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2020.05.04

金太@川口芝 ~ 熟成鶏そば+ローストポーク丼

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 産業道路「芝宮根」交差点の北。最寄り駅は一応蕨ですが、かなり距離があります。ほぼ2年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客1。

 店内の券売機を見ると、店お勧めは「熟成鶏そば(730円)」でしたが、それに「本日のまかない飯」が付いた「ランチセット(900円)」を注文。往訪時の「本日のまかない飯」は「丸鶏スープのカレー丼 or ローストポーク丼」で、ローストポーク丼を選択。なお「熟成鶏そば」は醤油か塩を選べるそうなので、醤油にしました。

 他にメニューは鶏そば、蟹つけ麺、渡りガニつけ麺(20食限定)。また往訪時は期間限定で「味噌ラーメン」を販売していました。さらにどういうわけか「揚げパン」も販売。

 店内はL字型カウンター8席と2人卓×2。卓上にはブラックペッパー、醤油、酢、自家製の「食べるラー油」。店はご夫婦で切り盛りしているのかな?

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 とろみが強めのスープは「赤鶏の丸鶏を長時間煮込んだ鶏白湯スープに羅臼昆布、焼きアゴ、フランス産ゲランド塩を合わせた塩ダレを合わせた」とのこと。塩ダレを控えめにして鶏出汁の旨味を存分に味わってもらう趣向。前回来た時は残念ながら鶏出汁の旨味で押すにはいささか弱くて物足りない気がしましたが、2年の時を経て旨味はずっと強くなっており、これなら大満足。良くも悪くも「またお前か」風な鶏白湯に振ったのが見事に奏功した模様。

 麺は古丹製麺のやや細めほぼストレート。つるつるした食感で、硬くはないものの意外にしっかりした噛み応えがあってまずまず。

 具は超淡白な鶏チャーシューが3枚と小さな鶏団子、さらに青菜、白髪ネギ。

 スープに香辛料を入れてないこともあって、店では「食べるラー油」を勧めていましたが、ラー油の脂臭さがシンプルな鶏白湯スープの旨味を欠き消してしまうようでイマイチ。味変なら単にブラックペッパーを少量入れるだけで十分かと。

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 「ローストポーク丼」は薄くて柔らかくて赤みが強いハム状、しかもかなり淡白な味わいのものが出てきたので「思ってたんとちゃう!」感がハンパありませんでしたが、ウズラ卵に添えられた和風寄りのタレが絶品で、サイドメニューとしては上々の出来。「ランチセット」には替玉サービスも付くようですが、さすがに替玉には手が伸びず。というか、このスープに替え玉は不向きかと。

 この出来なら再訪の価値十分あり。

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