鶏めし弁当@高崎・たかべん
高崎駅の「鶏めし弁当(1000円)」を久しぶりに試食。高崎の駅弁としては「だるま弁当」よりこっちのほうが好み。買ったのは早朝でしたが、上州の厳寒に晒されてかご飯はすっかり冷えて固まっていました。それでも美味く食べられるように作ってあるのが駅弁の良いところであると同時に駅弁の限界でもあります(要するに往々にして味が濃すぎる)。
それはともかく、久しぶりに手にしたらこれが案外ずっしりと重いんですなぁ・・・良くも悪くも昔ながらの、箱の中にご飯が目一杯詰まった「とにかくお腹いっぱいになるための駅弁」であり、ビールのアテには全く向きません。
鶏めし弁当なので当たり前なのかもしれませんが、中は茶飯の上に鶏そぼろ、海苔、鶏の照り焼き、鶏肉焼きとまさに鶏だらけ。ハンバーグのように見えるは舞茸入り肉団子。ビジュアルはほぼ茶色一色。茶色王国群馬らしい、全くインスタに向かない一品でもあります。
照り焼きに鶏の脂が程よくのっていて、照り焼きの甘さと脂が単調になりがちな鶏めしに変化をつけています。それでも量が多いので、最後は飽きます。しかも食べている最中に鶏そぼろをポロポロこぼしてしまう始末で・・・子供か・・・(´・ω・`)ショボーン
わずかに彩を添えているのが赤こんにゃく煮と黄色い栗甘露煮、かりかり梅、わさび風味野沢菜漬け。舞茸入り肉団子の代わりに野菜類をつけてくれるとありがたいのですが。
なお群馬の鶏めしといえば「登利平」。駅とサービスエリアに販路が限られている「たかべん」より、群馬県一円で店舗展開している「登利平」のほうが鶏めしとしては有名かもしれませんが、高崎駅内では新幹線改札内「銘品館」でしか売ってないみたいで。駅ビルのモントレー店へ行くならそのまま店で食べたほうが良さげですし。
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