冷やしシビ辛担担麺@Sガスト
Sガストといえば主力商品がハンバーグ・揚げモノ・カレーの3本柱で、あとはそれらの順列組み合わせでメニューの数を増やしているに過ぎず、あまり新商品開発には熱心ではないという印象を持っていました。
しかし、Sガストなりにちょっとずつメニューのバリエーションを増やそうとしているようで、いつの間にか麺類にまで手を出していました。今般半ば怖いものみたさで「冷やしシビ辛担担麺(530円)」の「少な目ご飯付き(100円)」を注文してみました。
担々麺は少な目ご飯どころか味噌汁にラー油の壺まで付いて登場。麺がスーパーで売っているようなしょぼい中華麺っぽいのは致し方ありませんが、担々麺と称する割には全くといっていいほど辛くないのには驚きました。辛さは別添のラー油で各自調整してくれということなのでしょうが、痺れのほうは肉味噌に花椒を忍び込ませてそれなりに手当てしているだけにちょっと手を抜きすぎのような気が。
またレタスを添えるのもどうかと。「冷やし」に拘った結果なのかもしれませんが、レタスの水っぽさが担々麺の「痺れ」を減殺し、ごまダレ風味の冷やし中華っぽくしているような気も。
麺類が本業から遠いところにある割には健闘しており、日高屋の麺類と大差がないという見方も出来ますが、それでも美味いとは言い難い。言うなれば「宇賀神のCB」みたいな位置づけともいえる一杯でした。
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