四川一貫@小川町 ~ 春チャー
都営新宿線小川町駅を出て、靖国通りの南。個人経営っぽい小さな飲食店が散在するエリアに立地。先客ゼロ、後客1。
ここに「春チャー(870円)」というユニークな一品があると聞いて往訪。ランチ限定メニューで、表にその旨が大書されています。
店は純然たる街の中華料理屋で、店内は4人卓×5と2人卓×3とさほど広くもない店にテーブルをぎっしり詰め込んでいて、いかにも近隣のサラリーマンのランチで持っている風。
「春チャー」とは要するにチャーハンに春雨のうま煮を載せたもの。春雨にはひき肉がたっぷり添えられています。四川を冠する店なので結構辛いかな?と思ったのですが恐れるほどではなく、辛さはせいぜいピリ辛程度。
チャーハンはシンプルな玉子チャーハン。春雨のうま煮自体は白米のおかずだとちょっと薄味かも?という感じの味加減ですが、それゆえチャーハンとの相性は抜群。全く過不足感がありません。
見た目通り量は多めで、しかも野菜類はわずかに青ネギが認められるだけなのに全然飽きが来ないのは、白髪ネギ入りの中華スープが箸休め代わりになっているからかも。
非常に簡単な造りでどこにでもありそうなのに案外ない逸品で、文句なしの出来でした。
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