麺屋武蔵 巌虎@秋葉原 ~ らー麺
秋葉原電気街口から中央通り・万世橋交差点を西へすぐ。ほぼ7年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客4。
券売機を見ると数多あるボタンの上半分はつけ麺類で完全につけ麺推しの店のようですが、「らー麺(870円)」を注文。並・中・大盛同値段のようなので「大盛」でお願いしました。さらにニンニクの要否を聞かれたので「あり」で。
店内はL字型カウンター15席。席間に仕切り板を設け、しかも席毎に水ポット・箸・スープ割り用のポット・割りばし・消毒用アルコールなどを置いた代わりに調味料類は置いてありませんでした
とろみがかったスープは判りやすい動物魚介系ながら魚介というか節系の旨味がかなり前に出た感じ。ただ魚粉のざらつきは感じず。背脂たっぷりのこってり系で、食後にちょっと放置すると油膜が出来るレベル。それは別に構わないのですが、醤油がきつすぎて味が濃すぎてこのままでは全く飲む気が起こりません。そこにニンニクを入れるといかにも味を重ね過ぎた感じで、これは蛇足だったかと。
麺は平たい極太麺でデフォルトでもかなり堅めで、まるで二郎系のようにワシワシと食べ進む感じに。ほぼストレートながら強いねじれが入っていますが、つけ麺と同じ麺なのかな? スープはさっと絡む程度なので、濃すぎるスープも麺をいただく分には全く支障ありません。もちろん麺もスープに負けることなく、相性はまずまず。なお大盛でもスープとの量的バランスは保たれている代わりに、さほど麺量が多いようにも思えず(つけ麺と違って麺量の明示なし)。
チャーシューは程よく脂が差して、しかも肉の旨味をちゃんと残した煮込み加減で悪くありません。茹でもやしは箸休めにはちょっと力不足。他に刻みネギ、海苔、メンマ。
つけ麺メインだけれども品揃えの一環としてラーメンを出している店の割にはマシなほうと思いましたが、やはりこの店はつけ麺が無難そう。
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