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2020.08.29

今日の1番@川口 ~ 煮干ソバ

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 川口駅西口から西へ伸びる通りを直進。ローソンのある交差点を南へ。アパートの一角を無理やり店舗改装したような店で、住宅地立地にも関わらず朝6時半から開業している変わった店ですが、11時ちょっと前に到着したところなんと先客6、後客ゾロゾロ。退店時には店外に10数人の待ち行列が出来ていました。

 店内の券売機を見て、基本と思しき「煮干ソバ(780円)」を注文。ランチサービスなし。

 他にメニューは「濃厚煮干ソバ」のみ。「昆布水つけソバ」には×印が点灯していました。また券売機にはいくつも「限定」のボタンがありましたが、これまたいずれも×印。

 またこの店は屋号に「Noodle&Spice curry」と冠している通り、ラーメンだけでなくカレーも売りもの。しかもカレーはラーメン類のサイドメニューという位置付けではなく、単品なら1200円。ラーメン類とのセットメニューでも550~650円するご立派なものを提供しています。往訪時はまだカレーにも×印が点灯していましたが、カレーは11時からの販売だったようで、時間が来ると券売機にカレーをセット。

 店内は縦長カウンター8席のみ。卓上にはブラックペッパーと和え玉用の烏賊酢。水セルフ。アシスタントのオバチャンがいかにも不慣れであんまり戦力になっているようには見えず、店長は少々テンパリ気味でしたが、それでも何かを押し殺すように冷静に接客に当たっていました。

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 この手のラーメンにありがちなことですが、スープ少な目で麺は全く泳ぎません。ただチャーシューで巧く覆い隠しているせいか、麺がスープの上に顔を出して「こんにちわ!」する惨状を免れています。

 スープのベースは日によって違うのか、往訪時は「九十九里上物背黒2種×アジ×カマス×乾物×鶏」といった構成。煮干しの味わいが全面展開しながらもかろうじてやり過ぎ感が出ない、絶妙のバランス感が気に入りました。もちろんえぐみ、苦みはほとんど感じられず、濃厚だけれどもしょっぱいというわけでもなく。あえて言えばやや酸味強めでしょうか。 また「煮干ソバ」でこの感じだと「濃厚」は個人的には濃すぎかも。

 麺は細めのストレートタイプ。水気の少なそうな若干ざらつきがあり、心持ちごわついた食感が特徴で、これまたこの手のラーメンにありがちなもの。量がやや少ないので「和え玉(220円)」を頼むかどうか迷いましたが、隣のオヤジが食べていた和え玉を見ると案外量があったので割愛。

 チャーシューは鶏と豚が1枚ずつ。共にしっとり系で意外なくらい厚みあり。刻み玉ねぎは箸休めになると同時に甘みも添えて良いアクセントに。他に海苔。

 早い時間帯から行列が出来るのも納得の出来。近所なのでおいおい「朝ラー」にチャレンジしても良いのですが、それ以前に人気が出過ぎて移転を余儀なくされそうな気が・・・

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