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2019.07.31

今浪うどん@小倉・北方 ~ 肉うどん

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 小倉の肉うどんがかなりユニークだという話を聞いて早速往訪。訪れたのは小倉駅からモノレールで10分ほど南へ進んだ北方駅の近くにある「今浪うどん」。正直ちょっとワイルドな雰囲気がビンビン漂ってくる住宅地の中に紛れるように店を構えています。

 店内に券売機はないのでまごまごしていたところ、一発で旅行者と判る当方の風体を見てか、オバハンに丁寧に応対して頂き、早速「肉うどん・小(650円)」を注文。後払いでした。うどんは大・中・小があり、また肉増しの「肉肉うどん」を頼む客も目立ちました。なおここは別に肉うどん専門店ではなく、ごぼう天・丸天・玉ねぎといったメニューもあります。

 店内は早い時間帯から賑わっていて先客10人、後客7~8人といったところ。往訪したのが平日だったためか他に旅行者っぽい方はおらず、近所から来ていると思しき、これまた怖そうなオッサンだらけ。

 店内は壁に向かって縦長カウンター6~7席。厨房に向かってカウンター3席。その間に島式カウンター8席といったところかな? 卓上にはおろし生姜と粗挽きの唐辛子。

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 一見して判るようにここの肉うどんはとにかく「肉」がユニーク。立ち食いそば屋・うどん屋にありがちな、肉の切れ端みたいなやたら脂っぽい肉ではなく、明らかに角煮風。どうも柔らかく煮込んだ牛スジや牛のホホ肉がメインのようで、これが人気の秘訣なのでしょう。よほどしっかり煮込まれているのか全然すじっぽくありません。

 うどん汁は九州らしくなく黒っぽいもので、若干醤油の自己主張も強め。麺は茹で置きではなく、注文を受けてから茹でていましたが、これまた福岡では極めて珍しいことにコシがしっかりした噛み応えのある仕上がりでした。

 少々飽きてきたところで卓上のおろし生姜を投入。これが実に良く合う!! 肉の癖が一気に緩和されるので、味変アイテムではなく、最初から投入しても良いくらい。

 何度でも再訪したいくらいの出来ですが、小倉の繁華街ではなく郊外まで行く必要があってチト面倒なのが残念。

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2019.07.30

夏のさっぱりまぐろカツ丼@かつや

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 「かつや」が2019年7月19日から期間限定で発売中の「夏のさっぱりまぐろカツ丼(637円)」を試食。

 「かつや」は脂ものに脂ものを重ねたような「豚まっしぐら」なメニューを頻繁に出すのが困りものですが、さすがに夏季にそれはきついと見てか、軽めというか「かつや」が使うタームとは信じがたい「さっぱり」系のメニューを投入してきました。

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 みぞれ状の冷たいタレがかかっているのでぱっと見は判りにくいのですが、丼の上には一口大にカットされた分厚いまぐろカツが2つ。千切りキャベツがその横にたっぷり目に添えられています。

 「塩・おろし生姜・唐辛子・にんにく・玉ねぎ・青ねぎ・ごま油・黒胡麻」からなる8種の薬味だれがウリもののようですが、これが曲者でどう考えても生姜が効きすぎてバランスが悪いのなんの。最初から最後まで口内が生姜でヒリヒリします。さっぱり感に拘り過ぎたんでしょうな、たぶん。またこの薬味タレと千切りキャベツの相性もやや疑問。

 まぐろカツ自体は極めて淡白な味わいなのでタレで補強するのは良いとしても、これなら変に薬味に凝らずにシンプルな生姜醤油&大根おろしでも良かったのではないかと。

 ハズレというほどでもありませんが、「策士策に溺れる」みたいな一品でした。

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2019.07.29

魚と豚と黒三兵@西新宿五丁目 ~ 魚豚骨ラーメン

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 新宿中央公園の西、十二社通りを越えてさらに一本西側に入った、低層ビルの並ぶ雑然とした一角に立地。先客、後客ともゼロ。

 券売機はなく、卓上のメニュー先頭の「魚豚骨ラーメン(850円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは絞り込まれていて、他に魚出汁ラーメン、つけ麺など。

 店内は縦長カウンター7席と、入口近くに4人卓×2。卓上には一味、胡椒、辛子高菜。

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 とろみのあるスープは「魚豚骨ラーメン」のネーミング通り魚介系出汁と豚骨出汁をブレンドしたもののようですが、両者のバランスが非常に良い。魚粉のざらつきはわずかに感じられる程度。また無添加・無加調だそうですが、その手のスープにありがちな物足りなさは微塵も感じられず出汁の旨味を目一杯味わえます。しかもかえしもあまりきつくないので、ついつい飲み進んでしまいました。あえて難を挙げれば夏季のわりにスープが若干ぬるく感じられた点くらいでしょうか。

 麺は自家製の並太ストレートタイプ。つるつるした食感で硬さは並程度。スープとの相性は文句なし。。

 チャーシューは薄くて柔らかい仕様。味玉は半個ながらしっかり煮込まれていました。他にかいわれ、白髪ネギ、刻み玉ネギ。

 クォリティーは非の打ち所がないと言って差し支えありませんが、如何せん場所が良くないのと、場所の割には若干高いのがどう出るかなぁ?

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2019.07.28

茂木力也選手、愛媛FCへ期限付き移籍

・先日茂木力也選手の愛媛FCへの期限付き移籍が公表されました。

・茂木は2018年7月にモンテディオ山形からレンタル契約期間の途中という異例の形で浦和に戻って来たにも関わらず、浦和での出場はリーグ戦1試合、天皇杯1試合という非常に寂しい結果に終わりました。

・本件に関しては、そもそも茂木を呼び戻した意図が不明過ぎて腹立たしくてなりません。

・茂木は2015年にユースから昇格。翌2016年には愛媛FCへレンタルされ、さらに木山監督が2017年に愛媛から山形へ移ると共に茂木もレンタル先を山形へ変更。愛媛でも山形でも若くしてレギュラー格となっており、典型的な「木山チルドレン」。

・茂木は愛媛でも山形でも3バックの右ストッパーとして重用されていましたが、木山監督が昨季半ばに基本フォーメーションを4バックベースに転換したので一時出番を喪失。しかし茂木はすぐさま右SBあるいはボランチとして出場機会を掴みました。そこでの活躍が2018年のレンタル延長に繋がったのでしょう。

・ところが意外にも茂木の出番はこの年になって激減。茂木が出場機会を求めて移籍先を探した挙句に浦和帰還に落ち着いたなら判らなくもありませんが、茂木の浦和復帰はなんと浦和からの要請を受けたものだったことが後日判明。また山形も茂木の突然の浦和復帰後、慌てて福岡からCB田村を補強したところを見ると、山形がCBだだ余りで茂木に今後出番がなさそうだという訳でもなかったようです。

・浦和は遠藤の海外流出が視野に入っていたので、その代役を探していたのかもしれませんが、遠藤の控えは既に実績十分の岩波・森脇、場合によっては阿部・橋岡も起用できるという状態。浦和で鉄板スタメン級の選手の穴をJ2で出番を失っていた選手で埋めるとはいくらなんでも無理がありすぎます。補強どころか補充にすらなっていません。

・しかも、槙野&マウリシオの故障を受けてようやく左CBとして出番が回って来た第33節湘南戦では失点にしっかり絡んだだけでなく、試合後オリヴェイラ監督に「いろいろなポジションでプレーできる選手なんですけど、できる中では一番向いていないセンターバック」と評されてしまい、茂木を呼び戻した意図を全否定されるような始末。

・オリヴェイラ→大槻と監督が代わっても茂木はベンチ入りすらままならず。大槻監督がフルターンオーバーを仕掛けた天皇杯2回戦でようやく左WBとして出場機会を得ましたが、残念ながら茂木は「ちょいミシャ」仕様のWBの適性が全くないようで、高さがないナバウト相手に単純にクロス入れるだけに終始。相手が慌てて守備ブロックをスライドさせないのとみると「こいつに持たれても無問題」とばかりに見切られていたような気も。

・全くクラブの戦力にならず、茂木のキャリアを毀損するだけに終わった本件に関しては中村GMの罪は大いに糾弾されてしかるべきだと思います。まだ22歳と若い選手ですが、浦和でベンチ入りすらままならない扱いでしたから愛媛からレンタルバックされる可能性は高くないでしょう。また茂木も愛媛で何がしかの足跡を残さないとぼちぼちプロとしてのキャリアが怪しくなってしまいかねませんから、とにかく頑張ってほしいものです

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千祥@町屋 ~ (家系)ラーメン

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 千代田線町屋駅ないし都電町屋駅前電停から尾竹橋通りを北へ出てすぐ。狭隘な敷地に無理やり建てた感がありありのV字型の奇妙なビルの1F。11時半の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに10人ほどやって来て、その後もゾロゾロ。退店時には店内に待ち客4となかなかの人気店のようです。

 屋号からは想像が付きませんが家系の店で、店外の券売機で基本と思しき「ラーメン並盛(650円)」を注文。食券を渡すと麺の硬さ、味の濃さ、油の量、サービスライスの有無を聞かれるので「麺硬め・ライスあり」でお願いしました。なおライスはお代わり自由で、しかもカウンターにきゅうりの漬物がある辺り、「武蔵家」の影響が感じられます。

 メニューは他にうま辛ラーメン、千祥おすすめラーメンなど。「半ラーメン(500円)」でもサービスライス付きなのかな???

 店内はV字型カウンター10席ちょっと。卓上にはおろしニンニク、豆板醤、おろし生姜、ブラックペッパー、昆布酢、白ゴマ。

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 ここのスープは豚骨醤油ながら「水と生ガラのみで炊き出す無添加スープ」というのをウリにしています。でも出汁の旨味はしっかりしていて、物足りないという感じは全くせず。ご飯が進みやすいようにとの考えなのか、やたら濃いというか、やたらしょっぱく作る店が少なくない中、この店のスタンスは高く評価したいもの。

 麺はやや太目のストレートタイプ。酒井製麺らしく短いのはともかく、「硬め」で頼んだはずなのにたいして硬くなく、せいぜい並堅だったのには驚きました。「硬さ普通」の客より先に配膳されており、「硬め」の指示が通っていないわけではないのですが、この店はデフォルトが柔らかめなのかも。

 チャーシューはやや裂けやすい感じでしたが肉の旨味はそれなりに保たれていました。他にほうれん草、海苔、九条ネギ。デフォルトのスープの出来が良いので無理に味を重ねる気は起らず、途中で白ごまを振った程度で完食。もっともスープはさすがにほとんど飲みませんでしたが。

 安くて、そこそこ美味くて、とりあえず腹一杯になる。繁盛するのは当然でしょう。

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2019.07.27

アンドリュー・ナバウト選手、メルボルン・ビクトリーへ完全移籍内定

・先日アンドリュー・ナバウト選手のメルボルン・ビクトリーへの完全移籍内定が公式発表されました。メルボルン・ビクトリーはナバウトが2015年まで在籍していたクラブです。

・ナバウトは2018年3月にニューカッスル・ジェッツ(豪州)から浦和へ完全移籍。いつでも闘志剥き出し。ガッツに溢れ、とにかく浦和のために本人なりに全力でやっていることがよく判り、結果が出れば赤者から絶大な支持を受けたであろうプレーヤーだったと思います。ただ残念ながらその結果が出ず、FWなのに1年半の在籍期間でわずか1ゴールに留まりました。

・豪州代表にたびたび招集され、ロシアW杯にも出場したくらいの選手なので何がしか使いようがあったはずですが、浦和でのキャリアは不幸の連続だったように思います。

・まず浦和がナバウトを獲得した意図が不明で、ナバウトに何を期待していたのかよく判らないままのスタートになってしまったのが不幸の始まり。2018年シーズンはラファエル・シルバの早すぎる離脱によるダメージがでかすぎて開幕からドツボに嵌まったことを受けて山道強化部長が慌ててFWを探した結果ナバウトに白羽の矢が立ったのでしょうが、気の毒なことにナバウト加入直後に堀監督どころか山道強化部長まで更迭される憂き目に。

・おそらく開幕時に武藤が無理やりやらされていた4-1-4-1の左SHとして獲得したのでしょうが、堀監督更迭によってナバウトの立場はいきなりあやふやなものに。

・大槻暫定監督のもとで途中出場を繰り返して適性を見極め、オリヴェイラ監督の下でようやく2トップの一角としてリーグ戦で使える目途が立った思った矢先にGKチョン・ソンリョン(川崎)の無謀な飛び出しによって交錯した挙句に右肩を脱臼する不運に見舞われてしまいました。しかもこの故障がロシアW杯で再発してしまい、ナバウトは10月まで浦和でのキャリアを棒に振ることに。

・ナバウトの難儀なところは連携に難があるというか、中々他の選手と噛み合わず、一生懸命やっているんだが常に空回りがちだったこと。言うなれば「ほとんどシュートが入らないポポ」。ただでさえそんな感じなのに故障がちなことに加え、元気になればちょこちょこ豪州代表に招集されるので連携を深めるまとまった時間が取れなかったのが浦和で結果を出せなかった一因でしょう。

・それでも攻撃はほぼ個人能力頼みで、ナバウトに2トップの一角としての適性を見出していたオリヴェイラ監督のもとならまだ活躍の余地があったでしょう。しかし、ようやく待望の初ゴールを挙げた2019年第12節湘南戦でまたしてもGKと交錯して故障。しかもその直後にオリヴェイラが更迭されてしまい、オリヴェイラよりはずっと組織的な崩しを求める大槻監督の下では連携難を抱えるナバウトは1トップとしてもシャドーとしても使い道がなくなってしまいました。

・大槻体制下では使い道がない点ではマルティノスもどっこいどっこいですが、マルティノスはスピードだけはあり、クロスもまずまずという一芸を持っている一方、ナバウトはWGが最適とされているにも関わらずスピードがそれほどないので途中投入としての使い道も少ないと判断され、今回の完全移籍の運びとなったものと目されます。

・冒頭記したように、とにかく一生懸命やっていることだけはよく判り、応援したくなる選手だったのは確か。メルボルン・ビクトリーはACLにも度々出てくるので、その場で再会できることを楽しみにしています。

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冷やしちゃんぽん@リンガーハット

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 リンガーハットが夏季限定で販売中の「冷やしちゃんぽん(690円+税=745円)」を試食。ここ数年夏の定番になっているようですが、試食は初めて。往訪したのはアリオ川口内にあるフードコート店。

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 清涼感を出すためか、透明な器で出てきたのにはびっくり!! もちろん「冷やし」の名に違わず、冷え冷えの状態で登場。

 でも結論から言えば、これはこれでアリで悪くはないのですが、ちゃんぽんを食った気がしないというか、もはやちゃんぽんではないといった印象が強く残りました。

 リンガーハットのウリ文句によれば「7種類の国産野菜を合計約180g使用しており、夏でもたくさんの野菜が摂れる商品」というコンセプト自体は頷けるのですが、もやし、にんじん、コーン、きくらげといったちゃんぽん定番の野菜に「通常のちゃんぽんには使用していないトマトや水菜」を加えたのが疑問で、青臭くなってしまった時点で既にちゃんぽんから大きく乖離。

