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2019.10.31

鯛鯛@草加 ~ 真鯛白湯・醤油

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 東武伊勢崎線草加駅西口を出て、ダイエー草加店の西隣辺り。先客ゼロ、後客4。

 屋号通り鯛出汁が売り物の店で、店内の券売機ボタンを見て「真鯛白湯・醤油(780円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に「真鯛つけ麺」「真鯛油そば」など。全メニュー醤油と塩が選べるようです。

 店内は縦長5席と店奥L字型カウンター4席。卓上に調味料類は無し。

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 スープは誰にでもすぐ判るくらい鯛出汁がしっかり。無化調とのことですが、無化調にありがちな物足りなさなんて全然感じられないどころか、むしろ終盤は醤油がうるさく思えるくらいなので、「塩」がベターかも。鯛出汁をウリにする店は概してお上品過ぎて、スープ単体としては完成度が高いものの、麺を絡ませるには弱いと思える店が少なくない中、この店はラーメンスープとしてのバランス感覚が卓越していると思いました。

 麺は中細ストレートタイプ。心持ちざらつきのある食感で、スープの絡みは良好。

 麺の上にある白身はさすがに鯛のほぐし身ではなく鶏肉の模様。スープとの相性を考えてか超淡白な仕上がりですが、後乗せなので冬季はスープをぬるくしてしまう悪影響がでかいかも。ワンタンはラーメンに乗せるのはいささか茹で不足で硬め。他に鯛の炙り身、短く切ったメンマ、海苔、かいわれ、白髪ネギ。

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【観戦記】19年第31節:広島 1-1 浦和 ~ 大分戦の失態を糧に勝ち点1を取りに行ったか?

・浦和がACL決勝に進出したために、11/9(土)から大幅に前倒しとなった第31節アウェー広島戦。シュート数16対7というスタッツが示す以上に浦和は終始広島に圧倒され、6割以上ボールを支配されて自陣深くに釘付けにされて耐える時間が長く続きました。

・浦和はほとんど決定機を掴めなかったためスコアレスドローなら御の字と思っていたところ、思わぬ形で先制。しかし、あれだけやられっぱなしだった浦和がそのまま逃げ切れようはずもなく、オウンゴールという形ながらも終盤に追いつかれてドロー。一瞬勝利が見えただけに惜しい気もしますが、90分間の試合内容を通じてみれば勝ち点1を甘受するほかなかったと思います。少なくとも「勝ち点3を取りに行って全てを失った」大分戦よりははるかにマシ。

・今年の残留争いは既に死に体の18位磐田を除いて9位~17位の9チームが関わっているので、当然ながら残留争い組同士の星の潰し合いが多数発生します。。ゆえに残留争いとは無関係なチームから勝ち点3を取れればそれに越したことはありませんが、勝ち点1を奪ってちょっとだけ前に出るだけでも降格圏に転げ落ちる可能性は幾分減少します。それゆえこの試合での勝ち点1は悪くはない、むしろ試合内容からすれば上出来といって差し支えないでしょう。

・一方城福監督は「勝ち点1というのはなかなか受け入れるのが難しいゲーム内容だったと思います」と久しぶりに負け惜しみ全開(いや、負けてはいないどころか内容では圧勝ですが)のようですが、誤審で勝ち点を失ったわけではないのに「受け入れ難い」とは実に見苦しい。

・広島は圧倒的に攻め、シュートも放っていましたが、浦和の粘り強い守備の前に案外枠内シュートが少ない。守ってはほんのちょっとの隙を突かれてしまう。勝てる試合を引き分けに持ち込まれる要素もあったわけで、これを「受け入れ難い」とはまだまだ監督としての器が小さいようです。

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・アウェー広州恒大戦から中5日と若干間が空きましたが、広島戦の後はなんと中2日でアウェー鹿島戦、中3日でホーム川崎戦、そして中3日でアウェーアルヒラル戦。「Jリーグの力を示せ」と言わんばかりのJリーグの素晴らしい計らいで強行過ぎる日程が組まれたため、相手との力関係なども踏まえながら、大槻監督もスタメン組成にさぞかし悩みに悩んだことでしょうが、結果はアウェー広州恒大戦と全く同じスタメン。

・但し、青木の故障を受けて阿部を引き続きスタメンで使っているため、守備が計算できるIHの控えがいないのが悩ましいところで、これが最後の最後ので追いつかれる遠因に。一方、広島はいつもの面子がゾロゾロ。

・基本フォーメーションは3-4-2-1、かつ守備時は5-4-1で極力最終ラインを上げて、時折前からプレッシャーと似た者同士の一戦でしたが、時間の経過と共に明らかに広島が優勢に。武藤の長期離脱に伴いファブリシオをシャドーに起用していますが、やはり武藤がいないと「前ハメ」はほとんど機能しないようで、浦和は早々とリトリート主体の守備に切り替えざるを得なくなったようです。

・16分には柏の単騎カットイン&シュートという得意パターンを一回作られましたが、それ以降は柏に見せ場はなく、このサイドで橋岡が互角にやれたことがこの試合をドローで終えられた主因といっても良いくらい。

・むしろ厄介だったのはボールキープが巧みなCFドウグラス・ヴィエイラ。シャドーの森島&川辺共々浦和最終ライン裏への飛び出しを絶えず狙っており、引いてボールを受けるシャドーに浦和CBが食いつきすぎて、その裏へヴィエイラに飛び出されるとか、楔のパスを受けたヴィエイラからシャドーへ展開してそのまま縦へ走り抜けるとか、もういかにも浦和守備陣がやられそうな場面がちらほら。

・30分には佐々木の縦パスを受けて鈴木を交わしたヴィエイラが西川と一対一に(西川が左足でセーブ)。40分にはヴィエイラへの対応に苦慮した鈴木にとうとうイエローカード。さらに前半終了間際には青山縦パス→楔を受けたヴィエイラが浦和右サイド奥へ展開→森島クロス→ファーで川辺ヘッドという広島の狙い通りの形を作られてしまいました(ヘッドはバーの上)。

・守備よりも悲惨だったのが攻撃。両WBは守るのに精一杯なせいか、WBからのクロス攻撃という浦和の得意パターンを作れず。それどころかそもそも守→攻の切り替えがあまりにも遅くて常に興梠が孤立。ボールを良い形で奪っても広島に上手くディレイされて、常に広島の守備ブロックが整っている中を攻めている格好。しかも止まっている選手の足元から足元へボールを繋ぐだけで、守備陣を崩す動き、アイデアといったものは全く見受けられませんでした。

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・後半も立ち上がりこそ浦和が主体的にボールを動かす時間帯がありましたが、すぐに沙汰止みになって自陣で耐える展開に。52分こぼれ玉をボックス内で拾ったヴィエイラのポスト→川辺シュート、60分クリアボールのこぼれ玉を拾ったハイネルがボックス内からシュートと決定機を作りましたがいずれも枠外。

・そして66分には川辺のミドルがバーを直撃!!70分にはスカスカの中盤で縦パスを受けた川辺があっさり岩波を交わしてボックス内に突入。しかしシュートを撃たずにヴィエイラへの横パスを選択したのが仇となり、駆け戻った関根がなんとかシュートを撃たせず。失点こそ免れましたが、この辺の時間帯から浦和の最終ラインと中盤の間がぽっかり空く傾向が顕著になって、これが最後の最後で致命傷に。

・広島先制は時間の問題と思われた試合展開でしたが、城福監督は何を思ったのか滅茶苦茶厄介だったヴィエイラに代えてペレイラを投入。ペレイラは怪我明けで、試合後の記者会見ではペレイラの決定力に賭けたつもりだったようですが、結果的に却って決定機を作れなくなり、決定力もへったくれもなくなったような。当然この交代は浦和にとって大助かり。

・とはいえ浦和の攻撃はに相変わらず見るべきものはなく、61分エヴェルトンのボール奪取→長澤との壁パスを介して橋岡クロス→興梠ボックス内でキープ→ファブリシオシュートでこの日初めて浦和らしい形になったくらい。得点の臭いなんて微塵もありませんでしたが、75分ハイネルからエヴェルトンがボールを奪取してからのカウンターが炸裂。この時だけなぜか広島の帰陣が酷く緩慢で守備ブロックを作れないでいるうちにファブリシオがミドル。これは決まりませんでしたが、興梠→関根→長澤と繋いで、最後は後方から入りこんで来た岩波がフィニッシュ!!

・得点場面は現地ではてっきり偶発的なものと思ったのですが、試合後の記者会見で大槻監督は「打ったシーン、こういうふうな形での失点あるよね、広島さん、みたいなところはあったとおりだったので、良かったなとは思っています。」と語っており、意外にも狙った通りだった模様。でも、同じような形を何度か作ってそのうちの一回が決まったならともかく、一回こっきりだからなぁ・・・

・浦和が先制するなんて大槻監督ですら予想しなかったのか、大槻監督はすかさず守備固めに入らず、宇賀神を投入したのはなんと80分になってから。しかもやばそうなのはサイドではなく、どう考えても最終ラインと中盤の前のスカスカゾーンなんですが、手駒を見れば阿部なりエヴェルトンなり、あるいはファブリシオに代えてその辺りを埋めてくれそうな選手は見当たらない。これは監督も辛い。勝っている時のクローザーがいない。

・城福監督は同じく80分に稲垣に代えて清水を投入し、柏を右WBに回し、ハイネルを前に上げて、川辺をボランチに下げて猛攻。ただ広島の攻撃は次第に単純なクロス攻撃なり、無理やりな力攻めに頼る傾向が強くなり、相手に食いつきすぎる浦和守備陣の動きを逆手に取るような攻撃が減った気も。単純な攻撃に対しては「最後の最後でやらせなければ良い」と割り切った浦和守備陣が実に粘り強く対応。

・全員下がりすぎて82分にどフリーの川辺に際どいミドルシュートを撃たれましたが、これも枠外。このままなんとか逃げ切れるかと思いきや、88分ファブリシオのボールロストから食らったカウンター。エヴェルトンが中途半端に前に出てボール奪回に失敗したのも仇となって中盤がスカスカになり、森島、ついで川辺がそのスペースを疾走。ボックス内に突入した川辺は浦和守備陣に囲まれていたものの、焦った橋岡がクリアボールを豪快に自陣に叩き込んで失点。

・失点は思わぬ形でしたが、あれだけ中盤がスカスカで最終ラインの前のスペースを相手に自由に使われていれば遅かれ早かれ失点は避けられなかったでしょうし、橋岡を責めても仕方ないと思います。ただ中盤で守備が計算できる武藤&青木を欠き、これといった替えゴマがいない以上、「中盤スカスカ問題」は今シーズン終了まで浦和につきまとうのでしょう。

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-----興梠-----
--ファブリシオ---長澤--
関根-阿部--エヴェ-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
75分 岩波

(交代)
80分 関根→宇賀神
90+1分 長澤→柴戸
90+4分 興梠→杉本

・山の中にあり、市街地とは気候が全然違うことで知られるビッグアーチ。この日はビッグアーチ名物の雨こそ降りませんでしたが、とにかく寒かった。山の冷え込みをなめすぎて長袖シャツ&薄手のジャケット一枚で大失敗。昼間の市街地は長袖シャツ一枚では暑いくらいだったのに・・・ 一方地元の方はさすが慣れたもので、中にはダウンジャケットを着ている方も!!

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-----ヴィエイラ----
--森島----川辺--
柏--稲垣--青山-ハイネル
-佐々木-荒木--野上-
-----大迫-----

(得点)
88分 OWN GOAL(橋岡)

(交代
72分 ヴィエイラ→ペレイラ
80分 稲垣→清水(清水が左WB、柏が右WB、ハイネルがシャドー、川辺がボランチへ)
88分 ハイネル→渡

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2019.10.29

びっくり亭本家@南福岡 ~ 焼肉一人前

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 鹿児島本線南福岡駅を出て線路沿いに北へ進んですぐ。昔「ケンミンショー」で紹介されたのを機に往訪した次第。夕方の中途半端な時間帯でグループ客はほとんどいませんでしたが、仕事帰り風の一人客のオッサンが三々五々やってカウンターだけやたら混みあっていました。

 一応焼肉屋ですが、焼肉といってもメニューは鉄板焼風の一品しかありません。とりあえず「1人前(800円)」と「ご飯小(150円)」を注文。そして九州らしいやたら甘い味噌汁がサービスで付いてきます。1.5人前を頼んでご飯を食べる前にビールのアテにしている方もちらほら。またテイクアウトを受け付けているのには驚きました。

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 カウンターには箸置きにしては大きい「謎の木片」があり、これで鉄板を傾けて油を鉄板の片方に溜め、その油に秘伝の「激辛味噌」を投入して食べるのが店のお勧め。

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 鉄板焼といっても予想以上にキャベツの量が多くて、ほぼ「豚肉キャベツ炒め」といった感じ。キャベツは実に良い感じに仕上がっていましたが、豚肉は火を通しすぎたせいかえらく硬くなってちょっと何だかなぁ・・・

 またデフォルトでもニンニクがきつく(なのにニンニク増しを頼む豪の者も!)、かつ油まみれなのは良いとしても、びっくりするほどしょっぱくて参りました。ビールやご飯が進むようにとのことなのでしょうが、とてもじゃないが「激辛味噌」をつける気はならず、味変アイテムとしてほんのちょっとつければ十分でした。でもニンニクまみれ、油まみれの割には飽きずに最後まで一気に食べられたのは幸いでした。

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2019.10.28

ミール珈屋凪@佐賀 ~ ヒデシマライス

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 佐賀市役所の2ブロックほど南。しょぼい飲食店が連なる通りに立地していますが、外観からは何の店なのか、そもそも店なのかどうかよく判らないのが難点ですが、洋食屋というよりはご飯ものがやたら充実している昭和の生き残り的喫茶店というのが実態に近いのかな? 

