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2020.08.09

【ネット短感】20年第4節:浦和L 0-1 C大阪L ~ あんまりな試合の入りが致命傷に

・序盤はC大阪が高い位置からのハイプレスに苦しんで浦和はビルドアップに苦しむどころか、自陣でのボールロストも頻発。またC大阪はボール奪取後逆サイドでフリーになっている選手を一気に走らせる作戦が見事に奏功。11分裏抜けされた選手を後方から南が倒してPKの大ピンチこそ池田のセーブで凌ぎましたが、18分に裏抜けを許した場面は池田の飛び出しも及ばずに失点。

・全く良いところがない浦和は前半の飲水タイム後に清家を前線に上げて2トップ化(栗島が右SBへ)。清家がいきなり裏抜けして決定機を作ったためか、C大阪最終ラインの押し下げに成功し、ここから浦和のパス回しの精度・スピードが格段に向上。安藤や菅澤に決定機があったが、いずれもGKの好守に阻まれて得点ならず。

・さらに森監督はハーフタイムに上野→佐々木、安藤→高橋はなの2枚替えで、清家を再び右SBへ。序盤飛ばし気味、かつ前半半ばから浦和のパス回しの前に走らされたC大阪の足が先に止まるのは自明だったが、C大阪も60分くらいからリトリート主体&中央を固める方針に転換。

・浦和はセカンドボールを拾いに拾って一方的に攻めてはいるが、流れの中からはほとんど決定機が作れない。菅澤&はなと大型FWを2枚並べた以上、清家を軸に右サイドを崩してクロスをバンバン放り込むのかと思いきやそんな様子もなく、やたら人数と手間をかけてボックス内で突入を図るばかり。しかもC大阪の稠密な守備網を広げる工夫なんて全くない、力業のごり押しの連続。遠目からシュートが撃てる猶本不在が響いた。

・CK&FKを山のように得たものの、塩越のキック精度がイマイチなこともあって、セカンドボールを拾ってからの2次攻撃からしか決定機は作れず。しかも数少ないチャンスは悉くGKがセーブ。

・後半の選手交代は結局どれ一つ実らず、終盤は浦和もバテてそのまま試合終了。

・試合の入りが悪すぎ、しかもせっかく好転した流れを自ら断ち切ったかのようにしか見えない後半の残念すぎるベンチワークが相まった敗戦でしょう。試合の入りが悪すぎたのは、なんだかんだと言っても前節日テレに勝って慢心し、今節は昇格組相手と侮ったからのような気がしてなりません。しかし、蓋を開けてみるとC大阪は攻守ともチームの意図が全体に浸透し、かつそれを支える運動量もしっかり確保された良いチームでした。

-----菅澤-----
安藤---水谷---塩越
---栗島--柴田---
上野--南--長船-清家
-----池田-----

(得点)
18分 浜野(C大阪)

(交代)
HT 上野→佐々木
HT 安藤→高橋はな
65分 栗島→遠藤
79分 水谷→長嶋
87分 清家→乗松

・前節から佐々木→上野、はな→清家、猶本→安藤と3枚入れ替え。猶本はなぜかベンチ外。

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