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2020.07.29

藤むら@王子 ~ 白湯煮干しそば

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 京浜東北線王子駅北口を出て、権現坂を少し登った辺り。半年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客4。

 前回は基本と思しき「中華そば」を注文したので、今回は「白湯煮干しそば(850円」を注文。ランチサービスなし。

 前回往訪時より若干メニューが増えていて、昼の部の火・土・日曜日限定で「塩そば」が登場。その代わり「濃厚つけ麺(数量限定)」が夜の部&昼の部の水・木・金曜日限定になっていました。往訪日は濃厚つけ麺の日でしたが、後客の注文は見事にバラバラ。

 店内はコ字型カウンター13席。卓上にはブラックペッパー、一味、酢。 水セルフ。

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 ややとろみがあるスープは煮干をがっつり効かせたタイプではなく、動物系出汁と煮干し系出汁のバランスをとったもの。ウンチク書きにある「国産丸鶏、鶏ガラ、もみじ、手羽先をメインに三崎まぐろのアラ、豚、羅臼昆布、椎茸、節、野菜などを使用」したスープに煮干系を合わせたものと目されます。

 「中華そば」のスープもバランス重視という味わいでしたが、「白湯煮干しそば」も同様。くどくもなく、重くもなく、しょっぱくもない、いたってマイルドな味わい。かえしは「鮪の魚醤と数種類の醤油と乾物などとと塩としろたまり」を使用したようですが、これも必要以上にでしゃばることなく、むしろ全体として甘目というか尖ったところが全くない出来。バランスが良すぎてふた昔前の「またお前か」とは完全に一線を画しているような気も。

 麺は心の味食品のストレート中細タイプ。つるつるした口当たりですが、どういうわけか硬めの仕上がりで噛み応え強すぎ。これはさすがにもうちょっと茹でて欲しいところ。

 吊るし塩豚チャーシューと鶏むねチャーシューは共に超淡白な味わい。他に太目のメンマ、海苔、刻み青ネギ。

 「中華そば」同様、全く食べ手を選ばない無難な一杯です。次は「つけ麺」を試してみたいところ。

 

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