 またとんこつベースのスープに「白ごまとピーナッツのコクをプラスした」のが祟り、冷え冷えなのと相まって豚骨の旨味がマスクされているのも「ちゃんぽん離れ」に拍車をかけているような気がしました。

 もっとも「長崎産の唐人菜を使用したリンガーハット特製の漬物『ぶらぶら漬け』をアクセントとして加え」たのは面白い試みですし、「ちゃんぽん」であるという先入観を排除し冷し中華に代わる冷麺として割り切ってさっぱりあっさりした味わいを楽しむのであれば、悪くはない選択だと思います。

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2019.07.26

山田直輝選手、湘南ベルマーレへ期限付き移籍

・先日山田直輝選手の湘南ベルマーレへの期限付き移籍が公式発表されました。

・直輝は2015年からなんと3年の長きにわたって湘南へレンタルに出され、2018年にようやく浦和に復帰。しかし、湘南3年目でついにレギュラーポジションを掴んだという実績も虚しく、浦和復帰後の直輝の出番はほとんどありませんでした。その後ナバウト、茂木の移籍も相次いで公表されましたが、直輝も含めていずれも今後浦和で出番がないと思われる選手を浦和フロントが整理したのでしょう。

・直輝の出番がなかったのは相変わらずちょこちょこ怪我をすることに加え、言い古された話ですが、直輝が「監督の要求に応じて自分を変えられなかったこと」に尽きるかと思います。浦和は残念なことに監督が良く変わりますが、結局直輝を重用したのは入団当初のフィンケだけ。それ以降スタイルが異なる監督が次々と浦和に来ては去ってゆきましたが、ゼリコが直輝の矯正を諦めて以降、どの監督も直輝にはほとんど見向きもしませんでした。

・直輝は非常に運動量が多いものの、悪く言えば自由気ままに動き回ってボールを受けては出しているだけなのが難点。そんな直輝をフィンケは重用しましたが、持ち場からやたら離れるのを嫌がるゼリコやミシャからは全く評価されず。湘南でも3年目になってようやくキジェの信頼を得たものの、浦和復帰後堀→オリヴェイラ→大槻と代わったいずれの監督からも評価されずじまい。特に大槻体制になって「ちょいミシャ」スタイルに回帰したのは過去ミシャに全く評価されなかった直輝にとって致命的でした。

・大槻体制下で最初で最後の出番となった天皇杯2回戦でも攻撃の基点となる良いプレーもあった一方で、不用意なボールロストで相手の攻撃の基点となってしまう場面も散見され、相手が大学生だったことを思えば非常に厳しい出来でした。しかも「クイックリスタートに誰も反応できずに、相手のカウンターを誘発するだけに終わり、しかもその後なぜか主審に文句を言い続けた」のが直輝の最後の見せ場になってしまうとは・・・

・また言っても詮無い話になってしまいますが、山道強化部長はなんで直輝をわざわざ復帰させたのかがかなり疑問。堀式4-1-4-1のもとで直輝に期待されたポジションは強いて言えばIHだったのでしょうが、そこは柏木が鉄板のレギュラー。ついで2017年ACLで大ブレイクした長澤がおり、適性不明の直輝にとってはかなりの茨の道。そしてあっという間に堀監督は更迭され、結局浦和のためにも、直輝本人のためにもならない残念過ぎる「出戻り」となってしまいました。

・一応期限付き移籍の形を取っていますが、全然戦力になっていない29歳の選手をまたレンタルバックするとは考えられないので、単に移籍金を払ってまで完全移籍で取る意思がない湘南の意向によるものでしょう。湘南は梅崎が故障したばかりなので、直輝の出番は案外早いかもしれません。直輝を評価する稀有な監督のもとでなんとか輝きを取り戻してほしいものです。

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石狩鮭めし@札幌・札幌駅立売商会

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 当面札幌へ行く予定がないので、その代わりに(?)東京駅の巨大駅弁売り場「祭」で札幌駅立売商会の「石狩鮭めし(1150円)」を購入。なんでも大正12年からのロングセラー駅弁なんだとか。というか「札幌駅立売商会」という社名自体、時代がかっているというか、国鉄臭ムンムンというか。

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 ご飯一面を覆う鮭そぼろが少々パサつき加減な上に、いくら醤油漬の塩気がきついので、思わずビールで流し込みたくなる一品。しかし、それが狙いのアクダマンなのか、これがビールによく合う!!札幌の駅弁なので、サッポロクラシックが一番合うのかもしれんけど(笑)、東京駅には常備してないんだよなぁ。

 ご飯はただの白飯ではなく、昆布入り茶飯らしいけど、鮭そぼろ&いくら醤油漬の濃い味わいにかき消されてよくわからず。彩りを添えるために錦糸卵を少々。

 おかずの鮭昆布巻、ふき煮、大根みそ煮は当然ながらビールのアテに。「鮭入り魚肉練り製品」というのが、カップヌードルの謎肉並みに謎すぎる存在でした。

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2019.07.25

麵や雅@川口 ~ 焼味噌

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 川口駅東口を出て産業道路を北上。アリオ川口を過ぎ、安楽亭の北にあるので駅からはやや距離があります。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭の「焼味噌(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に新雅味噌、辛味噌、焼醤油など。

 店内はL字型カウンター8席のみ。卓上にはブラックペッパーと一味。水セルフ。

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 焼味噌は「赤味噌と白味噌をブレンドした」とのことですが、焼きを入れたことによる香ばしさみたいなものは特に感じられず、味わいはむしろ甘目。動物系出汁にニンニクも少々加わって旨味は十分ですが、味が濃すぎて飲み進む気にはなれず。 炒め物はもやしだけかなぁ・・・玉ねぎやひき肉は確認できず。炒め物が少ないせいか脂っぽくはありません。

 麺は並太強めの縮れ入り。つるつるした食感ですが、やや硬めの仕上がりで濃厚スープに負けずに噛み応えしっかり。

 チャーシューは大き目ながら薄くて残念。他にメンマ、刻みネギ、海苔。

 北海道の石狩市に本店があり、道内の支店を相次いでたたむ一方、海外に出店してみたり、さらになぜか川口に店を出したみたいですが、この場所でこの値段でこの内容では先々厳しいんじゃないかなあ・・・ どう考えても割高。同じように味噌がウリもので、はるかに川口駅に近い「満開屋」に勝てる要素は今のところ何もないような・・・ 出店に当たってリサーチ不足かと。

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2019.07.24

中華そば 新@新御徒町 ~ らーめん

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 都営大江戸線新御徒町駅を出て春日通りを東へ。先客3、後客1。

 店内の券売機ボタン先頭の「らーめん(720円)」を注文。ランチタイム小ライス無料サービスあり。メニューは他に辛味噌らーめん、つけ麺など。つけ麺は並盛(200g)、中盛(300g)、大盛(350g)同料金。

 店内は縦長L字型カウンター11席。冷房の効きが弱いのか、厨房の換気が悪いのか、厨房の熱気が店内にこもり勝ちで熱いのなんの。卓上にはラー油、酢、ブラックペッパー。

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 スープは「鳥ガラ・豚骨をベースに煮干しカツオ節、昆布、野菜から」焚いたものだそうですが、味わいの上では魚介系がやや強めに出ている感じ。しょっぱいとまでは行きませんはかえしもきつめで、全体に味濃いめ。表面の脂も多めなので、見た目よりはこってりした味わい。柚子皮でわずかにアクセント。

 麺は浅草開化楼製の細め&緩い縮れ入りで、心持ち柔らかめの仕上がり。つるつるとした食感でスープも良く絡みます。。

 チャーシューは提供直前にバーナーで炙っていましたが、若干固めながら旨味しっかり。他にやや大ぶりのメンマ、海苔、刻みネギ。

 「小ライス」と言いながらご飯はお茶碗に目一杯よそわれて登場。ご飯のおかずとしてはちょっと具が力不足なので、味が濃いスープの助けを借りる羽目に。

 シンプルな構成ゆえ安めで、それでいてそこそこ美味いという古典派の王道を行く一杯。しかもこれといったラーメン屋がないエリアなので、地元客に支持されて長続きしそう。

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2019.07.23

あじ助@掛川 ~ 中華そば

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 掛川駅北口に広がる飲食店街の一角。先客9、後客ゼロ。往訪時はたまたま駅前通りを封鎖してイベントをやっており、その出演者と思しき高校生の団体が店を半ば占拠していました。

 入り口脇の券売機が故障したのか、注文は口頭となり、店内のメニューを見て基本と思しき「中華そば(680円)」を注文。先払い。

 店内は縦長カウンター7席と4人卓×3。卓上にはおろしニンニクと豆板醤。水セルフ。

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 スープは超ライトな豚骨醤油。さすがにこのままでは物足りないと思い、早々とおろしニンニクと豆板醤を投入しましたが、店内に「豆板醤オススメ」の旨の張り紙があり、店も客が好きなようにカスタマイズすることを前提に作っているのかも。

 麺は並太ほぼストレートで心持ち柔らかめ。つるつる&もっちりした食感は悪くなく、超ライトなスープにも合っています。

 バラ肉チャーシューは残念なくらいペラペラ。他にメンマ、刻み青ネギ、海苔。

 まぁ値段相応といったところでしょう。

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彩たまや@川口 ~ 汁なし担々麺

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 川口市役所の北、ないし第2庁舎斜向かいあたり。先客2、後客9。川口駅から徒歩10分以上あり、バス通りにも面しておらず、完全に地元民向けの立地なので、客層もいかにも近所の人々風ですが、いつも賑わっています。

 担々麺が売りものの店で、今回は「汁なし担々麺(880円)」を注文。食後にもらえるサービス券を使って大盛にしてもらいました。辛さを聞かれたので「辛め」で注文。ランチタイムはライス無料サービス付き。

 汁ありの担々麺は赤・黄・白・黒・緑があり、夏季限定で「冷やし」もやっていました。ただここは担々麺専門店ではなく、中華そばや塩とりそば、酸辣湯麺などもあり、さらに丼ものや定食類も出しています。

 店内は4人掛けテーブルが4卓と2人掛けテーブルが2卓。先に白胡麻とすり鉢が出てくるので、暇つぶしがてらゴリゴリと。

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 ここの汁なし担々麺はかなり毛色が変わっていて、具にレタス・トマト・キュウリ・水菜・青菜といった生野菜がやたら目立つ反面、肉味噌は少な目。またザーサイや揚げレンコンという変化球も。

 またタレを麺と和えてから配膳するためか、皿にタレがほとんど残っていません。従って食前に天地をひっくり返しながらまぜまぜする必要はなさそう。それどころか見た目の上からも、味わい上も全く混ぜずに食べることを前提としているのかも。「辛め」で注文したはずですが、辛さはさしたることはなく、痺れも終盤に少々感じられる程度。

 麺は並太のほぼストレート麺。この店が難儀なのは麺の仕上がりにブレがあることで、ヤワヤワで出てきて目も当てられない時もありますが、今回は心持ち柔らかめといった程度で、もっちりとした食感が楽しい当たり日でした。

 ユニークな一品ですが、やっぱりこの店は汁ありのほうが無難そう。

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2019.07.22

さくら@熱海 ~ アジフライ定食

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 18きっぷの旅でほぼ確実に乗換えの場となる熱海駅。たまには熱海でランチも良いかと思って途中下車しましたが、夏休み最初の週末の人出を侮りすぎました。

 往訪したのは熱海駅の真向かい、かなり年季が入ったビルの地下1階にある「さくら」。海鮮もの中心とした定食屋ですが、11時の開店から15分も経っていないはずなのに店内は既にほぼ満席!! 相席でなんとか店内にもぐりこんだものの、誰もまだ食べていない状態なので当然長時間待たされる羽目に。その後もちょろちょろ客がやって来て、絶えず何人か外で待っている風でした。

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 客は観光客だらけというわけでもなく、地元の常連らしき方と半々くらい。そのせいか、頼んでいるものもバラバラで観光客が海鮮丼や駿河丼を頼む反面、地元民は煮つけや揚げ物を頼んでいる感じ。熱海は海に面しているものの漁港ではないので海鮮ものにたいして期待はできないと思い、当方も「アジフライ定食(800円)」を注文。

 そこそこ肉厚で悪くはありませんが、狭苦しいところで長時間待つ羽目になった成果物としては少々寂しいのも否めないところ。

 帰り際に近所の「まぐろや」をのぞくと、そちらはさらに長い行列が。週末の熱海でランチなんて食べるものではないという教訓をしっかり胸に刻むことに。

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【観戦記】19年第20節:磐田 1-3 浦和 ~ 竜頭蛇尾ながらも完勝で関根復帰を祝うの巻

・前節大誤審2発があったとはいえ、低調と言わざるを得ない試合内容で敗れた浦和。降格圏を彷徨い続け、とうとう名波監督更迭に追い込まれた磐田にも敗れるとなると、浦和自身も残留争いに巻き込まれかねないという状況下で迎えたアウェーゲーム。おまけに当日のエコパは雨こそ降らなかったものの非常に蒸し暑く、選手はもちろんのこと見ている側にもきつい環境でした。

・しかし、浦和はチームに覆いかかりそうになった暗雲を振り払うかのように前半だけで3得点。後半は一転してぐだぐだ模様となり、完封勝ちを逃すどころか何度も決定機を与え、退場者まで出してしまいましたが、前半のリードを活かして完勝と言って差し支えない試合内容で連敗阻止。とりあえず残留争いに巻き込まれる可能性は大きく後退しました。

・浦和は宇賀神がイエロー累積で出場停止。さらに怪我人が案外多くてエヴェルトンが長期離脱中の上に、鈴木がどうも小破している様子。おまけに山中が練習試合で小破し、杉本も別メニューとの報。柏木は全体練習に合流したばかりで、仙台戦で小破した武藤の状況は不明。低調だった前節横浜M戦からメンバーを入れ替えたくてもそんなに選択肢はないという状況下で、大槻監督はなんと浦和に復帰したばかりの関根、故障明けの武藤、さらに大分戦・天皇杯流経大戦と出来が悪くてここ2戦出番を失っていた柴戸をスタメンに抜擢しました。

・そしてこの3名の抜擢が大当たり。柴戸こそイエロー2枚の退場でミソをつけてしまいましたが、今節の完勝にこの3名が大きく寄与したのは間違いありません。

・一方前節松本を下して自動降格圏からほんの少しだけ脱した磐田はこのところ出番がないどころかベンチにすら入っていなかった大久保が突如スタメンに名を連ね、アダイウトンがベンチスタート。それ以上に驚きだったのは前節決勝点を挙げたロドリゲスがベンチ外だったこと。ロドリゲスに何があったのか全く判りませんが、第10節青木のバックパスを掻っ攫ったロドリゲスがいないのは浦和にとっては勿怪の幸い。

・ロドリゲスとアダイウトンが2枚とも健在であれば、そのうち1枚を終盤の切り札として使えたでしょうに。鈴木監督はアダイウトンを切り札としてベンチに置いたつもりなのでしょうが、強力な外国人FWを2枚とも欠いたスタメン構成にはかなり無理があったのか攻守とも全くいいところなく、前半だけで事実上勝負が付いてしまうという大惨事に。後半アダイウトン投入後の戦況を考えれば、頭からアダイウトンを投入して、その電池切れまでになんとかリードを奪う作戦のほうがまだマシだったような気もします。それはまぁ結果論なのでしょうが。

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・磐田は前節同様基本3-3-2-2、守備時は5-3-2の構えながら大胆にも最終ラインをハーフライン近辺まで上げ、2トップが前から追ってきました。しかしこの磐田のハイライン&ハイプレスは浦和の想定内だった模様。磐田がいくら2トップで追い掛け回しても浦和の最終ラインは3人、西川も使えば完全に数的優位なのでとにかく慌てなければ無問題。3-2-5のような形を取って磐田の最終ラインの裏を狙い続け、10分にはその狙いが早々と結実。長澤のスルーパスで磐田最終ラインの裏を取った興梠がカミンスキーの股を抜いてゴール!!

