« 仁@川口 ~ 汁なし担々麵 | トップページ | 牛・がっつりまぜめん@リンガーハット »

2019.08.29

流川@新宿 ~ 醤油中華そば

001_20190727143601

 新宿駅西口から小滝橋通りを北へ。「すき家」のある角を西に曲がってすぐ。青梅通り沿いに移転した「俺の麺 春道」の跡地。というか、この店自体が「春道」のセカンドブランドとのこと。先客3、後客ゼロ。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油中華そば(800円)」を注文。メニューは他に「塩中華そば」のみ。つけ麺やまぜそばは「しばらくの間お休み」になっていました。

 店内は縦長カウンター8席のみ。カウンターの背後が狭い上に足元に荷物を置く余裕もないので、荷物がある方は避けたほうが無難。卓上に調味料類はなし。往訪時はワンオペ体制で、メニューを絞っているのはそのせいかも。

004_20190727143601

 スープは「国産100%の牛骨を低温で約9時間炊き上げた牛骨スープに数種類の貝で採った貝出汁をブレンド」したものとのこと。この貝出汁の影響が結構大きいようで、よくある牛骨スープとは完全に一線を画しており、良くも悪くも牛骨らしい甘さや癖はほとんど感じられず、独特の深みのある味わいに仕上がっています。

 ただ「旨味の強い濃口醤油ダレ」の自己主張も案外強くて、最初はイケる!と思ってもそのままぐいぐいと飲み進む気にはなれず。また自家製香味油&牛油も多めで見た目よりはちょっとこってりした印象が残りました。

 麺は菅野製麺所製の細めストレート。わずかにざらつきを感じる口当たりで、細めの割には思いのほかコシがあり、スープの絡みも上々で気に入りました。替え玉を頼んでいた客がいましたが、特段量が少ないとは思えず。

 チャーシューは低温調理の豚肩ロース。穂先メンマは妙な臭みがあってイマイチ。他に白髪ネギ、カイワレ。

 方向性は面白いのですが、この出来だと「塩」のほうがアタリだったかも。

|

« 仁@川口 ~ 汁なし担々麵 | トップページ | 牛・がっつりまぜめん@リンガーハット »