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2020.07.12

甘唐辛子のトロたまごろチキ@松屋

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 松屋が2020年7月7日より「ごろチキコンボ牛めし」と称して「にんにくバターのごろチキ」と「甘唐辛子のトロたまごろチキ」をそれぞれ「牛めし」を組み合わせた新商品を売り出しています。店先にも幟を立てて積極的に宣伝中。

 しかし、個人的には松屋の「牛めし」をあまり評価していないので、コンボではなく単体の「甘唐辛子のトロたまごろチキ(500円)」を試食しました。「にんにくバターのごろチキ」のほうは松屋お得意のガーリック味まみれの何かであるのが判り切っているような気もしましたし(苦笑)。なおコンボでないメニューはどちらもワンコインで、最近の松屋の期間限定モノとしては安めの価格設定です。

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 でも配膳された品にはなぜか牛めしがしっかり乗っていました。コンボではない単体メニューを頼む人は滅多にいないせいか、たぶんオペレーションミスだと思うのですが、上位商品へのアップグレードですし、松屋の牛めしはあまり好きではないとはいえ「嫌いなので排除したい」というわけでもないので一切不問に付しておきます(^-^;

 「甘唐辛子のトロたまごろチキ」は、「とろ~り半熟玉子と甘唐辛子が絡み合った夏のイチオシメニューです!」とのこと。でも残念ながら肝心の甘唐辛子とチキンの相性がイマイチというか、チキンとの馴染みがあまり良くありません。半熟玉子を合わせても、「ごろごろ」の形容に相応しく大きめにカットされた鶏もも肉の淡白すぎる味わいを補う力が弱く、正直なんだかなぁ。皮肉なことですが、牛めしが乗っていて本当に助かりました。

 また松屋でお馴染みの「黒胡麻焙煎七味」が何袋も付いて来ますが、これはあくまでも牛めしのような和風の味わいに合うのであって、本商品のようなどちらかといえば中華よりの味わいには合わないような・・・ どちらかといえばただの七味がベターかと。

 端的に言えば2年前に売り出した「ごろごろチキンのてりたま丼」と同じ失敗を繰り返したような一品。「ごろチキカレー」が美味いのはあくまでもカレーが美味いからであってごろチキが美味いわけでは全然ない。そこを勘違いして「ごろチキ」を正面にだした商品はだいたい失敗しているような気がします。

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 なお往訪した川口駅前店はいつの間にかセルフサービス店(=食券を買ったらそのまま座席で待機し、食券に記された番号をもとに呼び出しを待つという大病院や薬局の会計みたいな感じ)に変わっていました。短期的には客との接触機会を減らす感染予防策、中期的には人手不足対応を目されますが、他店でもこういう改装が進んでいるのかな?

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