喜楽々@東川口 ~ 味噌カレー牛乳らーめん
東川口駅を出て武蔵野線の築堤沿い(南側)に東へ。埼スタでのナイトゲームの行きに立ち寄るのが通例なのでランチタイムの往訪は超久しぶりですが、先客5、後客6とこの時間帯でもそこそこ繁盛していました。
今回は期間限定商品「味噌カレー牛乳らーめん(880円)」を注文。期間限定といっても冬の定番商品のようですが、前回食べたのはかれこれ8年以上前。青森のラーメン屋「味の大西」の人気メニュー「味噌カレー牛乳らーめん」のインスパイア商品です。麺の硬さを聞かれたので「硬め」で。なお定番メニューの「喜楽々らーめん」は細麺と太麺が選べますが、この商品には選択肢はないようです。
店内はL字型カウンターが10席程度。厨房内にはスタッフ2名。卓上にはラー油、塩昆布、花山椒入り胡椒。
底が深い、いかにも容量が多そうな丼で登場。
大昔に青森の「味の大西」で食べたときは、カレーと牛乳という個性が強い2トップが全面に出すぎて、正直話の種に一度食べれば十分と思ったのですが、この店のは全くの別物。牛乳はあくまでもカレーの刺激をマイルドにする役目に留まっていて牛乳臭さは一切ありません。
一方カレーというか、カレー粉の刺激が結構きつくて配膳された際から鼻を微妙にくすぐりますし、その刺激は最後までまとわりつきます。それでもベースとなる出汁がしっかりしているのか、カレーの味しかしないありがちなカレーラーメンとは完全に一線を画していて、飲み進む意欲を削がないあたりは大したもの。出された時はバターがいたはずですが、食べているうちに溶けてどこかへ行ってしまいました。従って味わいの変化なんて判りようがありません(自嘲)
麺は細めのストレート麺。水気の少なそうなややざらつき&ごわついた食感。細めの割にはスープに負けていないどころか、硬めにしたのが祟ってむしろスープに対して強いくらい。またスープの絡みもやや弱い気がしました。
具にチャーシュー、茹でモヤシ、メンマ、ワカメ。正直ワカメではなく白髪ねぎや玉ねぎといった野菜のほうがバランス良さげ。
細かい難点はあるものの、冬の定番らしい安定&安心の一杯でした。
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