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2020.01.09

井澤春輝選手・大城蛍選手・池髙暢希選手の期限付き移籍

・昨日、井澤春輝選手、大城蛍選手・池髙暢希選手がそれぞれ来年も期限付き移籍に出されることが公式発表されました。

・井澤は鹿児島、大城は鳥取、池髙は富山といずれもJ3クラブへのレンタルです。

・井澤は2018年にユースから昇格してすぐに戦術的でも選手育成面でも評価が高いロドリゲス監督を擁する徳島へレンタルに出されるという過去に類例を見ない形でプロ生活のスタートを切りました。しかし、残念ながら井澤は4月の練習試合中に半月板損傷など全治4カ月のけがを負ったのが災いして、開幕戦にベンチ入りしたのみに留まりました。

・翌年も引き続き徳島へレンタルに出されましたが、ロドリゲス監督の要求水準に達しなかったのか、リーグ戦ではベンチにすら入れず、天皇杯2試合の出場に留まりました。そこで今年はカテゴリーを一つ落としてのレンタル継続となったようです。井澤はここでも出場機会が得られないとプロ生活自体が危うくなってしまうので、なんとか奮起してほしいものです。

・大城と池髙は共に昨年のユース卒新人。しかし大城は全く出場機会がなく、池髙も天皇杯に1試合出ただけ(しかも前半だけでお役御免)に留まりました。

・今年はルヴァン杯U-21枠で出場機会を探る道もあったかと思いますが、U-21枠には既に橋岡と荻原がおり、さらに新加入の超有望高卒選手武田もいるので大城や池髙に出場機会があるとは限りません。それよりも他クラブで試合経験を積むのが先決との判断から今般レンタルの運びとなったようです。

・気になるのは3選手共J3クラブへのレンタル移籍だったこと。浦和加入後まもなくレンタルに出される例は数多ありますが、移籍先がいきなりJ3だった例はありません。実績がない選手をいきなり受け入れてくれるほどJ2各クラブに余裕がないのでやむを得ずという後ろ向きな結果なのか、育成目的であればJ3でも何の問題もないという前向きな判断なのか、よく判りませんが。

・また残念ながら浦和は育成目的でのレンタルが成功した例がない(成長したと思われた選手も結局他クラブへ進んでしまう)だけに、今般のレンタル移籍にも一抹どころか万抹の不安しかないのが正直なところ。

・ユース卒でいきなりトップチームで活躍する橋岡のような例は滅多になく、一応トップの試合に絡めた荻原レベルですらコンスタントには出てこないとは現実は厳しいものです。今年はユースからのトップチーム入りはどうやらなさそうですが、全くトップの試合に絡めないレベルの選手を昇格させても誰も幸せにならないので致し方ないと思います(ホームグロウン選手の登録枠に抵触しない限り)。

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