リブロースステーキ重@なか卯
「なか卯」が2020年7月22日より期間限定で販売中の「リブロースステーキ重(890円)」を試食。
サーモンやいくら等の海鮮系、あるいは親子丼や鶏つくねといった鶏系の丼ものに強みを持っているなか卯がステーキに手を出したのが非常に意外でしたが、2017年に販売した実績があり、しかもその復活を望むお客さまからの声にお応えしさらにパワーアップさせたものを再投入したとのこと。
「ステーキに最適な部位である『リブロース』をしっとり柔らかく仕上げた一品で、口の中でじゅわっと広がる肉汁と柔らかい食感をお楽しみいただけます。 また、程よくスパイスが効いた醤油ベースの特製タレは、ステーキはもちろん、ごはんにも合うことをとことん追究し、タレだけでもご飯が進む味わいに仕上げました。」というのがなか卯のウリ文句。
しかし残念ながら「しっとり柔らかく仕上げた一品で、口の中でじゅわっと広がる肉汁と柔らかい食感」というのは限りなく虚偽表示だと思いました。肉はややパサつき加減。しかも柔らかいどころか若干硬めでところどころ心なしか焦げ付いたような感じも。
タレは醤油ベースですし、肉の下に細切り海苔と非常に薄い玉ねぎが敷かれていることもあって若干和風に寄せてはいますが、脂もそこそこきついので和風に寄せるのも限界があるような・・・ しかも別袋で付いてくる「肉専用きざみわさび」が用途不明。
「肉専用に本わさびの茎を刻んでブレンドした“肉用きざみわさび“でさっぱりとお召し上がりいただけます。」とのことですが、全然さっぱりしないどころが、タレに合っている気がしないんですが・・・ これならスパイシーさを増すべく、七味でもかけたほうがマシなような・・・ なんか補強ポイントがずれていて「お前は浦和か!!!」と言いたくなります。
「なか卯」といえども得手不得手があって牛焼肉系はハズレ。これなら「安楽亭」のような安モンの焼肉屋のランチのほうがマシとしか思えませんでした。店外どころか店内にすら「リブロースステーキ重」を推すポスター類が見当たらなかったのは、なか卯の自覚の表れなのかも。
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