室壱羅麺@三越前 ~ もやし羅麺
中央通り「山本屋海苔店」の角を東入ル。約3年ぶりの往訪。先客1、後客10数人と中国人観光客も含めて相変わらず早い時間帯から大賑わい。
今回は期間限定、かつ平日12時まで提供している格安の「もやし羅麺(690円)」を注文。通常の「羅麺」は太麺と細麺が選べますが、「もやし羅麺」は太麺のみ。ランチサービスなし。以前は海苔・味玉・メンマ・大盛から1品選べるサービス券を貰えたのですが、どうもそれはなくなった模様。
メニューは他につけ麺、辛み和えそば(平日限定)、さらに往訪時は季節限定で味噌羅麺、辛味噌羅麺を出していました。
店内は2人掛けテーブル席が2卓と4人掛けが2卓。さらに厨房前に4人掛けのカウンター。広くもない店内に目一杯座席を詰め込んだような、完全に周辺サラリーマンの昼食向け仕様。卓上にはブラックペッパー、酢、ラー油。
「もやし」をわざわざ冠するだけあって、炒めもやしがてんこ盛りで登場。スープは通常の羅麺と同じ動物系をベースに魚粉交じりといった風のはずですが、もやしを炒めすぎて水が出ているせいか、スープが幾分水っぽくなってしまったような。当然ながら羅麺のこってり感はありません。花山椒を加えたのはその辺を考慮したのかも。
麺は太麺といっても若干太めといった程度のストレート麺。硬くはありませんが噛み応えがしっかりしています。大量のもやしと相まって量はかなり多め。
もやしの中に小さなサイコロ状に刻まれたチャーシューがパラパラ。このチャーシュー片は底のほうに溜まり勝ちで、しかもスープも底のほうが幾分濃い印象を受けたので、最初によくかき混ぜてから食べるべきだったと気づくも時すでに遅し。他に刻み青ネギ。
「もやし羅麺」はいかにも廉価版メニューを無理やり作った感じで正直ハズレだと思いましたが、マニア受けなんて全く考えずに近所のサラリーマン向けに特化したような造りで、しかもそこそこ美味いのラーメンをこの界隈で出す店は少ないのでまだ再訪します。
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