成り上がれ@十条 ~ (二郎系)醤油ラーメン
埼京線十条駅南側の踏切がある大通りを東へ。「喜多方食堂 麺や玄」の跡地。関西にありがちなラーメン屋みたいな屋号ですが、黄色い看板で想像がつく通り二郎系のラーメン店です。
ラーメン類は醤油と塩の2種類。それぞれ「並」と「ミニ」がありますが、ここは「並」でも170gしかなく、「ミニ」はなんとその半分でしかないようなので、「醤油・並(730円)」を注文。なお+100円で麺増しも可能。
往訪した日はガリマヨ・背脂・カレーパウダーが無料トッピング出来る旨を案内されれましたが、全部謝絶。刻みニンニクや生姜は卓上から自由に入れてくれとのこと。また野菜マシは有料(+50円)なので、注文から配膳まで「なんとかマシマシ」みたいなコールは一切ありません。
メニューは他につけ麺とまぜそばを用意。
店内は縦長L字型カウンター12席のみ。卓上には刻みニンニクや生姜の他にブラックペッパー、醤油、ラー油、酢、一味など。
デフォルトの野菜の量は個人的には必要にして十分なレベル。この手のラーメンにしてはもやしだらけではなく、心持ちキャベツが多めなのがちょっと嬉しい。
スープは少し濁りがある程度。無料オプションの背脂を入れないと脂の量が非常に少なく感じることもあってか、この手のラーメンにしては割とマイルドな味わい。ただ食べ進んで野菜がなくなってしまうと、急激に醤油がうるさく感じられるように。まぁこの手のラーメンのスープはあまり飲む気が起こらないので実害はほとんどありませんが、「塩」がベターかも。
醤油で茶色く染まった様な麺は平たい中太の緩い縮れ入り。これまたこの手のラーメンにしては細め&仕上がりが硬くはなく、「ワシワシ」という食感にはほど遠いものの、スープとの相性を考えればこれで十分でしょう。
チャーシュー塊は箸で簡単にほぐせるくらいしっかり煮込まれていますが、残念ながら醤油ダレがきつすぎてしょっぱいのなんの。
細かい難点は多々あるものの、この手のラーメンにしては量的にも質的にも食べやすい点は評価できます。ただすぐ近くにやはり二郎系の「鶏八朗」があり、高齢化著しいこのエリアでこの手のラーメン屋にそんなにニーズあるのかどうか・・・
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