きくち@新田 ~ 醤油ラーメン
東武伊勢崎線新田駅から高架沿いに南へ。但し高架下ではなく高架の一本西側の道沿いで、駅近の割には案外判り辛い地味なエリアに立地。「8823製麺」の跡地。先客2、後客2。
券売機は無く後会計制で、メニュー先頭の「醤油ラーメン(780円)」を注文。メニューは基本ワンタンメン(15食限定)と昭和風中華そばの3本立てですが、メニューからは醤油ラーメンと昭和風中華そばの違いが判り辛いかと。また表に数量限定で「冷やしラーメン」始めましたとの貼り紙がありました。
席はコの字型カウンター6席のみ。卓上には胡椒のみ。
スープは動物性100%魚介不使用を謳っていますが、この動物系出汁が実に美味い。醤油もきつめで(といっても辛うじてしょっぱくならない範囲に抑えられています)少々脂もきつい嫌いがありますが、それをおして飲み進みたくなるほどの美味さ。これは体に悪い、危険な奴や・・・(苦笑) ただどんよりと濁っているせいか写真映りが悪いのなんの。
自家製の麺は細いほぼストレート。黒い粒々混じりの日本蕎麦みたいな外観で、国産スペルト小麦全粒粉を配合したのがウリ。ただ若干柔らかめな仕上がりなこともあって、力強いスープには正直弱く感じました。がっしりした中太麺のほうが合いそうなものですが。
肩ロースチャーシューはグダグダに崩れてしまう直前のところまでしっかり煮込まれていて、当然ながらスープ同様濃い味付け。他にメンマ、刻みネギ。
味が濃くて正直ライスが欲しくなるレベルですが、ランチサービスどころかそもそもメニューにライスがないのが残念。麺が好みに合わないのが残念ですが、スープの出来が秀逸だったので、おいおい昭和風中華そばで再訪します。
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