鴨ねぎうどん@丸亀製麺
丸亀製麺が2020年1月28日から期間限定で売り出し中の「鴨ねぎうどん・大(800円)」を試食。同時発売の「鴨すき焼きうどん」共々、もはや丸亀製麺の冬季定番メニューと化していて、店でも幟を立てて積極的に宣伝しています。
どちらかといえば丸亀製麺は「鴨すき焼きうどん」を推している風ですが、昨年「鴨すき」を試食したところ、割り下で味付けしてすき焼き風にしたのが却って災いして全体にちょっと甘すぎるというか、しつこかったので今回は「鴨ねぎ」にしました。
期間限定モノにありがちな、レジ横で調理したものを麺にのせるオペレーションなので少々時間がかかります。
「旨みたっぷりの合鴨肉の脂と香ばしい焼きねぎの甘みが溶け出した汁と共に、やわらかジューシーな合鴨肉をもちもちのうどんと一緒に楽しむ逸品。アクセントに添えたゆずと三つ葉の香りが、さっぱりとした味わいをもたらします。」というのが丸亀製麺のウリ文句。
相性抜群という点では右に出る者がない鴨とねぎ。例年ともすれば硬くなってしまいがちな鴨肉を柔らかく仕上げている辺りはチェーン店にしてはたいしたものと評価していたのですが、今年は作り手が不慣れなのか、ちょっと硬くなってしまって残念でした。まぁ許容範囲ですが。
一方鴨が背負ってくるねぎといえばぶっとい白ねぎと相場が決まっていますが、実はこれが個人的には少々苦手。でも「鴨ねぎ」の白ねぎは妙な臭みは一切ない一方、焼きねぎらしい甘みはしっかりしていて悪くありません。それでも青ネギをたっぷり目に添えてしまいますが(苦笑)。
ラーメンでも鴨肉を売り物にしている店がありますが、残念ながら「鴨使ってます!」と言われないとその味わいが判らない店がほとんど。やっぱり鴨&ネギという最強コンビを活かしきるにはうどん及びその出汁が最適なのかも。チェーン店でこの出来なら文句のつけようがありません。
なお「鴨ねぎ」「鴨すき」とも3月初旬まで発売予定。
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