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2019.09.01

【観戦記】19年第10節:浦和L 6-0 日体大 ~ 勝つって嬉しいねぇ・・・忘れていた喜び

・約3ヶ月半もの中断期間を経て再開されたリーグ戦。浦和は日テレと並ぶ勝ち点18で2位につけているものの、3~5位まで勝ち点15で続いているという混戦状態。ゆえに下位に沈む日体大相手に取りこぼしは許されないどころか、できれば得失点差を稼いでおきたいところ。

・カップ戦からも1ヶ月も間が空いて試合勘がないせいか、浦和の立ち上がりの出来は芳しくなく、パスがつながらないどころか自陣での不用意なボールロストすら散見されましたが、10分過ぎにはなんとかリズムを掴んで攻勢に転じた後はやることなすこと全て良いほうに転んで、終わってみれば菅澤のハットトリックを含む6-0の圧勝。

・相手が元気な時間帯に着々と得点を重ねて事実上勝負を決してしまい、相手がバテバテになったところでさらに畳みかける。大量得点が生まれる典型的な試合展開で、試合後のインタビューで菅澤が「もうちょっと取れた」と本音を漏らしていましたが、確かにその通り。

・一生懸命前から追いかけても全然ボールを奪えないし、最終ラインの裏に蹴られてしょっちゅう背走を余儀なくされるし、そうこうしているうちに終盤バテバテになって力尽きる。これって浦和が日テレ戦でよく見る試合展開に酷似しています。まぁ浦和vs日体大ほど浦和vs日テレには力の差はないので、浦和が元気なうちはボールも奪え、点も入るのですが、基本的な構図はそっくり。ゆえに久しぶりに見た圧勝劇は嬉しいことは嬉しいのですが、明日は我が身という気も少々。

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・12分の先制場面、ボックス内の菅澤に縦パスが入った時点で副審の旗が上がっていたにも関わらず、なぜか主審はオフサイドを取らず、菅澤のポストを活かして後方から詰めた柴田がゴール! 現地では何がなんだかさっぱり判りませんでしたが、菅澤への縦パスと思われたものは日体大のバックパスというかクリアし損ねみたいなもので、これではオフサイドの取りようがなく主審GJ過ぎました。

・続いて17分縦パスを受けて右サイドを疾走する水谷からクロス→菅澤が相手CBに競り勝ってヘッドで2点目。

・この日の浦和の攻撃は2点目に象徴されるようなサイド攻撃がほとんどで、1点目のような菅澤への縦パス&ポストプレーを活かす形はオプション程度。サイドでタメを作って後方からオーバーラップしてくるSBor最初から高い位置にいるSBを相手最終ライン裏に走らせる場面が目立ちました。そしてサイドからボックス内で待ち構えるor裏抜けを狙う菅澤へ。31分には佐々木→菅澤裏抜けという狙い通りの決定機(GKが前に出てきて菅澤シュートを撃てず)も。

・そしてこのサイドの攻撃基点を作るまで、前半の浦和は非常に手数をかけていました。GKからしっかり繋ぎ、相手の前プレを逐一剥がして、相手の守備網が薄くなったところでようやくペースを上げてサイドから一気に攻める。いきなり最終ラインから菅澤にロングボールを当てるなんてまずやりません。

・両SBがやたら高い位置にいるので、その代わりに安藤が下がってビルドアップを助けるというバランス的にどうかと思われる場面も目立ちますし、そもそもなかなか直線的にゴールへ向かわないので甚だ迂遠な気もしますが、蒸し暑い中で執拗にボールを回して相手の前プレを悉く空回りさせて疲弊を誘ったのが終盤効いたようです。どこまで意図的だったのかは判りませんが。

・47分、佐々木の縦ポンを日体大のボランチがヘディングで前方にクリア出来ず、あろうことか最終ラインの裏にいた菅澤に繋がってしまう大惨事となり、菅澤が追いすがるCBを振り切ってそのままゴール。

・63分には相手を押し込んだ状態から吉良の縦パスを受けてボックス内で前を向いた菅澤がループ気味にゴール!! ボックス内には日体大DF陣が揃っている上に菅澤の前にもしっかりDFが付いていたはずですが、この日の菅澤は神がかっているというかなんというか。前述のようにこの日は戦術的に菅澤のポストプレーに多くを依存せず、「下がってボールを受けてサイドに叩いて、フィニッシュでまた顔を出す」みたいなマルチタスクをさほど背負わされていないように見受けられたので、フィニッシュに余力があり、いい感じに力が抜けていたのかも。

・ほぼ勝負がついたところで、森監督は塩越、長嶋、柳澤を順次投入して前目の選手を交代。普段出番がない選手のテストという意味も兼ね備えていたのでしょうが、ボールを回され続けて70分過ぎには完全に足が止まってしまった日体大は続々と投入される浦和のフレッシュな選手達の活発な動きに抗しきれずに守備が大決壊。浦和から見ればいわゆる「死体蹴りモード」に。

・75分佐々木横パス→菅澤スルー→塩越シュート、76分水谷縦パス→菅澤ポスト→塩越ボックス内突入して横パス→水谷シュートの決定機こそ逃しましたが、85分CKからの流れで塩越のクロスを清家ヘッドで5点目。87分には塩越が左サイドからカットインして縦パス→菅澤ポスト→柳澤ミドルが炸裂して6点目。柳澤はこれがリーグ戦初出場で初ゴール!!

・浦和のピンチらしいピンチは53分、長船のトラップが大きくなったところを相手に突かれて裏を取られた場面だけかな?日体大のシュートはわずか2本。大差が付いても攻守とも雑なプレーが一切見受けられなかったのもこの試合の収穫でした。

-----菅澤-----
吉良---水谷---安藤
---栗島--柴田---
佐々木-南--長船-清家
-----池田-----

(得点)
12分 柴田
17分 菅澤
47分 菅澤
63分 菅澤
85分 清家
86分 柳澤

(交代)
66分 安藤→塩越(塩越がトップ下、水谷が右SHへ)
76分 水谷→長嶋
82分 吉良→柳澤

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【今日のゆずほ】

・故障がようやく癒えたばかりのゆずほ。当然なからここまでベンチ入りすらなく、高橋がU-19米国遠征中で不在なのを奇貨として今季初めてベンチ入り出来たことだけでも十分幸いだと思いました。ところが、北海道合宿での出来がよほど良かったのか、早々と大差がついた幸運も手伝って、なんと途中投入一番手で、30分近く出場時間が与えられたのにはビックリ!!

・ゆずほが投入された時間帯には先述のように相手はバテバテになっていてスペースが十分にあり、球際の競り合いを繰り返す羽目にもならず、トップ下というか縦並びで下がり目のFWのような位置でゆずほはやりたい放題で2得点に関与。途中投入された選手の果たすべきタスクを十分果たしたと言っていいでしょう。ぬるぬるくねくねしたボールキープは健在でしたし、自分がボールロストした後も素早く切り替えて自分のケツを拭きに行ってましたし。

・それだけに75分の決定機を逃したのは痛恨の極み。菅澤が「どフリーのお前が撃て」と言わんばかりにスルーでお膳立てしてくれたのに、「ゆずほ撃てぇぇぇーーー」とワシが絶叫したのも虚しくゆずほはちょっと躊躇したのが祟って後方からDFに迫られてしまい、ようやく放ったシュートは力なくGKの下へ。なんじゃそりゃ・・・・86分の柳澤のゴールよりはイージーだったはずですが・・・ 前目の選手は往々にして数少ない出場機会でゴールを決められるかどうかでその後の人生が変わっちゃうからなぁ・・・

 

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