むつ湾育ち青森ほたて味くらべ弁当@八戸・吉田屋(東京駅構内「駅弁屋 祭」で購入)
八戸の駅弁業者「吉田屋」。超人気商品「小唄寿司」を有しているものの、それ以外に何かあったっけ?という感じのローカル駅弁業者だと思っていたのですが、いつの間にやら東京工場を建てて業容を大々的に拡張し、今やボコボコ新商品を開発しているようです。
東京駅構内「駅弁屋 祭」で手にした「むつ湾育ち青森ほたて味くらべ弁当(1150円)」も耳慣れない弁当だなと思って調べたら、なんと2020年春の新商品でした。
ぱっと見はニンジン以外は茶色だらけで、全くインスタ映えしない一品。しかも鶏つくねやコロッケに見えるのは「ほたてフライ&ひも入りほたてつくね焼き」。これにほたて照り煮を加えて3種類の味の帆立をご堪能できるというのがこの弁当のウリ。当然ながらビール等のアテには最適。またご飯は白飯ではなく、軽く醤油で味付けしてあるので、おかずの量が少なめでもなんら問題ありません。
ただ如何せん「ほたて尽くし」に見えないのが残念。パッケージをよく見るとそう書いてあるのですが、「こりゃ美味そうや!!」と人の心を一発で掴む要素に欠けているような気がしてなりません。実力はあるのに売り方の工夫が足りない気がした一品です。
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