 中華そば

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 新宿通り「新宿1丁目」交差点を北へ。「花園小学校東」交差点の東辺り。最寄り駅は丸ノ内線新宿御苑前駅ですが、店の住所はもはや四谷。近所に「志いな」あり。八王子ラーメンの人気店が都心部に進出したものだそうで、店先の看板にも「八王子36年の老舗」と記されています。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機で基本と思しき「中華そば(750円)」を注文。ランチサービスなし。非常にシンプルなメニュー構成で、他に薬味ラーメン、チャーシュー麺、メンマラーメンなど。

 店内は店右側に縦長カウンター6席、左側に4人卓×1、2人卓×4。卓上には胡椒、酢、おろしにんにく。

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 スープは動物系出汁がベースのようですが、それよりも醤油が前に出る感じ。ただ醤油の個性なり癖なりが強くて前に出ているというよりは、出汁がじんわりと形容するのもちょっと微妙な感じなので、否応なしに醤油が前に出ているみたいなバランス感。出汁の物足りなさを唇がピタピタするくらいやたら多いラードでなんとか補っているような印象を受けました。見た目と違ってしょっぱくはないのが救いですが。

 麺は細めのストレート。水気の少なそうな、少々ごわついた感じの食感でやや硬めの仕上がり。

 メンマがまるでなめ茸のように細く刻まれているのが特徴的。他にチャーシュー、、ナルト、海苔、刻み玉ねぎ。

 ここはそこそこ美味いラーメン店が散在しているどころか外食店がやたら多いエリア。その中でこの感じだと「八王子ラーメン」の新奇性に惹かれたラヲタ需要が一巡した後はしんどいと思いますよ。

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2019.06.23

鶏めし弁当@小淵沢・丸政(甲府駅にて入手)

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 甲府駅は中央本線を代表する大駅にも関わらず地元の駅弁業者がかなり昔(2002年)に撤退してしまい、現在は小淵沢の「丸政」が出てきている状態。しかも甲府駅では「元気甲斐」「高原野菜とカツの弁当」といった丸政を代表する駅弁は見当たらず、正直かなりしょぼいラインナップです。甲府は新宿まで特急で1時間半とガッツリ弁当を食うには微妙に時間が短いせいか、「かつサンド」みたいな軽いものしか売れないからかなぁ・・・

 さりとて駅ビルで駅弁代わりになりそうなものを買おうにも、これまたテナントがデパ地下並みに充実しているわけでもなく・・・

 ということで、やむなく改札口脇の売店(残念なことに駅構内!)のしょぼい品ぞろえの中から「鶏めし弁当(980円)」をチョイス。「鶏めし」はまぁどこで食べても大差がないというか、当たりはずれが少ないのでこういう時には無難と言えば無難。そしてここは「甲州甲斐味鶏をテリヤキに使用」というのがウリ。

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 鶏の照焼きやつくねが乗っているせいか、鶏そぼろ煮が超薄味の茶飯一面を覆っていないどころか、半分以上「海苔弁じゃね?」という衝撃の新事実!! 従ってご飯としての評価はイマイチですが、件の鶏の照焼きやつくね、そして煮物(里芋・にんじん・うずらの卵・こんにゃく)、玉子焼と酒のアテになるものがいろいろ入っているからまぁええか・・・ ただ真っ赤なかぶの酢漬けがやたら酸っぱいのには参りました。

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2019.06.22

甲府日帰り旅行2019

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今年は幸か不幸か甲府戦がありません。だからというわけではありませんが、特急「かいじ」号が50%割引となる企画きっぷが期間限定発売されたのに契機に甲府へ日帰り旅行に行ってきました。甲府に着いたらとりあえず「ほうとう」というのはもう条件反射みたいなもん。

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武田神社へお参り。なんだか妙にリアルに描いた大絵馬が気になりました。

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武田神社の近くに今年4月「甲府市武田氏館跡歴史館」が出来ました。「信玄ミュージアム」という別名が付いていますが、現在は武田神社になっている「武田氏館跡」の発掘調査結果を展示したもので、信玄公の足跡を辿り、その偉業を顕彰する趣旨ではないので正直めちゃ地味です。

武田氏館跡は勝頼の新府城築城によりいったん放棄されたものの、武田氏滅亡後に甲府に入った織田、豊臣、徳川系の家臣によって甲斐の統治拠点として利用されていたのは個人的には盲点で、その間武田氏統治期以上に館がガンガン拡張されています。もっともそれも甲府城が出来るまでの話。

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最後は湯村温泉へ。甲府駅の北西、バスで10分強のところにある温泉で古い歴史をもっていますが、平地にあり、しかも甲府市街に完全に取り込まれた格好なのであまり温泉街っぽくありません。ブドウ畑の中に突然温泉が湧き出た石和温泉とは同じ平地の温泉といってだいぶ趣を異にしていて、山口の湯田温泉と似たような感じ。

入ったのは湯村温泉バス停そばの「甲府記念日ホテル」。旧「甲府富士屋ホテル」で甲府屈指の格式高いホテルで、入浴料金も1500円とチト高いだけあってタオル、バスタオル付き。

大浴場は3階。風呂は大小の内湯と、露天風呂一つ。ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉ですが、カルキ臭くて循環ろ過式ゆえか塩気も微妙で、お湯にこれといった特徴はありませんでした。お休み処として大部屋を開放している様子もなく、浴場入り口前のロビーで休めるだけかな?

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2019.06.21

番家@南越谷 ~ (喜多方風)中華そば

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 武蔵野線南越谷駅の北側。南越谷ゴールデン街を抜けて、さらに北へと延びる路地沿い。先客6、後客5。「喜多方ラーメン」がウリの店で、なんと「朝ラー」も敢行。駅近ですし、場所柄都心へ向かう通勤・通学客で朝から賑わっているのかな?

 店外にある券売機で「中華そば(780円)」を注文。メニューは極端に絞り込まれていて、あとは「肉そば」のみ。ランチサービスはなく、ご飯物もないせいか、「大盛(+100円)」を注文する客が目立ちました。

 店内はL字型カウンター8席と2人卓×3。卓上にはほぼ透明な中華そばタレと胡椒のみ。

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 お湯か!!と見紛うばかりの透明感あふれるスープは豚骨ベースでしょうか。配膳時に「味が薄かったらタレで調整してください」と言われましたが、別に味が薄いとか物足りないという感じは全然せず、出汁の旨味を活かすという意味からも必要にして十分な程度の味付け。程よく煮込まれたバラ肉チャーシューをちびちび齧ることで塩気や旨味を補給できますし。

 麺は自家製の「手打ち熟成多加水麺」で、いかにも喜多方ラーメンらしい強い縮れ入りの中太麺。つるつるした食感、しっかりした噛み応え、そしてスープの絡み、全てパーフェクト。

 具はチャーシューの他にメンマ、麩、刻みねぎ。麩がやたら大きくて汁を吸わずに硬いところが残りがちなのが残念。せめてこの半分くらいのサイズのもののほうが良さげ。

 かなり完成度の高い一杯で近所の方には重宝されると思います。ただこの系統の喜多方ラーメンは「坂内食堂」系列のチェーン店の出来が非常に良くて、値段や平日の半ライスサービスを考えると、あれで十分なんじゃね?という思えてならないのもまた事実。ちゃんぽんにおける「リンガーハット」同様、個人店が越えるには結構高いハードルと思いますよ、あれは。

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2019.06.20

よだれ鶏冷麺@餃子の王将

 「餃子の王将」が6月限定メニューとして販売中の「よだれ鶏冷麺(790円)」を試食。

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 「よだれ鶏」とは「中国の四川省で生まれ、その美味しさから『想像するだけでよだれが出る』とその名が付いた料理です。しっとり柔らかな国産蒸し鶏に、香味ラー油と山椒がピリッと効いた旨辛いタレをかけた逸品です。」というのが王将のウリ文句。

 ただ冷麺にする過程でトマトや水菜をたっぷりと添え、さらにオクラまで乗せたために、麺類なのに非常に青臭い仕上がりになってしまったのは残念。

 また冷麺なので当然ながらキンキンに冷えた状態でサーブされるので舌の感応度が減殺される上、冷麺本来の甘酸っぱいタレの自己主張が強くて、よだれ鶏にかけられた旨辛いタレの味わいが上書きされてしまい、ただの淡白な鶏でしかないような・・・ ヤングコーンやナスの揚げ物がわずかに味わいに変化を与えています。

 王将なので麺に期待するほうが無理というもので、仕上がりが緩めなのは諦めもつきますが、この出来なら「よだれ鶏」単品にご飯をつけたほうが良かったなと思うも時すでに遅し。

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【観戦記】ACL2019・ラウンド16第1戦:浦和 1-2 蔚山 ~ 善戦はしたがやられ方が酷すぎる!!

