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2019.12.31

山田直輝選手、湘南ベルマーレへ完全移籍

・本日、山田直輝選手の湘南ベルマーレへの完全移籍が公式発表されました。

・直輝は2015年からなんと3年の長きにわたって湘南へレンタルに出され、2018年にようやく浦和に復帰。しかし、湘南3年目でついにレギュラーポジションを掴んだという実績も虚しく、浦和復帰後の直輝の出番はほとんどなく、2019年7月に再度湘南へレンタルに出されてしまいました。

・同時期にナバウトや茂木の移籍も相次いで公表されましたが、直輝も含めていずれも今後浦和で出番がないと思われる選手を浦和フロントが整理したものと思われます。直輝が再度湘南へレンタルされた際には既に浦和は大槻体制になっていたので、来季大槻監督続投が決まっている以上、浦和の来季のサッカーがどう変わろうとも直輝の浦和帰還の目はほとんどなかったものと推察されます(同じ立場の茂木より完全移籍が決まるのがかなり遅かったのが不思議ですが)。

・仮に浦和の監督が代わっていたとしても、既に29歳で、しかも使い方が非常に難しいというか、監督の色に染まろうとしない選手をあえてレンタルバックするとは思えませんが。

・一方、レンタル時の直輝の出来を評価した湘南は浦和との契約切れを奇貨としてそのまま完全移籍の形で直輝を引き取ったのでしょう。直輝はレンタル直後よりも、むしろ新監督になってからのほうが出番が増えるどころかコンスタントにスタメンで出られるようになったので、もはや湘南への完全移籍に何の迷いもなかったと思います。

・直輝は浦和生まれ、かつジュニアユースからの浦和生え抜きの選手であり、しかもU18高円宮杯優勝という栄光を背負って2009年浦和加入。フィンケ監督から絶大な信頼を寄せられ、ファン・サポーターの人気も高かったのですが、如何せん怪我がちな上に「監督の要求に応じて自分を変えられない」のが仇となって、フィンケ更迭後の浦和では監督がコロコロ代わってもとうとう使い物にならず。

・従って湘南へ3年にわたってレンタルされ、キジェ監督のもとで再生に成功した際に、そのまますっぱりと浦和と縁を切ってしまうのが美しい別れの姿だったと思います。

・ところが2018年に当時の山道強化部長が直輝を呼び戻したことで、直輝と浦和はなんか「行きがかり上、だらだらと付き合っているだけ」みたいな関係に堕してしまいました。この2年間はお互いにとって非常に無駄だったとしか言いようがなく、今般の完全移籍は甚だ遅まきながら浦和・直輝・湘南とも「三方良し」な話、こうあって然るべき話がようやくまとまったと評価すべきでしょう。

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