 夕方の中途半端な時間帯で終始店内はガラハラ。椅子がくたびれ切っていて、深すぎてかえって座りにくいのなんの・・・ そして早速この店の名物メニュー「ヒデシマライス(700円)」を注文。

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 スプーンと比べて見るとサイズ感が掴みやすいと思いますが、とにかくでかい!! これの「大」を頼んだ後客のものを見ると、このオムライス状の「何か」が皿一面を覆っていました!!!

 ぱっと見は単にカレーがかかったオムライスに見えますが、卵の薄皮の下にあるのはケチャップ味のチキンライスではなく、ハムと玉ねぎだけを具にした超薄味のピラフみたいな感じ。ゆえにライスだけで食べ進むのは無理があるので、カレーと合わせながら巨大な塊にひたすら挑戦。

 カレーはサラッと系で、あまり辛くはなく、旨味で押すタイプ。ライスも全然油っぽくないので最初は勢いよく食べ進められましたが、如何せん味わいが単調で変化をつけられないので、残り1/4になって急激にスプーンが止まってしまいました。

 まあこれは美味いかどうかというより、話の種に食べる性格のもので、一回で十分でしょう。というか、この手の「盛り」がウリもの臭い系はもう打ち止めかなぁ・・・

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2019.10.27

ごろごろ煮込みチキンカレー@松屋

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 松屋が2019年10月22日15時から10月29日10時まで、たった1週間だけですが、人気メニュー「ごろごろ煮込みチキンカレー(590円)」を復活販売していたので再食しに行きました。「ごろチキ」は今年4月にも発売されていましたが、消費税増税後もお値段据え置きなのは嬉しいところ。こっそり量を減らすような姑息な技も使っていないと思いますが・・・

 なお超短期間での復活販売のためか、店頭では積極的に宣伝しておらず、上写真の案内も帰り際にはなぜか外されていました。早くも在庫が乏しくなってきたのかも・・・

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「数種類のスパイスが配合されたすっきりとした味わいの松屋オリジナルカレーに、鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉をプラスしたゴロゴロ感たっぷりの食べ応え満点な逸品です。」というのが松屋のウリ文句。

 「ごろごろ」の形容は誇大表示ではなく、確かにカレーの中に鶏もも肉がごろごろ。何か下味がついているわけではなくいたって淡白な味わい。また「ジューシーに焼き上げた」と形容するものもどうかと思いますが、カレーにはよくあっています。

 また松屋のカレーは相変わらず美味い。客層に合わせてかかなりスパイスを効かせて辛めの仕上がりで、ややとろみがあってコクもそれなり。これならカレーチェーン店と比べても遜色なく、しかもコストパフォーマンスは圧倒的に上。正直松屋は牛めしよりカレーのほうが美味いと思います(苦笑)松屋のチキンっておしなべてイマイチという印象を思っていますが、そんなチキンすら上手く引き立てるのがカレーの魔力。

 ただ味噌汁が付いてくるのがどうにも解せません(苦笑)。

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2019.10.26

ビリケン@浅草 ~ 中華ソバ

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 駒形橋西詰交差点角。銀座線浅草駅からも田原町駅からも似たような距離。「江武里」の跡地。蔵前の人気店「らーめん改」の姉妹店で、11時の開店5分前に到着したところ既に先客7。開店までに2人やって来て、店内は間もなく満席になり、退店時には外待ち客4。

 店内の券売機ボタン先頭の「中華ソバ(850円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは他に坦坦麺(但し、夏季は冷やし担々麺に変更)、鴨と鶏の油ソバ、そして往訪時は120食限定で「トラフグらーめん」を出していました。

 店内は縦長カウンター6+5席のみ。水セルフ。相変わらずうなぎの寝床みたいな店ですが、外観・内装とも大改装されて前店の面影全くなし。卓上にはミル入り胡椒、一味、酢。

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 2杯ずつ丁寧に作っているので、出てくるまでに15分強かかり、店員とやたらしゃべりたがるうざい常連客にも悩まされながらようやく登場。

 スープは鴨&鶏ベースでしょうか?いかにも鴨っぽい甘みと旨味が面白い上に、濃い見た目と違って醤油に変な自己主張はなく、ベースの出汁の引き立て役に徹しており、表面の脂も適度にコクを加える程度で、これぞ「淡麗」と呼ぶに値する一杯です。

 この手のスープは「スープそのものはよく出来ているが麺を絡ませるには弱い」という問題を抱えがちですが、ここのはその辺のバランスが絶妙で、麺を絡ませるに必要にして十分な出来。

 麺は細めのストレートで心持ちざらつきがある程度。優しいスープに良く合い、スープがしっかり絡んできます。

 鴨チャーシューは柔らかくて弾力性のあるタイプで、これもスープに合わせて薄味。笹切りネギは辛味が残る苦手なタイプだったので、しばらくスープの中へドボン。他にメンマ、青菜、かいわれ。

 店では大盛や替え玉を用意していますが、少なくとも「中華ソバ」は大盛にするとスープとのバランスが崩れそうですし、替え玉も不向き。しかも総じて薄味なので白飯も合いそうになく、量的に物足りない場合はちょっと難儀。

 開店前から行列ができるのも頷ける珠玉の一杯でした。

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2019.10.25

純鶏 名古屋コーチンの親子重@なか卯

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 「なか卯」で10月1日から期間限定で発売中の「純鶏 名古屋コーチンの親子重・並(790円)」を試食。

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 「今年親子丼発売25周年を迎えたなか卯は、鶏肉へのこだわりやその調理は得意とするところです。そんななか卯が、名古屋コー チンを親子重に仕立て、その魅力を最大限に引き出しました。脂がのってコクがあり、弾力のある歯ごたえの名古屋コーチンをふわふわとろとろのこだわり卵で優しく包みました。中央に添えた、山椒が上品に香るなか卯オリジナルの"コーチンそぼろ"と一緒にお召し上がりいただくことで、味の変化をお楽しみいただけます。」というのがなか卯のウリ文句。

 松屋の鶏肉メイン系メニューが個人的にはほとんどハズレに終わっているのに対し、なか卯は鶏肉系メニューには並々ならぬ自信を持っているようで、なか卯のウリ文句には誇張表現と思えるようなものは全くと言っていいほど見当たらず。

 卵は確かにとろとろ、鶏肉は堅くならない程度に適度の歯応えを残した仕上がりになっています。味わいは甘ったるくもなく、しょっぱくもなく、良い意味で中庸。そして単なる親子重なら単調で飽きが来そうなところを、山椒をわずかに混ぜた「コーチンそぼろ」で上手く変化を付けています。この値段でこの出来ならケチのつけようがありません。

 なお「純鶏 名古屋コーチンの親子重」は11月中旬に販売終了予定とのこと。

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2019.10.24

【観戦記】ACL2019・準決勝第2戦:広州恒大 0-1 浦和 ~ まさかまさかのアウェーで完封勝ちで決勝進出

・AFC公式サイトによればシュート数5対19。しかもボールを6割弱相手に支配され、自陣に押し込まれて5-4-1の守備ブロックを敷いて耐えるしかないという浦和が超不得手な試合展開に持ち込まれてしまいました。WBが押し込まれて5バック化し、その前からクロスを上げられるというパターンを何度作られたことか!!

・普段のリーグ戦なら5点ぐらい取られて大敗してもなんら不思議はない試合展開で、堅守感なんて全くありませんでしたが、守っては西川の再三の好守と不可解なくらいに枠に飛ばない相手のシュート精度の低さ(枠内シュートは5対8とそんなに差がない)に助けられ、攻めては広州恒大の弱点をきっちり突いて、終わってみればなんと完封勝ち。しかもホームでは絶対的な強さを誇り、特に決勝トーナメントではJリーグのチームには無敗を誇っていた広州恒大相手の完封勝ちですから歴史的価値があるといって差し支えないでしょう。

・また押し込まれる時間は長かったものの、腰は引けていませんでした。デュエルや空中戦で浦和が6割強勝っているのがそのなによりの証拠でしょう。10分に西川とエウケソンが交錯して西川が頭を強打したのを皮切りに、随所で浦和に傷む選手が続出しましたが、幸い怪我で交代を余儀なくされた選手はおらず。また敗色濃厚になってラフプレーが目立ちした広州恒大に変にお付き合いすることなく、淡々と時間を使って楽々逃げ切り勝ち。なぜこの「大人の試合運び」がリーグ戦で出来ないのでしょうか(苦笑)。

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・浦和のスタメンは大分戦で負傷した武藤どころか、なんと大分戦を欠場した青木もこの大一番に間に合わず、結局大分戦から武藤→ファブリシオ、宇賀神→橋岡、マウリシオ→鈴木と3名のみ入れ替え。阿部を中4日での連闘を余儀なくされたのが一番辛い格好に。

・前回対戦時なぜかわざわざ3-4-3の布陣を採用して轟沈した広州恒大は10番(ジェン・ジー)アンカーの4-3-3に戻してきましたが、パウリーニョが深い位置に下がってくる場面が多いので4-2-3-1に見えなくもないという感じ。

・広州恒大はこの試合で3点以上取らないといけないので頭からガンガン飛ばしているかと思いましたが特段そんな風には見えず。一方浦和も積極的に前からハメに行くわけではなく、大分戦前半にも似た「意図せざるリトリート主体」の守備で割とまったりした試合の入りとなりました。

・しかし、そんな試合の流れで最初に決定機を掴んだのは広州恒大。16分関根が縦パスをカットしようとして失敗し、17番(ヤン・リーユー)が関根の裏へ抜けてクロス→タリスカがボックス内でフリーでシュート!!即死級の大ピンチでしたが、ここは西川が好セーブ。さらに19分CKからの流れで浦和右サイドからクロス→タリスカのヘッドはわずかに枠外。

・浦和は立ち上がりからビルドアップに苦しみ、特にファブリシオは完全に相手のボールの奪いどころと化してしまう惨状でしたが、21分そのファブリシオの「突然枠内ミドル」で反撃開始。さらに22分関根が左サイドを抉ってクロス→ファーの橋岡の落としは興梠に繋がらなかったものの、そのこぼれ玉を阿部がミドルシュート。残念ながら共にGKの好守に阻まれてしまいましたが、広州恒大のクロス攻撃に対する対応の拙さはこの時点で早くも顕わに。38分には橋岡のクロスがなぜか簡単に興梠に通る場面もあり、これらが後半の興梠ゴールの伏線に。

・しかし戦況は依然浦和劣勢。WBが押し込まれて最終ラインに下がってしまい、その前からクロスを上げられる。特に左サイドは武藤不在で押し込まれた関根の前を守るのが守備に多くを期待できないファブリシオのせいかより決壊リスクが高く、35分17番→ファーで橋岡の背後からエウケソンヘッド、そしてこの試合最大のピンチとなった38分に5番(ジャン・リンポン)がどフリーでクロス→ボックス内で反転して鈴木を交わしたタリスカのシュートがバーを直撃!!