・浦和は戦績不振のため監督を代えてチーム再建に取り掛かったばかり。一方蔚山は全北とGSを首位通過したチーム同士でKリーグでも首位争い。リーグ戦とACLとは全く別の闘い、得手不得手があるとはいえ、置かれているチーム状態を考えればどこからどう見でも浦和は蔚山の胸を借りる立場。

・ノックアウトステージはH&A・合計180分で争われる方式のため、第1戦、特にその序盤は双方様子見になりがちですが、浦和は立ち上がりから大攻勢を仕掛けるものの結局1点しか奪えず。逆にカウンターを2発浴びて逆転負け。しかもそのやられ方が酷すぎてお話になりませんでした。川崎戦&鳥栖戦で見せた土俵際での粘りなんてどこへやら。あまりにもなすすべなく土俵を割る姿はミシャ最末期にそっくり。なんもそんなところまで「ミシャの残り香」を漂わせなくてもいいのに。

・ボールが浦和が6割以上支配し、シュート数も16対6と圧倒していますが、ここぞという局面で決めきる力が段違い。そしてそれ以上に「ここぞという局面」を作り出す力が違うのでしょう。それ以前に「ここぞという局面」で自爆ボタンを連打するかのようにメロメロになってしまう浦和の守備にはクラクラしました。

・第1戦はアウェーゴールを2つも与えての敗戦という極めて厳しい結果になってしまいましたが、それでも攻撃面ではある程度手応えを得たことでしょう。とにかく3点以上取らないといけなくなった第2戦では吹っ切れた姿を見せてくれるものと思います。窮地に立ってからがACLです。

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・大槻監督はマウリシオ→鈴木、柴戸→エヴェルトン、宇賀神→山中、岩武→森脇、ナバウト→杉本と鳥栖戦からなんとスタメンを5人も入れ替え。鳥栖戦から中3日。マウリシオは別メニューだったという話を漏れ聞いていたので鈴木の起用はノーサプライズでしたが、それ以外の選手はことごとく守備に難がある選手揃い。アウェーゴールを取られることを気にせず、とにかく勝ちに行くという意識が見え隠れする面子でした。

・基本スタメン固定だったオリヴェイラ監督と違って、練習の様子&コンディションを見極めた上で調子が良さげな選手を起用すると公言した大槻監督らしい大胆な入れ替えでしたが、フォーメーションはいつもの3-4-2-1で1トップは興梠ではなく杉本。

・蔚山はエースのジュニオール・ネグランがベンチスタートで、イ・グノがスタメンなどこちらもやや予想外の面子。基本フォーメーションは19番(パク・ヨンウ)アンカーの4-1-4-1に見えましたが、如何せん前半は浦和に押し込まれて5-4-1(7番左SHが最終ラインに降りる)になっている時間帯が長くて、本来のフォーメーションはよく判らず。

・しかも蔚山は5-4-1の布陣で守るのは良いとしても、前から全然圧力をかけて来ないのが不思議でした。ビルドアップ能力がガタ落ちになっている浦和にとっては実にありがたい話で、序盤から積極的に点を取りに行く姿勢で試合に入った浦和には願ったり叶ったりの展開に。

・ただ浦和の攻撃は左サイドに偏重。序盤は17分山中、23分森脇とミドルシュートで敵陣を脅かすだけに留まりましたが、24分山中横パス→武藤ボックス内でシュート辺りからほぼ「山中千本ノックシステム」に。サイドからのハイクロスを多用する辺りは「ミシャの残り香システム」っぽくなく、むしろ「札幌ミシャ」のテイスト。山中の超高精度のクロス、そのターゲットに高さがある杉本、あるいはその背後に走りこんでくる森脇と「山中千本ノックシステム」には可能性が十分感じられました。森脇にも28分惜しいクロスが一つ。

・ところが37分の先制点は意外な形から。青木がノープレッシャーでボックス近くまで持ち上がって浮き球の縦パス。ボックス内で反応した杉本が相手との競り合いを制してヘッド!! 杉本は浦和移籍後C大阪戦でPKのゴールを決めていましたが、流れの中からのゴールはこれが初めて。オリヴェイラ監督のもとでは出場機会どころかベンチ入りの機会さえ少なかっただけに、見事スタメン起用に応えた形となり、杉本も思わず渾身のガッツポーズ!!!

・このゴールを契機に浦和が勝っていれば杉本の一大転機となり、チームも勢いがつくはずだったんですがねぇ・・・ 好事魔多しというかなんというか、押せ押せになりかかった時間帯にわざわざ自爆ボタンを押すのが浦和。蔚山はもっぱらカウンター狙い。21分に攻めきれずにカウンターを食らった際に俊足の7番(キム・インソン)に浦和右サイドをぶっちぎられてヒヤリとしましたが、失点もやはり右サイドから。

・青木からの横パスのコントロールに失敗して自陣でボールを失うエヴェルトンもいただけないが、それ以上に左SHにポジションを移していた11番(イ・グノ)に森脇&岩波と2人も付いていながら間合いを開けすぎて簡単にクロスを上げさせてしまうのにはがっかり。しかもその先にいた18番(チュ・ミンギュ)はずっと槙野が見ていたはずなのに肝心なところでマークを外され、哀れにも山中が競り負けた格好になっているって、3つもがっかりが重なるとそりゃ失点するわなぁ・・・

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・最初の決定機で貴重なアウェーゴールを獲得した上、前半45分で浦和の手口も見定めてしまったのか、後半の蔚山は一転して積極的に最終ラインを押し上げ、フツーにボールを繋いで両サイドから反撃。布陣も14番(キム・ボギョン)をFWに上げて4-4-2に近い形にしたかな?
61分にはゴールキックを鈴木が競り負けたのを契機にセカンドボールを拾われ、最後はバイタルエリアからイ・グノにシュートを撃たれてヒヤリ。そして、終わってみればここで垣間見られた「バイタルエリアがらがら」が敗戦の予兆でした。

・浦和は前半だけで山中が消耗してしまったのかクロス精度がガタ落ちになり、攻撃の糸口は森脇のクロスに頼る形に。しかし山中ほどの威力・精度はなくせいぜい「森脇百本ノックシステム」といったところで、戦局は一進一退に。

・ここで大槻監督は69分早々と動いて杉本に代えて汰木を投入。しかし、残念ながら汰木は四方八方から相手のプレッシャーを受けるシャドーに向いているとは言い難く、おまけに相手を背負った状態では全く何も出来ないので、蔚山の守備網の中、あるいはその手前でウロウロするだけで全く何の役にも立たず。

・またどういうわけか大槻監督は立て続けに森脇に代えて宇賀神を投入。それなりに様になっていた「森脇百本ノックシステム」を諦めたのは実に不思議で、当然ながら宇賀神の右WBに攻撃面で多くは期待できないため、浦和の攻撃は時間の経過とともに完全に手詰まりに。そして不本意ながら1-1のドローもやむなしという雰囲気が漂い出した終盤、またしてもカウンターで被弾。

・攻めきれずに左サイド敵陣深い位置でボールを奪回された浦和。宇賀神が詰め寄って再奪回を試みるも及ばなかったのはともかく、青木&エヴェルトンが共にやたら高い位置を取っていて最終ラインとの間ががら空きになっており、しかも左サイドから繰り出される相手のパスコースも消せていないという謎っぷり。パスを受けた14番を鈴木が慌てて前に出て潰そうとするもこれまた及ばす、後は途中投入の8番(ファン・イルス)が無人の野を疾走して自らズドン!!相手のシュート精度もさることながら浦和の「バイタルエリアがらがら」が招いた必然的な失点でした。

・浦和も終盤「ミシャの残り香システム」っぽい中央突破で88分武藤がアーク付近から反転シュート、89分山中の縦パスを受けて汰木ボックス内突入と見せ場は作りましたが1点は遠くてそのまま試合終了。

・勝ち点は拾ったものの内容は芳しくなかった川崎戦・鳥栖戦の出来からすれば、手痛い敗戦とはいえ手強い相手に善戦したと評価していい試合だったと思いますが、失点の仕方があまりにも酷すぎ、しかも再現性のある失点だったというのはショックでした。

・また大槻監督は絶対に公言しないでしょうが、今日のスタメン&選手交代を見る限り大槻監督はACLを選手の適性の見極めの場として割り切ったのかもしれません。それくらいスタメン構成の攻守バランスに難があり、しかも謎過ぎる選手交代でした。浦和の置かれている状況を考えれば、それも至極妥当だと思います。

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-----杉本-----
--武藤----興梠--
山中-エヴェル--青木-森脇
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
37分 杉本
42分 チュ・ミンギュ(蔚山)
81分 ファン・イルス(蔚山)

(交代)
69分 杉本→汰木(汰木が左シャドー、興梠が1トップへ)
72分 森脇→宇賀神
85分 青木→柴戸

・今日の良かった探しをすれば、杉本1トップが思ったより機能した点でしょう。収まりすぎる興梠と比較するのはさすがに酷でしょうが、ミシャ式歴代1トップと比較すると「興梠>>>>杉本>ズタラン>ラファエル>原口>ランコ」という感じかな。それなりに収まるし、興梠にはない高さがある。ただ杉本1トップのために興梠をシャドーに回すと興梠が「宝の持ち腐れ」になってしまうのが困りもの。

・逆にエヴェルトンのボランチはもうないでしょう。前半相手を押しこんでエヴェルトンが高い位置にいる分には悪くないのですが、相手に攻勢をかけられて青木と並んでノーマルなポジションを取るとなるともういけません。ボール奪取に多くを期待できないのはまだしも、がっかりさせられるのはパスレンジの狭さ。あんなにパスレンジの狭いボランチはなかなかおらん。近所の味方にボールを預けておしまいってなんやねん、それ!! それが許されるのは極端なボールハンター型のボランチだけじゃ!!