・オリヴェイラ末期の浦和のパス回しは各駅停車的というか、「指差し確認、信号よし!出発進行!」的な実にとろくさいものでしたが、大槻体制下でパススピードも判断スピードも心なしか向上した上に、「阿吽の呼吸」的なコンビネーションプレーも復活してきたようで、この日の磐田のような守備が緩い相手なら全く苦にならなくなった模様。

・ボールホルダーにたいしてプレッシャーがかかっていないのにやたら最終ラインを上げようとして、案の定裏を取られまくる。なんかゼリコ時代に浦和でもよく見受けられた地獄絵に嫌気がさしたのか、磐田は途中から極端な前プレをやめて高めの位置に守備ブロックを敷く方針に切り替えたように見えましたが、これはこれで一向にボールを奪う位置が定まらず、守備組織としてほとんど意味がないことには変わりなし。特に興梠のやりたい放題にしているのが致命的。

・そんな相手に浦和は敵陣で好きなようにボールを回し、22分興梠のパスを左サイドで受けた関根の低いクロスをファーで橋岡が詰めて2点目。このゴール、右サイドに出た柴戸のパスを中央で武藤スルー→背後で興梠がまさかのシュート空振り(笑)したのが妙に効いており、磐田守備陣の意識が全員興梠に向いてしまい、浦和両WBが共にどフリーに。でもミシャ全盛期を髣髴させるような、多くの選手が絡んだ素晴らしいゴールでした。

・また磐田は球際がとにかく弱い。32分にはカミンスキーのゴールキックを槙野が跳ね返し、そのボールを拾った関根が中央からドリブルで前方進出。その後武藤・長澤と繋がって、長澤が倒れこみながらなんとかボールをゴールに押し込みましたが、その過程で磐田守備陣が段ボールのように壊れてゆく様には笑いました。長澤は複数人で囲まれていたはずなのに、なんでボールがゴールに入っているのか現地ではよく判りませんでしたが(苦笑)、この辺は何発被弾してもなかなか墜ちない重装甲攻撃機長澤の面目躍如。

・浦和は守備も完璧。まずは前3人が磐田最終ラインにプレッシャーをかけ、次善の策として引いて5-4-1の守備ブロックをつくることを徹底。この前プレは一定の効果があり、8分には長澤が新里からボールを奪ってのショートカウンターの絶好機(武藤のシュートはカミンスキーがセーブ)を作った他、カミンスキーのキックミスも2度誘発。

A002

・前プレを交わされても、浦和は慌てずに守備ブロックを作ってしっかり構えればボールを持たされた磐田に攻め手はなし。大久保は前半終了を待たずに苛立ちを露わにしていましたが、偉そうに他人に指示を出せるほど大久保自身も何もやっていなかったかと(笑)。全く良いところがなく前半を終えたところで、鈴木監督はやむなく後半頭からアダイウトンを投入。下げたのはその大久保ではなく中山のほうでしたが。

・浦和はアダイウトンに裏を取られたくないためか、(どこまで意図的だったのか判りませんが)前半よりはやや引き気味の構えてカウンター狙い。サイドに流れたアダイウトンに縦への突破を許してもそこからのクロスを中央で跳ね返れば問題なしと割り切った風で特段守備に破綻は見受けられず、逆に狙い通りにカウンターが炸裂。

・59分柴戸のスルーパスで裏抜けに成功した武藤がボックス内でカミンスキーを交わし、カミンスキーの手が武藤の足にかかっているにも関わらず、なぜかPKの笛は吹かれず。カミンスキーは完全に出遅れてボールへのチャレンジすらしていないので本来PKどころか決定機阻止の一発レッドものではないかと思うのですが、福島主審も前節の松尾主審同様、「疑わしきは浦和の不利に」との因果でも含められているのでしょうか?

・この誤審に続いて浦和の流れをおかしくしたのが64分の柏木投入。まぁ武藤は故障明けなので試合展開とは関係なくこの辺りで下げるのは当初予定でしょうし、大差が付いているので同じく故障明けの柏木を試運転するのもアイデアとしては十分理解できますが、残念ながらその結果はこのチームにおける武藤の存在のでかさを攻守両面で際立たせる格好に。柏木は大槻体制になって以来故障で試合に出ていないので、本人のコンディションが上がりきっていないのに加え、コンビネーションに難があるせいもありましょうが。

・一方、磐田は63分小川を下げて大南を右CBに投入し、高橋を右WBに上げたのが案外妙手で、これ以降磐田はセットプレーに加えてハイクロス攻撃に可能性を見出すようになりました。

・この試合で浦和の守備が初めて決壊しかかったのは67分アダイウトンの裏抜けを許した場面。この場面こそボックス内で辛うじて槙野が防ぎましたが、そこで与えたCKからの流れで上原に豪快にミドルシュートを叩きこまれてしまいました。

・浦和は下がってボールを受けるアダイウトンに手を焼き、76分にはアダイウトンへの対応が後手に回った柴戸がイエロー。これは妥当なイエローですが、福島主審はどういうわけかやたら浦和のファウルを取る傾向があり、セットプレーに活路を見出した磐田に試合の流れを持って行かれる一因に。85分には柴戸が(田口とやり合ってっちもどっちみたいな感じでしたが)哀れにも2枚目のイエローを食らって退場となり、試合は完全に磐田が押せ押せに。

・89分に後方からの浮き球をアダイウトンがヘッド。90分には荒木のクロス→上原ヘッドが枠内に飛んだものの、西川の好セーブで事なきを得て、浦和はヘロヘロヨレヨレながらもなんとか逃げ切り勝ち。

・福島主審があのPKをしっかり取っていれば、その時点で磐田の心が折れて大量得点をゲットできる絶好のチャンスになったはずですが、あれやこれやですっかり竜頭蛇尾な試合に。しょっぱい相手を完膚なきまでに叩きのめせるほど、今の浦和は強くないことを如実に示した結果なのでしょう、残念ながら。

A011

-----興梠-----
--武藤----長澤--
関根-青木--柴戸-橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
10分 興梠
22分 橋岡
32分 長澤

(交代)
64分 武藤→柏木
82分 興梠→ファブリシオ
87分 長澤→阿部

・2年ぶりに浦和に復帰した関根。行った先の監督が早々に更迭されたり、怪我があったり、そもそも海外志向なのに全然語学をやっていないという本人の準備不足が祟ってほとんど海外では実績を上げられず。そんな関根を有償で買い戻す(4年契約のうち残り2年で金額不明)浦和もどうかと思いますが、幸い関根のドリブルは全然錆びついていませんでした。

・攻撃時は高い位置を取り、岩波のロングフィードを受けて盛んに磐田最終ラインを裏を狙い、対面の松本相手にガンガン仕掛ける関根。ドリブルで仕掛けられるWBを見るのは本当に久しぶり。攻守のバランスが良い宇賀神はともかく、クロスマシーン山中や守備と高さに持ち味がある橋岡とは全く特徴が異なるので、大槻監督がその辺を上手く使い分けてゆくのでしょう。

A006
--大久保--中山---
---森谷--上原---
小川---田口---松本
-新里--大井--高橋-
-----カミンスキー----

(得点)
69分 上原

(交代)
HT 中山→アダイウトン
63分 小川→大南(大南が右CB、松本が左WB、高橋が右WBへ)
74分 大久保→荒木

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2019.07.21

月見里@大山 ~ 肉つけうどん

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 東武東上線大山駅から東へ続く「遊座大山商店街」の東端で、もはや都営三田線板橋区役所前駅のほうがはるかに近そう。屋号は「やまなし」と読みます。麺がとんでもなく硬いことで知られる「吉田うどん」が都内、しかも比較的近場で食べられることを知って往訪。先客ゼロ、後客5。

 メニューは温かい麺&温かい汁の「かけうどん」、冷たい麺&温かい汁の「つけうどん」、冷たい麺&冷たい汁の「冷やしうどん」の3カテゴリーに分かれていて、各カテゴリー毎に肉・きんぴら・きつね・ねぎ・わかめといったトッピングを乗せる仕組み。今回は「肉つけうどん(750円)」を大盛(+200円)で注文。同じトッピングでも、トッピングなしでも「つけうどん」だけ50円高いのが謎。

 なお券売機はなく後払い。富士吉田で食べるよりかなり高い気がしますが、その辺は気にしない方向で。

 店内はどう見ても居酒屋の転用で、カウンター6席と階段下に3人卓×1。2Fに座敷があるようですが、オッサン二人で切り盛りしているランチタイムに使っているのかどうか確認できず。卓上には吉田うどんに付き物の「すりだね」と天かす、そして「クリエイティブハイパーチップ」と称する揚げニンニクみたいなのが2種類。水セルフですが、狭い店なのに両サイドにコップと水ボトルを置いてあるだけなのはチト面倒。

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 麺の上にちょこんとキャベツが乗った状態で登場。強いひねりが入った極太麺で、手打ちっぽくなんだか不ぞろいな上に、一般的なうどんよりは遥かに堅いのが特徴。ただ食べづらいほど硬くはありません。小麦の味わいがギュッと閉じ込められ、噛めば噛むほど味が出てきます。

 つけ汁は醤油ベースで、しかも「特濃煮干」と書かれている通り煮干しの味わいが強く出ていますが、悪い意味での魚臭さが強く残っているので好き嫌いは分かれそう。また硬い極太麺にさっと絡む程度なので、個人的にはデフォルトのつけ汁そのまんまで食べるのは薄味すぎて少々難儀。卓上のすりだね等を加えて、味を重ねることが前提なのかも。あと構造的に食べている最中に汁がとび跳ねやすいので、紙エプロンが欲しいところ。

 またつけ汁には豚肉が少々。こちらはやや濃い目に煮込まれているので、つけ汁の力不足を補う十分な働きを見せてくれます。逆に言えば何かトッピングをつけないとかなり味わいが寂しいかも。

 悪くはありませんし、都内で吉田うどんが食べられるという意味においては貴重な店ですが、やはりこういうローカル色満点の一品は現地で食べてナンボという気も。

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2019.07.20

杉田家@新杉田 ~ 中盛ラーメン

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 京浜東北線新杉田駅西口を出て、駅前の大通りを北へ200mほど。家系ラーメンで有名な「吉村家」の直系第1号店という老舗で、かつ朝5時から開店しているためか、11時過ぎに店に到着した時点で既に先客9。その後もゾロゾロ客がやって来て、退店時には外待ちが10名強と賑わってきました。

 店内の券売機で「中盛ラーメン(800円)」を「麺硬め」で注文。紙の食券ではなく、プラスティックの札が出てきます。なんちゃって家系にありがちな「ライス無料サービス」はありません。店には老舗の家系らしいワイルドな雰囲気が漂っていますが接客は手慣れたもので、まごまごしていると先に食券を買えだの、好みの有無だの、丁寧に説明してくれます。

 店内はL字型カウンター20席弱。卓上に刻み生姜、豆板醤、酢、胡椒、そして緑色の得体が知れない一品は「行者ニンニク」。水セルフですが卓上にボトルがなく、給水器が一つしかないのはチト面倒。

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 店で長時間豚&鶏ガラを焚きこんだ出汁がガツンと効いているあたりはさすが。なんちゃって家系とは完全に一線を画しています。ただ惜しむらくは個人的にはカエシがきつすぎて、ご飯が欲しくなるレベル。でも不思議なことにライスを合わせて注文している客は見当たらず。「味薄め」で注文すべきだったと思いましたが時すでに遅し。脂は若干多めといった程度。

 麺はいかにも酒井製麺らしいやたら短いストレート太麺。しっかり硬めで登場。

 チャーシューは薄めながら柔らかく、かつ肉の旨味もちゃんと保たれていて気に入りました。他にほうれん草、刻みネギ、海苔。

 デフォルトの味が濃すぎて卓上の味変アイテムで味を重ねる意味が見出せないので、そのまま完食。

 「なんちゃって」も含めてこの手のラーメンはババを掴む確率は低いものの、上ブレの余地もまた少ないことを再確認した次第。

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2019.07.19

健優@池袋 ~ 醤油つけそば

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 池袋駅西口・立教通りの南、「西池袋公園」交差点近く。先客ゼロ、後客2。

 店内の券売機を見るとメニューは極端に絞りこまれていて、基本「醤油つけそば」と「味噌つけそば」のみ。とりあえず「醤油つけそば(780円)」を注文。並盛(240g)/中盛(300g)同値段なので中盛で。さらに醤油つけそばの場合は麺を全粒粉麺or中太麺から選べるので全粒粉麺にしてもらいました(味噌は中太麺のみ)。

 店内はL字型カウンター9席。卓上には海老油、一味、山椒油、酢、胡椒。

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 つけ汁は「豚骨・鶏ガラ・煮干しのスープに7種類の野菜ペーストをブレンド」したものだそうですが、煮干しはほとんど感知できず動物系オンリーっぽい味わい。やや酸味が強めですが甘くはなく、粘度はないので、そのまま自然体であっさり&さらっとした味わいのつけ汁を目指せばいいのに、なぜか細モヤシの炒め物を入れたために脂臭くなり、画竜点睛を欠くというかなんというか。

 「サッポロ製麺」の麺箱が見える麺は並太の縮れ麺。全粒粉麺といっても黒い粒々が目立つ蕎麦っぽいルックスのタイプとはちょっと違うような。つるつるした食感&心持ち柔らかめの仕上がりで、つけ汁には良く合います。たっぷりふりかけられた刻み海苔もつけ汁を引き立てるのに一役。終盤になって山椒油を試してみましたが、思った以上に山椒の香りがきつくて好みが分かれそう。

 つけ汁の中には件の細モヤシ以外に細切チャーシュー、穂先メンマ、三つ葉、刻みネギと値段の割に具沢山。なおスープとチャーシューには沖縄の「あぐー豚」を使っていることをしきりに強調していますが、正直普通の豚との違いはよく判らず。

 つけ汁が軽いせいか、300gもあるような感じはせず、一気に完食。大勝軒系とか、「またお前か」的なつけ麺よりは好みかも。

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2019.07.18

にし乃@本郷三丁目 ~ 中華そば+味付き替え玉

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 丸ノ内線本郷三丁目駅向かいの三菱UFJ銀行の裏辺り。以前往訪したところ開店前から10人以上行列が出来ていたので、そそくさと退散したいわくつきの物件。今般11時半の開店15分前に到着したところ先客ゼロで拍子抜けしましたが、すぐに後客がわらわらやって来て開店時には10人超の行列。当然ながら退店時には店内外で10人程度の待ち客が発生していました。

 店内の券売機を見るとメニューは極端に絞り込まれていて、基本「中華そば」と「山椒そば」のみで、初めての方へ店お勧めの「中華そば(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 「スッキリ」と銘打たれた「山椒そば」のほうがいかにも通向けっぽい感じですが、山椒は良くも悪くも癖があるので初手からはないでしょうな、確かに。他に肉ワンタン&海老ワンタンも推している風。

 店内は縦長L字型カウンター11席。卓上には胡椒、一味、酢。水セルフ。おしぼりサービスあり。

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 スープはわずかに節系の味わいが前に出ているものの、出汁の味といい、味の濃さといい、良い意味で中庸。非常にバランスの取れた逸品です。ネット情報を漁ると「煮干し&昆布&しいたけのスープ2:鶏と豚と思われる動物のスープ1」なんて話も出てきましたが真偽不明。言われてみればそんな気もします。味わいは醤油っぽいのに塩ラーメンと見紛うばかりに透明感があるのは白醤油の仕業かな?やや表面の脂が目立つものの、気になるほどでもなく。

 麺は細めのストレート。これまた硬くもなく柔らかくもなく、あくまでもバランス重視。

 チャーシューは小さいものの肉の旨味がしっかり保たれている優れもの。他に青菜、ナルト、白髪ねぎ。

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 この手の高級お上品系ラーメンの通弊として量はやや少なめ。そこで合計1000円とちょっとお高くなってしまいますが半ば観光地に来たも同然な気分で、「味付き替え玉(200円)」を注文したところ、なんと丼で登場!! しかも替え玉と呼ぶには明らかに量が多い!!

