塩つけ麺 灯花@四谷三丁目 ~ 塩つけ麺
丸ノ内線四谷三丁目駅を出て新宿通りを東へ。津之守坂入口交差点の先。先客ゼロ、後客5。かつて外苑東通り沿いの激狭店で営業していた「塩つけ麺 灯花」が時を経て、場所を変えて復活したもの。激狭店を訪れたのはもうかれこれ7年も前。
店外のメニュー及び店内の券売機ボタンを見て基本と思しき「塩つけ麺(800円)」を注文。ランチサービスどころか、つけ麺がウリの店にしては珍しく中盛なり大盛なりの無料サービスもありません。
、メニューは他に醤油つけ麺、濃厚魚介つけ麺、鶏塩そば、昔ながらの中華そば、ブラック中華そば等。但し往訪時はメニューを絞って営業していて濃厚魚介つけ麺と鶏塩そばは販売されていませんでした。
店内はL字型カウンター13席。卓上には一味、酢、ブラックペッパー。
つけ汁は鶏出汁と魚介出汁のブレンドのようですが、どういうわけか滅茶苦茶しょっぱくて出汁の旨味を完全にかき消していました。ひょっとして東京の老舗蕎麦屋のやたら辛い汁みたいに、麺の先っちょだけチョンチョンと浸けて食べることを想定しているのかな?
またばら肉チャーシューから染み出る脂も重なってかつけ汁は案外脂っぽい。メニューには「淡麗」と表示されていましたが、これを「淡麗」と呼ぶこの業界の言語感覚が謎すぎます。つけ汁の中には他に薄いメンマと刻み青ねぎ。
麺は太目でちょっと平たい感じのストレートタイプ。つるつるした食感で、コシもしっかりしていてまずまず。麺の上に刻み海苔、さらに脇に柚子胡椒が添えられていて、ちょっとざるうどんっぽいルックス。。
スープ割りをお願いすると「ライスも入れられますが?」と聞かれましたが、さすがにやたらしょっぱいつけ汁にご飯は無理すぎるのでスープ(といっても昆布そば湯とのこと)だけ入れてもらいましたが、ちょっと割った程度で塩加減がマシになるはずもなく、二口すすってギブアップ。
「ブラック中華そば」を併売しているところを見ると、もうそういうのが好きな人向けの店になってしまったのかも。
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