眞久中@御茶ノ水 ~ (二郎系)ラーメン・小
中央線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から明治大学へ向けて坂を下る。向かいにカレー屋「エチオピア」あり。11時半の開店5分前に到着したところ先客ゼロでしたが、開店までに後客6、開店後7人。黄色い看板で察しが付くように、二郎系のラーメン屋です。
タッチパネル式券売機にはラーメン、つけ麺、マゼソバとあり、ラーメンを押すとサイズ(大・中・小)が選べ、その後に麺固さ・野菜の量・あぶらの量・にんにくの量を指定する方式になっています。今回は「ラーメン・小(870円)」を「麺固さ:普通、野菜:そのまま、あぶら:あり、にんにく:少な目」で頼みました。なお野菜・あぶらの「マシ」は有料なので注意。
なおもともとは極太麺or中太麺も選べたようですが、往訪時には中太麺は選択できないようになっていました。
この手のラーメン屋にしては随分とこぎれいな店内は縦長L字型カウンター10数席。卓上にはらーめんのタレと胡椒(?)のみ。水セルフで、しかも券売機近くに給水器があるだけなのはともかく、レンゲもそこに積んであるのはチト面倒。
うーん、野菜の量があまりにも少なくてびっくり!!! ひょっとして「野菜少な目」と間違ってないかな??? モヤシが山をなしてそれをある程度片付けないと麺にたどり着けないのは困りものですが、逆にはっきりとスープどころか麺すら見えているっちゅーのには拍子抜けしました。野菜はわずかにキャベツ混じり。
一方スープは豚骨の旨味たっぷり!! 一口目は「これは美味い!!」と思ったのですが、残念ながら豚骨出汁の濃さに比例するかのようにカエシもきつくて、すぐに飲む気を削がれました。脂から来ると思しき甘みもあって単にしょっぱいわけではありませんが、味が濃すぎると思ったのは確か。チャーシューも崩れやすくなるくらいしっかり煮込まれていますが、これも当然ながら濃すぎ味付け。
茶褐色の麺は紛れもなく超極太。配膳まで15分以上もかかるくらい長々と茹でていたにも関わらず、超硬めの仕上がり。口当たりにややざらつきがあることも相まって「吉田うどん」と非常に食感が似ている気も。もう「ワシワシ」どころではなく、しっかりと噛みしめながら食べ進むしかありません。スープの味が濃すぎるのはこの麺に合わせたからでしょうな、たぶん。
「小」だと麺の量は150gしかなく、先述のように野菜も少ないので、この手のラーメンにしては極めて異例なことに腹9分目にしかなりません。まぁ身体にはそのほうが良いのでしょうが、この界隈だとコストパフォーマンスはものすごく悪い気がしました。それでもあの超ハードな麺が好きな方には支持されるのでしょう。またこの感じだと個人的にはラーメンよりつけ麺orマゼソバのほうが良いかも。
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