【閉店】なんつっ亭@御徒町 ~ らーめん
御徒町駅南口から南へ伸びるガード下「らーめん横丁」内。3年半ぶりの再訪。先客1、後客3。
前回は御徒町店限定の「シビレ味噌らーめん(850円)」を注文したので、今回は基本メニューの「らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。
他に「ガッツリ煮干」「濃厚黒マー油つけ麺」「あっさり魚介つけ麺」という御徒町店限定メニューも。また往訪時は期間限定で「冷やし担々麺」を出していました。
店内は入口に向かってコの字型カウンター10席、右奥に4人掛けボックスシート3セット。卓上には醤油、一味、胡椒、ラー油。入店時はなぜか店員が一人しかおらず、この規模の店を一人で回すのは無理だろうと思っていたところ、さすがに途中から一人やってきました。この様子だと先客はしばらくほったらかしだったかも。
豚の頭と鶏ガラのみからとったとされるスープの表面を「7段階に揚げ分けたニンニクに、揚げ油とごま油を調合して作る真っ黒なマー油」が覆っているのがこのラーメンの最大の特徴。最初はマー油の渋みが支配的ですが、そのうちその下のマイルドかつクリーミーなスープと合わさって面白味のある味わいに。にんにく臭はほとんどありません。また頼めば生ニンニクを出してくる模様。
麺は細めのほぼストレート麺で、若干ごわごわぼそぼそした食感。ただこれも食べ進むにつれてスープに馴染んでごわごわ感が解消。
チャーシューは厚みがあり、肉質もしっかりしていて結構なんですが、これが冷えているのが良くないのか、スープがぬるいんだよなぁ、いささか。しゃきしゃきっとした細めのモヤシが良い箸休めになって最後まで飽きることなく楽しめました。他に九条ネギ、海苔。
食材に凝りまくって高級化した店(しかも単なる自己満足で、美味いとは限らない)が目立つ中で、この店は具沢山の割に安めでそこそこ美味いという位置づけに落ち着いた感がありますが、個人的にはそういう店を高く評価したいと思います。
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