子亀@加須 ~ 肉みそうどんセット
超久しぶりに加須のうどんを賞味。加須は北関東にありがちな麦作が盛んなエリアで、不動ヶ岡不動尊總願寺の門前でうどんを参拝客にふるまってもてなしたのが「加須うどん」の始まりなんだとか。
往訪したのは東武伊勢崎線加須駅北口から徒歩15分程度、加須警察署の近く。かなりの有名店のようで11時の開店直後に入店したにも関わらず先客6。しかも時節柄相席を避けているせいか、退店時には店外に待ち客が5人ほど出来ていました。
この店は「冷汁うどん」がイチ押しのようですが、それは他店で試食済なのでここでは「肉みそうどん・冷(620円)」を注文。さらに天ぷら、季節の炊き込みご飯、小鉢が付く「セット(400円)」を注文しました。なお店はうどん専門店ではなく、一応蕎麦もあります。
店内は4人卓×7と小上がりに4人卓×5と、カウンターが全くない郊外店らしい構成。
うどんの上に肉味噌のみならず、温泉玉子や細切りきゅうりが付いて来ます。案内に従って一頻りまぜまぜ。
うどん自体は典型的なつるつるもっちり系。口当たりは柔らかめですが、思いのほか弾力性があるタイプ。これはこれで悪くありませんが、「冷」でこの感じなら「温」だと柔らかすぎて好みから外れていたかも。また量はやや少な目で、しかも味わいが単調で飽きやすいので、大盛ではなくセットを付けたのは正解でした。
肉味噌は甘目。てっきり辛味噌だと思い込んでいたところ、完全に意表を突かれました。別皿で辛味噌が付いてくるのでこれで好みに応じて調整してくれということなのでしょうが、温泉玉子が入っているせいか、全部溶かしこんでもピリ辛にすらならず。その代わりひき肉の旨味を活かす方向なのかも。
炊き込みご飯は薄味なのはともかく、硬くてパサつき加減なのが残念。天ぷらはイカ天&ニンジンのかき揚げでしたが、ニンジンの刻みがやたら大ぶりなのは北関東仕様なのかなあ? 小鉢は昆布の煮物でした。
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