・長澤が出場停止&マルティノスが登録外なので、荻原と汰木がベンチ入り。柏木・ファブリシオ・阿部が怪我で、故障明けの橋岡は無理させず。この3試合で出場orベンチ入り出来た選手が大槻体制下での戦力で、怪我でもなくユース卒の新人でもないのにベンチ入り出来なかった選手は天皇杯2回戦が最後の出番になってしまうのかも。

・ひと昔前までは韓国のクラブといえばとにかく荒っぽい、ACLの審判といえば何かと怪しげというのが通り相場でしたが、時は流れて今や韓国のクラブも試合中は特段ラフプレーはなく、ACLの主審も実にマトモ。もはやJリーグの一部クラブのほうが遥かに汚いし、一部審判団のほうがはるかに怪しい始末で、残念至極。

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2019.06.19

桔梗と空@西新井 ~ 淡麗醤油らーめん

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 東武伊勢崎線西新井駅西口の南側、再開発に取り残されたような一角でありながら、線路沿いに梅島方面へ抜ける道になっているので案外人通りが多いという妙な小路に面しています。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭の「桔梗 淡麗醤油らーめん(800円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは「空 濃厚煮干しらーめん」との二本立て。

 店内はL字型カウンター8席のみ。卓上調味料は無し。

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 スープは魚粉のざらつきが目立つ判りやすい濃厚動物魚介系で煮干しの味わいがかなり前面に出ています。ただでさえ旨味過多っぽいのに、「4種類の醤油をブレンド」らしい醤油の自己主張がこれまた強くて少々味濃すぎ。これで「すっきりとあっさり」とか「淡麗」とかという形容はないんじゃないかなぁ、いくらなんでも。まぁ総じてラーメン業界における「淡麗」の言語感覚はかなり珍妙だと思いますが・・・ ひょっとすると「濃厚煮干し」と間違えて出したのではないかという疑惑も・・・ 他に客いないのに・・・

 麺は中細ストレート。いかにも水気の少なそうな少々ざらつきがあって、ボキボキ、ゴワゴワとした食感ですが、すぐにスープに馴染んでいきました。

 豚チャーシューはともかく、鶏チャーシューは味が濃いスープの中ではあまり意味なさげ。また三つ葉の中になぜか超苦手の青シソが混ざっていて、軽く地雷を踏んだらさようなら。また個人的には餅は蛇足の極み。他に海苔、刻みネギ。

 うーん、ふた昔前の「またお前か」的な濃厚動物魚介系にオリジナリティーを加えようとして些か道を踏みはずしてしまったような気も。またこの界隈にしては少々高いのも気になるところ。

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2019.06.18

キング製麺@王子 ~ 山椒らーめん

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 京浜東北線王子駅から明治通りの急坂を登って北区区役所の先。結構な人気店と聞いて11時の開店15分前に到着したところ、さすがに先客ゼロ。開店までに6人やってきて、開店後すぐに満席となり、退店時には中待ちも出来ていました。

 店内の券売機ボタン先頭は「白だしラーメン」でしたが、その横の「山椒ラーメン(800円)」を注文。麺の量(並/中)を聞かれたので「中」でお願いしました。ランチサービスなし。メニューは基本上記2本立てのようで、海老ワンタンや肉ワンタンもウリ。

 店内は厨房を囲むコ字型カウンター10席程度。卓上はコショーのみ。水ポットすらないのですっきりとしていますが、店の片隅に給水器が置いてあるだけなのはチト面倒。

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 「山椒らーめん」は「シビレではなく、華やかな山椒の香りをお楽しみください。麺をすすった後の鼻から抜ける香りが醍醐味です」との触れ込み通り、どうしてもシビレ重視になりがちな担々麺等の山椒の効きとは全然異なる、絶妙に計算された山椒の清涼感が楽しめる逸品です。

 スープは「煮干し、昆布、かつお節」などを使用した「白だし」とベースは同じなのかな?? いかにも魚介ベースっぽい和風の味わいに香味油を多めに添えてコクを加えています。惜しむらくはやや塩気が強くて、飲み進む気は起らず。

 麺は手もみっぽい並太縮れ麺。つるつるした食感ながらピロピロ系ではなく、高密度で歯応え強め。スープの絡み、相性とも文句なし。なお麺量は「中」でもさほど多くはなく、それゆえスープとの量的バランスも崩れず。

 チャーシューはしっとりタイプ。他に青菜、ナルトと超シンプル。

 これといったラーメン屋がなかったエリアですし、この出来なら早々と人気店になっているのは当然でしょう。

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2019.06.17

天むす@名古屋・地雷也

 名古屋は大駅の割にはこれといった駅弁、思わず食指が伸びそうな駅弁がないので、目先を変えて「天むす」を駅弁代わりに。

 往訪したのは高島屋B1Fにある「地雷也」。名古屋駅の高島屋のデパ地下って、似たような立地の東京大丸店と比べるとえらく敷居が高い感じがしますが、「地雷也」はその北側の最隅にありました。

 「地雷也」は天むすだけを売っているわけではなく、各種おかずを詰め合わせた弁当を売っているのがポイント。天むすばかり10個も食べても飽きるだけですし、「居酒屋のぞみ」にはアテになるものが詰め込まれた弁当がぴったり。買ったのは「花てまり(950円)」。

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 天むす自体は海老がびっくりするくらい小さくて「氷山の一角」の真逆パターン。見えている部分がほとんど! 正直可もなく不可もなしといった感じで、そんなに有難がるほどでもないなぁ・・・ 

 でもあれこれ詰め込まれたおかずの布陣が実に強力。特に鳥つくねの存在が圧倒的でした。がんも・椎茸・さつま芋の煮物がその脇を固め、飽きそうなところで薄味の揚げもの(里芋・なす・えんどう)や厚揚げ玉子で上手く間を繋ぎ、最後はフキの煮物が完璧なリリーフ。

 これなら「天むす」に拘ることなく、他の店でただの弁当を買ったほうが良かったかも(苦笑)。概して駅弁より安いですし、新幹線に乗り込む前にデパ地下巡りにハマりそう。

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2019.06.16

満てん星@豊田市 ~ 台湾まぜそば

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 名鉄三河線豊田市駅の真ん前。松坂屋向かい「T-FACE」の9Fレストランフロアの一角。隣のラーメン屋「とんとこ豚」と同じ経営どころか厨房すら共有している感じ。先客1、後客9。

 店内のタッチパネル式券売機を見るとボタン先頭は「ドラゴンまぜそば」でしたがなにぶん正体不明なので、より無難そうな「台湾まぜそば(890円)」を注文。ニンニクの要否を聞かれ、当然「あり」で。メニューは他に「ネギ豚まぜそば」などで、こちらはまぜそば専門店。”「小島屋」の味を受け継ぐ”をウリしていますが、「小島屋」自体知らんからなぁ・・・

 店内は横長型カウンター8席。4人卓×2、2人卓×1。卓上には塩と胡椒のみ。

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 麺の上に肉味噌・卵黄・刻みニラ・刻みネギ・魚粉・刻み海苔といった台湾まぜそばお決まりのスタイルで登場。早速何度も天地をひっくり返しながらまぜまぜ。

 麺は太い緩い縮れ麺。わずかにざらつきのある口当たりで、若干堅め。タレは量的には過不足ありませんが、醤油がきつくてしょっぱめ。またあまり辛くないので「台湾」っぱさがイマイチ感じられず、限りなくただのまぜそば。これなら卓上に辛味を補えるようなアイテムを置いてほしいもの。

 いつものことながら丼底に具が余りまくるので、無料サービスの追い飯を入れてもらいました。追い飯は大さじサイズではなく、茶碗丸々一杯分で登場。これならクォリティーはともかく、とりあえずお腹を満たす分には文句ありません。

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【観戦記】19年第15節:浦和 2-1 鳥栖 ~ 塩抜き作業は捗らずとも、最後はマルプンデ!!

・大槻監督再登板後初めてのホームゲームは朝から大雨。荒天が祟ってか客入りは28000人ちょっとと寂しいものに。また残念ながら試合内容もパッとせず、スタジアムが沸き返る場面も多くはありませんでしたが、前節に続いて試合終了間際にゴールが決まる劇的なものに。しかも前節は敗色濃厚だった試合をなんとか引き分けに持ち込み、今節は引き分け濃厚だった試合を勝ち切ると結果も少し前進。

・今季既に6敗を喫してとうとう負けが先行し、しかもホームゲームで1勝1分4敗と悲惨な結果に終わってオリヴェイラ監督のクビが飛んでしまった状況下ゆえ、新監督を迎えた直後のホームゲームでの勝利はどんな形であっても嬉しいものです。

・今般暫定の立場ではなく正式の監督として招聘されたとはいえ、シーズンの真っ最中での就任ゆえチーム再建へ向けての準備期間はあまりないことに変わりはなく、しかも時期的に選手補強が出来ない以上、監督交代でチームが劇的に良くなることを期待するのはかなり無理がありましょう。

・また開幕時であれば「結果は出なかったがチーム再建へ向けての灯りが見えたからまあええか」と「良かった探し」で満足できたかもしれませんが、もはやシーズンも折り返し時点を迎えようとする中ではそこまでの余裕はなく、多少不格好とはいえ勝ち点を積み上げたことで良しとすべきかと。稼いだ勝ち点がチーム再建の余裕をもたらす。勝ち点が伸びないと目先の勝ち点欲しさに試行錯誤を繰り返す羽目に陥る。シーズン途中で監督に就任したものの宿命とはいえ、辛い仕事です。

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・大槻監督は川崎戦に続いて3-4-2-1のフォーメーションを採用。試合前の会見で大槻監督は「選手を見て、そういう特性がある選手がいるので。他の形ももう少し時間が経ったらやりたいんですけど、今はそれがいいのかなと。」と語っており、これが当面の基本フォーメーションとなるのでしょう。

・また川崎戦ではさほど明確ではありませんでしたが、鳥栖戦の闘い方はどこからどう見てもミシャ式っぽい「ミシャの残り香システム」。昨年の暫定監督就任時同様、手っ取り早くチームを再建する手段として選んだのか、あるいは少なくとも今季一杯はこれを軸にするつもりなのかは判りませんが、傍目からはやろうとしていることはよく判る試合内容でした。良い試合ではなかったが、先々面白くなりそうな予感はする。あたかもオリヴェイラ流から「塩抜き」を始めたかのように。

