豚角煮丼@なか卯
「なか卯」が2020年2月13日より期間限定で販売中の「豚角煮丼・大(760円)」を試食。併売中の「天然いくら丼」と比べると店内外で宣伝している様子はなく、非常に地味な扱いを受けていました。
「豚角煮丼は、とろっとろになるまでじっくり3時間以上、丁寧に煮込んだ豚の角煮をごはんにのせ、特製の小松菜ナムルを添えたボリュームたっぷりの丼ぶりです。」「豚バラ肉の脂と甘めのタレがよく絡んだ豚の角煮のコク深く濃厚な味わいや、シャキシャキ食感の小松菜ナムルをお楽しみいただける逸品です。」「ごはんの上には刻み海苔を敷き、なか卯ならではの和風な味わいの豚角煮丼に仕上げました。別添えのからしをつけてお召し上がりいただくことで、豚の角煮の旨みをさらに引き立てます。」というのがなか卯のウリ文句。
なか卯は牛丼がレギュラーメニューで、さらに親子丼など鶏肉を使った丼ものにも定評がありますが、豚肉メインの丼は珍しいかも。豚角煮ですが中華寄りではなく、刻み海苔を添えて和風に仕立てるあたりはいかにもなか卯。
豚角煮自体はウリ文句通りとろっとろに仕上がっていて、実に良い感じ。甘めの濃い味わいも悪くありませんが、タレが結構ご飯にも沁みていてご飯までもが甘ったるくなってしまう辺りがチト残念。豚角煮が別皿のほうが良さげですが、そこまでなか卯に求めるのは無理筋でしょうな。
またウリ文句にある「小松菜ナムル」はわずかひと切れ乗っているだけなので、わざわざウリ文句に入れるのもどうかと。全然箸休めにならないので終盤はちょっと飽きが来ます。
なお2020年3月下旬に販売終了予定とのこと。
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