伊蔵八@西日暮里 ~ 中華そば
西日暮里駅の改札を東側へ出てすぐ。先客はゼロでしたが、11時の開店後10分もしないうちに店内満席となり、退店時には外待ち3。
店内の券売機ボタン先頭の「伊蔵八の中華そば(750円)」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に「鶏の濁りそば」「伊蔵八のつけそば800円」など。往訪時は「ろく助の塩中華そば」は近日発売となっており、さらに「ごまの辛い中華そば」は販売休止になっていました。
店内はL字型カウンター9席のみ。卓上には酢、ラー油、ブラックペッパー、激辛ニラ、味付けキクラゲ。
スープは鶏&豚ベースの魚介混じりと思いきや、「椎茸のコクと旨味」が思った以上に卓越していてやや甘目の味わい。また見た目と違って醤油ダレが強くはないので、より一層出汁の美味さが際立っているような気がしました。当然ながらついつい美味さに惹かれて飲み進む羽目に。
麺は細目のストレートで水気の少なそうなざらつき・ごわつきを感じるタイプ。スープに負けない仕上がりで、しかも最後までへたらず。「デフォルトで硬めに仕上げているので、硬めの指定は受け付けないが柔らかめの指定は可能」との旨の貼り紙があり、確かにこれは好き嫌い分かれそう。
チャーシューは分厚くてトロトロの角煮っぽいタイプ。その上に箸休めを兼ねて刻み青ネギがたっぷり。この店は「スープと麺の味を純粋にを味わって頂きた、くチャーシューとネギ以外の具材を載せておりません」というポリシーを持っていて、あとは客のお好みで卓上の激辛ニラや味付けキクラゲを入れてもらうことになっています。
キクラゲのほうは「味付け」と断るほど味が付いていないので、入れても入れなくても構いませんが、激辛ニラのほうは辛いどころか味わいが激変するのであくまでも後半の味変アイテムにするべきであり、かつ入れすぎ注意。
西日暮里駅周辺はこれといったラーメン屋がなかっただけに、早々と人気店になったのは当然でしょう。次は「鶏の濁りそば」を試してみます。
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