・後半に入ってもなお広州恒大の優勢は変わらず、48分にはドン引きを余儀なくされた状態でパウリーニョがボックス内で長澤を交わしてクロス→ファーにタリスカが飛び込んでヒヤリ。

・しかし先制したのは浦和。50分阿部のパスカットからのカウンターで橋岡クロス→興梠ヘッドが炸裂。橋岡は対面の相手とのヨーイドンには絶対の自信を持っているようですし、クロス精度も劇的に向上。さらにその先では興梠がCBの背後から突然前に入ってくる匠の技を披露!! もっとも橋岡のクロスの軌道上には興梠しかいない(ファブリシオは囮になっているようには見えず)のに、その興梠のマークを外してしまう広州恒大のDF陣が酷すぎて、ここがJリーグとの最大の差のような気がします。

・アウェーゴールを許して残り40分強で4点以上取らないといけない羽目になった広州恒大はすぐには諦めず、55分浦和左サイドからどフリーでクロス→エウケソンが槙野と競り合いながらヘッド、57分浦和右サイドから33番(ジョン・ジーチャオ)がクロス→ファーでパウリーニョヘッドと決定機連発。

・しかし、カンナバーロ監督の55分の2枚替え、さらに68分に早くも3枚目のカードを切ったのがいずれも奏功しないどころか、「代えれば代えるほど悪くなる」というミシャ的状況に陥ってしまい、攻め手がなくなるどころか中盤がスカスカになって浦和にカウンターの余裕を与える始末。ミドルシュートを撃てども撃てども入らないタリスカが苛立ちを露わにし出し、76分にとうとうイエローをもらった時点で広州恒大も試合を諦めてしまったように見受けられ、好機に雑なクロス、雑なシュートで自爆ボタンを連打。

・浦和もカウンターでの決定機を作れずじまいに終わりましたが、4点も取られない限り大丈夫なので、ひたすらボールを蹴りだし、ボールキープに専念して楽々逃げ切り勝ち。

・2017年以来2年ぶりのACL決勝進出はもちろん慶事ですが、悲しいことにリーグ戦では依然残留争いの渦中にあり、しかもACL決勝進出に伴い10月下旬から超過密日程、しかも相手が広島→鹿島→川崎と強敵だらけの茨の道を歩むことが決定。「踏める地雷は全部踏む」というか、わざわざ困難な道を歩むのがいかにも浦和らしいというかなんというか、もうここまでくれば選手や監督・スタッフを信じて腹をくくるしかありません。

-----興梠-----
--ファブリシオ---長澤--
関根-阿部--エヴェ-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
50分 興梠

(交代)
75分 興梠→杉本
84分 橋岡→宇賀神
87分 阿部→柴戸

・青島ビール賞は興梠。広州恒大が負けることを全く想定していなかったのか、プレゼンテーターのおっさんは明らかに不機嫌だし、青島ねーちゃんはなんか知らんけど信じ難いくらい残念なレベルなのがゾロゾロ出てくるし、当の興梠も全然嬉しそうじゃないし・・・

・西川は不可解過ぎる遅延行為でのイエローを食らって、ACL決勝第1戦は出場停止。今日の主審、西川の遅延行為でのイエローはいくらなんでも厳しすぎるだろうと思いましたが、広州恒大が終盤ラフプレー連発になったにも関わらず試合を荒れさせずに終わらせただけでGJだと思いました。やっぱりACLの審判団はJリーグよりマシなんでしょうなぁ。

・福島は今季超久しぶりの出番がなんとACL決勝になってしまいましたが、第2GKとはそもそもどこで出番が来るか全く判らないという存在ですし、こればかりは致し方ありません。また福島本人もここでビビる玉ではないでしょう。

・試合前の記者会見で中国の記者から「レッズの7番の選手がよくルール違反をして相手にいろいろな細かいことをやるが、これは7番の選手の個人としての特長なのか、チームとしての戦術なのか?」と名指しで批判された長澤。試合後「今日はそこまでルール違反しないで勝つことができてよかったです。」とツイートして内心ムカついてたことを吐露(笑) 批判されても仕方ないあからさまなファウルはありませんでしたが、コケ方が大げさとか、揉め事を誘うとか、いかにもACL仕様の長澤っぽいプレーは散見されたような(苦笑) でもお疲れさまでした。

 

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2019.10.23

まるとちび@池袋 ~ 広島つけ麺

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 池袋駅西口「東京芸術劇場」の向かい辺り。好日山荘と蒙古タンメン中本の間。「焼鳥つたや」を昼間だけ間借りして営業している広島つけ麺店です。先客・後客ともゼロ。

 メニューは「つけ麺(800円)」単品のみで券売機は無く後会計制。オーダーシートにトッピングやら辛さやらを記載して注文するシステムで、店主が逐一記入方法を丁寧に説明してくれます。

 無料トッピングは「チャーシュー・蒸し鶏・納豆・山芋・わかめ」の中からを一つ選べるのでチャーシューで。辛さは「小辛・中辛・大辛・激辛」とあって「中辛」でお願いしました。なお苦手な野菜を省けるようになっているので「カットレモン」をオミット。さらにつけ汁に浮かべる白ごまを「いりごまorすりごま」から選べるので、「すりごま」にしました。

 店内は縦長カウンター6席のみ。卓上には塩と一味のみ。間借り営業という立場ゆえか、広島つけ麺の店なのに店内は広島色皆無。

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 つけ汁は酸味強め。酸味があると同時に甘ったるくてベタベタするタイプではなく、あっさりさっぱりしたタイプです。「中辛」でも唐辛子が随分目立ち、口周りは結構ヒリヒリしますが、辛くて食べづらいとか水をやたら欲するほどでもはなく、辛いもの好きなら激辛でもなんら差し支えなさげ。

 麺は細めのストレートタイプ。冷水でしっかり締まっていて噛み応え十分。

 チャーシューは冷え冷えなのが良くないのか旨味があまり感じられず。これだともともとあっさりした蒸し鶏のほうが良かったかな。野菜は茹でキャベツ、オニオンスライス、茹でもやし、白髪ねぎと、悪く言えばやたら水っぽいものだらけで、さっぱりあっさりしたつけ汁には良く合っています。

 具沢山の反面、つけ麺にしては麺の量が少ないのが難点。また夏季には嬉しい一品である一方、冬季はどうするんやろ?という気も少々。

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2019.10.22

味六屋@浦和 ~ 大和肉鶏と会津地鶏の中華そば(塩)

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 浦和ロイヤルパインズホテルの北、成就院向かいの路地を東へ入る。判りにくいところにあるので旧中仙道沿いの電信柱に貼り紙あり。芸風を一新したと聞いて約1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。

 券売機は無く後会計制。卓上のメニューを見ると基本は「大和肉鶏と会津地鶏の中華そば(醤油・塩)」があるだけなので、「塩(800円)」を注文。ランチサービスなし。夜の部は「カレー味」が加わるようですが、夜の部は金・土・日しかやっていないというハードルの高さ。なお前回訪問時に提供していた「味噌」は止めたのかと尋ねたところ、冬季限定でやる予定とのこと。

 店内は厨房前に向かって縦長カウンター7席。卓上調味料はペッパーミル入り胡椒のみ。相変わらず店主一人で切り盛り。

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 スープは鶏出汁の旨味たっぷり!しかも塩ダレに妙な尖りがなくて鶏出汁の美味さを引き出す役目に徹していて実に飲みやすい。また「またお前か」的な鶏白湯スープみたいに味わいが単調過ぎてすぐに飽きてしまうような感じもせず。

 麺はかん水など食品添加物不使用の自家製手打ち麺で、並太ほぼストレート。噛み応えがしっかりしていますが、スープに対しては些か強すぎる印象を受けました。なお前回往訪時はやや太目、かつつるつるもっちりとした食感で、ラーメンというより限りなくうどんのような感じでしたが、この辺の芸風も一新したのかな?

 丸いばら肉チャーシューは柔らかくて崩れやすいタイプながら旨味をしっかち保っていて、ちびちび齧りながら食べ進むと鶏出汁の美味さとチャーシューの美味さが折り重なって実に良いアクセントに。以前はチャーシューの代わりに巨大なつくねというかミートボールを乗せているのが最大の特徴でしたが、正直あれは止めて正解でしょう。

 極太メンマはやや筋っぽくてイマイチ。ネギではなくなぜかニラ。他にナルト。

 細かい難点はありますが、芸風一新は大成功でしょう。味噌が出る冬に再訪できれば。

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2019.10.21

らせん@東長崎 ~ 醤油らーめん

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 西武池袋線東長崎駅北口を出てすぐ。駅出口から見える「大黒屋」の隣。先客ゼロ、後客7。

 店内の券売機ボタンを見て、最上段の「醤油らーめん(750円)」を注文。平日は半ライスサービス付き。

 メニューは他に塩らーめん、えびそば、つけ麺など。さらに往訪時は期間限定&1日10食限定で「きのこのまぜそば」を出していました。なお店外に貼りだされたメニューを見ると、人気No.1は「醤油」でしたが、店のイチ推しは「えびそば」でした。

 店内はL字型カウンター8席のみ。卓上には一味と胡椒のみ。

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 スープは店の案内によると「大山どりと牛骨をベースにした、あっさりだけど鯖節をはじめとする乾物類が深みを生みだす」とのこと。でも試食した感じでは鶏出汁が前面に出ていて、能書きがなかったら牛骨の存在には気づかなかったと思います。強いて言えばちょっと甘みがあるのが牛骨由来なのかも。コク深い反面、店が言うほど「あっさり」とは感じられず。ただ食べ進んでも醤油ダレがでしゃばらない辺りは気に入りました。

 麺は中細ストレートタイプ。やや柔らかめの仕上がり、かつつるつるした食感で啜り心地良し。麺量は150gと標準的。

 チャーシューは薄めながら半ライスのおかずには十分な出来。他に穂先メンマ、麩、刻み青ネギ、海苔。

 際立った特徴はない反面、飽きも来ない出来なので、近所の方の普段使いとして末永く愛されそうな一杯でした。

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2019.10.20

Life is beautiful@新田 ~ 旨味醤油らぁ麺

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 東武伊勢崎線新田駅から金明通りを西へ。草加バイパスと交わる清門町北交差点のそばにあり、駅からは1kmほど離れています。隣がココイチ。先客1、後客1。

 券売機は無く、卓上のメニュー先頭の「旨味醤油らぁ麺(750円)」を注文。ラーメン屋としては極めて珍しいことにサラダ(といってもサニーレタスだけでしたが)の無料サービス付き。しかもドレッシングが何種類か選べるので、和風にしてもらいました。後払い。

 メニューは基本「旨味醤油つけ麺」との二本建てで、つけ麺は並200g、中300g、大400g同料金。

 店内はL字型カウンター6席と店奥に丸い5人卓×1。卓上に調味料類は無し。着席するとやおら氷入りのタンブラーを渡され、卓上の2Lペットボトルの烏龍茶やお茶を自分で汲むというなんかえらく中途半端な対応・・・ また屋号に「らぁ麺&Cafe'bar」と冠してありますが、外観・内装ともほぼ純然たるラーメン屋のような。

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 スープはありがちな動物魚介系と思ったのですが、案内によると「厳選されたかつお節と昆布、煮干しを使用しこだわりの醤油と合わせました」とあって動物系出汁についてはコメントなし。丼の縁にうっすらと魚粉が付いていますがざらつきは全く感じず。

 食べ初めは少々甘みがあるまろやかな味わいで、焦がしネギが面白いアクセントになっていると思ったのですが、食べ進むにつれて醤油ダレがちょっとうるさく感じ出しました。またネギ油もコクを加えるのはいささか過剰かな?

 麺は菅野製麺所製の中細ストレートタイプ。やや水気の少なそうな麺で全粒粉混じりのわずかにざらつきのある食感ながら、噛み応えがしっかりしていて悪くありません。スープとの相性、、絡み具合は文句なし。

 丸いバラ肉チャーシューは意外にもそこそこ厚みがあり、かつ旨味も保たれていてまずまず。他に穂先メンマ、白髪ネギ。

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2019.10.19

【観戦記】19年第29節:浦和 0-1 大分 ~ 勝ち点3を欲張って全てを失うの巻

・13分松本のシュートが幸いにもポストを叩いた後、大分の決定機は82分三平カットイン&シュートくらいしかありませんでした。前半は大分、後半は浦和がボールを支配と試合の様相は前後半で随分違いましたが、大分に手も足も出なかった前回対戦と比べれば「相手のやりたいことはさせていなかった」という意味においては悪い試合ではなかったと思います。

・ただ相手の良さを消すのには成功したものの浦和の決定機もこれまた少なく、53分武藤縦パス→興梠ボックス内で反転&シュート(枠外)と90分大分CKからのロングカウンターでファブリシオにあった(シュートはGK直撃)だけ。スタッツではシュート数14対4とびっくりするような差が付いていますが、浦和のシュートはセットプレーやその流れからのミドルシュートが多く、またシュートブロックされたものも多く含まれていると思われ、14本という数値ほど浦和が攻めている印象は受けませんでした。

・従って悪い試合ではなかったが、お世辞にも面白い試合ではなく、試合後の記者会見で「被災者への思いや、サッカーができるありがたさ、ホームで闘う意味というものが感じられない試合だったが?」と半ば辛辣、半ば的外れな質問が出るのも判らなくもありません。

・とはいえ、J1残留へ向けてもがき苦しんでいる浦和はもはや面白さに拘っていられる状況ではなく、何が何でも目先の勝ち点1が大事。前回対戦で惨敗した大分相手に悪くはない試合をして勝ち点1を確保出来たのであれば「最低限の仕事をした」と評価して良いと思いました。

・ところが、最後の最後で勝ち点3の欲が出たのか、敵陣深い位置でのスローインからのリスタートに過ぎないのに選手はやたら前残り。マウリシオのシュートをブロックされたのを契機にロングカウンターを食らって、勝ち点ゼロに終わってしまいました。

・試合後岩波が「勝点3が取れないまでも、勝点を取らなければいけない試合だった。反省しないといけない。3を取るか、1で終わるか。難しい判断ではあった。」と語っていますが、この迷いが結局命取りに。積極的に勝ち点3を取りに行くのなら山中投入はあまりにも遅いように見受けられましたし、方針をはっきり示さなかった監督の責任は追及されて然るべきでしょう。

・松本、そして大分と昇格組にホームで敗戦。しかも共に終盤に決勝点を取られるという心理的にダメージの残る負け方で、普段なら埼玉スタジアムは大いに荒れに荒れたでしょう。しかし、もうホームで負けることに慣れてしまったのか、あるいはこの段階で選手や監督・スタッフに罵声を浴びせたところで何のプラスにもならないと割り切っているのか、試合終了後はパラパラと拍手が起きるくらいでいたって静かなもの。とうとう2万人を割ってしまったファン・サポーターの目は実に冷ややかでした。

