湧@蕨 ~ こっさりらーめん
国道17号線沿い。旧中仙道が交わる錦町3丁目交差点の北。蕨駅と北戸田駅のほぼ中間にあり、いずれの駅からもかなり距離があります。11ヶ月ぶりの再訪。先客3、後客ゾロゾロ(退店時外待ち5名)と早い時間帯から結構な賑わい。周囲にこれといったラーメン屋がないためかもしれませんが、客はことごとくガテン系のオッサンだらけ。
今回は気まぐれ限定の「こっさりらーめん(750円)」を注文。さらに当店のTwitterフォロワーサービスの「プチチャーシュー丼」をサービスしてもらいました。
相変わらずメニューが多い店で「佐野ラーメン」「中華そば」「味噌ラーメン」「濃厚つけ麺」「まぜそば」「味噌麻辣麺」等。毎月26日は二郎系のラーメンを出している他、各種限定メニューも頻繁に出していて、その内容について積極的にTwitterで発信しています。さらにご飯ものにも力を入れているだけでなく、どういうわけか「唐揚げ弁当」も作っています。
店内は厨房に向かって横長カウンター4席、右奥に4人卓×1、2人卓×1。卓上にはビネガー、胡椒、醤油、チリオイル、ゆかり。店は店主一人で切り盛り。特にテンパっている感じはなく、接客も無難にこなしていましたが、メニュー数と客入りからすればかなり無理がありそう。
スープは豚骨ベースの魚介混じりといったところでしょうか。やたらでかい背脂がプカプカ浮いていますが、見た目ほど脂っぽくはなく、「こってり」と「あっさり」の中間である「こっさり」を見事に実現。そしてその背脂効果か、全体にやや甘目の味わい。
麺は並太縮れ麺。どういうわけかかなり堅めの茹で上がりで、しかも食べ進んでもなかなかしんなりせず。うーん、これはどうしたものか??
具は丸いばら肉チャーシュー、メンマ、茹でもやしと、なんか二郎に寄せた感じ。
プチチャーシュー丼はラーメンと一緒に食べることを前提としているせいか、刻みネギを添えて魚粉をまぶしてあるだけでタレらしきものがかかっておらず、単体で食べるのはチトしんどい造り。またもともとらーめんの量が多めなので、量的には無理に付けなくても十分でした。
麺の出来が少々不可解でしたが、メニューが多くてコストパフォーマンスが高い店であるのは確かなのでくガテン系のオッサンに支持されるのは納得。また他のメニューを試してみます。
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