【閉店】旨辛ラーメン 表裏@水道橋
総武線水道橋駅東口の南側に広がる飲食店街の一角。東京歯科大学水道橋病院の裏辺り。先客・後客ともゼロ。ほぼ9年ぶりの再訪。大昔は総武線ガード下に店を構えていましたが、紆余曲折の末に現在地に落ち着いたようです。
店内の券売機を見ると相変わらず「あんかけDX」が一押しのようですが、いかにも胃もたれしそうなから揚げなんてそもそもラーメンに不要だと思うので、人気No.2の「旨辛つけ麺(800円)」を注文。並盛・中盛同値段なので中盛で(学生は大盛も同値段)。頼めば辛さも調整できるようですが、今回はデフォルトで。
メニューは多彩で、あんかけDXに加えてあんかけ拉麺、鷹の爪拉麺、及びその3品のピリ辛&極辛バージョン、W鶏拉麺、旨辛冷麺、旨辛味噌拉麺、油そば、カレーつけ麺、旨辛濃厚つけ麺、旨辛味噌つけ麺など。またちょい飲み利用に向けてちょっとしたつまみも用意。
店内は厨房に向かって横長カウンター5席と壁沿いにカウンター3席、さらに店中央に4人卓×2。卓上には酢、醤油、ラー油、ブラックペッパー、白ごま。水セルフ。
とろみが強いつけ汁は熱々で登場。「旨辛」といっても旨さより辛さにベクトルを振ったタイプで、痺れこそないものの、唐辛子の辛さがストレートに押し寄せてきます。つけ汁が赤みがかっているのは唐辛子からくるものでしょう。また酸味も少々。といっても、辛さや酸味が旨味をかき消してしまうほどではなく、動物系出汁の旨味やコクもはっきり感じられます。
麺は中太ストレート。つるつるとした口当たり、そして程よいコシと歯応えが気に入りました。茹でもやしがたっぷりと添えられていますが、麺ともやしを絡めながら食べるとつけ汁の辛さが緩和されて旨味だけが残って実に良い感じに。
またどういうわけか麺のほうにも餡が乗っています。この意味がよく判りませんでしたが、先に餡を麺に絡めてからつけ汁に浸るともやし以上に味わいがマイルドになって、これまた結構。一方、レモン片は味変アイテムとしてはほとんど何の役にも立ちませんでした。
具は他に味玉半個と海苔。チャーシューはひとかけらも無いというのはチト寂しい。
悪くはありませんが、拉麺類のほうがより無難かなぁ・・・
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