コシ屋@西川口 ~ 味噌らーめん
西川口駅東口から産業道路を越えてオートレース場方面へ歩くこと10分ほど。県事務所交差点角。三方を道路に囲まれた非常に狭い区画に立地。約3年ぶりの再訪。11時半の開店に合わせて往訪したところ、なんと先客7。うち3~4人は既に食べていましたからかなり早くから店を開けていたものと推察されました。ただ後客は4と続かず。
最後の1席に滑り込んで早速メニュー先頭の「味噌らーめん(800円)」を注文。長らく味噌専門店だと思い込んでいたのですが、メニューにはしょうゆやしお、じゃんめん、つけめんも。ランチサービスがないどころか、ご飯ものもメニューに見当たらず。
店内はくの字型カウンター8席のみ、かつ席間狭め。水セルフですが、カウンターの背後が狭いのに給水器は店の右端にあって非常に難儀。おまけに会計は店左端。この居心地の悪さがこの店の難点。厨房内には爺さんとオバチャン。壁にはオートレーサーの色紙がべたべた。
スープを中華鍋で野菜などと炒め合わせる札幌風の味噌らーめんですが、炒め物はもやしがほとんどで玉ねぎやひき肉は見当たらず、スープ表面の脂は控えめ。味噌は心持ち甘目ですが、やたら濃厚に走るわけでもなく良い意味で中庸を保っていますが肝心の動物系出汁がイマイチかなぁ。
またデフォルトでニンニクや生姜を効かせている様子はありません。よって飽きが来たところで卓上の一味とおろしにんにくを投入して味変。
麺は黄色い並太緩い縮れ麺。一般的な味噌らーめんの麺よりは心もち細めなのはともかく、どういうわけか麺が緩くて好みに合わず。
チャーシューは薄くて簡単に崩れてしまいますが旨味は十分。他に太いメンマ、きくらげ、刻みネギ。
無難といえば無難なかなり昔風の味噌らーめんですが、いわゆる「資本系」っぽい店でもそこそこ美味くて安い味噌らーめんが出せる今となってはこの内容で800円は正直高いような・・・ 後乗せの具より炒め物を充実してくれたほうがありがたいのですが。
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