あんかけチャンポン@餃子の王将
「餃子の王将」が4月限定メニューとして販売中の「あんかけチャンポン(640円)」を試食。単品だとちょっと寂しいそうなので、ライス小(165円)を追加。
王将は品数が非常に多いせいか、月毎に限定メニューを出しても積極的にセールスを仕掛けるわけではなく、ウリ文句も「彩豊かなバラエティ溢れる具材の旨みと特製餡がコシのある太麺に絡む一品です」と非常に簡素。
見た目で判るようにチャンポンといってもスープはほとんどなく、限りなくやわ麺のあんかけ焼きそばに近いような一品です。もっとも麺はチャンポン麺っぽいやや太目の茹で麺で、焼いてあるわけではありません。また王将のラーメン類は概して残念と思っていますが、今回の麺は意外にも弾力が強くて悪くありません。
具は、海老、なると、きくらげ、白菜、チンゲン菜、ニンジン、玉ねぎ、メンマ、豚肉といったところでしょうか。これなら「彩豊かなバラエティ溢れる」と称しても看板に偽りは感じません。
そして麺と具をつつむのがとろみがつよい餡。これまた王将にしては珍しいことに割と薄味、優しめの味わい。かきたま風になっているのも薄味の一因かもしれませんし、単に王将にありがちな「店によるブレ」かもしれませんが(苦笑)。
残念ながらチャンポンにしては量がやや物足りず、セットものを頼むか、せめてライス小をつけてナンボといった感じ。チャンポンのコストパフォーマンスに関してはやはりリンガーハットを超えるどころか並ぶのも難しいようです。
王将の麺類はラーメンや冷麺は残念極まりない一方、焼きそばなら十分合格圏というのがこれまでの感想でしたが、今回の「あんかけチャンポン」は悠々合格圏内でした。
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