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2020.07.02

砂田@庚申塚 ~ 中華そば

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 都電庚申塚電停から巣鴨地蔵通り商店街を南へ。巣鴨郵便局の角を東へ入る。かつて「とびねこ」→「蔦の葉」があったところ。11時の開店5分前に到着したところ既に先客2.さらに開店までに後客2と出足は良かったのですが、その後が続かず開店後は1人だけ。

 県内の券売機ボタン先頭の「中華そば(780円)」を注文。ランチサービスなし。メニューは極端に絞り込まれていて、麺類は他に「ワンタン麺」があるだけ。

 店内はL字型カウンター7席のみ。但し往訪時は1席おきで使用していたので、実質4席のみで営業。卓上には一味と胡椒。店主が一人で切り盛りしていて、2杯ずつ丁寧に作っています。

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 スープは「名古屋コーチン・はかた地鶏など銘柄鶏のガラ」を中心としたものだそうですが、かえしとのバランスが絶妙で出汁の旨味を存分に活かし、引き出しています。化学調味料不使用にありがちな物足りなさなんて微塵もなく、逆に良い意味での無化調らしい後味の良さが際立っていました。また丼が大きめで、しかもスープをケチらない姿勢に好感が持てました。

 麺は「手打ち自家製麺を数日寝かせた熟成麺」だそうで、太めのいかにも手もみっぽい強い捻じれ入り。かつつるつるとした口当たりで、「もっちり」という形容よりは幾分コシが強い感じ。ぱっと見はスープに対して強すぎるような気がしましたが、よほどスープの持ち上がりが良いのか、何の違和感もありませんでした。 量はやや多めかな? 店では日替わりご飯とのセットもの(1000円)を勧めていましたが、それだと個人的には食いすぎかな。

 チャーシューは「国産豚内腿肉を専用窯にて炭火で吊し焼き」したものとのこと。ちょっとスモーキーな味わいがして、ここだけ洋風なのがちょっと不思議。他にメンマ、ナルト、青菜、海苔、刻みネギ。

 非の打ち所がない逸品でおいおい行列店になるかもしれませんが、そうなったらなったで行列の整理をちゃんとしないと隣の肉屋さんとすぐ揉めそうな気が。

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