・31分の岩武クロス→興梠&武藤が鳥栖DF陣を惹きつけながらスルー→ファーでどフリーの宇賀神が狙いすました形でゴールなんて往年のミシャ式そのものですし、26分相手を押し込んだ状態から槙野が突っ込んでシュート、あるいは47分・50分と右サイド深い位置から高い位置でフリーの宇賀神へ展開するあたりにもミシャの残り香が感じられました。

・しかし、堀監督が突如4-1-4-1をやり始め、ミシャ式を放棄してからの2年弱の月日はあまりにも長かった。その間にミシャ式に慣れた選手は少なからずチームを去り、残った選手達もミシャ式とは真逆の「ホッカー」、そしてボールポゼッションには全く拘らないオリヴェイラ流と戦術が変遷する中ですっかりミシャの残り香が薄らいでしまって、攻守とも四苦八苦。正直相手が鳥栖だったからなんとかなったものの、相手が格段に強くなる蔚山相手にはとても通用しそうもない出来でした。

・だいたいミシャ式の真骨頂であるGKからのビルドアップがもうズタボロ。鳥栖は4-4-2で2トップが厳しく浦和最終ラインにプレッシャーをかけてくるとはいえ、浦和は3バックのまま、かつ西川を使って本来は安定的にボールを回せるはずですが、これがもう安定感もへったくれもなし。

・むしろ鳥栖のほうがGK高岳を上手く使って安定的にビルドアップしているように見えるくらい。浦和は川崎戦同様前からハメたかったのでしょうが、鳥栖のボール回しのほうが一段上なのか、浦和の追い回しに連動性が乏しいのか浦和のプレスはたいして奏功せず、浦和苦戦の主因となっているように思えました。

・鳥栖も成績不振でシーズン序盤にして監督を代える羽目になりましたが、こちらも肉弾戦をいとわず「ロングボールからセカンドボールを拾って展開」というかつてのユン・ジョンファンスタイルっぽい形に回帰し、監督が代わって試合を重ねている分浦和より熟成度が上だったかもしれません。

・しかもユン時代のようにいきなりFWへ放り込んでくるわけではなく、謎のユン監督更迭後の数年を経て築き上げたビルドアップ技術を活かしているようにも見受けられましたし。18分の先制点=左サイドで作ってファーへクロスを入れる形はいかにも得意パターンとして磨き上げられた風。

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・また大槻監督は「ミシャの残り香システム」を続ける限り、ミシャ政権下でもなかなか適任者がいなかったシャドーの人選に苦労しそう。ナバウトは7分に興梠へのスルーパスで見せ場を作った以外は全くと言っていいほど噛み合っておらず、51分に早々とお役御免。ところが代わって投入された長澤の出来も芳しくないどころか、56分・68分と反撃に転じようとしたところでボールを失って鳥栖の逆襲を許す契機となってしまう惨状。

・相手を押し込んだところで攻めきれずにカウンターを食らいがちという、悪い意味での「ミシャの残り香」は健在。11分に食らったカウンターはナバウトのシュートをブロックされたところからで、ナバウトの積極性が裏目に出るという「ナバウトあるある」でしたが、その後の対応がお粗末すぎてクラクラ。安易に飛び込んで趙にあっさり交わされるマウリシオとか、ボックス内に守備の人数はいるのになぜか小野がどフリーとか。浦和にも何度かカウンターのチャンスがありましたが、概してカウンター時の攻守の切り替えの早さや迫力は鳥栖のほうが上。

・2年近く閉めていた店を再オープンしたばかりなので、あれこれ上手く行かない面が露呈するのは致し方ありません。そして試合を決めたのは「ミシャの残り香」とは一切関係がないパルプンデならぬマルプンデ。「ミシャの残り香システム」の中では全くと言っていいほど使い道がなく、試合終盤オープンな展開にならないと使いようがない。しかも使ったところで吉と出るか凶と出るかさっぱり判らないという「パルプンデ」的な性格が強いマルティノス投入が試合を決める契機となりました。

・原川のボックス内ハンドを執拗に主張してイエローをもらう辺りはマルプンデの凶の側面。しかしAT+3分に見せた自陣深い位置からの持ち上がりはマルティノスの真骨頂。福田を振り切り、対峙する小林を交わして上げたクロスが原川に当たって変に浮いたのが吉と出る辺りまで含めてのマルプンデ。クロスに反応した三丸が被ってしまって、ボールは見事に興梠の足元へ渡り、興梠は冷静にシュートコースを見極めてゴール!!

・出来は芳しくなくてもとにかく勝ち点を積み上げるのは大事。勝ち点がチームに余裕をもたらす。内容を云々するのはまだ先で良いでしょう。

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-----興梠-----
--武藤----ナバウト--
宇賀神-青木-柴戸-岩武
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
31分 宇賀神
90+3分 興梠

(交代)
51分 ナバウト→長澤
70分 岩武→森脇
80分 柴戸→マルティノス(マルがシャドー、長澤がボランチへ)

・大槻監督はレギュラーを固定せず、練習の様子を見て良さげな選手を使うことを公言しています。今節は前節川崎戦から丸2週間空き、さらに中3日後にACL蔚山戦が控えているためスタメン予想が難しいかったのですが、蓋を開けてみたところなんと前節からマルティノス→ナバウトの入替のみ。マルティノスはACL・ラウンド16ではまだ登録外。しかも第1戦は長澤が出場停止なので、マルティノスはともかく長澤がベンチスタートなのには驚きました。

・また岩武を引き続きスタメン起用したことや、エヴェルトンや汰木が怪我でもないのに引き続きベンチ外になった辺りには良くも悪くの監督交代の色が滲み出ています。故障明けの橋岡を無理使いしなかったのはACLを睨んだためかもしれません。

・見事な同点ゴールを決めた宇賀神はさほど喜ぶ様子無し。むしろ先制点を取られた場面で安に前に入られた失態を深々と反省している風。川崎戦でもダミアンをフリーにしてしまう失態を犯したばかりですし、監督が代わって山中より優先的に使われる立場になったとはいえ、ゴールで喜んでいる場合ではないのでしょう。これぞ厳しいポジション争いが生む良い緊張感。

・56分鳥栖の決定機を防いだのは西川ではなく、なんと岩波のシュートブロック!! 岩波も監督交代を契機に鈴木からポジションを奪回した立場で、宇賀神へのロングフィードを含めて攻撃への寄与度の高さを再評価されていると思っていただけに、決定的な場面でCBの本業を全うして頂いて頼もしい限り。ここもポジション争いが良い緊張感をもたらしているのでしょう。

・柴戸が90分持たず、最後はヘロヘロになって思わず後ろから手で相手を止めてしまいイエローを頂戴。「ミシャの残り香システム」だと故障離脱中の柏木が俄然輝きを増すのは必定なので、柴戸は精進が必要かと。

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---趙---金崎---
小野---------安
---原川--福田---
三丸-高秀--高祐-小林
-----高丘-----

(得点)
18分 安庸佑

(交代)
67分 趙東建→トーレス
80分 小野→安在
88分 安庸佑→石井

・鳥栖はなんと豊田とクエンカがベンチ外。豊田の故障欠場を予想した向きもあったようですが、クエンカの欠場は全くの謎。この両名がスタメンで出ていたらフツーに負けていたかも。それくらい試合内容は鳥栖のほうが良く、今後最下位に沈んだままでいるような感じは全くしませんでした。逆に言えば、就任後全く点が取れなかったカレーライス監督ってどんだけ大ハズレだったのか・・・

 

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2019.06.15

【TV短感】フランス女子W杯D組第2節:日本 2-1 スコットランド

・前節この組最弱と目されたアルゼンチン相手にまさかのスコアレスドローに終わってしまった日本。スコットランドとの第2戦で引き分け以下に終わり、後はこの組最強と目されるイングランド戦を残すのみとなると、グループステージ突破が怪しくなってしまうという立場。

・そこで高倉監督は前節から横山→岩渕、長谷川→遠藤、南→市瀬と3名スタメンを入れ替え。故障明けかつ第1戦でも良いところなしだった岩渕をスタメン起用したのは大博打に近かったでしょう。ただなぜかCBを入れ替えたのは不可解。またこのチームの核といって差し支えない長谷川をベンチスタートにしたのも不可思議と思っていたら、なんと長谷川はアルゼンチン戦で小破していたとのこと。このメンバー、何人故障者&故障明けを抱えてんねん・・・

・ところが岩渕&遠藤のスタメン起用は大当たり。スコットランドは初戦イングランドに敗れているので日本以上に負けは許されない立場で、アルゼンチンと違って専守防衛に徹してもいられないこともあってか、日本は菅澤のポストプレーを岩渕&中に絞ったSHが適宜フォローし、さらにSBの攻撃参加で厚みを加えながら序盤から大攻勢。

・スコットランドの右SB&CBは日本の細かいパス回し&ドリブルに対応しきれないようで、序盤から怪しさ満載。23分スコットランドCBのヘディングクリアが小さすぎたところを遠藤が拾ってバイタルエリア中央でどフリーの岩渕に繋ぎ、岩渕がGKの頭上を抜く形でゴール!!