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・中4日でACL準決勝第2戦=広州恒大とのアウェーゲームを控える浦和はいつもの鉄板スタメンから鈴木・橋岡・青木をベンチ外としてマウリシオ・宇賀神・阿部がスタメン。但し、多少なりともACLを意識したであろうスタメン入れ替えは橋岡(U-22代表のブラジル遠征帰り)だけで鈴木は腰痛、青木は試合3日前から別メニューとアクシデントによるやむを得ない入れ替えだった模様。

・前回対戦時では「中途半端に前からボールを奪いに行く」という対大分戦での最悪手を放って惨敗したのがよほど堪えたのか、前半の浦和は意外にも「前からガーーーっと!」ではなく、リトリート主体の守備で臨みました。大分はボールを回せる、ボールを持てるチームですが、ボールを持ちたがるチームではなく、松本のような「相手にボールを持たせるチーム」が案外苦手なことを踏まえた方針転換なのかな?と現地では思いました。

・ただ当の浦和が「相手にボールを持たせる」のが下手でボールを良い形で奪えず、13分小塚のヒールパスを受けて浦和最終ライン裏へ抜け出した松本にポスト直撃弾を浴びてしまいました。

・もっとも前半のピンチは結局これだけで終わりましたが、浦和もチャンスらしいチャンスは全くと言っていいほど作れず。大分は浦和とは対照的に前から激しくプレッシャーをかけてくるため、浦和はビルドアップに四苦八苦。大分以上に浦和に得点の可能性は感じられず、双方手詰まり感が漂う状態で前半終了。

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・試合後の会見を読む限り、前半のリトリート主体の守備はどうも大槻監督の本意ではなかったようで、後半になると一転して浦和がボールを支配し、かつ積極的に前に出て相手をハメに行くようになりました。しかし、それでも粘り強く守る大分相手に決定機はなかなか作れず、53分武藤縦パス→興梠ボックス内で反転&シュートが惜しかっただけ(枠外)。

・不運だったのはその直後のアクシデント。タッチライン際で岩田と競り合った武藤はこけた時の手のつき方が悪かったのか、負傷して病院へ直行。

・前後半を通じて大分の守備は実にしつこく、おまけに運動量も多いので浦和が得意とする大きな展開、左右に相手の守備ブロックを振り回すをさせる余裕は与えてくれませんでした。サイドでの1対1なんて全然作らせてもらえず、絶えず狭い局面での打開を余儀なくされた印象。大分の必死の寄せをエヴェルトンなどが上手く剥がして空回りに終わらせる見せ場は多かったもののやはり決定機には繋がらず。

・不可解だったのは75分に長澤に代えて杉本を投入したこと。武藤が下がった後も浦和の前ハメはそれなりに機能しており、72分には出しどころに困ったGK高木が遅延行為でイエローをもらう殊勲さえ上げていたのに、その原動力となっていた長澤を下げて運動量の少ない杉本を入れた意図は何だったのか? また杉本は興梠に代わって1トップではなく、興梠と並んで2トップ(全体で阿部アンカーの3-3-2-2?)にように見え、なんとか杉本を活かそうという意図は見え隠れしましたが、今日も今日とて2980円(税込)の払い甲斐はありませんでした。

・武藤も長澤も下がってしまったのでプレースキッカーがおらず、やむなく超久しぶりに阿部がCKを蹴りましたが、いきなり失敗・・・

・ここを勝負どころと見たのか、片野坂監督が78分に投入した三平が82分浦和右サイドから単騎カットイン&シュートの見せ場。一方浦和も90分大分CKからのカウンターでファブリシオに決定機、さらにエヴェルトンのミドルシュートが枠内を襲い、終盤は浦和にお誂え向きのオープンな展開に。

・CKを得たところで攻撃面で良さが出せなかった宇賀神を下げて山中を投入。これは「勝ち点3を取りに行け!!」とのサインとも受け取れ、それゆえに浦和の選手達が必要以上に前残りになってしまったのかもしれませんが、結局それが墓穴を掘る形に。マウリシオのシュートがブロックされた後も、ファブリシオのところで蹴り合いになっており、大分のカウンターを止める機会が絶無だったわけではなかっただけに痛すぎる失点、痛すぎる敗戦でした。

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-----興梠-----
--武藤----長澤--
宇賀神-阿部-エヴェ-関根
-槙野--マウリシオ--岩波-
-----西川-----

(交代)
56分 武藤→ファブリシオ
75分 長澤→杉本
90+1分 宇賀神→山中

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-----後藤-----
--小林成---小塚--
田中-小林祐-長谷-松本
-三竿--鈴木--岩田-
-----高木-----

(得点)
90+3分 後藤

(交代)
70分 小塚→伊佐(伊佐が1トップ、後藤が右シャドーへ)
78分 小林成→三平
90+2分 小林裕→島川

※オナイウと伊藤は契約上出場停できず。MFティティパンが故障離脱中。

 

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2019.10.18

鳴門@川口 ~ 中華ソバ

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 川口駅東口からミエル川口方面へ。栄町2丁目交差点を左折、オートレース通りを北へ。オートレース通りをちょっと西に折れた、商・工・住が混然となった川口らしい街の一角に店を構えています。ほぼ1年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。

 メニュー先頭の「中華ソバ(600円)」を「大盛り(+100円)」で注文。店主一人で切り盛りしているためかメニューは絞り込まれていて、他に中華そば・塩、チャーシュー麺、つけ麺といったところ。また季節柄「冷やし中華」を始めていました。夜はちょい飲みを意識した感じの店ですが、おつまみもラーメンの具材を転用したものが多くてラーメンが出来上がるまでに一杯やる程度。実態としてはほぼラーメン専門店です。

 店内は厨房沿いにカウンターが7席と、4人掛けテーブルが2卓。卓上にはホワイトペッパーのみ。

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 大盛でもスープをケチらず、溢れんばかりになみなみと注がれて登場。スープは相変わらず煮干しが良く効いていますがやりすぎ感はなく、いたって万人向け。魚粉はほとんど目立ちません。表面の脂も程よくコクを加える程度で、かえしもきつくないので、出汁の旨味に釣られてぐいぐいスープを飲んでしまいました。

 麺は若干細めの縮れ麺で、つるつるした口当たり。スープの絡みは至って良好。かつコシもそれなりにしっかりしていて気に入りました。ただこの店は飲み客基準なのか並だと140gしかなく、またあっさりした味わいなのでご飯は合いそうにないので、ランチには大盛(210g)必須かと。

 チャーシューは周辺を炙ったもので、薄いながらも肉の味わいはしっかり保たれていてまずまず。他にメンマ、ナルト、刻みネギ、海苔。

 ぱっと見は「昔懐かしい」風ですが、内実は現代でも十分通用し、「ネオクラシカル」という言葉が相応しい一杯。変な尖りがないので飽きが来ない上に安いとあっては文句のつけようがない一杯です。

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2019.10.17

牛鍋膳@松屋

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 松屋が2019年10月15日より新発売の「牛鍋膳(590円)」を試食。いかにも吉野家のヒット商品「牛すき鍋膳」のパクリっぽい商品で、昨年は発売開始が1週間ほど早く、吉野家の「牛すき鍋膳」が登場する前に販売を始めていましたが、今年は奇しくも同時発売となりました。付属の卵は生卵か半熟卵かを選べるのはいつも通り。

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 「お肉たっぷり牛鍋膳」と称していますが、まさに物は言いよう。「たっぷりの牛肉、たまねぎ、豆腐を松屋特製のすき焼きダレで煮込んだ自信作です。」とのウリ文句ですが、悪く言えば牛肉のウェイトが高過ぎて、それ以外の具が非常にしょぼく、飽きやすいのが難。豆腐の他には刻み青ネギ、そしてわずかに玉ねぎが確認できるだけ。具がしょぼい分、吉野家の「牛すき鍋膳」(並盛648円+税)よりはかなり安くして差別化を図っています。

 また「松屋特製のすき焼きダレ」はいかにも松屋らしく、やたら味が濃いのが特徴。甘じょっぱいのしょっぱいほうが強調されたような感じ。端的にいえば「つゆだくの牛めしのアタマ」が煮詰まってしまったようなもんでしょうか。「化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料を使用しておりません。身体に優しい自然の味をお楽しみいただけます。」と松屋は自慢げに語っていますが、こんなに味が濃いものを身体がよろこぶわけがないでしょう・・・

 現状だと温かいものが欲しくなる厳冬期でもなければ積極的に食べるような意欲は起らず。しかも厳冬期なら冬の定番「豆腐キムチチゲ膳」がファーストチョイスになるので、「牛鍋膳」の出番は非常に限定的かと。

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2019.10.16

三はし@南鳩ヶ谷 ~ もりそば

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 埼玉高速鉄道南鳩ヶ谷駅から有明橋を渡ってさらに北へ。駅からは1kmほど距離があります。近くにはせいぜい江戸袋の「番」があるくらいで、これといったラーメン屋がないエリアのせいか、先客3、後客6とまずまずの繁盛ぶり。

 券売機ボタン先頭の「もりそば(850円)」を注文。もりそばは並盛り・中盛り同値段なので中盛りにしました。

 どう見てももりそば系押しの店ですが中華そばも一応あって、メニューは他に辛味もりそば、味噌もりそば、辛味噌もりそば、中華そば、辛味そばといったところ。

 店内は厨房を囲むL字型カウンターと小上がりに2人卓×3、4人卓×1。カウンターはなぜかベンチシートで、詰めてせいぜい4+4人掛けかな? 卓上には醤油、酢、ラー油、胡椒、魚粉。

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 若干とろみがかったつけ汁は豚骨魚介ベースのようですが、強烈に甘くて参りました。麺を絡める分には酸味はほとんど感じられず。つけ汁の中には短冊状のチャーシュー、薄いメンマ、刻みネギ、海苔。

 麺はサッポロ製麺製の太麺ほぼストレート太麺。つるつるした食感、もっちりした噛み応えで悪くありません。

 スープ割りはポット入り。

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2019.10.15

塩つけ麺 灯花@四谷三丁目 ~ 塩つけ麺

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 丸ノ内線四谷三丁目駅を出て新宿通りを東へ。津之守坂入口交差点の先。先客ゼロ、後客5。かつて外苑東通り沿いの激狭店で営業していた「塩つけ麺 灯花」が時を経て、場所を変えて復活したもの。激狭店を訪れたのはもうかれこれ7年も前。

 店外のメニュー及び店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「塩つけ麺(800円)」を注文。ランチサービスどころか、つけ麺がウリの店にしては珍しく中盛なり大盛なりの無料サービスもありません。

、メニューは他に醤油つけ麺、濃厚魚介つけ麺、鶏塩そば、昔ながらの中華そば、ブラック中華そば等。但し往訪時はメニューを絞って営業していて濃厚魚介つけ麺と鶏塩そばは販売されていませんでした。

 店内はL字型カウンター13席。卓上には一味、酢、ブラックペッパー。

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 つけ汁は鶏出汁と魚介出汁のブレンドのようですが、どういうわけか滅茶苦茶しょっぱくて出汁の旨味を完全にかき消していました。ひょっとして東京の老舗蕎麦屋のやたら辛い汁みたいに、麺の先っちょだけチョンチョンと浸けて食べることを想定しているのかな?

