大善@佐世保 ~ ソースカツ丼
佐世保駅高架下、駅からやや外れたところに年季の入った店が連なる「ろくてん通り」内。外観通り、本来はちゃんぽんメインの店ですが、どういうわけかここが出しているソースカツ丼も美味いと聞いて往訪。夕方の中途半端な時間帯のせいか、先客1、後客2とガラガラ。店は母娘で切り盛りしている様子。
券売機はなく、卓上のメニューを見て「カツ丼・2枚(900円)」を注文。カツは1~3枚を選べる他、サイドメニュー用に「ミニカツ丼」も用意。注文を受けてからカツを揚げはじめるので、ちゃんぽんよりはだいぶ時間がかかります。
なおメニューは他にちゃんぽん・皿うどん・やきめししかなく、なぜここにソースカツ丼があるのか謎過ぎます。
店内は厨房に向かって縦長L字型カウンター13席と窓に向かって縦長カウンター6席。卓上にはコショウ、一味、酢、ソース、醤油。
カツをさっとソースにくぐらせる程度というわけではなく、結構な量のソースがご飯に滲みだしています。キャベツ等野菜類は一切敷かず、また食べやすいようにカツを切るわけでもなく、ただただ2枚のカツがご飯の上にゴロンと転がるだけの超シンプルな一品。ソースは割と甘めで、酸味やスパイシー感はあんまりありません。
そして何といってもご飯がやたら多い。牛丼屋の大盛りよりもやや多い感じでしょうか。しかも悪いことにご飯がちょっとパサつき加減。昼に炊いたご飯がこうなっちゃったのか、そもそもやきめし用に最適化された炊き加減なのか判りませんが。もともと超シンプルな一品なのに、ご飯がこの感じだとさすがに終盤は飽きてしまって、たくあんや高菜の助けを借りながらなんとか完食。
正直街全体で「ソースカツ丼」を売り出している店と比較すると少々格落ち感は否めず。やっぱ、ここではちゃんぽんを食べるのが正解でした。
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