武蔵野うどん 澤村@北戸田 ~ 肉汁うどん大盛
埼京線北戸田駅の北の高架下。最寄りが北戸田駅といっても外環道を渡った先にあって駅からは少々距離があり、しかも周囲はイエローハットとかセルフ洗車場とか中古車販売とかそんな感じの店が並び、飲食店があるほうが不思議なところに建っています。ほぼ1年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客10。なお数年前は浦和仲町に店を構えていました。
券売機はなく、卓上のメニューを見て基本と思しき「肉汁うどん(690円)」を「大盛(+100円)」で注文。前回往訪時より10円値上がりしただけでなく税別になってしまったので実質80円もの値上がり。それでも浦和時代は並盛で780円(税込)だったので、場所柄安値で抑えていると評価できます。後払い。
メニューは他に「濃厚鴨汁うどん」「薬膳カレーうどん」「木の子汁うどん」「もりうどん」「肉茄子汁うどん」など。さらに期間限定で「冷やしジャージャーうどん」を用意。うどん専門店で蕎麦はなし。つけうどんがウリの店ですが、一応「かけうどん」も用意。サイドメニューのご飯ものにも力を入れています。
前回往訪時は数量限定だった「薬膳カレーうどん」がレギュラーメニューに格上げされているのが目を惹きました。逆に数量限定メニューだった「牛とろぶっかけ」はなくなっていました。
店内はバカでかくて店奥に横長L字型カウンター16席とその前に2人卓から10人卓まで大小のテーブルがずらずらっと。卓上には一味、うどんかえし、自家製生七味、自家製甘がえし生姜、揚げエシャロット、すり胡麻、塩。前回往訪時は自家製生七味以下の薬味は店内2カ所にセルフ薬味として設置してありましたが、感染防止策の一環なのか、あるいは客には面倒で不評だったのか、全部卓上配置に改めたようです。
麺は自家製麺。全粒粉を混ぜ込んだ、太くてねじれ入りでわずかに灰色がかった麺はいかにも武蔵野うどん。堅めで歯応えがかなり強くて、しかもわずかにざらざらした食感。いずれも大のお気に入り。大盛りならボリューム的にも満足。といってもうどんなのでなんら胃もたれることなく、あっとう言う間に食べ終わります。
つけ汁は具沢山。豚肉を筆頭に長ネギ、青ネギ、油揚げ。デフォルトでも具の量が案外多く、これなら大盛でもなんら不足なく、「肉ダブル」にする必要はなさげ。ただつけ汁はさっと絡むだけなので、具の無い「もりうどん」だとちょっと食べづらいかも。
武蔵野うどんの店にありがちなことですが、ここも若干かえしが強いのが難。そこで卓上の自家製甘がえし生姜で変化をつけてみましたが、今度は「甘がえし」の甘みが強すぎてイマイチ。うーん、ここは普通におろし生姜を置いてほしいところ。それがないなら単純に一味がベターかも。
最後は卓上にポット入りで置いてあるゆず湯でスープ割をちょっとだけ楽しんでフィニッシュ。
相変わらずそこそこレベルが高い武蔵野うどんをそこそこ安めの値段で食べられるので大満足。次は期間限定メニューにトライ。
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