【閉店】健優@池袋 ~ 醤油つけそば
池袋駅西口・立教通りの南、「西池袋公園」交差点近く。先客ゼロ、後客2。
店内の券売機を見るとメニューは極端に絞りこまれていて、基本「醤油つけそば」と「味噌つけそば」のみ。とりあえず「醤油つけそば(780円)」を注文。並盛(240g)/中盛(300g)同値段なので中盛で。さらに醤油つけそばの場合は麺を全粒粉麺or中太麺から選べるので全粒粉麺にしてもらいました(味噌は中太麺のみ)。
店内はL字型カウンター9席。卓上には海老油、一味、山椒油、酢、胡椒。
つけ汁は「豚骨・鶏ガラ・煮干しのスープに7種類の野菜ペーストをブレンド」したものだそうですが、煮干しはほとんど感知できず動物系オンリーっぽい味わい。やや酸味が強めですが甘くはなく、粘度はないので、そのまま自然体であっさり&さらっとした味わいのつけ汁を目指せばいいのに、なぜか細モヤシの炒め物を入れたために脂臭くなり、画竜点睛を欠くというかなんというか。
「サッポロ製麺」の麺箱が見える麺は並太の縮れ麺。全粒粉麺といっても黒い粒々が目立つ蕎麦っぽいルックスのタイプとはちょっと違うような。つるつるした食感&心持ち柔らかめの仕上がりで、つけ汁には良く合います。たっぷりふりかけられた刻み海苔もつけ汁を引き立てるのに一役。終盤になって山椒油を試してみましたが、思った以上に山椒の香りがきつくて好みが分かれそう。
つけ汁の中には件の細モヤシ以外に細切チャーシュー、穂先メンマ、三つ葉、刻みネギと値段の割に具沢山。なおスープとチャーシューには沖縄の「あぐー豚」を使っていることをしきりに強調していますが、正直普通の豚との違いはよく判らず。
つけ汁が軽いせいか、300gもあるような感じはせず、一気に完食。大勝軒系とか、「またお前か」的なつけ麺よりは好みかも。
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