 それもそのはず、店ではこれをいきなり丼にドボンではなく、とりあえず「まぜそば」として食べることを推奨しています。よって麺の上に刻みチャーシューとと刻み玉ねぎ、煮干し粉、そして麺の底にはタレが少々。一頻りまぜまぜして食べると、これが美味い! 麺は中華そばと同じはずですが、お上品な中華そばと違って実にジャンキーな味わい。悪く言えばカップ焼きそば風。

 「まぜそば」の通弊通り、飽きやすい難点を抱えているので途中で卓上の一味や酢で変化を付けて食べ進み、残り1/4くらいになったところでようやく中華そばに投入しましたが、中華そばは元々の完成度が高いので、味のバランスが壊れてよろしくありません。「替え玉」はその名に反して全部「まぜそば」で食べたほうが良さげ。

 ここの「中華そば」は美味いことは美味いのですがそもそも並ぶのが面倒な上、これだけだと14時くらいには腹が減ってしまいそうで常食には向かず、通りすがりに運よく空いてたら食うような位置づけ止まりかな。

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2019.07.17

はら田@南浦和 ~ 濃厚豚骨魚介らーめん

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 南浦和駅東口から武蔵野線高架北側沿いに東へ進む。「東行」の跡地。結構な人気店と聞いて11時半の開店15分前に到着したところ、さすがに早すぎたようで先客1のみ。しかし開店までに5人やってきて、開店後はすぐに満席になり、退店時は外待ち6人と人気店であることは間違いないようです。

 券売機ボタンを見る限りつけ麺推しっぽい感じでしたが、あえて「濃厚魚介らーめん(850円)」。平日ランチタイムは中盛無料サービスをやっていたので中盛にしてもらいました。

 メニューは他に、鶏白湯つけ麺、濃厚豚骨魚介つけ麺、辛つけ麺など。まぜそば、醤油そば、昆布水の淡麗醤油つけ麺、昆布水の淡麗塩つけ麺、昆布水の淡麗鴨つけ麺といったボタンもありましたが、往訪時は販売していませんでした。 注文はやはりつけ麺が圧倒的。

 席は縦長カウンター10席のみ。卓上にはブラックペッパー、一味、果実酢。 席数のわりにスタッフが多く、店主自ら客捌きに当たっている他、店奥の厨房に3人もいました。

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 つけ麺よりかなり先にらーめんが登場。見た目そのまんま、ひと昔前の「またお前か」です。店のブログによると「豚6鶏2魚2の割合で約10時間攪拌しながらたいた超濃厚スープ」「このままでも豚強めで美味しいのですがバランスの事も考えて提供直前に小鍋に魚スープを合わせた」とのこと。

 ただこの手のスープにしては魚粉のざらつき感はあまりなく、過度なトロミもなく、しかも味もやたら甘かったり濃すぎたりしないという良い意味での中庸を保っているのには感心しました。従ってこの手のスープにしては珍しく飲む気になります。

 麺は太麺ストレートでつるつる、もっちりした食感。ひょっとするとつけ麺と麺が同じなのかな?? 上記のようにつけ汁ほどスープの味が濃いわけではないので、この麺だとスープに対して強すぎる印象を受けました。中太麺くらいでちょうど良さそうな感じ。やはりこの店はつけ麺がベターかなぁ・・・

 ぱっと見「具がしょぼい割には高いな」と思いましたが、肩ロースチャーシューとバラロールの煮豚チャーシューが共に分厚くかつ柔らかく仕上がっていて、これなら文句ありません。他にやや大ぶりのメンマ、刻み玉ねぎ、柚子皮、海苔。

 ひと昔前の「またお前か」の範疇とはいえ、この出来なら駅近にこれといったラーメン屋がない南浦和で人気が出るのは当然でしょう。メニューの幅が広がったころ合いを見てつけ麺で再訪します。

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2019.07.16

しげる@川口江戸袋 ~ とんこつ正油

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 あずま橋通り「江戸袋交番」交差点を東へ入ってすぐ。近隣に人気店「番」があるエリアですが、バス通りに面しておらず、やや南に入ったところにあって、しかも自宅を改装したような造りなので近所の住宅に溶け込んで非常に判り辛いかと。川口市内のラーメン屋ですが、川口駅や西川口駅どころかSRの南鳩ヶ谷駅からも遠く、最寄り駅は強いて言えば日暮里舎人ライナーの見沼代親水公園駅。でもこれも近くはありません。

 券売機はなくメニュー先頭の「とんこつ正油(600円)」を注文。平日はライスor麺大盛or替玉が無料サービスなので、ライスを付けてもらいました。後払い。

 店は店主一人で切り盛りしているにも関わらずメニューがやたら豊富で、魚介辛ラーメン、つけ麺、牛すじつけ麺、胡麻つけ麺、カレーつけ麺、加留保奈阿良つけ麺、しげ風まぜそば等々。つけ麺は小・中・大同料金とのこと(具体的な麺量不明)。

 店内は厨房に向かってカウンター4席と4人卓×2。卓上にはにんにく醤油、揚げにんにく、魚粉が目立つ他、ラー油、酢、醤油、一味、ホワイトペッパーなど。

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 スープは豚骨の効きといい、かえしといい、至ってライトな感じ。但し脂の質が悪いのか、個人的にはなんか妙な味わいがまとわりついて苦手。従って早々に卓上の揚げニンニクとにんにく醤油を投入して誤魔化すことに。

 外に豊華食品の麺箱は置いてありましたが、麺は細麺ストレートでやや柔らかめの仕上がり。値段から見て、替え玉を前提に麺の量が少ないパターンと思いましたが、特に少ないとは思えず。

 多めに添えられた細モヤシとか細かく刻まれた青ネギといった辺りは西日本っぽい感じ。他にバラ肉チャーシュー、メンマ、海苔。

 店主が「神楽」の文字入りの黒シャツを着ていましたが、以前川口駅近くのマンション内に「神楽」という宮崎ラーメンをウリにした店があったのを思い出しました。10年近く前の話ですが。

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2019.07.15

塩ダレロースかつ定食@松のや

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 松のやが7月10日より発売中の「塩ダレロースかつ定食(630円)」を試食。「塩ダレささみかつ定食」も併売。「塩ダレ」は全くの新商品ではなく、過去販売実績があるようですが試食した記憶なし。「塩ダレ」といえば吉野家の「ねぎ塩豚丼」が既に夏の定番メニューになっていますが、「松のや」もその線を狙ったのかな?

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 「旨みが凝縮された熟成チルドポークをさっくりと揚げたロースかつに松のや特製塩ダレをたっぷりとかけた」というのが「塩ダレロースかつ定食」のウリ文句。塩ダレを最初からかつにぶっかけず、小さな容器で別添にしているのは嬉しい配慮。

 ただ塩ダレになんかニンニク効かせすぎじゃないかなぁ・・・かつに合わせるべく、あれこれ試行錯誤した結果なのでしょうが、ここまでニンニクがきついと全然「さっぱり」した味わいにはならないような・・・美味いことは美味いのですが、これなら塩ダレに拘る意味もないような・・・

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初代けいすけ@本駒込 ~ 黒味噌らーめん

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 地下鉄南北線本駒込駅からすぐ。本郷通り・駒本小学校前交差点脇。「四代目けいすけ」のリニューアル。「初代けいすけ」は当初本郷で営業していて、その後品川でも営業していましたが、あまり長続きしなかったようです。先客ゼロ、後客2。

 店内入り口脇の券売機ボタン先頭の「黒味噌らーめん(790円)」を注文。メニューは他に黒味噌担々麺、ブラックカリー麺など。

 店内は「四代目」からほとんど変わっていないようで、若干S字型に屈曲した縦長カウンター12席のみ。卓上には黒胡椒と一味、さらにきゅうりのお漬物。ただどうも個人的にはやや苦手のぬか漬けで、食後の口直しにポリポリして軽く死亡遊戯でした。

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 黒というよりは灰褐色といった感じの冴えないビジュアルで登場。黒の正体は店内の能書きによると「7種類の味噌に竹炭を練りこんだ熟成味噌ダレ」とのことですが、味わいは若干辛めといった程度で「イカ墨」みたいな渋めの味わいという感じはせず。

 スープは「中華鍋で挽肉・玉ねぎ・味噌ダレを炒め、豚骨、鶏ガラ、香味野菜で取ったスープを合わせ」たもので、その炒め物ゆえにかなり脂っこいのが特徴。店ではご飯を入れて〆ることを推奨していますが、こんなに脂だらけのスープにご飯を入れるって学生でも躊躇するんじゃないかなぁ? ただその割には飲む分にはさほど支障はないのが不思議。

 またニンニクの効きがかなり強め。炒めている過程で厨房からニンニク臭が強く漂ってきます。チャーシューの上におろし生姜がちょこんと乗っていますが、ニンニクに圧倒されて隠し味以上の働きは感じられず。

 カネジン食品製と思しき麺は並太の縮れ入り。硬めの仕上がりで少々ごわついた食感。

 炒め物はもやし主体に玉ねぎ・ひき肉・ニラが少々。他にチャーシュー、メンマ、糸唐辛子。

 本郷通り沿い&近所に大きな大学があるという意味では本郷店と似たロケーションでの再出発。品川時代より30円値下げしましたし、ランチサービスこそありませんが+50円で「ご飯お分かり自由」にしたり、食べ放題の漬物を置いたりと近所の東洋大学の学生を意識したようなサービスを付けていますが、それでも「安くてとりあえず腹一杯になる店」と完全に割り切ったわけではなく、かとってクォリティーを再追求したわけでもない。なんだか中途半端な位置づけのままでの再出発は果たしてどうなることやら。

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2019.07.14

八戸小唄寿司@吉田屋 (東京駅「駅弁屋 祭」にて入手)

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 八戸を代表する名物駅弁「八戸小唄寿司」。東北新幹線がまだ八戸止まりだった頃は、乗換えついでに買いやすかったのですが、今となっては観光地ではない八戸でわざわざ下車することもめっきり少なくなり、すっかりご無沙汰に。だからというわけでもありませんが、東京駅構内「駅弁屋 祭」で久しぶりにゲット。パッケージがものすごく安っぽくなった気がしましたが、いたずらに値上げされるよりは良いでしょう。

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 八戸沖で獲れた新鮮な鯖を敷き詰めただけのシンプルな押し寿司。鯖の切り身一枚一枚はそんなに厚くありませんが、折り重なるように敷き詰められているので全体としては結構なボリューム感があります。また押し寿司を簡単に切り分けられるように三味線のバチのような形をしたナイフが付いてくるのは嬉しい心遣い。

 ただ昔は鮭と紅鮭の押し寿司だったはずで、実際吉田屋のWebサイトを見ても「八戸近海産の鯖と紅鮭を丁寧に押し寿司にしました」と写真付きで紹介されており、いつから鯖のみになったのかなぁ??? もともと酢がかなりきついこともあって、ちょっと単調な一品になってしまったのが残念です。

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【DAZN観戦記】19年第19節:横浜M 3-1 浦和 ~ 傷ついた守備網に2回の誤審で塩を塗る

・色んな意味で酷い試合でした。シュート数21対4。特に前半の浦和はとうとうシュートゼロ。横浜Mはシュートを撃ちまくっているとはいえ案外枠内シュートが少なく、浦和守備陣のシュートブロックに遭っている場面も少なくないので、西川の奮戦でかろうじて3失点で済んだに過ぎない前回対戦時よりははるかにマシという見方も出来ましょう。

・しかし、浦和の横浜M対策が上手く嵌まったかとなるとかなり疑問。序盤から浦和右サイドを破られてクロス→逆サイドから仲川に飛び込まれるという決定機を何度も作られていましたし、リスクをかけてどつき合いに転じた後半もカウンターでより決定機な形を数多く作っていたのは横浜Mのほう。

・どんなにボールを支配し、シュート数で大きく上回っていようとゴールが決まらなければ何が起こるか判らないのがサッカー。1点差のまま試合が進んでいれば、万が一の可能性に過ぎないかもしれませんが、先日のアウェー川崎戦のように土壇場でドローに持ち込めたかもしれません。しかし「ロースコアのまま試合を終盤にもつれ込ませる」という浦和の一縷の可能性を2度にわたってぶち壊したのがこの日の松尾主審を中心とする審判団。

・59分仲川のゴールはDAZNで見る限りどう見てもオフサイド。ただオフサイド見逃しという誤審は誠に残念ながら良くあることなので、見ている側も選手達も諦めて切り替えるしかないのですが、この日の審判団が謎だったのは一度オフサイドを認めてゴールを取り消したのに、その後その判定を覆してゴールを再認定したこと。DAZNで解説付きで見ていても訳が分からないのですから、現場の方々はなおさらでしょう。