・37分には清水からのハイクロスに反応した菅澤をスコットランドCBがボックス内で後方から引き倒してしまってPK。菅澤自らPKを決めて2点目。その後もセットプレーで熊谷ヘッドが枠を捉える惜しい場面がありました。

・スコットランドは縦ポンでスピードのあるFWを日本最終ライン裏に走らせるだけの単調な攻めに終始し、日本が守備ブロックを整えてしまうと手も足も出ず。日本CB&SBもそんな単純な攻めでやられるほどスピードが無いわけではないので2点差リードなら楽勝、あわよくば得失点差を稼げるチャンスだと思いながら見ていましたが、残念ながら日本は後半大失速。

・58分中島得意のカットイン&シュートがGKの好守に阻まれた後は攻撃の形を作れなくなってしまい、試合は次第に膠着状態に。とはいえ2点リードしているので膠着状態自体は悪い話ではなく、そのままだらだらと時間を消費すれば良いものを、日本は謎の選手交代で自分で自分の首を絞めてしまいました。

・岩渕はやはり90分は無理なのか、また立ち上がりから飛ばし気味だったのが祟ったのか後半はすっかり消えていたので、小林に代えるのかと思いきや代えられたのはなんと遠藤。この交代は何の役にも立たず、終盤体格に勝るスコットランドがゴリゴリと攻めこんで日本は一方的に押し込まれる苦しい状況に。78分スコットランドFKからのシュートがポストを叩く一幕も。

・ここで高倉監督は何を思ったのか、82分わざわざ故障持ちの長谷川を投入。ところがこれまた何の役にも立たず、88分市瀬がどフリーで相手へプレゼントパスをやらかす大失態でとうとう失点。その前84分には清水のエリア内ハンドを主審が見逃す(なんでVARが発動しなかったのか不思議)という幸運もあり、這う這うの体でなんとか勝ち点3をゲット。終了間際の杉田のシュートが決まっていればもうちょっとすっきり出来たのですが、あそこはGKを褒めるべきでしょう。

・この組最強と目されるイングランド戦を前になんとか勝ち点4を積み上げ、まさかのグループステージ敗退の可能性はぐっと小さくなりましたが、勝ったとはいえこの試合内容では今大会の日本はたいして強くはないという印象は払拭できず。トーナメントに進出して相手が格段に強くなった際にどこまでやれるかなぁ・・・

---岩渕--菅澤---
遠藤--------中島
---杉田--三浦---
鮫島-市瀬--熊谷-清水
-----山下-----

(得点)
23分 岩渕
37分 菅澤(PK)
88分 Lana CLELLAND

(交代)
66分 遠藤→小林(小林がFW、岩渕が左SHへ)
82分 岩渕→長谷川

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2019.06.14

コシ屋@西川口 ~ 味噌らーめん

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 西川口駅東口から産業道路を越えてオートレース場方面へ歩くこと10分ほど。県事務所交差点角。三方を道路に囲まれた非常に狭い区画に立地。約3年ぶりの再訪。11時半の開店に合わせて往訪したところ、なんと先客7。うち3~4人は既に食べていましたからかなり早くから店を開けていたものと推察されました。ただ後客は4と続かず。

 最後の1席に滑り込んで早速メニュー先頭の「味噌らーめん(800円)」を注文。長らく味噌専門店だと思い込んでいたのですが、メニューにはしょうゆやしお、じゃんめん、つけめんも。ランチサービスがないどころか、ご飯ものもメニューに見当たらず。

 店内はくの字型カウンター8席のみ、かつ席間狭め。水セルフですが、カウンターの背後が狭いのに給水器は店の右端にあって非常に難儀。おまけに会計は店左端。この居心地の悪さがこの店の難点。厨房内には爺さんとオバチャン。壁にはオートレーサーの色紙がべたべた。

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 スープを中華鍋で野菜などと炒め合わせる札幌風の味噌らーめんですが、炒め物はもやしがほとんどで玉ねぎやひき肉は見当たらず、スープ表面の脂は控えめ。味噌は心持ち甘目ですが、やたら濃厚に走るわけでもなく良い意味で中庸を保っていますが肝心の動物系出汁がイマイチかなぁ。

 またデフォルトでニンニクや生姜を効かせている様子はありません。よって飽きが来たところで卓上の一味とおろしにんにくを投入して味変。

 麺は黄色い並太緩い縮れ麺。一般的な味噌らーめんの麺よりは心もち細めなのはともかく、どういうわけか麺が緩くて好みに合わず。

 チャーシューは薄くて簡単に崩れてしまいますが旨味は十分。他に太いメンマ、きくらげ、刻みネギ。

 無難といえば無難なかなり昔風の味噌らーめんですが、いわゆる「資本系」っぽい店でもそこそこ美味くて安い味噌らーめんが出せる今となってはこの内容で800円は正直高いような・・・ 後乗せの具より炒め物を充実してくれたほうがありがたいのですが。

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2019.06.13

麵屋774@池袋 ~ 鶏白湯らーめん塩

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 池袋駅東口から明治通りを北へ。六つ又陸橋交差点を越えて帝京平成大学がある春日通りへ。近隣に「六感堂」「七人の侍」「燕返し」がある激戦区に立地。先客ゼロ、後客2。

、店内の券売機ボタン先頭の「鶏白湯らーめん塩(800円)」を注文。ランチサービスはなさそうなので、「ライス小(50円)」を付けてみました。メニューは他に「鶏白湯らーめん醤油」、「濃厚魚介白湯つけ麺」。

 店内は厨房前にくの字型カウンター7席。卓上には白ごま、おろしニンニク、ブラックペッパー。

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 ややとろみがかってクリーミーなスープは「鶏の手羽先を多く配合した」とのことですが、塩ダレ控えめにしたのは良いとしても、その代わりに鶏出汁の旨味がしっかり出ているとは言い難く、なんだか淡白というよりぼんやりした味わい。その割には食後は結構胃にずっしり来ますし、しかも悪い意味での鶏臭さが襲ってきます。

 麺は並太ストレートタイプ。「微粒の全粒粉」を使用したそうですが、黒い粒々が目立つどころか半透明に近く、かつつるつるした食感が特徴。噛み応えが強いため、スープに対して強すぎだし、絡みもあまり良くありません。

 チャーシューは低温調理の豚&鶏。他にメンマ、かいわれ大根、海苔、白髪ねぎ。これではご飯のおかずには力不足。

 「またお前か」からの脱却を試みて豪快に滑ったかのような一杯でした。こういう例を目にすると、「またお前か」と言われようとも「無事これ名馬」なのが正解なのかもしれません。

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2019.06.12

一番鳥@北池袋 ~ 鶏白湯・塩

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 池袋駅東口から明治通り沿いに北へ進み、山手線を越えたはるか先、「上池袋3丁目」交差点そば。もはや東武東上線の北池袋駅や埼京線の板橋駅のほうが近いくらい。先客1、後客7。

 店内の券売機ボタン先頭の「鶏白湯・塩(780円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に「鶏白湯・醤油」「つけ麺」「特製オリーブ麺」など。つけ麺は220g→330gと増量サービスあり。なお往訪当日は限定商品の「角煮」をトッピングにと、なぜかやたら推していました。

 店内は厨房を囲むコの字型カウンター10席強と4人卓×4。卓上にはフライドオニオン、辛みジャン、おろしニンニク、柚子胡椒、黒粒胡椒、塩。 屋号や店の雰囲気から焼き鳥屋か何かの兼業だと思ったのですが、純然たるラーメン屋の模様。しかしラーメン屋にしては店が不自然に広く、何かの居抜き物件なのでしょう。

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 スープはクリーミーで塩ダレに妙な尖りや自己主張がなく、濃厚な鶏出汁をじっくり味わってもらうタイプで「またお前か」的な鶏白湯とは幾分異なる味わい。ただ食べ初めは鶏出汁が美味くてぐいぐい惹きこまれるものの、少々単調かつ一本調子で飽きやすいというこの手にありがちな難点を免れず、途中で柚子胡椒を投入。

 丸山製麺の麺箱が見える麺は細めストレートタイプで若干硬め。スープが良く絡んで相性も良好。

 鶏チャーシューは堅めかつ少々ぱさついた感じでイマイチ。キャベツは水っぽくて、ただでさえ淡白な味わいのスープには合わないような。他に白髪ねぎ、メンマ、味玉半個、海苔、糸唐辛子と値段からすれば案外具沢山。

 他にこれといったラーメン屋がないエリアですし、そこそこのクォリティーかつ食べ手を選ばない一杯ゆえ、上手くゆけば地元客に支えられて長続きしそう。

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2019.06.11

【TV短感】フランス女子W杯D組第1節:アルゼンチン 0-0 日本

・佐々木監督を引っ張りすぎた結果世代交代に失敗してリオ五輪出場を逃した反動なのか、高倉監督は強引な世代交代あを推し進め、20代前半の選手を大量招集するどころか19歳の選手をも抜擢して臨んだフランス女子W杯。

・本大会のグループステージは各組4カ国中、各組上位2チーム&3位のうち6組の中で成績上位の4チームが決勝トーナメントに出場できるという緩いリーグ。

・日本が入ったD組はアルゼンチン<スコットランド<<イングランドと対戦毎に相手が次第に強くなる感じで、グループステージの突破基準は緩いこともあって、実力凋落気味とはいえ日本は一応ノックアウトステージに進むのは当然という立場。一方アルゼンチンは格上の日本から勝ち点1をゲット出来れば万々歳、この一戦に全力を出しても何らおかしくはないという立場で、男子とは全く逆。

・従ってアルゼンチンはその立ち位置通りに頭から自陣を4-5-1の守備ブロックで固め、しかもいい形でボールを奪ってもほとんど攻めに出ないという極端に守備的な戦い方をしてくるのは当然でしょう。

