本格中華の豚角煮丼@すき家
すき家が2020年9月30日から期間限定で発売中の「本格中華の豚角煮丼(650円)を試食。豚角煮丼は最近松屋やなか卯からも相次いで発売されていて、そのパクリじゃないかという気がしないでもなく(苦笑)。また店外に幟などを立てて積極的に宣伝してはいませんでした。
「本格中華の豚角煮丼」はすき家の商品開発部門が老舗中華料理店で30年間腕を磨き続けた本格中華のシェフと協力して、本格中華とすき家を融合させた「横濱中華飯店シリーズ」の第1弾とのこと。すき家ってなんか知らんけど「横濱」が好きだよなぁ・・・
「とろける食感の厚切り豚角煮と、シャキシャキ食感の白髪ねぎを合わせた商品です。醤油ベースのタレを中国3大名酢の1つとして知られる鎮江香醋と、紹興酒で煮込み、味に丸みを持たせた豚角煮は、甘い香りの八角で香りにアクセントを加えました。」「コク深い豚角煮の下には、針生姜入りの白髪ねぎを敷き、清涼感のあるシャープな辛みと爽やかな香りでさっぱりとお召し上がりいただけます。」というのがすき家のウリ文句。
ぱっと見で判る通り、豚角煮が小さめに刻まれているだけでなく、その上に餡がたっぷり。なか卯の豚角煮丼と比べると一目瞭然ですが、豚角煮をどーーーんと正面に打ち出した造りになっていないので少々がっかり。
餡は旨辛系ではなくやや甘目。八角を加えているようですが、良くも悪くもほとんど気にならず。豚角煮&餡の下に針生姜入りの白髪ねぎを敷いたのはしつこさを緩和する点では絶妙手なのですが、味わいが中華ではなく和風寄りになってしまって痛し痒し。また香辛料が練りからしだというのも和風感を加速しているような。ここは山椒が欲しかったところ。
はずれではないのですが、現状では豚角煮丼の先行2社には及ばないかと。
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