 またばら肉チャーシューから染み出る脂も重なってかつけ汁は案外脂っぽい。メニューには「淡麗」と表示されていましたが、これを「淡麗」と呼ぶこの業界の言語感覚が謎すぎます。つけ汁の中には他に薄いメンマと刻み青ねぎ。

 麺は太目でちょっと平たい感じのストレートタイプ。つるつるした食感で、コシもしっかりしていてまずまず。麺の上に刻み海苔、さらに脇に柚子胡椒が添えられていて、ちょっとざるうどんっぽいルックス。。

 スープ割りをお願いすると「ライスも入れられますが?」と聞かれましたが、さすがにやたらしょっぱいつけ汁にご飯は無理すぎるのでスープ(といっても昆布そば湯とのこと)だけ入れてもらいましたが、ちょっと割った程度で塩加減がマシになるはずもなく、二口すすってギブアップ。

 「ブラック中華そば」を併売しているところを見ると、もうそういうのが好きな人向けの店になってしまったのかも。

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2019.10.14

石器ラーメン@高田馬場 ~ 石器ラーメン

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 JR高田馬場駅から早稲田通りを東へ。東西線高田馬場駅の東端出口近く。先客ゼロ、後客2。

 店先のメニューを見て基本と思しき、かつ店内の券売機ボタン先頭の「石器ラーメン(750円)」を注文。麺大盛&もやし大盛が無料サービスなので、共にお願いしました。

 メニューは他に原人ラーメン、マンモスラーメン、氷河ラーメン等々、ネーミングから内容が全く推察できないものだらけですが、要するに原人ラーメンはニンニク辛い系、マンモスラーメンは痺れ辛い系で、氷河ラーメンは両者の最上級みたいです。

 店内は縦長カウンター12席のみ。卓上に調味料類はなし。水セルフ。

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 「300度以上の高温で熱した石鍋に、麺と具材をのせ、お客様の目の前でスープを注ぎ入れ、麺とスープを熱々な状態でご提供します。」というのがこの店のウリ。店員が石鍋にスープを注ぐともうもうと湯気が立ち上るだけでなく、そこそこスープが飛び散ってしまうので、客が卓上に置いてある紙を捧げ持って跳ね返りをセーブ(ステーキハウスでよくある感じ)。そして、1分ほど経ったら、残りのスープを自分で注いでくれとのこと。

 うーん、もやし大盛で頼んだはずなのに、全然大盛に見えない・・・これにはがっかり。

 スープは豚骨醤油のようですが、ぐつぐつと高温で煮込みすぎたのが良くないのか、旨味がことごとく飛んでしまったような感じで残念無念。ニンニクや辛味などを入れて食べることを前提にベースを薄めにしてあるのかもしれませんが・・・

 麺は太麺でほぼストレート。こちらは長い時間ぐつぐつ長時間煮込んでもへたらない、しっかりした仕上がり。もやしと違ってこちらはちゃんと大盛なので、スープとの量的バランスが良くありません(写真はスープを継ぎ足す前なので一層バランスが悪く見えます)。スープの出来が残念過ぎることと相まって、麺が味気ないのなんの・・・ しかもそんな出来なのに、なぜ卓上調味料がない・・・

 具はバラ肉チャーシュー、固ゆで玉子半個、ほうれん草、もやし。

 最後に無料の「追い飯」を勧められましたが、さすがに遠慮しました。

 パフォーマンス重視というか、コケ脅しというか、そんな感じの一杯でした。

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2019.10.13

わら屋@浅草橋 ~ らぁ麺

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 総武線浅草橋駅東口を出て目の前の江戸通りを渡って南へすぐ。松屋の隣。先客5、後客6~7。

 店内の券売機ボタン先頭の「らぁ麺780円」を注文。ランチサービスなし。メニューは他に塩らぁ麺、つけ麺、まぜそば等。

 店内は縦長L字型カウンター12席と2人卓×3。卓上に調味料類はなし。水セルフ。

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 スープは「大山どりを丸ごとと国産の鶏ガラと水だけで炊き上げた」とのこと。表面の鶏油も程よくコクを加えて良い感じですが、惜しむらくはかえしがきつくてせっかくの出汁の旨味をかき消しているような気がしました。当然ながら飲み進む気にはなれず。

 麺は菅野製麺所の細めストレートで心持ちざらつきのある食感。またいかにもぎっしり小麦が詰まっていそうな、硬くはないのに歯応えの強い麺で、これは大のお気に入り。

 チャーシューは薄くて淡白ながらも低温調理らしいしっとり柔らかな仕上がり。メンマは大ぶりですが、濃い目の味付けでサクっと噛み切れて悪くはありません。他に三つ葉、刻みネギ。

 「はやし田」のコピーだと巷で囁かれているようで、実際そんな気もしますが、悪くはありません。

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2019.10.12

天元突破@越谷 ~ つけあぶらソバ

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 東武伊勢崎線越谷駅西口を出てすぐの「越谷駅西口」交差点を南へ下がってすぐ。先客・後客ともゼロ。

 タッチパネル式券売機で基本と思しき「つけあぶらソバ(900円)」を注文。麺量は並盛200g、大盛300g同値段なので大盛にしてもらいました。また往訪時は無料トッピングとして「かりマヨ/しびれ玉/ごまだれ」のうち一つを選べたので、無難そうな「しびれ玉」をつけてもらいました。なお無料トッピングは店員からは積極的には聞いて来ませんでした。

 面白いことにこの店はプレーンな「つけあぶらソバ」以外につけあぶらソバ(辛)・つけあぶらソバ(ニンニク)・つけあぶらソバ(ショウガ)・つけあぶらソバ(痺)・つけあぶらソバ(チーズ)・つけあぶらソバ(カレー)といろいろ変化をつけたメニューもあって、しかもいずれも同じ900円。従ってプレーンなのはえらく割高な気がします(せこくてすいません)。

 店内はL字型カウンター8席のみ。水セルフ。卓上にはレモン酢、ブラックペッパー、一味。空いているせいか、店はねーちゃん一人で切り盛りしていました。なお券売機横に給水器と割りスープ用のスープジャーが置いてありましたが、スープ割りといっても中身はほうじ茶・・・

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 つけあぶらソバとは耳慣れない概念ですが、「甘辛い背脂に麺をつけて食べる新感覚のつけ麺」とのこと。つけだれでもつけ汁でもなく「甘辛い背脂」と言い切っていますが、まさにその通り。甘辛いタレを少量絡ませただけの大量の脂に麺をつけていただくものです。

 そしてこのタレが強烈に甘い!!「甘辛い」といっても辛さは終盤になってようやく感じられる程度で、何よりも強烈な甘さが先に立ちます。従って大量の脂と相まってくどいのなんの・・・ デフォルトでも味が濃すぎるくらいなので、これ以上ニンニクとかチーズとかぶち込んでどうするんやろ??? 

 麺の上に具がごてごて乗っていますが、いずれもつけ汁ならぬつけ脂には浸けずにそのまま頂くのが良さげ。特に水菜や玉ねぎは箸休めのための貴重な戦力として活用したいもの。

 麺は太麺の強い縮れ入りで硬めの仕上がり。えらく短い気がしましたが・・・

 うずらの卵に見えるのが「しびれ玉」のようですが、全然しびれませんでした。チャーシューはやや厚め。温泉玉子は使い道が全く判らず。他に太目のメンマ。

 店では〆に「追い飯」で「アブライス」だの「ぞうすい」だのを推奨していましたが、死ぬでそれ・・・

 ユニークな一品ですが、話のタネに一度食べれば十分かなぁ・・・

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2019.10.11

愛絆@十条 ~ 會津山塩らーめん

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 埼京線十条駅の南側を通るバス通りを西へ。「帝京大学入口」の信号の手前。先客4、後客11となかなかの繁盛ぶり。屋号は「すずな」と読むようです。

 店内の券売機ボタンを見て、店お勧めの「會津山塩らーめん(800円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは「喜多方らーめん」との2本立てのようですが、「喜多方」は「山塩」より130円も安いという謎の価格設定。ちなみに「山塩」とは磐梯山の麓にある大塩裏磐梯温泉の温泉水を煮詰めて作った塩のこと。熱塩温泉とかあるもんなぁ、あの辺。

 店内は縦長カウンター5席と2人卓×5、4人卓×1。卓上には酢、ラー油、ブラックペッパー、醤油。

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 いかにも体に優しげな透明度の高いスープは豚骨ベースでしょうか。全く尖りがなく、まろやかな味わいで、塩なのにむしろ甘みがほんのり感じられるくらい。ついついぐいぐいと飲み進んでしまいますが、麺を絡ませるとなると些か弱いような気も。そこでブラックペッパーを少量投入し、かつほど良く煮込まれたばら肉チャーシューをちびちび齧って旨味を補完しながら食べ進みました。

 麺は太目の強い縮れ入り。つるつるもっちりとした、いかにも喜多方っぽい麺です。

 具は他にメンマ、刻みねぎ。

 十条駅の反対側にある「喜多方食堂」がちょっと残念な感じになってきただけに、この手のラーメンが美味しく頂ける店が出来たのは嬉しい限り。次は「喜多方らーめん」で再訪します。

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2019.10.10

卍力@秋葉原 ~ スパイス・ラー麺

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 秋葉原駅から昭和通りを渡って北へ。「カレーは飲み物」の先。西葛西の人気店の2号店で、11時半の開店10分前に到着したところ既に先客7、開店までに後客7。開店と同時に満席になりましたが、その後が続かず、退店時には待ち客4人のみ。場所柄か客はオッサンだらけで外国人観光客はこの辺まで来ないせいか、回転は良さげ。

 店内の券売機でボタン先頭の「スパイス・ラー麺(830円)」を注文。食券を渡すとパクチーの要否を聞かれますが、天敵パクチーは断固拒否!! そういう客も少なくないようでネギに交換してもらえます。なおメニューは「スパイス・ラー麺」一本鎗で、後はパクチー、もやし、味玉等のオプションを加える程度。

 店内はL字型カウンター12席のみ。卓上には酢と正体不明のスパイスらしきもの。

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 スープは「店主自ら厳選した14種類のスパイスを配合」「スパイスのために厳選した鶏・豚・魚をあわせた」というのが店のウリ文句。昔ながらのカレーラーメンや、和風出汁を効かせたカレー南蛮っぽいタイプとは完全に一線を画した、黒々としたスパイスが目立つオリジナリティに富んだ逸品で、配膳される前から鼻が微妙にムズムズするくらい。

 いかにも本格派カレーっぽい見た目と違って辛くもしびれもなく、どちらかと言えば旨味で押すタイプですが、その中で酸味が強く感じられました。ただ残念なことに炒めもやしの油が良くないのか、脂っぽいを通り越して油臭くなっている気が。また後乗せのチャーシューがぐだぐだに崩れやすいのはともかく、冷え気味でスープをぬるくしているのも困りもの。

 麺はやや太目のストレート。心持ちざらつきのある食感で、噛み応え十分。スープに良く合っています。麺大盛を頼む客が目立ちましたが、量が少ないわけでは無さげ。

 パクチー替わりの「ネギ」は刻みタマネギのことかな? 他にブロッコリー、青ネギ。油臭いスープは飲む気がしないので、穴あきレンゲが欲しいところ。

 悪くはありませんがゲテモノの域を出ず、いかにもすぐに飽きそうなので、ランチの普段使いなら近所の「カレーは飲み物」のほうが無難かな?

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2019.10.09

鬼金棒@池袋 ~ カラシビ味噌らー麺

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 池袋東口五差路を渡って、グリーン大通りを直進。損保ジャパンのビルのある角を左に曲がってすぐ。約3年半ぶりの再訪。開店直前に到着したところ先客6。開店後まもなく満席になり、退店時には外待ち4。相変わらずの人気店です。

 店内の券売機で基本の「カラシビ味噌らー麺(880円)」を注文。うーーん、しばらく来ない間にめっちゃ値上がりしとる・・・しかもランチサービスはなく、半飯も100円と高め。メニューは依然「味噌らー麺」一本みたいで、肉・もやし・パクチーなど各種トッピング増しがあるだけ。

 店員が唐辛子(カラ)と山椒(シビ)の量を聞いてくるので、今回はカラ・シビとも「増し」にチャレンジしてみました。カラ・シビとも「抜き」「少なめ」「普通」「増し」の4段階で量が選べます。

 店内は横長L字型カウンター10席。座席の背後が非常に狭いので、客は近くの引き戸から出入り。水セルフ。ポットではなくカウンター前に数か所給水器を設置してありますが、この水が酷くぬるくて参りました。

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 かつてはマー油のような黒々とした液体が表面に異彩を放っていましたが、幾分おとなしめなルックスに変わっていました。「普通」だと辛さ耐性の低い私でも辛さ・痺れとも全然許容範囲内だったので、今回「マシ」にしてみましたが、辛さのほうはさしたることはないものの、痺れはかなり強烈。これだと個人的には食べられることは食べられるものの、美味しく食べられる範囲からはちょっとはみ出している感じ。

 辛さマシ・痺れ普通が個人的にはベストの落としどころかな? 茹でもやしがもうちょっとあると助かるのですが・・・

 豚骨ベースのスープは背脂過多で飲み進めばこってり、かつずっしりと胃にもたれるのでしょうが、「マシ&マシ」だと全く飲む気にならないのである意味胃に優しい結果に(苦笑)。

 麺は太めの緩い縮れ入り。つるつるもちもちっとした食感で、しかもスープに負けてはいません。

 具に角煮風の柔らかくて脂やや多めのチャーシュー。意味不明のベビーコーンはなおも健在。他に刻み青ネギ。

 スープをほとんど飲まなかったのに、食べ終わると汗びっしょり。悪くはありませんが、この手のゲテモノ系は年に1回食べれば十分かなぁ、もはや。

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2019.10.08

光@蕨 ~ つけめん

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 蕨駅の北外れにありますが、住所は川口市内で川口・芝銀座商店街内。ほぼ1年半ぶりの再訪。先客3、後客3。

 一応ラーメンメインではあるものの、カレーライスや生姜焼、マーボー豆腐等々なんでもありの街の食堂といった感じ。前回は半チャーハン付の「ラーメンセット(760円)」を注文して麺が美味いことが判ったので、今回は「つけめん(600円)」を注文。大盛無料なので、大盛にしてもらいました。

 店内はL字型カウンター12席。2人卓×1。卓上には胡椒、醤油、ラー油、酢。水セルフ。厨房内では相変わらずオッチャンとオバハンが仲良く作業。

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 どんよりと濁ったつけ汁は動物系の出汁が良く効いた優れもの。酸味が感じられるものの、麺を絡める分には気になるレベルではなく、また妙な甘味はないのでこの手のつけ汁にしては個人的には好きな食べやすいタイプ。表面の脂が結構多いのが気になりましたが、そこはつけ麺なので食べているうちにあっという間に解消してさらさらに。

 つけ汁の中には短冊状のチャーシューとメンマ、刻みネギ。麺の上の海苔が3枚。

 麺は太めの縮れ入り。つるつる、もっちりした食感でスープの絡みも良好。並で250g、大盛で350gとのことですが、大盛でもさほど多いようには感じられず。魚粉でザラザラドロドロ系の「またお前か」と違ってつけ汁が軽いからかな?

