上々@蔵前 ~ 鴨清湯煮干塩味
大江戸線蔵前駅から春日通りを西へ。国際通りと交わる寿3丁目交差点そば。先客3、後客4。
店内の券売機ボタン先頭の「鴨清湯煮干塩味(800円)」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に「鴨清湯煮干醤油」と「いくらのせ油そば」の基本3本立て。屋号に「らぁめん食堂」を冠していますが食堂っぽい要素はなく、純然たるラーメン屋です。
店内はL字型カウンター8席と2人卓×2。卓上には山椒ピュアオリーブオイル、ローリエを漬け仕込んだ穀物酢、ミル入り胡椒。さらに頼めば柚子胡椒を出してくれるようです。
スープは「鴨清湯煮干」を謳っていますが、正直かなり煮干し寄りでわずかに鴨出汁っぽい甘みを感じる程度。言われなかったらたぶん気づかないレベル。煮干しは見た目通りどろどろザラザラとがっつり効かせたタイプではなく、かといってほんのりというほど軽くはなく、良い意味で中庸。塩ダレが変に自己主張しないのも好印象。
麺は菅野製麺所製のストレート中細タイプ。水気が少なそうな若干ごわついた食感が特徴で、歯応え強め。追い玉を用意しているので麺量が少ないのかなと思いましたが、食べてみるといたって標準的でした。
鴨チャーシューはブロック状のとスライス状のとをトッピング。食感は柔らかいのに弾力性がありすぎて、噛み切るのにやたら力が要るのでイマイチ味わいを楽しめないのが残念。他にナルト、刻み青ねぎ、刻み玉ねぎ。
スープもチャーシューも鴨の使い方に難がある印象を受けましたが、可能性を感じる店でした。
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