・69分宇賀神クロスが広瀬のオウンゴールを誘発して再度1点差に詰め寄り、81分にとっておきのどつき合い要員=マルティノスを投入して大勝負に展じたところで、今度は松尾主審がボックス内で岩波のハンドを取ってPK。これまたDAZNで見る限りはディフレクトしたボールが岩波の顔に当たっただけ(手に当たっていたとしても大きく手を広げてはいないのでハンドは取り辛い)で、なんでハンドなのかさっぱり判らず。昔はこういうのをACLでよく見かけ、「アジアの笛」と恐れていたのですが、Jリーグの主審もそのレベルに転落したということなのでしょう。

・まぁハンドの見逃し、あるいは誤認定というのもよくある話なので、これまた見ている側も選手達も諦めて切り替えるしかないのですが、DAZNのおかけでスタジアム内外にいる誰もが明らかな誤審だと判るのに、審判団だけがその画像を参考に判定できないという滑稽な状態はなんとかならんのでしょうかねぇ・・・

・2度にわたる誤審によって「土壇場でなんとかドローに追いつく」という浦和の一縷の可能性すらかき消されてしまいましたが、それはほんのわずかな可能性というかほぼ夢であり、試合内容は何処からどう見ても完敗。横浜Mにまたしてもチームの完成度、クォリティーの差をまざまざと見せつけられ、負けは負けとして認めざるを得ません。なんか公儀介錯人が名刀でスパッと介錯してくれるはずだったのに、なぜか素人がやって来て鈍器で致命傷にならないところを何度もどつき回した挙句の死にざまみたいな感じの試合でしたが。

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・浦和は仙台戦でエヴェルトンが故障(左肩鎖関節脱臼で全治約4週間)し、さらに武藤も小破。柏木はまだ試合に使える状態ではなく、中盤の陣容がかなり寂しくなった中で大槻監督が青木の相方として選んだのはなんと阿部!!また武藤の代わりにファブリシオをスタメン起用しました。

・守備意識に乏しいファブリシオをスタメン起用するとなると「前から追うのはたぶん無理だろう」と想像しましたが、やはり案の定浦和は早々と5-4-1でリトリート主体の守備を選択しました。ところが冒頭記したようにこれが機能したとは言い難いかと。8分ティーラトンのクロス→仲川飛び込むを皮切りに、14分遠藤抉る→仲川ヒール、26分ティーラトンクロス→マルコスと似たような形を何度も作られてしまいました。

・それだけでなく、9分興梠ボールロストからショートカウンターを食らって仲川シュート、11分CK→エジカルのヘッドはわずかに枠外、23分広瀬ループ気味に西川の頭上を襲う、28分マルコスのスルーパスで宇賀神が仲川に裏を取られかかってイエローで阻止、と散々。大槻監督は守備時左SHに入っているファブリシオがほとんど守備で効かないのを嫌ってか、何度か興梠とポジションを入れ替えましたが、特に効果なし。

・守備以上に悲惨だったのが浦和の攻撃。横浜Mの素早い攻→守の切り替え&鋭いプレッシングに圧倒されて、深い位置でなんとかボールを奪ってもパス回しで横浜Mのプレッシングを掻い潜れず、縦ポンで極端に高い横浜Mの最終ライン裏を突こうとしても精度の高いボールを蹴らせてもらえず。決定機は31分左サイド深い位置からのファブリシオクロスが扇原のオウンゴールを誘いそうになった場面だけ。

・そして38分にとうとう失点。長澤のバックパスを受けた橋岡が自陣深い位置で謎の転倒。すかさずティーラトンに拾われて遠藤の一発を浴びてしまいました。この場面、橋岡の謎の転倒が全てなのかもしれませんが、横浜Mのプレッシャーがきつくて長澤が出しどころに困った末の事故とも言え、全くの偶然でもなさげ。

・大槻監督は周囲からどんなにボロクソに叩かれようとも、とにかく引いて守って耐えに耐えて終盤勝負に持ち込むという「高倉健の任侠もの映画」みたいな算段を立てていたと個人的には推測しますが、先制点を取られたことでその算段は瓦解。ならば、そこで第二の作戦=とにかくカオスの海での殴り合いへ移行し、後半一転して前からプレッシャーをかけ始めました。51分にはカウンターでファブリシオ→青木クロス→興梠の決定機。

・ポステコグルー監督はなんか思考回路がミシャに良く似ているのか、絶対に勝てる試合を無駄にオープンな試合にしてしまう性癖があるのが浦和には幸い。もちろんどつき合いに移行してもチームの完成の差がしっかり出て、50分遠藤ドリブルで中央進出→エジカルの決定機を皮切りにカウンターの好機をより多く作ったのは横浜M。

・59分仲川のゴールは誤審だとはいえ、遠藤&ティーラトンの壁パスで橋岡が遠藤に簡単に裏を取られたのは全くいただけません。橋岡はゴールキックのターゲットになっただけで、守っては遠藤&ティーラトンのコンビにやられ放題となり、攻撃面で課題山積なのに守備でも良いところがないとなると先が案じられます。

・不振の橋岡に代えて61分山中を投入した浦和は69分宇賀神のクロスが広瀬のオウンゴールを誘発する形で反撃開始。左サイド高い位置でのボール奪取&長澤の鬼キープを介しての逆サイドへの展開と狙い通りの形でゴールが決まっており、この試合の数少ない「良かった探し」。

・大槻監督は73分ヘロヘロの宇賀神に代えて杉本を投入し、さらに81分オープンな試合にはもってこいのマルティノスを投入して反攻を試みたものの、その効果が具現化する前に再び誤審が元になってPKを取られて万事休す。マルティノスはこれであからさまにやる気をなくしてしまい、試合終了間際にはGKにちょっかいを出してくだらないイエローをもらう始末。

・自ら進んで殴り合いの道を選択したので致し方ないのかもしれませんが、浦和の守備は最後までほとんど体をなしておらず、守備陣個々人が掴まえるべき相手をはっきりさせて、「一人一殺」の繰り返しで辛うじて対峙する相手を防いでいるだけ。大槻監督をもってしても浦和の再建には時間がかりそうです。

-----興梠-----
--ファブリシオ---長澤--
宇賀神-阿部-青木-橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
69分 オウンゴール(広瀬)

(交代)
61分 橋岡→山中(宇賀神が右WB、山中が左WBへ)
73分 宇賀神→杉本(杉本1トップ、興梠右シャドー、長澤右WB?)
81分 ファブリシオ→マルティノス


遠藤---エジガル---仲川
-----マルコス-----
---扇原--喜田---
ティーラトン-畠中-チアゴ-広瀬
-----朴------

(得点)
38分 遠藤
59分 仲川
86分 エジガル(PK)

(交代)
76分 マルコス→三好
87分 扇原→大津
90+4分 エジガル→李

・横浜Mのスタメンは突如ベルギーのクラブへ移籍した天野の代わりに故障明けの扇原が入っただけでノーサプライズ。

・ティーラトンが知らん間に左SBに定着。神戸ではぱっとしませんでしたが、戦術理解能力が高いのか、ここでは目を見張る活躍ぶりで恐れ入りました。

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2019.07.13

SLやまぐち号

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新山口~津和野間を走る「SLやまぐち号」。言うまでもなくSL動態保存列車の先駆けとして知られていますが、如何せん首都圏から遠いのが難で乗車はこれが初めて。JR西日本が張り切って2017年に35系客車を新造したのを契機に試乗と相成りました。本当は昨年試乗する予定でしたが西日本豪雨でお流れ。往訪時の牽引機関車は「貴婦人」C57が全般検査に入ってしまったため、D51が担当。

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35系客車は「旧型客車に外観・内装を似せた最新鋭客車」。ゆえにドアが引き戸の自動ドアだったり、照明が白熱灯っぽいLEDだったり、はてはACコンセントも付いていたりします。

SLやまぐち号は津和野まで約2時間。これくらいの時間なら車内でずっと飲んでても泥酔しないのが良い。一方新津から会津若松まで3時間半かかる「SLばんえつ号」は泥酔コースで実に危険。

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車窓は山口市市街を抜けて仁保から篠目にかけての急坂を登った後は淡々と山々に挟まれた田んぼの間を駆け抜けるだけでかなり単調。本来は地福駅で記念撮影タイムを兼ねた長めの停車時間が設けられていますが、往訪時は運悪く山陽線接続待ちの関係で出発が25分も遅れたので、地福駅での停車時間も大幅カット。

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SLやまぐち号は津和野駅で3時間弱のインターバルを取った後に新山口へ折り返し。津和野は狭い町でそれだけ時間があれば主だった観光スポットは一回りできるので、往復利用の方も少なくないようでした。

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2019.07.12

初めてのレノファ山口@維新みらいふスタジアム

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J1の試合がない週末は旅行を兼ねてのJ2・J3スタジアム巡りのチャンス。今回はレノファ山口のホーム「維新みらいふスタジアム」を訪れてみました。「維新未来スタジアム」ではなく「みらいふ」。略称「みらスタ」。2011年「山口国体」の際に建て替えられた新鋭スタジアムです。

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「みらスタ」はメインスタンドだけがばかでかく、かつメインスタンドをすっぽり屋根が覆っているあたりは熊谷とそっくり。ただ熊谷と比べるとピッチが若干近いような気がしました。また熊谷のような街外れではなく、辛うじて市街地内&幹線道路沿いに建っているのでスタジアムしかないような寂しい感じは全くありません。

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ところが、この幹線道路沿いというのが曲者。昼間~夕方の試合なら新山口駅と山口市中心部を結ぶバスがスタジアム前にバンバン走っているので便利なのですが、田舎の悲しいところでナイトゲームが終わる時間帯にはもうバスはないも同然。レノファ山口は一切シャトルバスを出していないので、10分強歩いて大歳駅から山口線に乗るしかありません。湯田温泉に泊っているなら歩いて帰るのが一番現実的(30分くらい)。

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スタジアムグルメは売店の数こそあれ、これといったものは見当たらず。まぁ個人的にはもともとスタ飯に興味がないというか、たいして期待もしていないので・・・ でもテーブルが非常に少ないのだけは気になりました。だらだらとスタジアム外に滞留する人はあまりいないということなのかも。

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坪井選手の出番はありませんでしたが、元気そうでした。

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2019.07.11

春来軒 本町店@山口 ~ ばりそば(やきそば定食)

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 山口市を代表するB級グルメ「ばりそば」を試食。往訪したのは「春来軒 本町店」。山口市役所の近く、活気はないがシャッター通りとも言い難いアーケード街の南はずれにあり、しょぼい外観とは裏腹に早い時間帯から店は賑わっていて、退店時には中待ちが出来ていました。

 店内の券売機を見ると「ばりそば」のボタンがなく「やきそば」と表示されていたので、一瞬店を間違えたか?と思いましたが、「やきそば=ばりそば」とのこと。やきそば単体だと660円と安いので餃子とおにぎりが付く「やきそば定食(800円)」を注文。麺の硬さを聞かれて意表を突かれましたが、「普通」で。

 街の中華料理屋さんみたいな屋号ですが、券売機があることから察せられるようにメニューが極端に絞り込まれていて、基本「やきそば」「ちゃんぽん」「中華丼」の3種類しかありません。なんか具材を使いまわしできそうな3品ですが(苦笑)。

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 ぱっと見はほぼ堅麺の皿うどん。ただ皿うどんより心持ち麺が太くて白っぽいかな? また皿うどんよりはあんかけが緩くて、トロミの強いスープに近い感じ。だからスプーンが付いてくるのか!

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 パリパリの堅麺は正直あまり好きではない(皿うどんはもっちり太麺派!)ので、麺に水気を吸わせるべくしばらく放置して、先にギョウザを片付けることにしましたが、小ぶりながらこれが実に美味い!! 「外はパリパリ、中はジューシー」系で京都王将の餃子とは全く趣を異にしていますが、京都王将原理主義者としてもこれには脱帽。

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 で、しばらく放置しておいたばりそば。スープは鶏ガラベースのためか、皿うどんよりはずっと軽い味わい。ただやたら具のキャベツが多いのが難儀で、味わいを軽くしているともいえ、単調さに拍車をかけているともいえ、たまらず途中で卓上の胡椒を投入。きくらげ、椎茸、なると、たけのこ、イカ、にら、鶏肉等々、具のバリエーションは豊富なのにキャベツが多すぎてバランスが悪く、あんまり具沢山という感じがしないのが残念。

 また値段の割にボリュームがあり、これだとおにぎりは要らんかったと後悔するも時すでに遅し。というか、おにぎりがでかくて食べづらいのなんの・・・ 小さいおにぎり2個にならんのか、これ・・・

 この感じだと個人的には一回で十分。むしろ餃子の美味さのほうが強く印象に残りました。

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2019.07.10

真武咲弥@渋谷 ~ 炙り味噌らーめん

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 渋谷駅から道玄坂を登り、「道玄坂上交番前」交差点の手前。約3年半ぶり再訪。先客ゼロ、後客6。

 店外にあるタッチパネル式券売機で「らーめん」のパネルの中からボタン先頭の「炙り味噌らーめん(850円)」を注文。前回来た際より30円値上げ。前回来た際は味噌専門店になったと思ったのですが、タッチパネルをよく見ると「炙り塩」や「炙り醤油」もありました。他に「つけ麺」や「玄米麺」、「スープ(麺抜き)」、さらに外国人の多い場所柄か「菜食主義者」「完全菜食主義者」というパネルも。ランチサービスはありませんが、着席するとおしぼりサービス付き。

 店内はI字型カウンター10席と4人掛けテーブル1卓。2Fへ階段が通じていますが、この時間帯は客席(12席あり)として使っているのかどうかは不明。卓上にはブラックペッパー、ホワイトペッパー、柚子胡椒、四川山椒、白ごま、一味、醤油。ラー油、ガラムマサラ(味噌用)と多彩。

 厨房は店奥にあって様子は窺えませんが、炒め物をせっせと作っている音が良く聞こえます。油煙が客席まで流れてこないのは換気がよほど良いのでしょう。

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 店先の案内によると味噌は「信州の味噌と北海道赤味噌の二段仕込み」「国稀酒造の日本酒を隠し味にアーモンドを加えて味噌に旨みと丸みを膨らませ」ているとのこと。そして「炙り」とは「中華鍋の鍋肌で秘伝味噌と野菜を炙り、清湯スープを一気に流し込み、高温沸騰させる」とのこと。まあ、要するに札幌スタイルの味噌ラーメンです。

 ただ味噌がやや甘目にシフトした気がするのと、札幌スタイルの割には炒め物からくる脂がかなり少ない気がしました。またニンニクや生姜をがっつり効かせた訳でもなく(物足りない方には生姜2・3・5倍増量サービスあり)、よく言えば尖ったところがない万人向けの味わいにまとめた感じ。パンチを利かせたい方は卓上の調味料で適宜カスタマイズしてくれと割り切ったような。なお券売機ボタンに「Non Pork Style」と大書してあるのが非常に気になります。ホンマかいな??

