出汁あんかけカツ丼・梅@かつや
「かつや」が11月8日から新発売の「出汁あんかけカツ丼」を試食。80gロース(梅)と、120gロース(竹)とが用意されているので、「梅(590円+税=649円)」を注文しました。
「かつや」の新商品はこのところメガ盛り系だらけで全く食指が伸びず、100円割引券も虚しく期限切れを迎えるばかりでしたが、ようやく食べる気が起きる商品が出てきました。
「ふわとろ卵と鰹と昆布の出汁が香る熱々のあんがサクサクのカツに絡み、わさびの辛味と海苔を添えることで味の変化を楽しめる逸品」というのがかつやのウリ文句。カツ丼なのに海苔とかたっぷり目の刻み青ネギとかが乗っているせいか、ビジュアルがちょっとラーメンっぽい感じに。
それはともかく、「鰹と昆布の出汁が香る熱々のあん」が出色の出来。出汁がしっかり効いているので、このあんだけでご飯が進みます。ただカツに絡めるとさすがにカツの味わいが卓越してしまい、一般的な卵とじのカツ丼よりはだいぶ薄味ながらも限りなくただのカツ丼になってしまいます。かつやの存在意義に関わる問題ですが、カツ無しの「中華丼」あるいは「五目丼」の方向へ仕上げたほうが美味かったかも。
またわさびを添えているのが謎。個人的にはわさびは刺激が強すぎて邪魔ものでしかなく、丼にいきなり入れずに出来れば別添にして欲しかったところ。
総じて悪くはないが完成度は高くないというのが個人的評価。
なお本商品は1ヵ月程度の期間限定とのこと。
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