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2019.12.18

広松@岡山・大元 ~ 中華そばとカツ丼(小)のセット

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 岡山駅から宇野線に乗り換えて一駅先、高架駅の大元駅を東へ出て徒歩2~3分程度。先客1、後客2。

 岡山名物「デミカツ丼」と中華そばを一緒にいただける店としては表町の「やまと」が有名ですが、ここ「広松」もそんな店の一つ。もっとも「やまと」がどちらかといえば食堂寄りの店なのに対し、「広松」は中華そば専門店を大々的に掲げているのになぜかデミカツ丼もあるという感じ。早速「中華そばとカツ丼(小)セット(1050円)」を注文。

 店内はテーブル席主体で、4人卓×2と小上がりに4人卓×5。カウンター席は厨房に向かって横長7席のみ。卓上には一味、醤油、胡椒。

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 スープは「豚骨をベースに数種類の野菜が入った」ものだそうですが、豚骨をガツンと効かせた和歌山や徳島の豚骨醤油とはだいぶ違う優しめの味わい。最初は甘めに感じましたが、飲み進むと不思議なことに微妙にデミグラスソースに寄せたような洋風の酸味を感じるように。

 麺は細麺ストレートでやや柔らかめの仕上がり。

 具は薄いバラ肉チャーシューと青ネギのみ。この内容で中華そば単体750円というのは割高に感じます。

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 で、カツ丼のほうはたっぷりとデミグラスソースがかかったカツにわずかに玉ねぎを添えただけの超シンプルな一品。如何せん中華そば屋なので、カツの端っこがちょっと堅くなっている辺りは目を瞑るしかないでしょう。

 若干甘さ控えめながらもひたすらデミグラスソースでガンガン押してくるだけの一品ですが、中華そばとの相性は案外良くて何ら箸が止まることなく一気に完食。食後に胃がもたれるよなこともありませんでしたが、「どう見ても夜には食べ過ぎである」という事実は否定できません(苦笑)。

 それぞれ単品なら特にどうということはありませんが、セットにして初めて面白さが伝わってくるような一品でした。

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