あなごめし弁当@宮島口・うえの(広島駅ekie「さい彩」で購入)
広島・宮島口の名物「うえの」の「あなごめし」。それを弁当にした「あなごめし弁当」がなんと広島駅で買えるようになったとは!! 買えるのは広島駅「ekie」内の「駅弁 さい彩」。「さい彩」は広島のみならず、近隣各地の駅弁も置いているようですが、「うえの あなごめし(2160円)」は大人気商品だけあって、単独のコーナーが設けられています。
入荷は午前9時半、午後3時半の2回ありますが、なにせ人気商品なので売切れも早そう。11時頃「さい彩」を訪れ無事「「うえの あなごめし」をゲットしましたが、その前日13時半頃に「さい彩」を覗いた際には「うえの あなごめし」はもう売り切れていました。
手にしたのはたまたま掛紙にしゃもじが大きく描かれたタイプですが、大鳥居を前面に打ち出したタイプなど掛け紙は何種類もある模様。但し、当然ながら中身は皆同じ。
焼きたてのあなごと炊き立ての薄味ご飯を経木の折箱に詰めただけのシンプルな逸品。そりゃいくら美味いと言っても店内でいただくのと比べると「ご飯が硬い」とか「あなごにふっくら感がない」とか、残念な点は多々あります。こればかりは致し方ありません。その辺は駅弁の宿命と諦めれば、改めて類例が多い「あなごめし」の中で出来が頭抜けていることに気が付きます。
あなご自体はやわやわではなく、むしろ硬めで悪く言えばパサつき加減、よく言えば実に香ばしく仕上がっていて、その香ばしさ、あるいは渋みが何よりいい。甘ったるいタレでごまかそうとしがちな他店の「あなごめし」とはまるで違い、ここのタレはあっさり目で薄味。あくまでもあなごの旨さで押す感じ。
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