・そんなアルゼンチンに対して、日本は最後まで同じようなテンポ、同じような手口で攻め続けて、とうとう最後まで相手の守備ブロックを崩せずにスコアレスドロー。まるでミシャ期のドツボパターンを見ているような感じでした。攻めの変化らしきものは50分横山ミドルくらいで、終始攻め続けてはいるものの、相手GKをびびらせるような枠内シュートはほとんど撃てずじまい。CKも全く決定機に繋がらず。

・また高倉監督の選手交代も完全に不発。特に故障明けの岩渕投入はかなり無理があり、ほぼファブリシオ状態。ボールを失っていきなり手で相手を止めてイエローをもらってしまうダークサイドへの堕ちっぷりといい、全然使い物になりませんでした。

・故障で全然試合に出ていない阪口を連れて行ったことと言い、なぜかリーグ3年連続得点王の田中美南を選ばなかったことと言い、これじゃそもそも選手選考に問題があるのでは?と言われても仕方ありません。

・日本はノックアウトステージに進んでからナンボという立ち位置なので、まだコンディションは万全じゃないのでしょうが、いくらなんでもこの試合内容では「フランスW杯は来年の東京五輪へ向けての壮大なステップレースに過ぎない」と陰口を叩かれるのもやむを得ないかと。

・なお、最初の選手交代から攻めに出るというところまで含めて、どこからどう見ても完璧にアルゼンチンのゲームプラン通りに試合が進んでいるのに、解説者はアルゼンチンに敬意を欠いていたのではないかな? いくらなんでもアルゼンチンをなめすぎでしょう。

---横山--菅澤---
長谷川-------中島
---杉田--三浦---
鮫島-南---熊谷-清水
-----山下-----

57分 横山→岩渕
74分 中島→遠藤(遠藤左SH、長谷川トップ下、岩渕右SHの4-2-3-1にシフト)
90分 菅澤→宝田

 

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2019.06.10

づゅる麺池田@目黒 ~ つけ麺・大盛

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 山手線目黒駅から権乃助坂を下って徒歩5分ほど。なんと10年半ぶりの再訪。先客2、後客7。激戦区で長続きしているだけあって、夕方の中途半端な時間帯でもそこそこの客入り。

 店外の券売機ボタン先頭の「つけ麺(830円)を注文。麺量が茹で前250gとつけ麺にしてはちょっと物足りない気がしたので、思い切って「大盛(1.5倍)+70円」にしてみました。

 メニューは他に塩つけ麺、目黒のさんまらーめん、かつお出汁の味噌らーめんといったメニューも。

 店内は縦長カウンター8席のみ。卓上には七味だけ。厨房には店主一人だけでしたが、愛想が良くないせいか店の雰囲気が暗いのなんの・・・

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 つけ汁は「大量の鶏と野菜を煮込んだスープに鰹節、さんま節を効かせたもの」とのこと。麺が沈まないくらいの高粘度ですが、「またお前か」なつけ汁にありがちな節系のざらつきがやたら強いタイプではありません。やや甘目の味わいですが、無添加・化学調味料不使用をウリにしているだけのことはあって、重さ・くどさ・しつこさはあまり感じません。

 若干値段が高いだけのことはあって、つけ汁の中には角切りのチャーシューやメンマに加えて、茹でキャベツが多めに添えられています。もっとも箸休めになるほどでもありませんが。

 麺は国産小麦使用の自家製で丸い断面の太麺ストレート。つるつるもっちりとした食感、かつ噛み応えのある実にしっかりした麺で気に入りました。ただ大盛にしたのは正直失敗で、美味しく頂くには「過ぎたるは猶及ばざるが如し」でした。終盤やや持て余し気味に。またつけ汁の粘度が高いので、食べ終わりにはつけ汁はほとんど残らず。

 そのせいかどうか判りませんが、先客はスープ割を頼まずに退店していました。

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2019.06.09

創業ビーフカレー・大@松屋

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 松屋で2019年6月4日より新発売の「創業ビーフカレー」を試食してみました。並490円、大590円なので「大」を注文。牛めしと創業ビーフカレーが1度に楽しめる「創業ビーフカレギュウ」と鉄板でふっくらと焼き上げられたハンバーグと創業ビーフカレーとの相性が抜群な「創業ハンバーグビーフカレー」も同時発売中。

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 ”牛バラ肉をとろとろになるまで煮込んだ「創業ビーフカレー」は、牛肉をたっぷり使用しており、食べ終わるまで牛肉の旨味が味わえる創業当時の味を再現して作られた逸品です。”というのが松屋のウリ文句。「たっぷり」を「カレールーに牛肉を20%以上使用しています。」ときっちり定義してある点に好感が持てます。

 松屋のカレーは相変わらず美味い。「ごろごろ煮込みチキンカレー」のかなりスパイスを効かせた辛めの仕上がりとはだいぶ趣を異にしていて、辛さ控えめでコクなり旨味なりで押すタイプ。そりゃ牛肉がスジ肉と化すまでにじっくり煮込んだカレーならそうなるのも当然。「食べ終わるまで牛肉の旨味が味わえる」というのは誇大表現ではなく、たとえスジ肉化していたとしても、何がしかの形でカレールーに牛肉がしっかり絡んできます。

 ただ「ごろごろ」に慣れてしまうと「創業ビーフカレー」は「ごろごろ」感が皆無なのが惜しまれます。並で700円と松屋にしてはちょっと高くなってしまいますが「創業ハンバーグビーフカレー」のほうがより楽しめるかも。松屋のハンバーグも値段を考えれば美味いのも何度も確認済ですし。

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2019.06.08

六感堂@要町 ~ 中華そば・白

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 有楽町線要町駅から池袋駅方面へ。光文社のさらに先。「蜀伝」の跡地。11時半の開店5分前に到着したところ先客1、開店までに3人。その後9人(退店時外待ち7人)となかなかの繁盛ぶり。

 店内の券売機ボタン先頭の「中華そば・白(680円)」を注文。麺は細麺/手もみ麺を選べるので手もみ麺で。ランチサービスなし。

 メニューは他に中華そば・黒、煮干し油そば、ねぎ油そば、冷やし中華そば(夏季限定)など。卓上メニューには夏季限定で「つけ麺」もありましたが、往訪時の券売機ボタンには見当たらず。

 店内は厨房を囲むL字型7席。蜀伝の時から内装を一新した模様ですが、残念ながらカウンターの背後が狭め。卓上にはブラックペッパーのみ。水セルフで、水がやかん入りなのが目を惹きました。厨房内には若い兄ちゃんと姉さんの2人のみ。

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 スープは「煮干し、鶏ガラ、豚ガラのトリプルスープ」とのこと。どれ一つとして突出することなく、バランスの取れた味わいですが、あえて言えば煮干しがやや目立つかな? こってりとは言わないまでも油がやや多めでコクが深く、またかえしが変にでしゃばらない、尖りのない味わいなので、ついついスープを完飲してしまいました。

 麺はいかにも手もみ麺らしい並太の緩い縮れ入り。意外に噛み応えが強く、麺自体を味わう分には手もみ麺がベターと思いますが、スープとの相性・絡み具合を重視するなら細麺かな?

 チャーシューは小さくてペラペラですが、提供直前にバーナーで炙り入り。他に細目のメンマ、ナルト、刻みネギ。

 スープ、麺とも申し分ない仕上がりで、しかもシンプルな内容にまとめたことで値段を抑えたあたりが大いに気に入りました。

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2019.06.07

【閉店】王龍@淡路町 ~ 讃岐中華そば

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 丸ノ内線淡路町駅A2出口を出て、淡路町交差点からすぐ。先客ゼロ、後客2。香川県の人気のラーメン店が都内へ進出した店のようです。

 店内のタッチパネル式券売機や店内に貼りだされたチラシ等を見ながら、一番シンプルそうな「讃岐中華そば(750円)」を注文。ランチサービスなし。店のイチ押しは「王龍ラーメン」。他に「丸亀拉麺」「讃岐ぶっかけ冷やしラーメン」など。

 店内は厨房に向かって縦長L字型カウンター9席。さらに店奥にもカウンターが数席ある模様。卓上には胡椒、醤油、七味、白ごま、おろしニンニク、さらに取り放題のキムチ。客入りの割にスタッフが4人もいるのが気になりました。

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 スープは鶏&豚ガラメインと思しきもので、やや甘目。地元の「丸尾醸造」の醤油を使っていることを頻りに謳っていますが、この醤油がちょっときつくてあまり飲み進む気にはなれず。「さぬきうどん」の出汁の影響が微塵も感じられないのが不思議。

 麺はかなり細いストレートタイプで、しかもどういうわけか硬いというよりごわついた食感。

 チャーシューに意外に厚みがあるのは嬉しいものの、これまた醤油ダレに少々浸かりすぎ。他にメンマ、細もやし、刻み青ねぎ。

 香川と言えば一にも二にもうどん。讃岐ラーメンなんてブランド力皆無ですし、外食店だらけのこの界隈で小ライスサービスでも付けて割安感を出さないとしんどい気がします。

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2019.06.06

タナカタロウ@町屋 ~ 支那ソバ

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 千代田線町屋駅から尾竹橋通りを北へ、荒木田交差点の手前。先客2、後客7(うち退店時中待ち4)。

 券売機は無く後会計制で、壁に貼りだされたメニューを見て「支那ソバ(750円)」を注文。基本メニューは「つけ麺」との二本立て。

 店内は店奥の厨房前に縦長カウンター5席、反対側の壁に向かってカウンター4席。店手前にもカウンターらしきものがありますが、今は使っていない模様。卓上には揚げネギと玉子かけご飯用出汁正油。

