金萬@川口東本郷 ~ つけ麺
川口市の東外れ、草加市との境近く。斜向かいに武南警察署東本郷交番あり。一応見沼代親水公園駅が最寄りになりますが、駅からのアクセスは全く現実的ではありません。ほぼ2年ぶりの再訪。先客1、後客ゼロ。
店お勧めの「塩らぁ麺」は試食済なので、今回は5~9月限定の「つけ麺(880円)」を注文。他に醤油、味噌、夏季限定のとまとつけ麺など。
店内は縦長L字型カウンター12席。郊外店らしいゆったりとした席配置です。水セルフ。卓上には醤油、酢、ラー油、胡椒、一味。厨房内にはオヤジが二人。
つけ汁のベースはらぁ麺と同じでかえしを濃くした感じかな? 能書きによると「鶏ガラをはじめ、ゲンコツ、昆布や節系等の魚介素材をじっくりと煮込み」とのことですが、「インパクトより全体の調和を重視」との言葉通り全体のバランスが良いのが特徴。また表面の脂が適度にコクを加えていてぐいぐいと惹きこまれます。
麺は並太ごく緩い縮れ入りでつるつるとした口当たり。これもらぁ麺と同じ麺かな? 水はしっかり切られており、噛み応えはほどほど。あっさり目のつけ汁はさっと絡む程度。
チャーシューは肩ロース肉で薄めの煮込み加減。逆にメンマの味付けが妙に濃くて違和感ありあり。他に海苔、刻みネギ。
別皿で魚粉と柚子胡椒が付いてくるので案内に従って途中で魚粉、終盤に柚子胡椒を入れてみましたが、入れれば入れるほど無駄に味が重なってデフォルトのすっきりした味わいが損なわれてしまったような。
競合店が無いに等しいエリアで近所の方が普段使いする分には上々の出来だと思いますが、やっぱりこの店の実力を堪能するには「塩らぁ麺」がベターでした。とはいえ、10~1月に担々麺、2~4月にかれーらぁ麺という変わり種を出しているので、それらも試してみようと思います。
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