麵屋774@池袋 ~ 鶏白湯らーめん塩
池袋駅東口から明治通りを北へ。六つ又陸橋交差点を越えて帝京平成大学がある春日通りへ。近隣に「六感堂」「七人の侍」「燕返し」がある激戦区に立地。先客ゼロ、後客2。
、店内の券売機ボタン先頭の「鶏白湯らーめん塩(800円)」を注文。ランチサービスはなさそうなので、「ライス小(50円)」を付けてみました。メニューは他に「鶏白湯らーめん醤油」、「濃厚魚介白湯つけ麺」。
店内は厨房前にくの字型カウンター7席。卓上には白ごま、おろしニンニク、ブラックペッパー。
ややとろみがかってクリーミーなスープは「鶏の手羽先を多く配合した」とのことですが、塩ダレ控えめにしたのは良いとしても、その代わりに鶏出汁の旨味がしっかり出ているとは言い難く、なんだか淡白というよりぼんやりした味わい。その割には食後は結構胃にずっしり来ますし、しかも悪い意味での鶏臭さが襲ってきます。
麺は並太ストレートタイプ。「微粒の全粒粉」を使用したそうですが、黒い粒々が目立つどころか半透明に近く、かつつるつるした食感が特徴。噛み応えが強いため、スープに対して強すぎだし、絡みもあまり良くありません。
チャーシューは低温調理の豚&鶏。他にメンマ、かいわれ大根、海苔、白髪ねぎ。これではご飯のおかずには力不足。
「またお前か」からの脱却を試みて豪快に滑ったかのような一杯でした。こういう例を目にすると、「またお前か」と言われようとも「無事これ名馬」なのが正解なのかもしれません。
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