 「安くて美味い」というラーメンの原点を体現したような逸品。高い割にはいくらでもごまかしがきく「またお前か」的なラーメンを出すだけの店が多い中で実にありがたい存在です。

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2019.10.07

サーモンいくら丼@なか卯

 「なか卯」で9月19日から期間限定で発売中の「サーモンいくら丼(790円)」を試食。

 「しっとりと脂の乗ったサーモンと、プチプチとした食感の粒ぞろいの天然いくらを使用した"なか卯の海鮮親子丼"です。サーモンのオレンジ、天然いくらの赤、こだわり卵で作った錦糸たまごの黄色で、彩りも鮮やかです。サーモンのとろける旨味、天然いくらの塩味が食欲そそる贅沢な一品です。」というのがなか卯のウリ文句。

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 なんだか駅弁にもありがちなビジュアルですが、駅弁なら間違いなく1000円以上取られるであろう内容なのに対し、こちらは「なか卯」では高めとはいえたった790円。しかも当然ながらホカホカご飯なので駅弁には完勝。

 いくらは小粒で、量的にも多くを期待できませんが、それは想定の範囲内。一方「しっとりと脂の乗ったサーモン」というのは誇張表現ではなく、期待以上の出来。安モンのスーパーで出てきそうな妙に筋っぽい奴でもなく、100円回転寿司のサーモンみたいな妙にパサついた奴でもありません。これだけで大満足。

 「なか卯」は川口駅周辺に店がなく、西川口駅まで行かないといけないのが個人的には面倒ですが、丼ものチェーン店でも「松屋」や「かつや」「すき家」とは明らかにターゲットとする客層が違っていて、時折低カロリー・低塩分系の新メニューを出してくるので、今後ちょくちょく往訪しようと思います。

 なお「サーモンいくら丼」は10月下旬に販売終了予定とのこと。

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【観戦記】19年第28節:浦和 2-1 清水 ~ ダブル達成で残留へ向けて一歩前進

・前日16位鳥栖と17位松本が共に勝ってしまい、浦和は鳥栖とはわずか勝ち点1差、自動降格圏にいる松本にも勝ち点4差に迫られてしまいました。今後の厳しい試合日程&対戦相手の手強さを考えれば、浦和同様残留争いの渦中にある清水に対しては、是非とも勝っておきたいところ。勝てば内容はもはや何でもいい。

・位置づけが非常にはっきりした「6ポイントマッチ」でしたが、浦和は見事清水に逆転勝ちして勝ち点を35にまで積み上げて10位に浮上。超重要な試合に勝ち、しかもリーグ戦での勝利は超久しぶりということもあってか、試合後の朝井さんの声は感極まって明らかに上ずっていました(笑)

・依然16位鳥栖との勝ち点差は4に過ぎないのでまだまだ予断は許しませんが、自動降格圏にいる松本との勝ち点差は再び7に広がり、残りは6試合しかないことを考えれば自動降格の恐れはぐっと小さくなりました。

・さらに鳥栖との間に5チームも、特に浦和より得失点差が悪いチームが2つ(清水・湘南)も挟まり、今後それらが星の潰し合いを演じる羽目になることを考えれば少し楽になったのかなと思います。というか、昨今の試合内容を見れば残留争いの仮想敵はもはや鳥栖ではなく、鳥栖に勝ち点で並ばれた15位湘南だという気がしてなりませんが、とにかく非常に有意義な勝利でした。

・「6ポイントマッチ」に勝ったことの意義はいくら讃えても讃えすぎることはないのですが、試合内容に目を転じると、それはもう残留を争うべくして争っているチーム同士らしい塩試合。DAZNで高みの見物を決め込んでいる他サポの方々には噴飯ものの試合だったかもしれません。

・浦和は6割以上、特に前半は7割以上ボールを支配していたようですが、「ボールを支配されるよりは支配したほうがだいぶマシだが、支配したからといって何かが起きるわけではない」という残念な傾向は相変わらず。また広州恒大戦から中3日ということもあってか、平日に試合のない清水と比べてコンディションが良くなく、デュエル・空中戦とも苦戦しているスタッツ通り、動きは質・量とも低調だったように見受けられました。

・結局浦和の決定機はカウンター(41分橋岡→武藤、45+2分橋岡→興梠)とセットプレーからの流れ(75分橋岡)だけで、「ボールを持ちたがる割には決定機はカウンターでしか作れない」という「浦和の逆説」はこの試合でも健在でした。

・ところが、清水は浦和以上にボールを持たされると何もできないチームで、ビルドアップは浦和の前プレに苦しんで実に稚拙。ほぼカウンター一本槍のチームで、しかも相手のミスを誘発するような仕組みがあるようには見えず。さらに頼みのドウグラスの出来が非常に低調だったためか「いきなりドウグラスへの縦ポン」もあまり機能することなく、カウンターによる決定機は前後半で1本ずつあっただけ。総シュート数たった4本では勝ち点3を望むには無理がありましょう。

・傍目にはどう見ても塩試合。でももはや勝てばなんでもいいのだ。シーズン序盤=オリヴェイラ監督時もそんな試合の連続でしたが(苦笑)。

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・浦和のスタメンは広州恒大戦から中3日にも拘らず、ファブリシオ→武藤と一人入れ替えのみ。発熱による体調不良をおして広州恒大戦に出ていたファブリシオはベンチにもおらず、さすがにもはや無理が効かなかった模様。清水はヘナト・アウグストが前節湘南戦で故障し、代わって六平が出場しましたが、他はいつもの面々。ドウグラスは体調不良との報もありましたが、案の定アジジでスタメン出場。

・清水は基本4-4-1-1、守備時4-4-2。時折FWやSHが前から追って来ましたが、興梠やシャドーへの縦パスを入れさせないという程度の意味合いしかなくて実効性が高いとは思えず、浦和も失点が怖いせいか無理はせずに、関根を軸に専ら左サイドから攻撃。ところが関根のキレが今一つで対面のエウシーニョに苦戦して、決定機には至らず。ただ左サイドは終始攻勢でエウシーニョの前方進出を阻んでいましたから、ここは両者痛み分け。

・いかにも残留争いチーム同士の一戦らしい、よく言えば緊張感に溢れ、悪く言えば両者ビビりまくりな試合展開はどちらかといえば「引き分けでも可」という清水ペース。しかも非常に拙いことに、先制点が清水に転がり込んでしまいました。

・19分そこまで清水には全く何もやらせていなかったにも関わらず、二見のロングスローからのこぼれ玉をドウグラスに叩き込まれてしまいました。ドウグラスは終始ボックス内の密集から離れたところでこぼれ玉を狙っている風でしたが、最も危険なFWを浦和の選手達が誰もケアしていないという不思議・・・

・先制した清水は自陣に引き気味になり、浦和は一層ボールを持たされる格好に。しかも27分にはカウンターを食らって河井に際どい一発を浴びてしまいました。先制されてしまうとその後一気にガタガタっと崩れてしまいがちな浦和だけに、前節鳥栖のように一気に相手が畳みかけて来られれば危なかったかもしれませんが、幸いにも清水の消極的な試合運びにも助けられて大崩れせず。「敗者のメンタリティーの払拭」がこの試合一番の収穫かも。

・ボールを持たされると何もできないが、カウンターだけは様になるのは浦和の仕様。41分岩波が高い位置でパスカット→橋岡スルーパス→武藤裏抜けからシュートの決定機はGKに阻まれましたが、前半終了間際のロングカウンターでエヴェルトン右へ展開→橋岡クロス→興梠ヘッドが決まって前半のうちに追いつけたのは「妙に焦る試合展開にならずに済んだ」という意味ででかかったと思います。

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・同点に追いつき、後半になっても浦和がボールを持たされる展開に変わりなし。46分長澤、62分武藤とミドルシュートを試みるもいずれも枠外。最もファブリシオが必要とされそうな試合展開なのにファブリシオがベンチにもいないという巡り合わせの悪さ・・・ 逆に56分には3対4のカウンターを食らってしまいましたが、西澤のシュートは岩波がブロック。

・62分という早い時間帯に武藤を下げて杉本を入れたのは、武藤が天皇杯から4連闘ゆえでしょう。ただ杉本も相変わらず機能しているとは言い難く、67分ポストプレーで長澤のシュートを引き出したくらい。

・双方攻めあぐみ気味の試合、有体に言って塩試合でしたが、試合を決めたのはセットプレーからの流れ。75分FKから浦和はボールを繋ぎ、相手のクリアボールをボックス内で拾った橋岡が豪快に叩き込んで浦和逆転!!

・すかさず大槻監督はエヴェルトンに代えて阿部を投入して逃げきり体勢に。清水も2枚替えでテセ&川本を入れて4-1-4-1に布陣を変え、サイド攻撃を仕掛けてきましたが、浦和以上にボールを持たされると何もできず。AT突入間際に浦和右サイドからの松原クロスが途中から突入のドゥトラに合う場面がありましたが、シュートは宇宙開発で万事休す。

・なお63分に飛び出した大誤審。ボックス内に突入した橋岡と競り合った松原は手を高々と上げて明らかにボールをコントロールしていたように見えましたがなんとノーファウル。ハンドを取らない理由があろうはずがなく、主審も副審も見逃したとしか思えないのですが・・・松原のハンド見逃しが勝敗に直結しなかったので大騒ぎになりませんでしたが、Jリーグの審判団のレベル低下は本当に深刻。前日の豊田@鳥栖のオフサイド&ハンドダブル見逃しもお粗末でしたが。

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-----興梠-----
--武藤----長澤--
関根-青木--エヴェ-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
45+2分 興梠 慎三
75分 橋岡 大樹

(交代)
62分 武藤→杉本(杉本1トップ、興梠左シャドー)
76分 エヴェルトン→阿部
90+1分 興梠→柴戸(5-3-2化)

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-----ドウグラス----
西澤---河井---金子
---竹内--六平---
松原-二見-ファン--エウシーニョ
-----大久保----

(得点)
19分 ドウグラス

(交代)
62分 ドウグラス→ドゥトラ
78分 河井→川本
78分 金子→鄭大世(竹内アンカーの4-1-4-1へ。テセがCF、ドゥトラが左SH)

 

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2019.10.06

夏海@赤羽 ~ 醤油らーめん

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 赤羽駅東口から北へ2分ほど。「ゆうひ屋」の先。約2年ぶりの再訪。相変わらずの人気店で、11時半の開店直前に到着したところ既に先客8。開店後すぐに満席になり、退店時には外待ち7。

 戸外に設置してある券売機でボタン先頭の「醤油ラーメン(800円)」を注文。うーん、前回往訪時より50円も値上がりか・・・ ランチサービスなし。また前回往訪時には細麺と手もみ麺が選べましたが、そのオプションもなくなってしまいました。

 メニューは他に塩、煮干豚骨、つけ麺など。また往訪時は本日限定メニューとして「塩玉まぜそば」を出していました。他客の注文は煮干しとつけ麺の注文が目立ちました。

 店内はL字型カウンターのみ10席。卓上には一味、ブラックペッパー、酢、魚粉。水セルフ。店内外とも相変わらず汚い貼り紙だらけで著しく美観を損ねています。

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 2、3杯ずつ作っているようですが、メニューが多い上に茹で時間がかかるつけ麺を頼む客が多いせいか、回転はあまり良くなく、入店してから20分くらいかかってようやく登場。

 スープは「丸鶏、鶏ガラを大量に使い生姜をベースに身体に優しい香味野菜を煮込んで作り上げた」とのことですが、やり過ぎ感が出ない程度に生姜が効いていてなかなかの出来ばえ。「あっさり」を謳っている割には表面の脂が多くて「あっさり」というのは当たらない気がしますが、これはこれでコク深くて悪くありません。但し、醤油ダレが結構きつくて飲み進む気にはなれず。全然身体に優しくありません(苦笑)

 麺は並太より若干細めといった程度のストレート。口当たりはつるつるしていますが、心持ち水気が少なそうな歯切れのいい麺で、スープの絡みは至って良好。

 チャーシューはちょっとハムっぽい感じで旨味十分。他にかいわれ、海苔、白髪ネギ、メンマ。

 次は「煮干豚骨」で再訪してみます。

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2019.10.05

アイオイ@志村三丁目 ~ 醤油らーめん

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 中仙道と環八通りの交差点を西へ。郵便局の先を北へ入ってすぐ。三田線志村三丁目駅が最寄り。住宅街の一角に店を構えていますが、外観が地味で目立ちません。ほぼ3年ぶりの再訪。

 いつの間にか結構な人気店になっていて、11時半の開店5分前に到着した際には先客ゼロだったものの、開店までに後客6。開店後すぐに満席となり、退店時には中待ち4+外待ち4人。

 店内の券売機ボタン先頭の「醤油らーめん(690円)」を注文。終日大盛りサービスをやっているので、大盛りにしてもらいました。またのトマトタイプorキャベツタイプからなる「ランチごはん(150円)」を頼んでいる客が目立ちました。