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 スープは「あっさり和風出汁」としかコメントがありませんが、節系や煮干しを前面に出したありがちな「和風」ではなく、動物系出汁と煮干しバランスを取ったというか、旨味を重ねたような塩梅。醤油が妙にでしゃばらないのも良い感じ。飽きてきたところで、卓上の揚げネギを振りかけると、これがまた良く合います。

 麺は三河屋製麺製の緩い縮れ入り。若干ボソボソ、ゴワゴワした食感で、しかも最後までしんなりせず。

 チャーシューは周囲を炙ったもの。他にメンマ、海苔、刻みねぎ。

 シンプルで飽きの来ない、万人受けする一杯です。

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2019.06.05

【期間限定】牛骨ラーメン@池袋 ~ 鳥取牛骨

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 池袋駅東口、駅前のドンキホーテの裏あたり。「白神」「長尾中華そば」「神仙」「大分佐伯ラーメン」「えびすこ」「熊本玉名」「新潟ラーメン」に続く期間限定の出店ですが、「大分佐伯」以降は地方のラーメン店の出店ではなく、東京のラーメン屋が現地風のものを出す趣向に変わっています。

 今回は各種牛骨ラーメンを取りそろえた企画のようで、店内の券売機ボタン最上段の「鳥取牛骨(750円)」を注文。「鳥取牛骨」は現地で食べた記憶がなく、鳥取から銀座1丁目へ進出してきた「香味徳」で大昔食べたきりかな? なお「香味徳」はその後高田馬場にも店を出しましたが、こちらはあっという間に潰れてしまいました。

 メニューは他に「山口下松牛骨」「牛骨味噌」「牛骨辛味噌」など。

 店内は何の変りもなく横長I字型カウンター9席のみ。かなり手狭で椅子の間隔も狭く、背後のスペースもあまりありません。水セルフ。卓上調味料は、おろしニンニク、胡椒、一味唐辛子。

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 スープは牛骨の旨味がはっきりと感じられ、かつ若干甘いのが特徴。少々脂っぽいのはまだしも、最初から胡椒がかかっていて、これがせっかくの旨味をかき消して味わいをチープなものにしているような気も。後から味変で振りかけるには何の問題もないどころか、ベストマッチだと思いますが。

 麺は並太ごく緩い縮れ入り。どういうわけか少々ごわつきさえ感じるような硬い仕上がりでしたが、すぐにスープに馴染んでいきましたから、まぁ許容範囲。

 チャーシューは少々パサつき加減ながら意外に厚みがあってまずまず。他にメンマ、細モヤシ、青ネギ。

 細かいな難点があったとはいえ、毎度毎度現地風の一杯を万人受けする、いかにも当たりはずれがなさそうな内容で出してくる辺りはさすが。

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2019.06.04

竜葵@川口 ~ (季節限定)芳香鶏白湯らーめん

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 川口駅東口、コモディイイダ前にある「満開屋」と「珍来」の間の小路を横へ入る。屋号は「ほおずき」と読みます。先客ゼロ、後客4。

 今回は季節限定メニュー「芳香鶏白湯らーめん(880円)」を注文。レギュラーメニューが塩そば&台湾まぜそばの2本立てと思い込んでいたところ、「醤油そば」もあることを今般発見。

 店内は縦長L字型カウンター10席。水セルフ。卓上には柚子胡椒、花山椒、柚子七味、ぶぶあられ、季節の果実酢。

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 かなりトロミが強いスープは「純系名古屋コーチンの鶏白湯スープに当店秘伝の塩ダレを合わせ、仕上げに白トリュフオイルを使用」したとのこと。白トリュフオイルが個人的には目新しいためか、「またお前か」的な鶏白湯スープとは完全に一線を画した洋風スープのような味わいでびっくり。ただ味を重ね過ぎて個人的には少々重いというか、くどいというか、しょっぱいというか、ちょっと好みからは外れていました。

 自家製の麺は並太ストレートで心持ちざらつきのある食感。若干硬めの仕上がりでスープに負けることのないしっかりした噛み応え。量はやや多めな気が。

 チャーシューは豚・鶏の2種でいずれも超淡白な味付け。もっちりした鶏団子が2個。他人穂先メンマ、青ネギ。

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2019.06.03

くさび 郡山本店@郡山 ~ 炊出し豚骨醤油麺

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 郡山駅西口から西へ伸びる大通りを200mほど。老朽化著しいアーケード街の入口近くに立地。先客2、後客5。

 券売機はなく、卓上のメニューを見てウリものと思しき「炊出し豚骨醤油麺(690円+税=746円)」を注文。後払い。メニューは多彩過ぎてクラクラしますが、他にはざっくり「蔵出し味噌」「蔵出し熟成」「辛味香辣」といったところ。

 店内は縦長L字型カウンター15席と入口近くに8人卓×1。卓上には唐辛子、ニンニク、酢、ラー油、ブラックペッパー。常連らしき酔っ払いからタバコの煙が流れてくる上に、暇な店員とくっちゃべっていて印象悪いのなんの・・・

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 表面の背脂が目立ちますが、豚骨出汁は至ってライトで平板な味わい。しかもかなりしょっぱくて、飲み進む気は起こらず

 麺は心持ち細めの強い縮れ入り。噛み応えの強い仕上がりで、これはまずまず。

 バラ肉チャーシューは薄くて崩れやすいタイプ。ちょっと焼きを入れたようなメンマは硬くてイマイチ。他にゆで卵半個、刻みネギ多め。

 安いからこんなもんかな、と思っていたら会計時に税別なことを知らされるという軽い衝撃付き。これだと駅近&無休・中休みなしが取り柄なだけやなぁ・・・

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2019.06.02

【DAZN観戦記】19年第14節:川崎 1-1 浦和 ~ 内容は完敗だが「気持ち」だけで半歩前進

・敗色濃厚どころか、後半は手も足も出ず絶望的な展開だった試合をラストプレーでなんとかドローに持ち込む。確かにマルティノスを下げた後は攻撃はまるで成り立たなかったかもしれない。守備も何度も右サイドをぶち破られ、たいした改善は見られなかったかもしれない。しかし、ただ選手達に闘う気持ちは十二分に感じられた。オリヴェイラ監督末期のように、疲れ切った選手達が漫然とボールを追っているだけの試合ではなかった。それだけでも監督を代えた意味はあったと評価していいと思います。

・昨年暫定監督として無敗だった大槻監督を過大評価するのを戒める趣旨でこの試合内容を厳しく見る向きもあるようですが、就任後わずか3日しかなかった練習で攻守とも大幅な改善を見込むほうが無理がありましょう。昨年の暫定監督就任時同様、闘える選手を選び、凹んでいる選手達のやる気を引き上げるくらいしかやれることはない。そして監督の檄を受けて選手達はそれなりに走った。たとえそれが60分程度で終わったとしても。

・その結果11位かつ足下リーグ戦4連敗中のチームが、2位かつ足下ACLを含めて10試合負け無しのチームからアウェーで勝ち点1を掠め取ったのですから、これは「提灯行列モノ」と評して差し支えないでしょう。どんなに試合内容がしょぼかろうとも。

・負けが混んでいるチーム、歯車が狂っているチームはとにかく何がしか立ち直りのきっかけが必要。内容は見るべきところがなかったかもしれない。10回闘っても全敗するような内容だったかもしれない。それでも川崎に何度守備陣を崩されようとも決定的な追加点を与えずに粘り強く闘ったことへのご褒美が最後の最後に転がり込んできた。ほぼ偶然といってもいいこの勝ち点1が浦和再生のきっかけになるような気がしました。

・もちろん、毎度毎度「闘う気持ち」だけで勝ち点が拾えるほど世の中甘くはなく、攻守両面でオリヴェイラ監督末期にすっかりズタボロになってしまったチーム戦術の立て直しが急務なことは確か。それゆえ代表ウイーク明けの鳥栖戦は早々に大槻監督の真価が問われることになりましょう。

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・3日間とも練習は非公開だったので大槻監督の出方は全く判りませんでしたが、スタメン選考方針&試合運び(=動ける選手、闘える選手を選んで立ち上がりからハイプレスで仕掛けに仕掛ける)はほぼ湘南戦をなぞったものだったと思います。

・メンバー選考には大槻監督の意図が如実に表れ、森脇に代えて岩武をいきなりスタメンに抜擢した他、鈴木→岩波、山中→宇賀神、エヴェルトン→柴戸、長澤→マルティノスと前節からスタメンを5人も入れ替え。さらに怪我明け後明らかにコンディションが整っていないファブリシオと、壁にぶち当たって最近何も出来なかった汰木をベンチ外とし、杉本と荻原をベンチに入れた辺りも動ける選手、闘える選手優先という方針が色濃く出ています。岩武大抜擢のあおりで長澤がベンチ外なのが意外なくらい。

・またスタメンは守れる選手を極力優先したのも明白で、唯一守りに不安があるマルティノスはカウンター要員。鈴木より守備に不安のある岩波を起用したのは高精度の縦ポンに期待したものと思われ、実際序盤はその意図通りに試合は動きました。

・フォーメーションは3-4-2-1で、昨年の暫定監督時代の基本フォーメーション通り。ただボランチの片方が最終ラインに下がったり、CBがやたら開いたりしないのでもはやミシャ式とは言い難い感じ。

・浦和のゲームの入りは超積極的で前からガーーーっとハイプレス。いきなり岩武のボール奪取からのカウンターで宇賀神クロスがそのまま川崎ゴールを揺らしたかと思われましたが、前にいた興梠がわずかにオフサイド。5分にはショートカウンターからマルティノスが枠内シュート。