 麺は太めの縮れ麺。堅めの仕上がりでスープとの相性は文句なし。

 炒め物はモヤシがほとんどで玉ねぎやひき肉は申し訳程度。後乗せのチャーシューはしっとりとしたタイプで淡白な味わい。メンマは大ぶりながら筋っぽくはなく、甘目の味付け。他に刻み青ネギが多め。

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2019.07.09

きくち@新田 ~ 醤油ラーメン

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 東武伊勢崎線新田駅から高架沿いに南へ。但し高架下ではなく高架の一本西側の道沿いで、駅近の割には案外判り辛い地味なエリアに立地。「8823製麺」の跡地。先客2、後客2。

 券売機は無く後会計制で、メニュー先頭の「醤油ラーメン(780円)」を注文。メニューは基本ワンタンメン(15食限定)と昭和風中華そばの3本立てですが、メニューからは醤油ラーメンと昭和風中華そばの違いが判り辛いかと。また表に数量限定で「冷やしラーメン」始めましたとの貼り紙がありました。

 席はコの字型カウンター6席のみ。卓上には胡椒のみ。

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 スープは動物性100%魚介不使用を謳っていますが、この動物系出汁が実に美味い。醤油もきつめで(といっても辛うじてしょっぱくならない範囲に抑えられています)少々脂もきつい嫌いがありますが、それをおして飲み進みたくなるほどの美味さ。これは体に悪い、危険な奴や・・・(苦笑) ただどんよりと濁っているせいか写真映りが悪いのなんの。

 自家製の麺は細いほぼストレート。黒い粒々混じりの日本蕎麦みたいな外観で、国産スペルト小麦全粒粉を配合したのがウリ。ただ若干柔らかめな仕上がりなこともあって、力強いスープには正直弱く感じました。がっしりした中太麺のほうが合いそうなものですが。

 肩ロースチャーシューはグダグダに崩れてしまう直前のところまでしっかり煮込まれていて、当然ながらスープ同様濃い味付け。他にメンマ、刻みネギ。

 味が濃くて正直ライスが欲しくなるレベルですが、ランチサービスどころかそもそもメニューにライスがないのが残念。麺が好みに合わないのが残念ですが、スープの出来が秀逸だったので、おいおい昭和風中華そばで再訪します。

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2019.07.08

玉子で食べる四川風麻婆豆腐定食@松屋

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 松屋が7月2日より新発売の「玉子で食べる四川風麻婆豆腐定食(650円)」を試食。新発売といっても昨年鍋メニューとして販売した「四川風麻婆鍋膳」を定食メニューとしてリニューアルしたもので、「追加的な開発コストをあまりかけないように、販売済の商品のマイナーチェンジを繰り返す」というある意味松屋らしい商品開発コンセプトに則った一品です。

 玉子は生玉子or半熟玉子から選べるので、半熟玉子にしました。辛いもの好き向けに「玉子なし」もあって、30円引き。

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 「たっぷりの粗挽き豚肉と豆腐、茄子が入り、豆板醤や麻辣醤、甜麺醤などの様々な調味料を使用した本格的な四川風麻婆豆腐で、深い旨みと辛みがクセになる、ごはんがすすむ逸品です。」というのが松屋のウリ文句。

 「たっぷりの粗挽き豚肉」は誇大表示でもなんでもなく、街の中華料理屋で出てくる同一価格帯の麻婆豆腐と比べて明らかに粗挽き豚肉の量が多く、これが美味さのカギを握っているような気がしました。茄子もそこそこ目立つので麻婆豆腐と麻婆茄子の中間くらいの一品と考えたほうが良いくらい。

 唐辛子マークを3つも並べて「とても辛いメニューです」と謳う割には辛さはさほどでもなく、むしろ痺れというか鼻をむずむずさせるような刺激が強いような。また肉を生卵に絡めて食べるのが美味い「すき鍋」系のメニューほど卵が決定的な仕事をするわけではないので、「玉子なし」でもなんら差し支えないかと。でも「玉子あり」でも+30円でしかないので、一応付けとくか!みたいな感じかなぁ。

 この出来なら間違いなく定番になることでしょう。

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2019.07.07

牛皿麦とろ御膳@吉野家

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 吉野家が6月17日から夏季限定で発売中の「牛皿麦とろ御膳(630円)」を試食。大根おろしやおろし生姜のトッピングを追加した「牛皿おろし 麦とろ御膳」「牛皿生姜 麦とろ御膳」も併売中。「牛皿麦とろ御膳」は2015年夏より全国販売されており、今や夏の定番になったようですが、個人的には過去試食した記憶なし。

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 「牛皿麦とろ御膳」は吉野家の説明では「吉野家特製のたれで煮込んだ牛肉とたまねぎを盛り付けた牛皿と、もち麦を加えたたっぷりのご飯、粗めにすりおろして醤油で下味をつけ青海苔を振りかけた長芋、しらすをトッピングしたオクラ、おみそ汁の合計5品で構成」されたもの。

 麦ごはんととろろの相性は文句なく、それにわずかに醤油をたらし、さらにしらす&オクラで変化をつけた一品っていかにも食欲が落ちる夏に相応しい、シンプルな一品なのに完成度は十分。そこに濃い味付けの牛皿は必要なのかなぁ?? 

 吉野家は「御膳の主役である牛の量を例年の120%に増量してお届けします。」と自慢げに語っているところを見ると、牛皿は必須と信じて疑わないようですが、なんか「戦術的には明らかに不適合な往年の名選手をばっさり切れずに、いつまでもダラダラと抱えてしまうダメなチーム」と似たような気がしてなりません。

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【観戦記】19年第18節:浦和 1-0 仙台 ~ ボールを蹴るチームが人を蹴るチームに完勝

・シュート数14対3。ボールも6割以上浦和が支配していたというスタッツほど、浦和が仙台を圧倒していた印象は全くなく、終始膠着した試合内容でした。前半はまさに一進一退の戦況でしたが、仙台守備陣の一瞬の綻びを突いて浦和が先制。先制された仙台は51分に愚かな退場者を出してしまったので、膠着した戦況を自らのイニシアティブで変えるのは難しくなり、後半はほぼ浦和のヘマ待ち状態に。

・浦和も浦和で一人少ない相手に無理に攻めに出なかったので戦況は流動化しようがなく、そのまま試合終了。正直興行的には非常に低調な試合で、終盤浦和が追加点を取る気配もなく、追いつかれる可能性もないという戦況に飽き飽きしてか、バックスタンドで見る限りはAT突入を待たずに家路につく観客も少なくありませんでした。

・この辺はボトムハーフにいて降格ゾーンがチラチラ見え隠れしているのチームの悲しさなのかも。とにかく目先の勝ち点が欲しい。ミシャであれば一人少ない相手に容赦なく攻めかかって4-0、5-0と「死体蹴り」の様相を呈した可能性が高い一方、無意味にオープンな試合になって3-3くらいのスコアで勝ち点を取りこぼすこともままあったかと思います。

・そんなミシャの試合運びを反面教師として、大槻監督は「勝てる試合」をうっかり取りこぼしてしまう可能性を極力排除したかったのでしょう。この辺はオリヴェイラ監督の遺産(=勝負への拘り)なのかもしれません。

・仙台がハモン・ロペスを投入して4-3-2の布陣で乾坤一擲の勝負をかけてきた時間帯にカウンターをお見舞いできれば満点パパでしたが、残念ながら今の浦和は鋭利なカウンターを繰り出せないと判断したのか、大槻監督は阿部を投入してよりはっきりと逃げ切りの道を選択し、何の紛れもなく逃げ切りに成功しました。

・今年はとにかくホームでの戦績が悪く、しかも負け方が非常に悲惨。このダメージは殊の外大きいようで、この日の観客は土曜にも関わらず29000人弱と寂しいものに。試合中あるいは帰宅時間帯には雨が予想され、相手もしょぼいとあっては仕方ないのかもしれません。とにかく「ホームで勝つ」ことに拘った大槻監督のスタンスを強く支持したいと思います。

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・浦和も仙台も天皇杯から中2日。浦和のスタメンは天皇杯からの連闘は岩波のみ。というか、リーグ戦前節の大分戦でも大胆なターンオーバーを試みているので、レギュラー陣(という言葉を大槻監督は嫌うでしょうが)のうち半分くらいはアウェー蔚山戦以来久しぶりのスタメン出場という感じ。青木はその間2試合ともお休みですし。布陣はいつもの3-4-2-1。スタメン発表時にはエヴェルトンと長澤のどちらがシャドーなのか判りませんでしたが、長澤が右シャドーへ。

・仙台は前節から右SB蜂須賀→大岩と1名のみ入れ替え。もっともこれは蜂須賀のアクシデントによるもの。

・仙台は立ち上がり2トップが前から激しくプレッシャーをかけてきましたが、浦和は難なくそれを交わしてビルドアップ。浦和は3バックで仙台の2トップに対して数的優位なので簡単にビルドアップ出来て当たり前なのですが、その「当たり前」が今年かなり怪しくなっていただけに、当たり前のことがちゃんとできるようになっただけで浦和の復権が見て取れるような気がしました。

・仙台はあまり意味がない「前プレ」を早々に諦め、高い位置に張り出している右WB橋岡に対峙する格好で左SH関口が最終ラインに下がって5-3-2の格好でリトリート主体の守備に切り替え。浦和はボールを支配するものの粘り強く守る仙台守備陣の前にこれといった決定機は作れず、26分にこぼれ玉を拾った青木が枠内ミドルシュートを放ったのに可能性があったくらい。

・守備ブロックを作って耐える仙台の攻撃は浦和以上に悲惨。昨年の天皇杯決勝に象徴されるような「シュートに繋がらない無意味なポゼッションへの拘り」はすっかり捨ててしまったようで、攻撃はロングボールに頼るというある意味テグラモリ時代に先祖帰りしたような感じに芸風を一変させていました、肝心のターゲット=長沢が浦和CB陣の前に何も出来ず。

・浦和は前から圧力をかけて仙台に高精度のロングボールを蹴らせず、蹴った先ではマウリシオを中心にCB陣が長沢に自由を与えず、こぼれ玉はいち早く回収して仙台の得意パターンを封殺。仙台のチャンスは29分道渕のミドルシュートのみで、しかもこれが前半唯一のシュート。

・スコアレスで前半終了と思われる静かな試合展開でしたが、42分に突如浦和が先制。岩波が武藤に縦パス → 武藤が反転して椎橋&平岡を交わしたところになぜかシマオまで武藤に食いついてしまい、シマオが対峙していたはずの興梠がどフリーに → 武藤のパスを受けた興梠がGKをループシュートで交わしてゴーール!! 最初に関口が岩波に圧力をかけるべく中途半端に前に出たのが守備ブロックが崩れる一因になったのかも。

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・前半から攻撃がほとんど成り立っていなかった仙台の苦境に追い打ちをかけたのが51分の椎橋の退場。伝統的に仙台のプレースタイルは荒っぽく、なぜあれが放任されているのか不思議でなりませんが、この日も後方からの危険なファウルが非常に目立ち、19分には長沢の殺人的なファウルを受けたエヴェルトンが負傷退場。

・ところか飯田主審はこの仙台の暴力行為の数々にファウルを取るだけでなぜか45分まで一枚もイエローを出さずに放置。これが何より良くなかった。大槻監督も「前半にもう少しコントロールしていたら、仙台の選手のレッドカードはなかったんじゃないかと思うんです。」と指摘している通り。審判がイエローを出さないことを良いことに、仙台はラフプレー三昧。42分の先制場面でも武藤がシマオにがっつり削られていますが、これも飯田主審は放置。これが遠因となったのか、武藤も58分に早々と交代を余儀なくされました。

・しかし、仙台にとって「いいだのいいふえ」もここまで。45分にようやく椎橋にイエローを出した後は、仙台のご乱行を見るに見かねたようにイエローカードを急に出し始め、相変わらず調子こいでラフプレーを続けた椎橋は当然のように2枚目のイエローをもらって退場。

・一人少なくなった仙台はFWを一枚削って4-4-1(守備時5-3-1)で終盤まで耐える道を選び、浦和は前述のように無理に攻めない方針を徹底したので非常に退屈な試合に。浦和の決定機は60分CKからマウリシオヘッドが枠内を襲った場面だけ。他は66分岩波クロス→途中投入の杉本ヘッドに可能性があったくらい。ファブリシオがポポ状態になって盛んにミドルシュートを放つものの枠は捉えきれず。

・仙台も1-0のままゲームを進め、終盤ハモン・ロペスを投入して4-3-2に布陣を代えて大勝負に出たところまでは計算通りだったのかもしれませんが、結局何もできないまま試合終了。最大の好機=72分槙野の緩すぎるバックパスに道渕が反応した場面ですらシュートに持ち込めず。

・前半の拮抗状態を考えれば仙台に退場者が出なければ浦和完勝にはならなかったかもしれませんが、仙台に退場者が出たのは偶然でも不運でもなくほぼ自業自得。そんなところまで含めて浦和完勝と言って差し支えない試合でした。見どころに乏しかったのは否定できませんが。

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-----興梠-----
--武藤----長澤--
宇賀神-エヴェル-青木-橋岡
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(得点)
42分 興梠 慎三

(交代)
19分 エヴェルトン→ファブリシオ(負傷による交代。長澤がボランチに下がってファブリシオが左シャドー、武藤が右シャドーへ)
58分 武藤→杉本(負傷による交代。杉本1トップ、興梠が右シャドーへ)
86分 興梠→阿部(阿部がボランチ、長澤が右シャドーへ)

・橋岡は後半盛んに縦に仕掛けてはいましたが、クロスといいカットインからのシュートといい、とても効果的とはいえず。ただゴールキックのターゲットになり、守っては対峙する相手に何もさせずと橋岡なりのいいところも出せていました。といっても右WBは森脇・宇賀神・岩武と競争相手がいたところにさらに関根が加わって橋岡も安穏とできる状態ではありません。

・天皇杯がお寒い内容に終始したのでベンチメンバーの入替は少ないと予想しましたが、なんと阿部が久しぶりにベンチ入りし、しかも終盤にクローザーとして投入。阿部はもはや90分持たないのでスタメン起用は難しいのでしょうが、クローザーとして目途が立ったのあれば大槻監督も一安心。一方、ここ2試合で不振を極めた柴戸はとうとうベンチ外。やむを得ません。

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---長沢--石原---
関口--------道渕
---松下--椎橋---
永戸-平岡--シマオ--大岩
-----シュミット-----

(交代)
53分 石原直→富田(椎橋退場のため、富田がボランチに入って4-4-1へ)
67分 関口→石原崇
76分 松下→ハモン・ロペス(4-3-2へ)

 

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2019.07.06

ど・みそ@白山 ~ 肉盛りみそらーめん

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 都営三田線白山駅から旧白山通りを北へ。東洋大学白山キャンパスの向かい。近所に「武蔵家」あり。先客ゼロ、後客4。

 屋号に「肉盛りスタイル」を冠していて、他の「ど・みそ」とはメニュー構成を変えており、ウリものと思しき「肉盛りみそらーめん(780円)」を注文。学生がメイン顧客という場所柄か、半ライスorライス無料サービスをやっており、半ライスを注文。