 メニューは他に「煮干しそば」と「背脂そば」。

 店内は厨房前の縦長カウンター6席と2人掛けテーブル1卓。卓上にはコショウ、一味、酢。ご夫婦で切り盛りしている模様。4杯ずつ作っていましたが麺茹でに時間を要するみたいで、回転はあまり良くありません。

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 スープは生姜をわずかに効かせたスープは超あっさり、すっきり、雑味皆無。ぱっと見は古典的な醤油ラーメンですが、内実は全然異なり、とにかく後味がいいのが特徴。

 麺はやや太目のごく緩い縮れ入り。前回往訪時はやや細目だったはずで、麺を変えたみたい。つるつるした口当たりは心地よいのですが、柔らかめに仕上げているにも関わらずスープに対して強すぎる印象が残りました。煮干そばないし背脂そばに最適化された麺なのかも。

 また前回往訪時は大盛りでもさほど量が多いようには感じませんでしたが、今回はしっかりと大盛になっていて、これがスープと麺のバランスを崩す一因になっているのかもしれません。ゆえにもうちょっと食べたい時は大盛ではなくランチごはんのほうが良さげ。

 途中でコショウを投入し、さらに物足りなくなりがちなところはしっかり煮込まれたバラ肉チャーシューをちびちび齧って旨味と塩気を補完。メンマは細いながらもコリコリした食感が楽しい逸品。他に刻みネギ、ナルト、青菜。

 次は煮干そばを試してみます。

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2019.10.04

なんつっ亭@御徒町 ~ らーめん

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 御徒町駅南口から南へ伸びるガード下「らーめん横丁」内。3年半ぶりの再訪。先客1、後客3。

 前回は御徒町店限定の「シビレ味噌らーめん(850円)」を注文したので、今回は基本メニューの「らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。

 他に「ガッツリ煮干」「濃厚黒マー油つけ麺」「あっさり魚介つけ麺」という御徒町店限定メニューも。また往訪時は期間限定で「冷やし担々麺」を出していました。

 店内は入口に向かってコの字型カウンター10席、右奥に4人掛けボックスシート3セット。卓上には醤油、一味、胡椒、ラー油。入店時はなぜか店員が一人しかおらず、この規模の店を一人で回すのは無理だろうと思っていたところ、さすがに途中から一人やってきました。この様子だと先客はしばらくほったらかしだったかも。

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 豚の頭と鶏ガラのみからとったとされるスープの表面を「7段階に揚げ分けたニンニクに、揚げ油とごま油を調合して作る真っ黒なマー油」が覆っているのがこのラーメンの最大の特徴。最初はマー油の渋みが支配的ですが、そのうちその下のマイルドかつクリーミーなスープと合わさって面白味のある味わいに。にんにく臭はほとんどありません。また頼めば生ニンニクを出してくる模様。

 麺は細めのほぼストレート麺で、若干ごわごわぼそぼそした食感。ただこれも食べ進むにつれてスープに馴染んでごわごわ感が解消。

 チャーシューは厚みがあり、肉質もしっかりしていて結構なんですが、これが冷えているのが良くないのか、スープがぬるいんだよなぁ、いささか。しゃきしゃきっとした細めのモヤシが良い箸休めになって最後まで飽きることなく楽しめました。他に九条ネギ、海苔。

 食材に凝りまくって高級化した店(しかも単なる自己満足で、美味いとは限らない)が目立つ中で、この店は具沢山の割に安めでそこそこ美味いという位置づけに落ち着いた感がありますが、個人的にはそういう店を高く評価したいと思います。

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2019.10.03

中央軒@鳥栖駅5・6番ホーム ~ ごぼう天うどん

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 久しぶりに鳥栖駅ホームの「中央軒」で「ごぼう天うどん(450円)を賞味。もちろんデフォルトで「かしわ」入り。往訪したのは5・6番ホーム売店。なお改札口脇の売店は営業していましたが、3・4番ホーム売店は閉まっていました。

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 博多のうどんはコシがなくてヘナヘナなのが個人的にはどうにも苦手ですが、ここのはホーム売店という性格上、麺にちゃちゃっと湯を通すだけなのが幸いしてか、ここのはかなりマシなほう。こうなると立ち食いうどんとは思えなくレベルの出汁の美味さが際立ちます。

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【観戦記】ACL2019・準決勝第1戦:浦和 2-0 広州恒大 ~ おい、何なんだ、この強さは!!!

・リーグ戦では第20節磐田戦を最後に勝ちがなくて残留争いにどっぷり浸かり、天皇杯ではあろうことかアマチュアクラブに完敗を喫した浦和。正直「ACLに力を入れている場合じゃないだろう!!」と思わないでもないのですが、この日の浦和はまるで別人でした!! 何なんだ、この強さは!! 

・今年のとにかくクソ弱いヘナチョコレッズはこの日のための壮大な前振り、チームまるごと「大アジジ作戦」だったとしか思えないくらいの変わり身でした。ずっと試合を見ている者ですらこの日の浦和の強さは信じ難い、率直に受け入れられないのですから、敵将カンナバーロは「聞いてないよ!!!」とばかりに唖然とするしかなかったと思います。

・シュート数12対3。得点は共にスーペルゴラッソでしたが、浦和は両サイドからチャンスを量産してシュートはそのほとんどが決定機に近く、3点、4点と取って第2戦を待たずに事実上勝ち抜けを決められた可能性すらあったのに対し、広州恒大は決定機らしい決定機は一つも作れず。とにかくCB陣が奮闘して広州恒大の誇るブラジル人トリオに文字通り何もやらせませんでした。84分に7番の裏抜けを許す場面がありましたが、審判団協議の末オフサイドの判定で命拾い。

・不思議だったのは普段4バック(4-3-3/4-4-2など多少バリエーションあり)で闘っているはずの広州恒大がなぜかわざわざ3-4-3の布陣を採用して、浦和にミラーゲームを挑んできたこと。試合後の会見によれば、空中戦に強い橋岡を警戒して長身の5番(CBジャン・リンポン)を当てたところからこの布陣に帰着したようですが、これが全く機能せず、わざわざ手当したはずの両サイドで浦和に完敗。

・とにかく両サイドが優位に立っている時の浦和はそれなりに強く、鳥栖戦後半みたいにWBが下がって5バック化しているとロクなことがない。この日は策士策に溺れたカンナバーロに助けられ(?)、WBが押し込まれる場面なんてほとんどありませんでした。たまに守りに回ることがあっても全く破綻なし。特に橋岡は鳥栖戦でクエンカ先生に徹底的にしごいでもらい、結構痛い目にあったのが良い予行演習になった感すらありました。

・こんな試合がコンスタントに出来れば残留争いの深みに嵌まるなんてことは絶対にないのでしょうけれど、往々にして「かいしんのいちげき」に終わってしまうのが悲しい浦和の歴史。この日の完勝を受けてACL決勝進出時の算段をする以前に清水戦・大分戦と続くホームゲームを勝って残留争いから一歩抜け出すのが何より肝要なはずですが、そううまく行くかどうか。毎試合失点を重ねてきた浦和が相手に決定機らしい決定機も与えずに完封勝ちしたというのは清水戦へ向けての一番の好材料だと思いますが。

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・鳥栖戦から中3日の浦和は鳥栖戦ベンチ外だった興梠がスタメンに復帰して、武藤がベンチスタートになったのみ。武藤は天皇杯で45分も使って、さらに中2日で鳥栖戦にほぼフルで使ってしまったので、この試合でのスタメンは無理だったのでしょう。

・前述のように広州恒大はなぜか普段の4バックを捨てて3バック、しかも守備時はブラジル人3人が常に前残り気味になって5-2-3っぽい奇怪な布陣を敷いてきました。ところが、ブラジル人3人は前から厳しくプレッシャーをかけてくる訳でもなんでもないので、中盤のスカスカ具合だけが露わになって、ビルドアップが拙い浦和ですら楽々ボールを繋げて序盤は左サイドからやりたい放題。

・9分槙野縦パス→関根が裏抜けしてクロス、17分中盤での小気味よいパス回し(そんなものが今の浦和にあったのか!)から最後は槙野縦パス→関根シュートの決定機。この日の槙野は大きなサイドチェンジはほとんど見受けられなかった一方、効果的な縦パスでチャンスを演出し、守っては対面のタリスカに何もやらせずと文句なしの出来でした。

・そして19分関根のパスをバイタルエリアで受けたファブリシオのミドルが炸裂して浦和先制!! 昨年の好調時を取り戻したかのような鮮やかなミドルでした。結果が出なくても我慢して使っているうちに、ファブリシオのシュート精度が次第に上がっていることだけは判っていたので、どこかで炸裂する日が来るだろうとは思っていましたが、まさかこの大一番で炸裂するとは!! 昨年同様ミドルシュートがバンバン入りだすと多少守備が緩かろうがなんだろうか、十分お釣りが来ます。

・さらに26分興梠→長澤→ボックス内で裏抜けに成功した橋岡がGKすら交わしたもののシュートを撃ち切れずにDFにクリアされる一幕も。橋岡は空中戦に強いだけでなく、対面の5番に対してはスピードでも勝り、クロス精度も目に見えて上がってきているのですが、シュートモーションがでかくてその間に相手DFに詰められてしまうのはどうにもならないかも・・・

・さらに28分青木縦パス→関根クロス→エヴェルトンに決定機があったものの、追加点ならず。

・前半の広州恒大はほとんど攻撃の形を作れず、チャンスらしいチャンスは11分タリスカのワイドな展開からシュートに持っていた場面だけ。縦ポンで何度かエウケソンに裏抜けを狙わせている風でしたが、そこは鈴木が難なく対応。マウリシオの出来が芳しくなく、しばしば瞬間湯沸かし器と化して出場停止を重ねているうちに、鈴木がレギュラーポジションを奪ってしまったようで、ここは競争原理が上手く作用しているようです。

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・奇策「3-4-3」が大失敗に終わった以上、カンナバーロは後半なんらかの修正を仕掛けてくるであろうし、相手の出方の変化に対する大槻監督の対応がとにかく遅れがちなのが不安でたまりませんでしたが、意外や意外、カンナバーロは後半に入っても布陣を変えず、選手交代すらなし。

・一応ボールポゼッションを高めて反撃に転じてきましたが、ここで浦和が鳥栖戦後半のように守備ブロックをズルズル下げずに奮戦したのが良かったのか、広州恒大は依然決定機を作れず。55分にロングカウンターでエウケソンへの縦パス&ポストプレーからチャンスになりかかった場面がありましたが、あれが広州恒大が本来やりたかったことだったのかも。

・広州恒大に攻め手がない一方、中盤スカスカ傾向は一向に解消されないので浦和がカウンターで決定機の山。

・61分橋岡ボール奪取からのショートカウンターで興梠→ファブリシオの決定機を逃したところで、大津監督はファブリシオに代えて攻守のバランスが良い武藤を入れて守備力を強化。しかもその武藤が前からの守備に奮闘するだけでなく、やたらチャンスに絡んで67分には岩波縦パス→長澤→橋岡クロス→ボックス内で武藤がどフリーでダイレクトボレー!(GKが好守)。さらに73分には高い位置でのボール奪取に成功した武藤がそのまま自らシュート。

・75分の追加点はその武藤が得たCKから。最初のCKはクリアに逃げられましたが、続くCKで広州恒大のクリアボールをひろった関根がミドルを叩き込んで浦和に待望の追加点!! 目が覚めるようなスーペルゴラッソでしたが、昨年の天皇杯決勝で宇賀神ミドルと似た形であり、それなりに練習を重ねた結果なのだろうと思います。

・広州恒大は65分ガオ・リン投入を皮切りに順次前目に中国人選手を投入してパウリーニョやタリスカを中盤に下げ、さらに途中から布陣を4-3-3変えたものの、やはり決定機は作れず。84分タリスカ縦パス→パウリーニョヒールで流す→7番(ウェイ・シーハオ)裏抜けを許した場面は主審と副審が協議してオフサイドの判定。Jリーグなら副審に確認せずにあっさりゴールを認めてしまうかもしれません(苦笑)。いやはやまたしても安心安定のACLの笛でした。

・大槻監督は86分長澤に代えて阿部(3ボランチ化と思いましたが、エヴェルトンはどう見ても右シャドーの位置)、さらに88分関根に代えて宇賀神と締めるべき選手を投入して楽々逃げ切り。鳥栖戦と違ってこの試合の選手交代は全て納得感がありました。

・リーグ戦・カップ戦を通じて久しぶりに勝っただけでなく、手強い相手にとんでもなく良い内容で勝った、しかもホーム埼玉スタジアムで勝った以上、これで「浮かれるな!!」というのは無理があろうと思います。そして上手く切り替えられずに「期待すると裏切られる!」をくり返してきたのが悲しい浦和の歴史。

・この日の完勝でACL準決勝勝ち抜けが決まったわけではなく、もちろんJ1残留が決まったわけでもありません。ただ長らく勝てずに自信を失っているせいか、1点取られると「また今日もダメか」と言わんばかりにガタガタになってしまいがちな浦和の選手達のメンタルがこの試合を機に少しでも前向きになってくれれば、浦和が苦境から抜け出すのはそう難しいことではないように感じました。それだけのポテンシャルを持っているんです、浦和は!!