・湘南戦はスタメン総とっかえという浦和の奇策に相手が戸惑っているうちに浦和のハイプレスが嵌まって早々に2点奪取できました。大槻監督もその再現を狙ったのでしょうが、さすがに川崎は湘南と違って相手の出方が判らなくても大崩れはせず、浦和の暴走的なプレスを落ち着いて交わして反撃。

・10分には岩武が中途半端にSB登里に食いついたのが仇となって、登里のスルーパス一発で岩波がSH長谷川に豪快に裏を取られてヒヤリ。以後、浦和はこの登里&長谷川コンビに右サイドを絶えず脅かされる羽目になり、自陣で5-4-1の守備ブロックを作って耐える時間帯が長くなって行きます。

・浦和は川崎のFWへの縦パスこそ受け手の前で潰そうとしているが、それ以外は過度にボールに食いつくことなく、動きすぎてバイタルエリアをガラ空きにすることもなく、選手間の間隔を適度に保って粘り強く対応しているものの、右サイドは終始苦戦気味で、20分にはまた登里&長谷川のコンビで長谷川にフリーでクロスを上げられてヒヤリ。

・30分過ぎから「おーうらわれー → ララ浦和」が延々と流れている間に川崎の波状攻撃を受けてしまいましたが、ここはなんとか耐えに耐えて決定機は与えず。

・浦和は残念ながらボールを奪う位置が概して低く、攻撃は専ら快足マルティノスを走らせてのロングカウンター、あるいはWBを高く上げてからのサイド攻撃に頼るしかありません。31分岩武→ペナ角付近から武藤クロス→マルティノスヘッド(GK正面)、40分ロングカウンターでマルティノス激走&クロス→興梠合わせきれずと形を作るものの、得点には至らず。

・とにかくマルティノスにかかる負担が甚大で前半のうちにばててしまうのは致し方ありませんが、前半で電池切れになったのは何もマルティノスに限った話ではなく、後半に入ると浦和全体に早々と消耗したようで川崎の早いパス回しについて行けなり、また51分には妙にボールに食いつく悪癖も復活して全部交わされた挙句に小林に枠内シュートを撃たれてヒヤリ。

・そして54分前半から怪しげだった右サイドを長谷川&登里のコンビにぶち破られ、登里のクロスをダミアンに押し込まれてとうとう失点。右サイドの破綻は起こるべくして起きた感じでしたが、槙野も宇賀神もボールウォッチャーになっていてダミアンを全く見ていないとは・・・

・先制点を許したところで大槻監督は55分マルティノス→荻原、58分岩武→森脇と矢継ぎ早に代えるものの、いずれも効果なし。荻原は懸命に走るが完全に空回り、森脇は攻撃に関与できないどころか右サイドの守備がさらに怪しくなる一因となる始末で、川崎は前に出てきた浦和を相手に大攻勢。

・56分どフリーの大島が浮き球縦パス→ボックス内で小林シュートの決定機(西川セーブ)、59分家長縦パス→小林ポスト→長谷川浦和右サイドを深々と抉ってクロス(運よく宇賀神の背中に当たる)、63分車屋スペースへ長い縦パス→家長→ダミアン撃ち切れず。

・さらに浦和の苦境に輪をかけたのが興梠の負傷。どうも膝の状態が芳しくないようで、無理せずに交代という感じでしたが、代わって投入された杉本が走らず、収まらずで何の役にも立たず。ボールが収まらず1トップに不向きなのはセレッソ時代から明らかで、だからこそユン監督がトップ下山村との併用を発明したのでしょうから全然走らないのには参りました。

・従って川崎の大攻勢が止むわけがなく、77分守田縦パス→ダミアンポスト→守田ボックス内突入(シュートはわずかに枠外)、80分登里縦パス→またしても右サイドで豪快に長谷川に裏を取られて小林へパス(幸い小林の足元に入りすぎて撃てず)、AT+2分には森脇が長谷川に簡単に入れ替わられて長谷川クロス→家長のシュートはわずかに枠外。

・浦和が辛うじて凌いでいるというより川崎が外しに外しているという場面の連続で試合はいよいよ大詰めとなったものの、浦和は選手交代が全部不発な上に武藤もすっかり動けなくなっているので全く攻撃が成り立たず。FK・CKを取ってもこれといったプレースキッカーがいないという絶望的な状況に追い詰められ、誰がどう見ても川崎の勝利は疑いないと思ったことでしょう。埼スタなら観客がゾロゾロ帰りだしてもなんら不思議はない試合内容でした。

・しかし、1点差だと何が起こるか判らないのがフットボールの恐ろしいところ。ラストプレーで荻原CKからのこぼれ玉を宇賀神→西川フリック!荻原と繋ぎに繋いで、最後は森脇がゴール!! 森脇のシュートの軌道はどう見ても枠を捉えておらず、公式記録が谷口のオウンゴールではないのが不思議ですが、兎にも角にも浦和は強敵川崎から勝ち点1をもぎ取って連敗を4で止めました。最後につまらないミスで自陣深い位置で相手にスローインを与えた(=同点に追いつかれる起因)のがこの試合大活躍の登里だったというのが皮肉ですが。

・川崎の逃げ切り下手に助けられての勝ち点1ですが、どんな試合内容であれ勝ち点ゼロで終わるよりはるかにマシ。気持ちだけでは前半しか持たず、守備は右サイドをズタボロにやられ、攻撃はマルティノス頼みと課題も多い試合でした。しかし、それでもオリヴェイラ監督末期は攻守とも良いところなく、スタメンの疲弊感も顕著で「気持ち」さえ見えない試合の連続でしたから、それよりはずっとマシな試合だったと前向きに評価して差し支えないと思います。内容を問われる、大槻監督の真価が問われるのは次節からでしょう。


-----興梠-----
--マルティノス---武藤--
宇賀神-柴戸-青木-岩武
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
90+5分 森脇

(交代)
55分 マルティノス→荻原
58分 岩武→森脇
69分 興梠→杉本(故障による交代)

・試合後のインタビューに呼ばれた森脇が全く喜んでいないところを見ると、試合内容が芳しくなかったことは皆判っているのでしょう。

・それにしても後半の大失速には参りました。オリヴェイラ監督のキャンプでの徹底したフィジカル強化とは何だったのか?? これは悪評高かった堀監督のキャンプと結果的に大差なく、戦術的な練習を全くしなかった分堀監督より悪いのではないか? 昨年の中断期間でのフィジカル強化ははっきりと効果を上げていただけに実に不可解ですが、オリヴェイラ監督のキャンプが大失敗に終わったことはどうも間違いないようです。そしてこのスタミナの無さは大槻監督を縛る訳で・・・

・怪我明け後も未だ試合で使える状態ではないファブリシオをベンチ外にしたのは当然だと思いましたが、代わって入れた杉本の出来には大槻監督もさぞかしがっかりでしょうなぁ。興梠はもう無理使いできる状態ではなく、夏にCFの入れ替えはやむを得ないと思いますが、金でドブを詰まらせる天才=中村GMは何もしないorできないんでしょうなぁ、たぶん。

---ダミアン--小林---
長谷川-------家長
---大島--守田---
登里-谷口-ジェジェ-車屋
-----ソンリョン-----

(得点)
54分 ダミアン

(交代)
78分 車屋→マギーニョ
87分 ダミアン→山村
87分 小林→知念

・川崎は前節からマギーニョ→車屋、脇坂→小林と2名入れ替えのみ。中村憲は依然ベンチ外。

・CBジェジェウは奈良の故障を受けてスタメンで試合に出るようになったそうですが、速くて強くて高さもある実に面倒なCBで、マルティノス頼みの浦和の単純な攻撃は悉くジェジェウに封じられました。なんで奈良故障まで出番がなかったのか実に不思議で、その辺がACLで勝てない一因なんだろうなぁ・・・

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2019.06.01

八玄八角@池袋 ~ 汁なし担々麵

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 池袋東口五差路を渡って、グリーン大通りを直進。損保ジャパンのビルのある角を左。斜向かいに「鬼金棒」、裏に「花田」と行列店が並ぶエリアに立地。店先に大書されてある通り「汁なし担々麺」の専門店です。

 店内の券売機を見ると、麺が細麺/太麺を選べ、さらに辛さを無辛~4辛まで同料金で選べるので、「細麺・3辛(650円)」で注文。麺量は並だと140gしかありませんが、追い飯用に「小ごはん(50円)」を注文。

 店内は縦長カウンター8席と2人卓×2。卓上には酢、山椒、辛味、ご飯のたれ。店はねーちゃんとオバハンで切り盛りしていましたが、まさか母娘じゃねえだろうなぁ・・・

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 麺は確かに細麺。ただ水気少なめで、ザラザラ、ゴワゴワした、なんだかカップ麺の焼きそばみたいなチープな食感が特徴。3辛だと辛さ自体はさほどでもありませんが、痺れがきつくて食後尾を引くレベル。この痺れこそこの店のウリなのでしょう。これだと個人的には2辛で十分で、足りなければ卓上の山椒なり辛味を足したほうがより楽しめたかも。

 具は肉味噌、もやし、カイワレ、刻み青ねぎ。

 ご飯はスープ一杯分の「豆ご飯」でなく、半ライス大相当のサイズで登場(券売機をよく見ると100gと表示)。麺はパサパサですが、追い飯を片付けるのに困るほど汁気がないわけではなく、余ったひき肉や青ネギを片付けながら美味しく楽しめました。

 「担々麺」も昨今「またお前か」と化していて、しかも値段が概して高いので個人的にはもはやわざわざ遠出してまで食べに行くのを控えていますが、ここはなぜかかなり安め。ただこの場所でメニューのバリエーションが乏しい「汁なし坦々麺専門店」が長続きするかどうか・・・

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