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2020.06.07

塩だれまぐろカツ丼@かつや

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 「かつや」が2020年5月29日から発売中の「塩だれまぐろカツ丼(税別590円)」を試食。「まぐろカツ丼」は昨年7月にも期間限定販売しており、今年さらにさっぱりと食べていただけるよう2020年版を開発したとのこと。「かつや」は脂ものに脂ものを重ねたような「豚まっしぐら」なメニューを頻繁に出すのが困りものですが、さすがに夏季にそれはきついと見てか、軽めというか「かつや」が使うタームとは信じがたい「さっぱり」系のメニューをなんとかモノにしようと努力しているようです。

 「厳選したキハダマグロをサクサクのカツに仕上げ、にんにく/玉ねぎ/青ねぎ/胡麻油/黒胡椒/塩/生姜/レモン果汁の八種の薬味をブレンドした『かつや』オリジナルの塩だれで召し上がっていただきます。付け合わせには、大根つまとかいわれを使用し食感だけでなく見た目にも涼を感じられる一品です。」というのがかつやのウリ文句。

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 みぞれ状の冷たい塩だれがかかっているのでぱっと見は判りにくいのですが、丼の上には一口大にカットされた分厚いまぐろカツが4つ。千切りキャベツがその横にたっぷり目に添えられています。

 昨年も8種の薬味だれがウリものでしたが、その際は「塩・おろし生姜・唐辛子・にんにく・玉ねぎ・青ねぎ・ごま油・黒胡麻」とあって、要するに「唐辛子OUT→レモン果汁IN」で、確かにファクター上はさっぱり感アゲアゲな気がします。

 でも残念ながらマイナーチェンジの努力の甲斐はなく、相変わらず生姜の自己主張が効きすぎてあまり全体のバランスが良くありません。「最初から最後まで口内が生姜でヒリヒリします。」という昨年感じた酷さからはかなりマシにはなっていますが・・・ まぐろカツ自体は極めて淡白な味わいなのでタレで補強するのは良いとしても、これなら変に薬味に凝らずにシンプルに生姜醤油&大根おろしでも良かったのではないかと感想は昨年と同じ。

 ハズレというほどでもありませんが、やはり「策士策に溺れる」みたいな一品でした。

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