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-----興梠-----
--ファブリシオ---長澤--
関根-青木--エヴェ-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
19分 ファブリシオ
75分 関根

(交代)
67分 ファブリシオ→武藤
86分 長澤→阿部(阿部がボランチ、エヴェルトンがシャドーに上がる)
88分 関根→宇賀神

・興梠はボールを収めて他に展開する役に徹していて、全くと言っていいほど自分で撃ちにいかなかった(61分のファブリシオに出した場面は好調時なら反転して自分で撃っているでしょうに)ところを見ると、かなり無理して起用したような気がしました。この感じだと清水戦はまた欠場かも・・・でも相手が興梠ばかり警戒するので、ファブリシオや武藤にやたらシュートチャンスが来るという好循環も生まれており、ちょっとだけ「FC興梠」から脱皮しつつあるのかも。

・青島ビール賞は関根。出てきたのは青島ねーちゃんどころか、なんと爺さんで関根(´・ω・`)ショボーン

・ACLだと一対一での不安ありありの岩波が空中戦で奮戦していたのが実に頼もしかった。その前で後輩の橋岡が空中戦で勝ちまくっている以上、岩波も負けてられんわなぁ。これも競争がもたらす好循環です。

 

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2019.10.02

二代目辰盛@志村坂上 ~ つけ麺

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 都営三田線志村坂上駅を出て、中仙道志村坂上交差点を西へ入ってすぐ。志村銀座通り内。先客ゼロ、後客6。かつて西台に「辰盛 夢つなぎ」という店がありましたが、何か関係があるのかな?

 券売機はなく、各席に配置されたタッチパネルで発注して後払いという回転寿司屋みたいなシステムを採用しています。どう見えてもつけ麺推しの店なので、基本の「つけ麺(680円+税=730円 ※10円未満の端数切捨てサービス)」を注文。

 この店は中盛・大盛サービスがない代わりにランチタイムはミニライスをサービスという、これまたつけ麺メインの店らしくありません。店からは積極的にライスの要否を聞いて来ませんでしたが、ホール係の日本語がかなりたどたどしくて、そういうところまで気が廻らないだけなのかも。

 店内は壁に向かってカウンター8席と2人卓×2、4人卓×4。カウンター席は「一蘭」ほど極端ではないものの、座席間に衝立を設けたプロイラー式。卓上には一味、ホワイトペッパー、酢。
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 つけ汁は動物系ベースの魚粉混じりといった風。結構脂っぽい上にとろみ強め。酸味を強く感じますが、大勝軒みたいな甘酸っぱい感じではなく、甘さを控えてピリ辛に仕上げた風。

 また非常にユニークなことにつけ汁の中にオクラが大量にぷかぷか。つけ汁のとろみはここから来ているのかも。他にチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔と値段の割に具沢山で、これならライスを付けてもおかずには困りません。

 麺は太目のストレート。水気の多そうな、つるつるもっちりした食感ですが、やや柔らかめなのが残念。

 この界隈はこれといったラーメン屋がないので、この出来なら近所の方々に重宝されることでしょう。

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2019.10.01

【観戦記】19年第27節:鳥栖 3-3 浦和 ~ まさかの興梠不在の大ピンチにも関わらず九死に一生を得る

・前節C大阪に敗れてとうとう15位に転落した浦和。16位鳥栖が勝ち点4差と迫り、今節鳥栖に敗れればいよいよ降格圏入りへ向けてのカウントダウンが始まる一方、勝てば一息つけるという一大決戦、俗にいう「6ポイントマッチ」にも関わらず、浦和の命綱=興梠がなんとベンチにすらいないという非常事態!!

・興梠に何があったのか、試合後も大槻監督は口を閉ざしていますが、やむなく武藤を1トップに据えて前半2-0で折り返すという大善戦を見せたものの、後半は謎の選手交代が仇となってあれよあれよという間に3失点。終盤の浦和は青木のミドルシュートに見せ場があったくらいで決定機は作れていなかったため敗色濃厚でしたが、ATにPKを得てなんとかドローで終了。

・勝てた試合だったのに後半は監督の修正能力の差が如実に出て、敗戦寸前のところまで持って行かれたという点では極めて残念であり、今後にも不安が残る試合でした。しかし、後半の内容はともあれ負けずに勝ち点1を拾った、16位鳥栖とは勝ち点4差のまま1試合消化できたというのは残留争いを闘う上では悪くはない話で、浦和は一応最低限のタスクは果たしたと前向きに評価すべきでしょう。言い換えればドローゲームで相対的に痛手を負ったのは間違いなく現在プレーオフ圏にいる鳥栖のほう。

・浦和は上位との対戦を多数残しており、残留争いの直接対戦に勝てなかったことで将来を不安視する向きもあるようですが、順位ほど力の差がないのがJリーグの常。浦和はどことやっても苦戦を強いられる反面、アウェー神戸戦のように「10回やったら10回とも負ける」と感じられるようなどうにもならない相手を残しているわけでもありませんから過度に悲観する必要はないと思います。

・また残留争いは相手のある話で浦和の状態だけ見ていても仕方がなく、浦和よりもさらに弱いチーム、浦和よりも状態が悪いチームが3つあれば良いだけの話。そう考えると浦和はギリギリセーフなのかな?という気もしてきます。ただ後半の試合運び=謎の選手交代と1点取られるとガタガタと崩れてしまう試合展開は既視感ありありで、この勝ち点1を素直を喜んでいいものかどうか。それもまた正直なところです。

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・繰り返しになりますが、この大一番に興梠がベンチにすらいないのは衝撃的すぎました!! 興梠に頑張ってもらうしか点を取る形がない、興梠がいないと前からの守備がどうしても緩慢になる。「FC興梠」と揶揄する向きすらいるくらい興梠への依存度が高いチームなのに、その興梠がいないとは!!

・興梠は一応鳥栖遠征に帯同はしていたようですが、試合当日になってやはり無理ということでベンチ入り見送りとなった模様。最もプライオリティーが低いルヴァン杯で興梠を無駄遣いした挙句に故障してしまい、その後も天皇杯を唯一の例外として無理使いを重ねているうちに大一番に欠場とは・・・

・そして興梠の代わりに武藤が1トップに。武藤は天皇杯で後半フルタイム使って中2日なので、元々はこの大一番でのスタメン起用を想定していなかったと思えてなりませんが、この巡り合わせの悪さというかなんというか・・・

・浦和の立ち上がりの出来は芳しくなく、2分攻めきれずにカウンターを食らい、岩波からボールを奪った小野がドリブル突進→ぽっかり空いた浦和右サイドから金崎シュート、さらに3分またしても攻めきれずにカウンターを食らい、クエンカのパスを受けた金森が橋岡を裏を取ってクロスと危ない形を作られてしまいました。

・ところが先制したのは意外にも浦和。7分西川ゴールキック→橋岡がハイボールをCB高橋秀に競り勝ち、さらにファブリシオもハイボールをCB高橋祐に競り勝ち。鳥栖はCBが二人ともいないも同然の形に陥ってしまい、ファブリシオが落としたボールを武藤がアーク付近でどフリーで拾ってゴール!!武藤はこれがリーグ戦初ゴール。

・浦和先制後も試合は全く落ち着かず、9分に原川の縦パスで金井が橋岡の裏を取ってクロス→小野シュートの危ない形を作られた一方、13分岩波のワイドな展開から左サイドで原と一対一になった関根クロス→中で武藤空振りも、その背後の長澤に絶好機!(GK高丘が片手で辛うじてセーブ)、20分センターサークル付近での青木が松岡からボール奪取→武藤がGKの頭上を狙ってループ気味のロングシュートと試合は攻め合いの様相。

・鳥栖は伝統的にファウルが多く、浦和に傷む選手が続出。浦和はこれといったプレースキッカーがいないのでいくらファウルを犯してもイエローカードさえもらわなければ問題なしと見切られているのかもしれません(そしてその手癖・足癖の悪さが最後の最後で命取りに)が、29分浦和FKから鳥栖クリアボールを鈴木が拾ったところから長澤が右サイドでフリーの橋岡へ展開→橋岡クロス→長澤バイシクル気味のボレーが追加点!!

・39分鳥栖CKからのカウンター。西川のキック一本で武藤、そしてフォローに入ったファブリシオに決定機がありましたが、共にシュートを撃ち切れず。

・浦和は2点リードしたものの、守備面で興梠不在がモロに響いているのか前ハメは全く効いておらず、高い位置でのボール奪回は望み薄なので自然と5-4-1の守備ブロックを敷いて耐える展開に。鳥栖はクロス攻撃に頼るしかなく、しかもいくらサイドから形を作れども中が薄いため、浦和守備陣は難なく跳ね返して前半終了。

・またほとんどの選手が久しぶりにまとまった休みを取って関根を筆頭に身体のキレが戻っている上に、キックオフ直後から曇りがちになって幾分涼しくなったのも助けとなったのか、前半は概して球際でも浦和が優勢を保っていたように感じました。

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・鳥栖はサイドから攻撃の形は出来ているがフィニッシュだけがもの足りないという状態だったので、後半頭から豊田を最前線に投入して小野をボランチに下げるという実に意図が判りやすい交代を発動。さらに55分J1では力不足の感は否めない金森一万円を下げて安を投入しサイド攻撃をテコ入れする、これまた判りやすい選手交代。

・一方浦和の最初の選手の交代はなんと60分エヴェルトン→柴戸。試合後大槻監督は「運動量の担保です。真ん中が空いていたので、そこを埋めたかったです。」と説明していますが、残念ながら今の柴戸はやたらボールホルダーに食いついてしまう狂犬と化していて、スペースを埋めるという感覚を持ち合わていないので、監督の意図と駒の性能が全く噛み合っていないかと。本来ここは阿部が適材なのでしょうが、残念ながら阿部はこの試合出場停止。

・むしろ5-4-1の守備ブロックが押し込まれて武藤が孤立し、武藤も中2日が祟ってヘロヘロでボールを収められないので最終ラインも上げるに上げられないという悪循環に陥っているのが問題なので、真っ先に武藤ないしファブリシオを代えて杉本を投入し、杉本にボールキープはたいして期待できないにせよ、裏抜けを狙わせて相手の最終ラインを下げさせるべきじゃないかと思ったのですが・・・

・そして案の定浦和の選手交代は全く効かず、両サイドで劣勢に陥って徐々に豊田にクロスボールが入り出し、69分関根が不用意に豊田を倒したところで得たFKを原川が決めるともう後は失点の匂いムンムン。70分にはボックス内で豊田ともつれ合った槙野があわやPKかという一幕があり、さらにクエンカがサイドからボックス内突入&シュート。

・失点直後の浦和の選手交代=72分ファブリシオ→汰木の交代も大槻監督は「ボールを収めたかった」とのことですが、これまた何の効果もなく、73分浦和右サイドからクエンカクロス→ファーで豊田の危ない形を作られ、さらに74分鳥栖CKから小野浮き球縦ポン→豊田胸でポスト→金崎拾ってゴール!!豊田がオフサイド臭くて揉めましたが、副審に確認の上ゴールを認定。

・ある程度ボールを持て、縦に運べる選手をどんどん外してしまったので、80分遅まきながら武藤を下げて杉本を投入するもなんら戦況に変わりなし。そして82分槙野のパスミスを安に拾われてショートカウンターを食らい、関根の裏へ飛び出した安の折り返しを逆サイドから突っ込んできたクエンカに決められてとうとう逆転されてしまいました。1点取られるとガタガタっと崩れてしまうのはサブ組もレギュラーも大差なし。これが「敗者のメンタリティー」なのでしょう、たぶん。

・何の効果もない選手交代3本立てでどこからどう見ても浦和の敗戦濃厚。AT+3分青木渾身の一撃もGKに防がれて万事休すと思わましたが、そこで得たCKからの流れで思わむドラマが。青木の放り込みに対して、ボックス内で金井が岩波を突き飛ばしてPK。現地では何が起こったのか全く判りませんでしたが、後で映像を確認すると紛うことなきPKでした。

・PKを杉本2980円(増税前税込み)が決めて浦和が九死に一生を得る形に。杉本は天皇杯でPKを失敗、しかもこれ以上ないヘナチョコPKで失敗したばかりのせいか、PKキッカーは本来槙野だったようですが槙野が杉本に譲ってて「ちょい美談」でええのか、それで???

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-----武藤-----
--ファブリシオ---長澤--
関根-青木--エヴェ-橋岡
-槙野--鈴木--岩波-
-----西川-----

(得点)
7分  武藤
29分 長澤
90+7分 杉本(PK)

(交代)
60分 エヴェルトン→柴戸
72分 ファブリシオ→汰木(汰木は当初シャドー、途中で関根とポジション交代)
80分 武藤→杉本

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---金崎--小野---
クエンカ--------金森
---原川--松岡---
金井-高秀--高祐--原
-----高丘-----

(得点)
69分 原川
74分 金崎
82分 クエンカ

(交代)
HT 松岡→豊田
55分 金森→安
83分 高橋祐→パク・ジョンス(負傷による交代)

・金監督は試合後「ただ一つだけ、こんなに両チームが納得しないジャッジってあるのかなと、やりながら思いました。」と明確に審判団を批判していますが、槙野と違って出場停止処分にはならないんでしょうなぁ、たぶん。

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