 メニューは他にスタミナみそらーめん、みそらーめん、辛みそらーめん、みそつけめん、辛みそつけめん等々。

 店内は縦長席はL字型カウンター11席と4人卓×2。 卓上には山椒と一味と酢。

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 うーん、「ど・みそ」のスープってやたらしょっぱいのはともかく、こんなに単調かつ平板だったっけ? かなりニンニクを効かせ、かつ背脂と混然一体となったドロドロ系で、塩分が怖すぎて飲む気こそ全然起こらないものの動物系出汁の旨味十分だったような記憶がありますが・・・

 麺は浅草開化楼の太めの強い縮れ麺。やや硬めの歯ごたえが強い仕上がりで大満足。

 麺の上には「肉盛り」の名に違わず甘辛めに味付けされた豚バラ肉が多めに添えられています。たぶんこれで無料のライスを食ってくれ!というつもりなのでしょうが、そのライスが一晩中炊飯ジャーに入れっぱなしのようで硬くて超パサパサで不味いのなんの・・・

 他に多めのモヤシ、ニラ、コーン、そして海苔。

 とにかく割高なのが残念過ぎる「ど・みそ」が学生街に出てきて、学生向けに単価を下げたりライスサービスをつけたりするべく、あれこれチューニングをしたところ、バランスが崩壊した感じでしょうか。

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2019.07.05

竹千代@尾久 ~ 中華そば

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 JR東北本線尾久駅を出て目の前を走る明治通りを渡り、東へ歩いてすぐ。先客1、後客6。結構な人気店だと聞いていましたが、ラヲタ需要も一巡したのか、落ち着いた客足に。

 メニューは極端に絞り込まれていて、なんと中華そばとチャーシュー麺、そして白飯しかありません。「中華そば(700円)」を「大盛(+100円)」で注文。

 店内は縦長カウンター7席のみ。卓上には胡椒のみ。店奥に給水器があって「水はアルピナウォーター」と謳っていますが、それを紙コップで飲ませるというバランス感覚がこの店を象徴しているような気がしました(結果論ですが)。店はオヤジとラーメン屋らしくない可愛い小娘とで切り盛り。

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 店内に干し椎茸の香りが強く漂っていてあまりラーメン屋っぽくありませんが、ここのスープは鶏ガラ・豚骨不使用で、出汁は椎茸と利尻昆布がベースとのこと。その割にはわずかに豚っぽい感じがしましたが、それはチャーシューから滲み出た分のかも。

 ただ出汁がしっかりしているとはいえず、かといってカエシの個性が強い「醤油を飲ませる」ようなスープでもないので、優しい味わい、じんわりとくる味わいと思えるのも最初のうちだけ。すぐに物足りなくなって、卓上の胡椒のミルをゴリゴリ回してしまいました。この時点で大盛にしたことを激しく後悔。

 麺は群馬県小林製麺所製でやや細目&ほぼストレートタイプ。つるつるした口当たり、かつ柔らかめの仕上がり。スープに合わせるとなるとこんなもんでしょう。

 チャーシュー麺を頼む客が多かったのでチャーシューに特徴があるのかと思いきや、薄くて脂身多めでさしたることはなし。一方、愛媛県産の孟宗竹を使ったとされるメンマは普通のメンマよりも硬めのシャキシャキとした食感が面白くて気に入りました。他に刻み青ネギ。中華そばが700円と安めの価格設定なのは量が少ないためと思い込んでいたのですが、単に具がしょぼいだけだったみたいで。

 5年をかけて全国各地から食材を探して作り上げたそうですが、現状では店主の自己満足に過ぎないような気がする一杯でした。

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2019.07.04

冷やしシビ辛担担麺@Sガスト

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 Sガストといえば主力商品がハンバーグ・揚げモノ・カレーの3本柱で、あとはそれらの順列組み合わせでメニューの数を増やしているに過ぎず、あまり新商品開発には熱心ではないという印象を持っていました。

 しかし、Sガストなりにちょっとずつメニューのバリエーションを増やそうとしているようで、いつの間にか麺類にまで手を出していました。今般半ば怖いものみたさで「冷やしシビ辛担担麺(530円)」の「少な目ご飯付き(100円)」を注文してみました。

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 担々麺は少な目ご飯どころか味噌汁にラー油の壺まで付いて登場。麺がスーパーで売っているようなしょぼい中華麺っぽいのは致し方ありませんが、担々麺と称する割には全くといっていいほど辛くないのには驚きました。辛さは別添のラー油で各自調整してくれということなのでしょうが、痺れのほうは肉味噌に花椒を忍び込ませてそれなりに手当てしているだけにちょっと手を抜きすぎのような気が。

 またレタスを添えるのもどうかと。「冷やし」に拘った結果なのかもしれませんが、レタスの水っぽさが担々麺の「痺れ」を減殺し、ごまダレ風味の冷やし中華っぽくしているような気も。

 麺類が本業から遠いところにある割には健闘しており、日高屋の麺類と大差がないという見方も出来ますが、それでも美味いとは言い難い。言うなれば「宇賀神のCB」みたいな位置づけともいえる一杯でした。

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【観戦記】19年天皇杯2回戦:浦和 2-1 流経大 ~ 勝てばよかろう(ハァ・・・)

・天皇杯はとにかく「負けたら終わり」のトーナメントなので、内容がどうであれ勝つことが全て。この日は名古屋・札幌・湘南・松本とJ1の4チームもが格下相手に敗れており、中にはジャイアントキリングとは言い難い大差で敗れているチームもあるくらいなので、大槻監督が「最高の結果だと思います」と語るのも判らなくもありません。

・ただ試合内容はお粗末そのもの。大分戦の惨敗から中2日、そしてさらに中2日で仙台戦が控えているため、動ける選手をかき集めてなんとか11人を揃えただけという急造チームなので連携が覚束ないのは致し方ありません。また「不適材不適所」としか言いようがない、やり慣れないポジション、全く向いていないポジションでの起用を余儀なくされた選手も複数いて、チームとしてほとんど機能していないのもやむを得ないでしょう。

・しかし、大学生に気迫で負け、動き出しで負け、あろうことか当たり負けさえするってなんなん?? しかも個人技でスタジアムを「おおっ!!」とどよめかせていたのは流経大のほうだったという惨状。連携メロメロのプロチームが個人技でなんとか大学生をねじ伏せるというのは天皇杯にありがちな構図ですが、その個人技ですら見せ場を作っていたのは流経大のほうだったというのがこの試合で一番情けないところかと。大学生相手に明らかに格の違いを見せていたのは守っては鈴木、攻めては後半投入の杉本くらいでしょうか。

・そしてそのしょっぱい試合にさらに塩を加えるのが駒場の雰囲気。駒場はバックスタンドの低い屋根とか、狭くて薄暗い通路とかが良くないのか、何かどす黒いもの、陰惨な空気を濃縮する機能が標準装備されているようで、駒場初体験の選手達はざぞかしやりにくかったことでしょう。勝って当たり前の相手にただでさえやりにくさを感じているのに、スタジアムの雰囲気が悪くてプレーが委縮してしまい、それがやりにくさを増すという悪循環。

・勝ったとはいえ、どう見てもJ1のレベルに達していない選手が散見されましたし、「ちょいミシャ」システムではもはや使い道のない選手もいました。大槻監督が「レギュラーなんてない!」と息巻いても、使える駒は限定的なのがハッキリした試合といってもいいでしょう。もっとも使い道がない選手が少なくないのはミシャ以降監督が頻繁に代わり、しかもそのコンセプトになんら一貫性がないままやたら選手をかき集めたフロントの責任としか言いようがなく、選手は少々気の毒ですが。

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・先述のように大分戦の惨敗から中2日、そしてさらに中2日で仙台戦が控えているため主力級の大半はベンチにも置かず、大分戦からの連闘は柴戸、鈴木、ナバウトの3名のみ。普段ベンチスタートの面子だけでは頭数が足らず、ほとんどベンチにも入れない選手をも出撃させてなんとかスタメン11人を揃えた格好。なお福島と茂木はこれが今年初出場。流経大OBの宇賀神と武藤はベンチで威嚇要員でしょうか(笑) 試合前には「宇賀神先輩」「武藤先輩」とそれぞれ学生からコールがあり、両選手とも照れ笑い。

・浦和は3分直輝CK→鈴木どフリーでヘッドで幸先良く先制。格下相手にスコアレスのまま時間が流れるというのは「ジャイキリの元」なので、早々と先制点が取れたのは急造チームにとって幸いでしたが、まさか前半良かったのがそれだけになろうとは・・・

・浦和はいつもの3-4-2-1、流経大は4-3-3のフォーメーションでしたが、流経大は浦和の稚拙なビルドアップ能力を見越してか学生らしく前からガンガンプレッシャーを掛けてきました。

・さすがに浦和は自陣深い位置でボールを失い、致命的なショートカウンターを浴びるような愚こそ犯しませんでしたが、ビルドアップには四苦八苦。前目にボールを収められる選手が皆無なので致し方ないのかもしれませんが、序盤は流経大にボールを持たせ、ボールを奪った後に高い流経大最終ラインの裏を縦パス一本でナバウトに突かせるくらいしか攻め手がなく、しかもそれが嵌まったのは得点に繋がったCKを得た場面(直輝→ナバウト裏抜けからシュート)だけかな?

・残念ながらナバウトにスピードが無く、またこれといったパサーもいないのでパス精度が劣悪でナバウトが追いつけなさそうなボールだったり、飛び出してきた流経大GKに簡単にクリアされたりと、ほとんど可能性を感じないまま時間が徒過。

・先制されたとはいえ、明らかに自信をもって積極的にプレーしていた流経大は18分スカスカの中盤で簡単にボールを繋いでバイタルエリアから強襲する見せ場を作り、さらに19分に7番(菊地)が浦和右サイドを抉って角度のないところからニアサイドを強烈なシュートでブチ抜いて同点。

・この場面カットインしてきた17番に岩武と山田の二人が付いていながら止められなかったのがこの試合を象徴していたような。特に山田は足だけで突っ込んで、結局転ばされている有り様。後方から突っ込んできた7番のスピードに森脇はあっさりと置き去り。

・流経大は同点に追いついたためか、これ以降立ち上がりほどは激しく前から追って来なくなり、かつ浦和のあまりにも単調な攻めにも慣れてしまったためか、浦和は完全に攻め倦みの様相に。26分カウンターでナバウトが左サイドを疾走→逆サイドの岩武に展開してボックス内に突入するも決められなかった場面が唯一無二の決定機。

・この試合を通じて左WB茂木がフリーでボールを持つ場面が目立ちました。流経大は4バックのまま守っているので森脇など右サイドから大きく高い位置にいる茂木に展開すれば茂木がフリーになりやすいのは当たり前といえば当たり前ですが、残念ながら茂木は「ちょいミシャ」仕様のWBの適性が全くないのか、ボールを受けても何もできず。前に高さがないのに単純にクロス入れても意味ないでしょうに。流経大が慌てて守備ブロックをスライドさせないのとみると「こいつに持たれても無問題」とばかりに見切られて中を固められたような気も。

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・あんまりな内容に大槻監督は業を煮やしたのか、後半頭から全く1トップに向いていないナバウトに代えて杉本を投入。しかし、杉本までなかなかボールが行かないので戦況は直ぐには好転せず、51分岩波縦ポン→汰木裏抜け&ループシュートが惜しかったのみ。それどころか、その直後に自陣深い位置からのドリブル進出&パス交換で中央を次々に破られる始末。守備の人数は足りていたはずなのに次々と破られる様って、もはやどちらがプロなのかわからんレベル!!

・怒りが収まらないであろう大槻監督は60分間とうとうあまりにもボールロストが多すぎて流経大の攻撃の基点と化していた山田も諦めてエヴェルトンを投入。これで「不適材不適所」は幾分解消され、杉本にボールを当てて、近くにいる汰木を流経大最終ライン裏に走らせる、あるいはサイドからのクロスで杉本の高さを使うという浦和の狙いもはっきりし始めました。

・74分左サイドから汰木クロスに後方から飛び込んだエヴェルトンのヘッドが決まって浦和ようやく2点目をゲット。ボックス内に杉本がいるのでエヴェルトンの飛び込みへの対応が遅れたのでしょう。また汰木のクロスには驚きましたが、汰木はこんなクロスみたいなのがコンスタントに挙げられるようになれば一皮むけると思います。対峙したDFも間合いの取り方が変わってくるでしょう。とにかくシュートに繋がらないドリブル馬鹿のままでは頭打ちかと。

・大槻監督は最後にOB宇賀神を投入して試合を締めようとしたものの、宇賀神は無謀にボールを奪いに行って失敗し、守備網に大穴を開ける始末で守備は最後まで不安定。大学生相手になんとか時間を潰しに潰して逃げ切りという、流経大の奮戦ばかりが目立つ試合でした。

・大槻監督は試合後の会見でこそ選手達を庇うどころか讃えている風でしたが、ハーフタイムのコメント「走らないで勝とうなんて甘い。もっと走りなさい。足を振ってますか。ファイティングポーズをとっていますか。相手はイヤがっていますか。当たり前のことをやりなさい。いまの敵は自分たちの中にある。覚悟を持って戦いなさい」というのが本音に近いでしょうなぁ・・・

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-----ナバウト-----
--汰木----山田--
茂木-阿部--柴戸-岩武
-鈴木--岩波--森脇-
-----福島-----

(得点)
2分  鈴木
19分 菊地(流経大)
74分 エヴェルトン

(交代)
HT ナバウト→杉本
60分 山田→エヴェルトン
85分 茂木→宇賀神

・実績から見て本来出番があって然るべき荻原がなぜかベンチにもおらず。小破なのかもしれませんが、ただでさえ汰木にベンチ入り競争で負けて出場機会が減っているのに何と巡り合わせの悪いことか。

・ユース卒の新人でベンチ入り出来たのはGK石井のみ。昨年橋岡&荻原が早々と出場機会を得たのと比べると些か寂しい話で、世代交代もなかなか上手く行きません。

・明大卒の二人はどちらも学生に圧倒される始末。特に柴戸の不振は目に余りました。大分戦でもいいところなく、そこから中3日での連闘がきついのかもしれませんが、それ以上にコンディションがズタボロのような・・・

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2019.07.03

牛すき焼き@富山・源(黒部宇奈月温泉駅にて購入)

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 北陸新幹線の駅の中では安中榛名駅に次いで寂しい気がする黒部宇奈月温泉駅。すぐ横を併走する北陸自動車道からその威容が確認できますが、周囲の開発が全く進まず、巨大な駅しかありません。

 こんな駅に駅弁があるかどうか定かでありませんでしたが、駅内のセブンイレブンで一応駅弁を扱っていました。富山県なのでラインナップは「ますのすし」だらけ(というほど種類はありませんが)。でも「ますのすし」って美味いし、日持ちするのでお土産には最適なものの、車内で食べづらいという致命的な弱点が・・・また高いし・・・

