鶴一家@横浜 ~ 豚骨ラーメン+小ライス
横浜駅西口から北へ。運河を渡って徒歩5分程度。ほぼ3年ぶりの往訪。先客3、後客3。横浜駅及びその周辺って絶えず何がしか工事している気がしてなりませんが、往訪時は店の前が大規模再開発中のようで、更地と化してました。
屋号通り家系ラーメンがウリの店で券売機で基本と思しき「豚骨ラーメン(720円)」を麺堅めで注文。さらに「小ライス(120円)」を付けてみました。この店は中盛がなく、いきなり大盛(+150円)になってしまうのが難。
券売機はタッチパネル式ですが、単階層で全メニューを一面に表示している上に、単価の高いメニューを目立つところに配置しているのでシンプルなメニューを探すのに一苦労。なおこの店は家系的な豚骨醤油に特化しているわけではなく、豚骨塩・つけ麺・地獄ラーメン・鶏ガラ醤油・しじみラーメンなどメニューが多彩なのが特徴です。
店内はJ字型カウンター9席と8人掛け及び6人掛けのテーブルが1卓ずつ。水セルフ。雑然としていてラーメン店というより居酒屋っぽい雰囲気です。卓上にはブラックペッパー・酢・豆板醤・おろしニンニク・白ごま。漬物類は見当たらず。なおこの店は24時間営業です。
スープはかえしを控えめにして豚骨の旨みを際立だせた優れもの。これだけ旨みがはっきりしていると「マイルド」と形容するのは当たらないかと。濃厚と称してやたらしょっぱいだけの店よりははるかにマシ。家系には珍しくスープを飲む気になりました。デフォルトの出来が秀逸なので変に卓上のニンニクや豆板醤を入れないほうが良いかと。
麺は並太ストレートで、一般的な家系の麺よりも心持ち細い気がしました。量的にちょっと物足りないので、小ライスをつけたのは正解でしたが、小ライスといっても丼に軽く一杯くらいの分量で全然「小」ではありません。
チャーシューはやや小さめ。他にほうれん草、刻みネギ、海苔。
クォリティーは二の次で、とにかく安くて腹一杯になればいいという「なんちゃって家系」がやたら増殖する中、久しぶりにまともな家系を食って大満足。その代わりご飯無料サービスがないので、ちょっと高くなりますが、この出来なら許容範囲です。
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