味六屋@浦和 ~ 大和肉鶏と会津地鶏の中華そば(塩)
浦和ロイヤルパインズホテルの北、成就院向かいの路地を東へ入る。判りにくいところにあるので旧中仙道沿いの電信柱に貼り紙あり。芸風を一新したと聞いて約1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。
券売機は無く後会計制。卓上のメニューを見ると基本は「大和肉鶏と会津地鶏の中華そば(醤油・塩)」があるだけなので、「塩(800円)」を注文。ランチサービスなし。夜の部は「カレー味」が加わるようですが、夜の部は金・土・日しかやっていないというハードルの高さ。なお前回訪問時に提供していた「味噌」は止めたのかと尋ねたところ、冬季限定でやる予定とのこと。
店内は厨房前に向かって縦長カウンター7席。卓上調味料はペッパーミル入り胡椒のみ。相変わらず店主一人で切り盛り。
スープは鶏出汁の旨味たっぷり!しかも塩ダレに妙な尖りがなくて鶏出汁の美味さを引き出す役目に徹していて実に飲みやすい。また「またお前か」的な鶏白湯スープみたいに味わいが単調過ぎてすぐに飽きてしまうような感じもせず。
麺はかん水など食品添加物不使用の自家製手打ち麺で、並太ほぼストレート。噛み応えがしっかりしていますが、スープに対しては些か強すぎる印象を受けました。なお前回往訪時はやや太目、かつつるつるもっちりとした食感で、ラーメンというより限りなくうどんのような感じでしたが、この辺の芸風も一新したのかな?
丸いばら肉チャーシューは柔らかくて崩れやすいタイプながら旨味をしっかち保っていて、ちびちび齧りながら食べ進むと鶏出汁の美味さとチャーシューの美味さが折り重なって実に良いアクセントに。以前はチャーシューの代わりに巨大なつくねというかミートボールを乗せているのが最大の特徴でしたが、正直あれは止めて正解でしょう。
極太メンマはやや筋っぽくてイマイチ。ネギではなくなぜかニラ。他にナルト。
細かい難点はありますが、芸風一新は大成功でしょう。味噌が出る冬に再訪できれば。
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