 というわけで、一個だけ残っていた「牛すき焼き(850円)」を購入。製造者はなんと「ますのすし」で有名な源。単なる品ぞろえの一環と思しき一品ながら、あまりにも本業と方向性の異なる商品なので、正直どこかのOEMなんじゃないのか??と訝しくもなりますが、意外や意外、これが美味かった。

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 白飯を牛肉をベースにタマネギやしらたきで覆い、焼豆腐、花麩、椎茸、さらに野沢菜漬とらっきょう赤ワイン漬を添えた一品。七味唐辛子を付けた辺りも心憎い気配り。まぁどこにでもありがちな駅弁と言ってしまえばそれまでですが、食べた時期というか保存状態が良いのか、牛肉は柔らかく、脂も変に固まっていることもなく、美味しくいただけました。ボリュームもあり、おまけに価格も安めと言うことなし。

 冷えても美味しくいただけるように作るのが駅弁の定めとはいえ、やはりコンディションは大切なことを再確認させられた一品でした。冷えてすっかりカチンコチンになった「牛すき焼き」なんて食えたもんじゃないからなぁ・・・

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2019.07.02

タルタルまみれ丼@からやま

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 「からやま」が期間限定(6月21日より約1か月程度)で販売中の「タルタルまみれ丼(590円+税=637円)」を試食。タルタルソース自体は特に好きではありませんが、半ば怖いもの見たさで。ごはん大盛り無料サービスをやっていますが、そんなに食ったら気持ち悪くなりそうなので自粛。

 「からやま」はちょうどひと月ぶりの再訪。”帰りがけに「かつや」と同じスタイルの「100円割引券」をもらいましたが、「かつや」と違って毎月新商品が出るわけじゃないので、「割引券消化のために再訪→また割引券をもらう→割引券消化のために再訪」という「悪魔のサイクル」に嵌ることはないと思います。”と前回「漬けささみ丼」を試食した際に思ったのですが、気が付けばそのサイクルにハマっていたのか(つД`)

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 ささみからあげに、なんとタルタルソースを120gもかけ合わせたのが「タルタルまみれ丼」。釣り広告には「ささみからあげ3個」と明記されてありましたが、配膳された品はからあげのサイズが小さめのせいか5個も乗っていました。

 そしてからやまの丼もの共通することですが、非常に食いづらい。ある程度からあげを片付けないとご飯にたどり着けません。味噌汁付きの「定食」にすべきだったといつも反省しますが、その都度時すでに遅し。

 そして見た目だけで想像がつく通り、非常にくどくて重い。タルタルソースの自己主張、特にその酸味が丼なり唐揚げなりを全面支配して、もう唐揚げを食べているというよりタルタルソースを食っているに近い感じ。もうこれはタルタルがよほど好きな人じゃないと無理でしょう。

 白身魚フライにタルタルは良く合うので、その延長線上でささみのからあげにタルタルをぶっかけてみたのかもしれませんし、そこは大ハズレでもないと思いますが、丼にしてしまうとご飯とタルタルの相性が悪いのが致命傷かなぁ・・・ その意味からも「定食」のほうがマシだったかも。

 前回の「漬けささみ丼」でも感じましたが、そのままでは淡白すぎてご飯のおかずには力不足のささみのからあげをなんとか美味しく頂けるよう濃い目の調味料と合わせてみた結果なかもしれません。でも、共に失敗でしょう。やはり唐揚げはもも肉じゃないと。

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【観戦記】19年第17節:大分 2-0 浦和 ~ コンディション以上に練度が違いすぎて完敗

・浦和はアウェー蔚山戦で難しいミッションを見事完遂して中3日で再び遠距離移動を伴うアウェーゲーム。大分は週央にルヴァン杯もなくて日程面で両チームに大差がありました。また大分ドームはただでさえ通気が悪くて蒸し暑いことで知られるのに、この日は朝から大雨で屋根を閉めざるを得なくなり、公式記録ではなんと湿度89%!! そのため気温は25度にも満たないのに前後半とも給水タイムが設けられました。

・気候面のきつさはもちろんどちらにも重くのしかかりますが、日程が厳しい浦和のほうがよりダメージがでかいと大槻監督は判断したのでしょう。浦和はなんとスタメンを7名も入れ替えてきました(ファブリシオ→杉本、武藤→マルティノス、興梠→ナバウト、エヴェルトン→柴戸、青木→長澤、宇賀神→橋岡、岩波→鈴木)。

・大槻監督は日頃から「レギュラーなんてものはない!」と公言していますし、オリヴェイラ監督がホーム北京戦での快勝後の中4日で迎えたホーム広島戦で疲労感漂うお馴染みのメンバーをゾロゾロスタメン起用して惨敗し、監督のクビが飛ぶ契機となったことを思えば、より条件の厳しいこの一戦でスタメンを大幅に入れ替えたのは納得できます。起用した選手が妥当だったかどうかはともかく。

・しかしメンバーを大幅に入れ替えると当然ながら戦術理解はまちまち、意図が噛み合わない場面は多々出てきます。しかも片野坂監督のもとでJ3時代から3年半の長きにわたって鍛えられた大分とは対照的に、浦和はミシャ長期政権終了後監督が目まぐるしく代わるだけでなく、戦術というかスタイル・志向がブレにブレ、ただいま大槻監督のもとで「ちょいミシャ」に回帰中といったところ。それゆえ「ちょいミシャ」にはどう見ても不向きな選手を複数人抱える羽目に陥っています。

・それゆえ「誰が出ても(精度が下がるかもしれないが)同じようなサッカーができる」という状態にはほど遠く、興梠・武藤・青木といった代えが効かない選手をごっそり抜いてしまうともはやチームとして体をなさなくなってしまいます。しかし、そうはいっても代えの効かない面子を常に出し続けるわけにもいかず、この試合で致し方なく大胆にターンオーバーしたのはやむを得ない判断だったと思います。

ただターンオーバー自体は是としても、所定の作戦を遂行する上でより妥当なメンバーを選んでいたか、あるいは逆にこのメンバーでやる作戦自体が妥当だったか、となるとかなり疑問符がつく印象を受けました。まぁ作戦自体が妥当だったとしても準備時間が極めて限定的なので、そもそもの練度が違いすぎるので結果に大差はなかったかもしれませんが、どうもやろうとしていることと出ている選手の特性が全然噛み合っておらず、対大分作戦としては「最悪手」を放ってしまったと言ってもいいでしょう。

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・大槻監督は前節大分を苦しめた神戸のやり方にヒントと得たのか、序盤は長澤まで最前線に突っ込ませて前からガンガンプレッシャーをかけに行きました。ところが残念ながら今の浦和のプレッシャーの強度、さらには選手間のプレッシングの練度では神戸のように高い位置でボールを奪うには至りませんでした。この日はマルティノスが守備をさぼりがちで、そこが大分のパス回しの脱出口に。言い換えればこの「前プレ」戦術をやるならマルティノスのスタメン起用はありえないでしょうに。こういう実に中途半端な「前プレ」をしてくるチームはカウンターが鋭い大分の格好の餌食。

・もっとも高い位置でボールが奪えずとも、相手にロングボールを蹴らせてそのセカンドボールを拾えれば良いと割り切っていたのかもしれませんが、さほどセカンドボールを拾えているようにも見えず。またボールを奪っても往々にして奪う位置が低いので、今やビルドアップ能力がガタ落ちになってしまった浦和はその後に攻め手に困りがち。ゆえに6分にいきなりパスミスを藤本に拾われ、後藤が長い距離を走って際どいシュートを撃たれてしまいました。

・またマルティノスが守備をさぼりがちなため、左サイドの守備は壊滅状態。15分には大分GKのロングキックから始まるカウンターで、山中は対面のWB松本を見るだけで精一杯。後方から駆け上がる岩田をなぜかマルティノスが途中で放してしまい、岩田クロス→藤本ヒールで流し込みの決定機。大槻監督は途中でマルティノスとナバウトの位置を入れ替えたので、左サイド壊滅状態の主犯は特定していたようですが・・・

・給水タイムを挟んだ辺りから浦和の前プレは減衰して、しかも「行けそうな時だけ行く」という間歇的な感じに。現地では「相手にボールを持たせる」戦術に転換したのかな?と思いましたが、どうもその辺は終盤まであいまいなまま。34分には前プレで大分にロングボールを蹴らせたのにセカンドボールを拾われ、左サイドから松本に鋭いクロスを入れられ、最後は前田に飛び込まれるという、本日の浦和の作戦を全否定されたに等しい決定機を許してしまいました。

・先述のように浦和はビルドアップ能力がガタ落ちな上に、杉本はともかく2シャドーがボールを収められるタイプではないので、「山中千本ノック攻撃」なんて発動しようがなく、杉本にロングボールを放り込むか、マルティノスをスペースに走らせるしか攻め手がありません。それでも39分マルティノスが右サイドに流れてクロス→ファーで杉本の決定機を作るのですから、ある意味恐れ入ります。というか、この面子ではこれしか攻め手がないから、ハナから大分にボールを持たせる戦術を採用するのが妥当でしょうに。

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・大胆なターンオーバーを仕掛けたにも関わらず、前半の「前プレ」が徒労に終わったためか、後半の浦和の運動量は目に見えて落ちてゆきました。49分にはザル状態の左サイドをまたしても岩田に抉られて鋭いクロス。そして51分ついに失点。CF藤本は裏抜けが非常に上手いので、そこへの出し手を潰さなければ行けないのに、ナバウトも柴戸も前を向いた小塚へ全く寄せられないとは!! 青木がいたらここまでぽっかりはなかっただろうなぁ・・・

・先制されてたまらず大槻監督はマルティノスを諦めて武藤と投入するも、そもそも浦和の作戦が破綻している以上選手を一人代えたぐらいではどうにもならず、53分には中途半端に前に出た山中の裏を突かれて3対3のカウンターを食らい、後藤&高山と立て続けにシュートを撃たれる大ピンチ。また61分にもマウリシオのミスを突かれて後藤の独走&シュートを許す一幕も。

・さらに大槻監督は64分鈴木→宇賀神、68分ナバウト→興梠と相次いで選手を代えるものの、浦和は積極的にボールを奪いに行く体力が残っておらず、大分に良いようにボールを回される惨状。そして73分興梠が自陣ハーフライン近くでのボールロストを契機にカウンターをくらい、途中投入の小林がガラガラの中盤を自分で運んでバイタルエリアからズドン!! 

・興梠がボールを失わないことを信じていたのか、柴戸も長澤もえらく前に行ってしまい、中盤スカスカなのには参りましたが、興梠もあのボールを失い方を見ると本来試合に出せる状態ではなかったと思いました。

・とはいえ、ボールを引き出せる興梠&武藤が揃ったために遅まきながら浦和も大分を自陣に押し込めるようになり、「山中千本ノック攻撃」の態勢も整いましたが、決定機らしい決定機は79分の杉本ミドルだけかな?

・またこの試合を通じて浦和のCKはなぜか簡単にボックス内でのファウルを取られて決定機どころか満足にシュートすら撃てず、逆に88分大分CKでこぼれ玉を拾った藤本のポスト直撃弾にヒヤリとさせられる始末。

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・攻めてはほとんど得点の可能性は感じられず、守ってはよく2失点で済んだといって差し支えない文字通りのぐうの音も出ない完敗。やむを得ないとはいえ大胆なターンオーバーは大失敗に終わりました。大槻監督はこの大失敗を受けて、今後ターンオーバーの必要に迫られた際のスタメン選考基準を練り直すことでしょう。また興梠・武藤・青木と代えの効かない選手が何人もいる反面、「ちょいミシャ」にはどう見ても不向きな選手を複数人抱えている(マウリシオ・ファブリシオ以外の外国人選手は全員アウトでしょう。ファブリシオも怪しいけど)現状を中村GMはどう考えているのかも気になります。もうすぐ夏の移籍期間も開くことですし。

・どこからどう見ても今の浦和にはACLとリーグ戦を並行して闘うだけの力はない。頭数の上では2チーム分あるように見えても、目まぐるしい監督交代が祟ってファーストセットですら練度は高いとはいえず、セカンドセットに至ってはチームとして体をなしていない。もうACLとJリーグの2冠だとか、おまけに世代交代だとか、そんな絵空事は止めましょう。そう訴えかけているかのような残念な試合でした。

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-----杉本-----
--マル----ナバウト--
山中-柴戸--長澤-橋岡
-槙野--マウリシオ--鈴木-
-----西川-----

(交代)
52分 マルティノス→武藤
64分 鈴木→宇賀神(宇賀神が右WB、橋岡が右CB)
68分 ナバウト→興梠

A025
-----藤本-----
--後藤----小塚--
高山-長谷川-前田-松本
-三竿--鈴木-岩田--
-----高木-----

(得点)
51分 藤本
73分 小林

(交代)
65分 後藤→小林
72分 岩田→庄司(負傷交代)
80分 三竿→島川(島川が右CB、庄司が左CBへ)

・大分は契約上浦和戦には出場できないオナイウを後藤に代えた他、右CB庄司に代えてコパ・アメリカ帰りの岩田、さらに島川→長谷川と3人入れ替え。

 

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2019.07.01

白えび亭@富山 ~ 白えび天丼

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 富山の「白えび亭」で超久しぶりに「白えび天丼」を賞味。前回食べたのはかれこれ9年も前の話で、その際はまだ北陸新幹線なんて影も形もなく、富山駅の高架化工事が始まったばかり。電車と言えば583系の魔改造車がウロウロしており、「白えび亭」は老朽化著しい富山駅ビル内の「とやま特選街」3Fのどん詰まりでこじんまりと営業していました。

 それから時が経って、富山駅は北陸新幹線が来たどころか在来線も含めてついに全面高架化。「白えび亭」は北陸新幹線開業時に出来た商業エリア「とやマルシェ」の中に収まっていました。

 店内の券売機で早速「白えび天丼」を注文。何があったのか判りませんが、値段が730円→1260円と劇的に上がっています(@_@) まだ空いている時間帯だったのでカウンター席ではなく、二人がけのテーブル席へ案内していただいた辺りは好印象。

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 小ぶりの丼で登場。お吸い物、漬物、白えびせんべい付き。ご飯の上には揚げたて白えびが目一杯敷き詰められています。そしてちょっとだけ魚のすり身とタラの芽の天ぷらを添えて変化を付けています。野菜だらけの「かき揚げ丼」とは格が違います!! 

 えび系の天丼といえば由比・蒲原あたりの「さくらえびのかき揚げ丼」が思い浮かびますが、白えびは桜海老よりもかなり大きくて身が詰まっているので、それなりにもっちりとした歯ごたえ・食べ応えがある代わりにサクサク感に乏しく、正直好みは分かれると思います。

 またこの店は白えびの淡白な甘味を最大限に活かすべく、あえて天ぷらの衣や味付けは極力少なめにしているので、その辺に物足りなさを感じる方もいるかもしれません。個人的には大歓迎な方向。油臭くて、味が濃すぎて、食後やたら胃もたれする某天丼チェーンとは好対照。

 ただ見た目通り量が少ないのが難点でしょうか。その辺りも含めて場所柄観光客向けの一杯になってしまったのかもしれません。

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