玉子で食べる四川風麻婆豆腐定食@松屋
松屋が7月2日より新発売の「玉子で食べる四川風麻婆豆腐定食(650円)」を試食。新発売といっても昨年鍋メニューとして販売した「四川風麻婆鍋膳」を定食メニューとしてリニューアルしたもので、「追加的な開発コストをあまりかけないように、販売済の商品のマイナーチェンジを繰り返す」というある意味松屋らしい商品開発コンセプトに則った一品です。
玉子は生玉子or半熟玉子から選べるので、半熟玉子にしました。辛いもの好き向けに「玉子なし」もあって、30円引き。
「たっぷりの粗挽き豚肉と豆腐、茄子が入り、豆板醤や麻辣醤、甜麺醤などの様々な調味料を使用した本格的な四川風麻婆豆腐で、深い旨みと辛みがクセになる、ごはんがすすむ逸品です。」というのが松屋のウリ文句。
「たっぷりの粗挽き豚肉」は誇大表示でもなんでもなく、街の中華料理屋で出てくる同一価格帯の麻婆豆腐と比べて明らかに粗挽き豚肉の量が多く、これが美味さのカギを握っているような気がしました。茄子もそこそこ目立つので麻婆豆腐と麻婆茄子の中間くらいの一品と考えたほうが良いくらい。
唐辛子マークを3つも並べて「とても辛いメニューです」と謳う割には辛さはさほどでもなく、むしろ痺れというか鼻をむずむずさせるような刺激が強いような。また肉を生卵に絡めて食べるのが美味い「すき鍋」系のメニューほど卵が決定的な仕事をするわけではないので、「玉子なし」でもなんら差し支えないかと。でも「玉子あり」でも+30円でしかないので、一応付けとくか!みたいな感じかなぁ。
この出来なら間違いなく定番になることでしょう。
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